大型トラックドライバーは転職におすすめ!その理由と求人探しのコツ

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トラック業界は人手不足が深刻化している業界のひとつです。
しかし人手不足とは反対に、現在の日本の物流を支える大切な仕事です。

特に大型トラックが運ぶものは、自動車の配送や燃料輸送、製造工場へ運ぶ大型部品などさまざまです。

地方への運送もあり、長距離を運転することも多くなります。

体力的にも厳しいと言われる仕事ですが、今後の業界の安定性や得られる収入、活躍できる年齢などから見ると、転職におすすめの仕事です。

今回は大型トラックドライバーが転職におすすめの理由を詳しく解説します。
あなたにぴったりの求人を見つけるコツもご紹介しています。

最後まで目を通して転職先として検討してみてくださいね。

目次

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サービスによって求人の内容が異なりますので、様々な転職サービスに登録することをおすすめします。
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転職おすすめの理由:手に職がつく大型ドライバーは就職率が高い!

大型トラックドライバーへの転職がおすすめの理由

トラックドライバーの中でも、大型トラックのドライバーは就職率が高いと言われています。
その理由から詳しく見ていきましょう。

◆トラック業界は人手不足!
労働力不足と言われる現在、トラック業界は特に人手不足が深刻な業界のひとつです。

ネット環境が整い、食品や日用品、電化製品やプレゼントなどなど、何でもネットで購入できるようになり、個人宅への宅配が増えたこともあり、人手不足と言われています。

特に運転技術や経験を要すると言われる大型トラックドライバーは、転職市場でも引く手あまたの職種のひとつ。
転職先の業界として大型トラックドライバーは狙い目と言えるでしょう。

また、労働力不足に伴い、20代や30代の若い世代は、より働きやすい環境の整った業界や職種を選びがちです。

長時間運転する勤務や、不規則な生活と思われがちなトラック業界は敬遠される傾向にあります。

人材不足解消のため、多くの運送会社では給与や休日の見直しをするなど労働環境の改善に努めています。

トラック業界は現在の日本に欠かせない仕事のため、今後もますます環境が整っていくことが見込まれます。

未経験からでも転職しやすく、働きやすい業界として注目されていくでしょう。

◆資格が取れる!
小型や中型のトラックなら、普通自動車免許でも運転できる場合がありますが、大型トラックの運転には、大型免許が必要です。

しかし大型免許を取得していなくても、就職してから会社が資格取得の支援をしてくれる場合もあります。

自己負担なしで資格を取得することができるため、転職希望者には嬉しい支援です。

大型免許について、ここで詳しく見ておきましょう。

《必要な費用や期間はどれくらい?》
中型免許まで持っている人なら、試験場で一発合格を目指すことも不可能ではありませんが、一発合格できる可能性は限りなく低いでしょう。

免許法の改正後は、試験場で使用される車両のサイズが4トンから10トンに変更になったため、いきなり大型の車両を運転するには技術が必要だからです。

やはり教習所へ通って試験を受ける方が妥当と言えます。

教習所に通う機関は、普通自動車免許を持っている場合は学科に1時間、実技に30時間程度必要です。

働きながら通う場合、2ヵ月程度はかかると思っておきましょう。
入学金や試験にかかる費用は、教習所によっても異なりますが30万円程度になります。

すべて自己負担では厳しい金額かもしれませんが、資格取得の支援制度をしてくれる会社を見つけることができれば、自己負担も少なく資格取得を目指すことができます。

大型免許を持っていれば、トラックドライバーとしての仕事の幅が広がる上、収入アップも目指すことができます。

トラックドライバーとしてのキャリアを築きたい人は、大型トラックドライバーを目指すことをおすすめします。

◆技術が身につく!
大型トラックでは運送の中でも大きな荷物を運ぶ上、サイズや形状もさまざまです。
そのため、経験や技術が求められます。

未経験からトラックドライバーを目指す人は、まずは小型や中型トラックで経験を積んでから大型トラックを目指す人が多いのもそれが理由のひとつです。

大型トラックは車両の大きさや高さ、ミラーの構造などが普通乗用車と異なるため、それに合わせた運転技術を身につけることが必要です。

カーブやバックといった基本的な運転も、乗用車とは感覚を異にするため、その技術を身につけることができます。

資格と技術を身につけたドライバーは、多くの運送会社で貴重な人材として求められるでしょう。

転職おすすめの理由:大型ドライバーは稼げる

大型トラックドライバーで働く男性

次に、大型トラックドライバーがどれくらい稼げるのかを見ていきましょう。

◆トラック・企業規模別の年収比較
小型・中型トラックと大型トラックを、企業規模別に比較してみましょう。

企業規模 小型・中型トラック 大型トラック
1000人以上 453万円程度 474万円程度
100人~999人 340万円程度 470万円程度
10人~99人 365万円程度 430万円程度

小型・中型トラックでは1000人以上の規模の企業が最も年収が高く、100人~999人の規模が最も低い金額になっています。

100人未満の企業の方が中堅規模の年収を上回っていることがわかります。

大型トラックは企業規模に比例して年収に差が生じてきます。
しかし小型・中型トラックに比べると全体的に年収が高くなる傾向にあります。

トラックドライバーの中で稼げるのは、大型トラックと言えるでしょう。

◆大型トラックドライバーが稼げる理由
なぜ大型トラックドライバーは小型や中型トラックに比べて年収が高めに設定されているのかを見ていきましょう。

・資格や技術が必要
ひとつには前述で解説した通り、大型トラックを運転するために大型免許や運転技術が必要だからです。

誰でも運転することができない大型トラックは、その分にも反映されているのです。

・労働時間の違い
厚生労働省の「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」によるとトラックドライバーの拘束時間は1日13時間以内が基本となります。

状況によっては上限16時間まで認められます。
しかしそれにも制限があり、15時間以上の拘束は週に2回までとなっています。

つまり、片道15時間以上の長距離運送は週に1回までしかできないことになります。
また、休憩時間は4時間ごとに30分以上の休憩を取らなければいけないとされています。

休日に関しても制限が設けられています。
休息期間は勤務を終えて次の勤務までの間に必要な時間で、1日8時間以上必要とされています。

またドライバーが2人以上乗務する場合は、1日の拘束時間が20時間に延長、休息期間も4時間に短縮することが可能になります。

長距離を運転することが多い大型トラックでは、2人乗務での勤務の場合もあるでしょう。
こうした長時間の勤務や不規則な生活という要素が、給与に反映されている理由のひとつと言えます。

・歩合制で稼げる
ベテランの大型トラックドライバーになると、月給制ではなく歩合制で稼ぐ人もいます。
案件ごとに報酬を受け取るため、仕事を頑張れば頑張るほど稼ぐことができます。

毎月決まった月給を受け取るより、はるかに高い額を稼ぐドライバーもいます。
しかし歩合制で働くには、運転技術や人脈も必要になります。

◆トラックドライバーの注意点
年収では高いと言われる大型トラックドライバーですが、注意しておかなければいけない点もあります。

それは事故やトラックを傷つけてしまった場合の修理費用の負担です。

会社にとっても異なりますが、修理費用の全額もしくは何割かをドライバー自身が支払わなければならないことがあります。

トラックの修理は傷の程度にもよりますが、かなり高額になることが予想されます。
万が一の時の修理費用負担については、就職する際に必ず確認しておきましょう。

また逆に、1年間で一度も事故や傷つけることがなかったドライバーに、無事故手当を出すという会社もあります。

求人先選びの時のポイントにしてくださいね。

転職おすすめの理由:大型ドライバーは年齢が関係ない

運送業者の女性

次に、トラックドライバーの年齢について見ていきましょう。

◆トラック業界は40代・50代が多く活躍している
トラックドライバーは深夜や早朝の勤務だったり、長距離を運転したりするため、他の職種に比べると20代や30代の年代が少ない業界です。

国土交通省自動車局によると、トラック業界で働く人の中で約45%が40~54歳。
一方29歳以下の若年層は全体の10%以下となっています。

40代・50代からでも活躍できる業界と言えます。

55歳や60歳などの定年を迎えた後でも、嘱託や契約社員として働く人が多く、60歳を過ぎても現役で活躍する人もいます。

また、別の業界で働いていて定年退職した人が、未経験からトラックドライバーとして働く人も少なくありません。

人手不足のトラック業界では、40代・50代が多く働き、60代の人も再雇用や転職で働いているため平均年齢が高い業界です。

今後もますます中高年の需要も高くなることが見込まれます。
40代や50代から未経験で転職するチャンスも多々あります。

◆女性ドライバーも増加傾向にある
労働力不足の今、どの業界でも女性の活躍が期待されています。

まだまだ女性比率は低い業界ではあるものの、トラック業界でも、国土交通省が「トラガール促進プロジェクト」として、女性のトラックドライバーを推進しています。

女性の進出に伴い、給与や待遇はもちろん、環境の改善も充実していく傾向にあります。
さまざまな面で環境が改善しつつある業界として、転職先の選択肢に加えてもいいのではないでしょうか。

◆大型トラックドライバーに向いている人の特徴
次に、大型トラックトラックドライバーに向いている人の特徴を見ておきましょう。

・体力に自信のある人
大型トラックで多いのは、長距離の運転です。
長時間運転し続けることができる体力が求められます。

またトラックという空間の中で休憩したり仮眠を取ったりすることが苦にならないことも必要です。

経験を積めばある程度体が慣れてくる場合もありますが、デスクワークばかりしていた人にとっては最初は厳しいと感じることがあるかもしれません。

・精神力のある人
長距離の運転では、時には渋滞に巻き込まれたりすることもあります。
そんな時でもイライラしたりせず、いつでも冷静に運転する精神力も必要になります。

また大型トラックという特殊な車両を運転するため、普段よりも集中しなければいけません。

・運転するのが好きな人
仕事で毎日運転し、遠方へ出かけることが多いため、運転することが好きなこと、遠方へ車で出かけることが好きな人に向いています。

・明るい対応ができる人
大型トラックは小型や中型トラックでの宅配のように、個人宅への配送がほとんどなく、工場や業者、荷主といった会社の人と接することが多くなります。

コミュニケーション能力はそこまで重要視されていませんが、配送後のやり取りや挨拶などの際には明るい対応ができる人が歓迎されます。

こうした要素のある人なら、40代や50代、60代など、年齢に関係なくチャレンジできる職種と言えます。

▼合わせて読みたい!
大型ドライバーへの転職成功に役立つ!優良な運送会社の見分け方

大型ドライバーのメリットとデメリット

大型トラックドライバー

高い収入が見込めて年齢に関係なくチャレンジできる大型トラックドライバー。
ここでは、大型トラックドライバーのメリットとデメリットを見ていきましょう。

◆メリット
・地理に詳しくなる
トラックに限らず、ドライバーの仕事をしている人は必然的に地理や道路に詳しくなります。

タクシードライバーもかなり地理や抜け道に詳しくなりますが、大型トラックは車体の大きさから、走りやすい幅であまり込み合わない道を走るよう指導されます。

地理や抜け道以外にも、走りやすい道路や空いている時間帯などにも詳しくなります。

大型トラックの場合は、特に遠方の地理や高速道路の渋滞状況、込み合う時間、抜け道などにも詳しくなるでしょう。

・運転スキルがアップする
毎日運転する仕事のため、ドライバー以外の職種に就いている人に比べると格段に運転スキルは上がります。

トラックの運転では後輪をより意識する必要があります。
大型になればなるほど巻き込みや内輪差による乗り上げにも気を付けなければいけないからです。

また、事故防止のために常に目視での安全確認が習慣化されます。

普通自動車に比べてはるかに大きな車体の大型トラックを毎日運転することで、基本的な運転スキルがアップするでしょう。

・いろんなところへ車で行くことができる
大型トラックドライバーなら、遠方への配送もあります。
時には行ったことがないエリアへ行くこともあるでしょう。

行く先々で休憩や宿泊などをすることがあり、サービスエリアに詳しくなったり、その地域の特産品に詳しくなったりします。

仕事上だけではなく、プライベートでも旅行などの役に立つ知識が身につきます。

もちろん仕事で行っているため、ゆっくり楽しむことはできませんが、いろんなところに行くのが好きな人にはおすすめの仕事です。

・転職先に困らない
今後もトラックドライバーの需要は高くなっていくでしょう。
小型・中型のドライバーとしてはもちろん、大型免許を持っていれば一生仕事に困らなくなります。

もし現職の会社で待遇に不満があったり、転職を考えたいと思っている人なら、未経験からでも転職しやすい業界です。

経験者であればさらに優遇されることが多く、転職先には困ることはありません。

大型トラックドライバーとしての経験があれば転職を機に収入アップを目指すことも不可能ではありません。

◆デメリット
・高齢になると体力的に厳しい
60代でも現役で活躍しているトラックドライバーはいますが、やはり体力的に厳しいと感じることも多くなります。

それまでと同じように仕事をすることは難しくなるかもしれません。
長時間の運転や座りっぱなしという姿勢も、腰痛や肩こりなどになる原因にもなるかもしれません。

車内に置く快適グッズなども最近は充実していますし、休息期間や休憩時間などの規定が設けられているため、なるべく体への負担を軽減できる方向にはなっていますが、辛い時はあるでしょう。

会社によっては年齢が高くなると運行管理などの管理職側へシフトしたり、事務作業を増やすなど、社員の状況に合わせた働き方も可能です。

柔軟に対応してくれる会社を選んで、長く働くことも目指すことができます。

・高齢になると収入が下がる可能性がある
前述の通り、高齢になった仕事を少し減らしたり、業務内容を変更することで、収入が下がる可能性があります。

定年退職後に雇用形態を変えて再雇用されたとしても、収入は下がるでしょう。

しかしそれはドライバー以外の職種でも同じで、定年後に再雇用してもらえる可能性が高いだけでもありがたい職種でもあります。

・長時間労働の可能性がある
トラックドライバーなら避けて通れないことですが、繁忙期にはどうしても長時間労働をしなければいけないことがあります。

例えば燃料輸送のドライバーであれば、冬が繁忙期になります。
繁忙期は早朝や深夜までトラックに乗ることがあり、半日以上かけて配送することもあるでしょう。

しかし休憩時間がきちんと取らなければいけないため、劣悪な環境で働くなどということはありません。

もし休憩時間などが取れない会社だった場合は、会社に交渉したり、環境改善への対応を求めるために各機関へ相談したりすることができます。

◆あなたにぴったりの求人を見つける方法
大型トラックドライバーへの転職がおすすめの理由を解説してきました。
ここでは、あなたにぴったりの求人を見つける方法をご紹介します。

・転職サイトを複数活用する
転職するためには、人材を募集している会社を探さなければいけません。
その情報収集を効率よく行えるのが、転職サイトです。

転職サイトにはさまざまな種類があります。
全国規模ですべての職種を扱っている大手サイトから、地域に密着したサイト、さらにドライバーに特化したサイトまで多々あります。

その中から、複数のサイトに登録し、求人を検索してみてください。

ドライバーに特化したサイトがいいのではないかと思われるかもしれませんが、情報収集には特徴の違うサイトを複数併用することをおすすめします。

複数サイトを併用することで、広く求人を検索することができ、より希望に近い求人に出会う確率が高くなります。

また長期間求人を出し続けている会社を見分けられる可能性もあります。

・転職エージェントやスカウト機能を活用する
転職サイトでは求人を検索するほか、プロの転職エージェントが転職に関する相談に乗ってくれたり、求人を代わりに探してくれたり、面接の調整や待遇の交渉など手厚いサポートを無料で受けることができます。

また求人企業から直接オファーを受けるスカウト機能が付随しているサイトも多く、こちらから応募しなくても勝手にオファーが届く場合もあります。

こうしたサービスは転職活動を効率よく進めてくれるため、ぜひ活用するようにしてくださいね。

・トラックの整備が行き届いた会社を選ぶ
トラックドライバーの求人では、希望する条件や給与などももちろん気になるところですが、同様に確認しておきたいのがトラックの整備状況です。

毎日運転するトラックの整備はきちんとされているか、安全運転のための機器は搭載されているか、さらにトラックの洗車も日々されているかどうかも確認しておくことをおすすめします。

こうしたトラックの整備状況は、会社が社員を大切にしているかどうかの目安になります。
求人の中にトラックの画像がなくても、必ず面接や会社見学などで足を運んだ時にチェックしておきましょう。

・福利厚生もチェック
トラックドライバーで見ておきたいポイントとしては、福利厚生も重要です。
繁忙期には時間外労働も増えるため、時間外手当やその他手当、資格支援制度の有無や休日休暇も見ておきましょう。

無事故無違反手当を設定している会社もあるため、安全で正確に運送できるドライバーは優遇される会社を探したいところです。

またドライバーは日給月給制の会社もあるため、具体的にどれくらいの仕事をすればどれくらいの収入になるのか、月給や年収の金額でも確認しておきましょう。

こうしたことを心がけて、あなたにぴったりの求人を見つけてくださいね。

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