運転好き40代に一生ものの仕事を!大型ドライバーへの転職を解説

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店舗や企業からだけでなく、個人から個人に向けてのネット通販も一般化している昨今、荷物を回収・配送するドライバーの需要は高まりを続けています。

このため転職先のひとつとして、ドライバーを候補にあげている人も多いでしょう。

今回は主に30代後半から50代まで、アラフォー以上歓迎求人を扱う私たち「FROM40」が、大型ドライバーへの転職について解説。

仕事内容や転職するのに必要な資格・適性、期待できる年収金額の目安や、ドライバーのなかでも大型ドライバーに転職するメリット・デメリットを紹介していきます。

漠然とでも大型ドライバーへの転職を考えているなら、ぜひしっかりと読み、あなたの転職の計画と成功にお役立てください。

目次

小型・中型とどう違う?大型ドライバーの仕事内容

大型トラックの男性ドライバー

まずは改めて、大型トラックのドライバーがどのような仕事なのか理解していきましょう。

◆大型ドライバーの定義
トラックドライバーは、使用するトラックのサイズにより小型・中型・大型に分類されます。

小型トラック ・通称「2トン車」と呼ばれ、小回りがきく
・街中や山道を走りやすく、地元住民や中小企業向けに配送を行う
中型トラック ・通称「4トン車」と呼ばれ、小型に比べ輸送能力が高い
・主に短距離、中距離を走るが、長距離配送に対応することも
大型トラック ・2トン車、4トン車より容量が大きい10トン車で通称「大型」 ・主に中長距離を走り、車両タイプによりさまざまな物品を運べる


《大型トラックの車両タイプ》
さまざまな物品の配送に対応できるよう、一般的に大型トラックと呼ばれるものには多様な車種が用意されています。

以下に、代表的な4タイプをご紹介しますので、参考にしてくださいね。

バン・ウイング ・荷台が両サイドからウイング状に開くつくりになっているタイプ
・製造業の部品、製品の配送に使用されることが多いが、冷凍車もある
・冷凍車の場合、全国各地をまわって配送するケースが多い
平ボディ ・大型の軽トラのような、荷台の上部がむき出しになったつくりが特徴
・鉄鋼関係の製造業者や工場間、工事現場への鉄骨などの配送がメイン
・比較的稼ぎやすく、プライベートとの両立をしやすいとされる
タンクローリー ・液体を運ぶことに特化した荷台を持つ車両
・大型タンクローリーは、主にガソリンなど燃料輸送に使われる
・中距離輸送が多いが、繁忙期となる冬は長距離輸送が発生する
キャリアカー ・乗用車を複数台荷台に乗せて運ぶことのできる、特殊な大型車両
・主に海外で製造された車、または輸入車を港で積み込み、ディーラーへ運ぶ


◆大型ドライバーの仕事内容
ひと際大きな車両を扱うこと、そして走行距離も長くなりがちなことから、トラックドライバーのなかでも大型ドライバーは花形と呼ばれます。

ただ、扱う車両・運ぶ物品・走行距離が変わるだけで、仕事内容自体は小型・中型のトラックドライバーとあまり変わりません。

対象物を集荷・積み込みし、指定された場所まで安全に送り届けるのが基本業務となります。

一方でどうしても扱う荷物が大量・大型になる性質上、小型・中型ドライバーに比べ、荷物を手積み下ろしすることが少ないところは、特徴と言えるでしょう。

小さな部品・製造品を荷物として扱うこともありますが、大量にパッキングしたパレットやコンテナごと積み込むことが多いので、積み下ろしにはフォークリフトを使用します。

ただし、どこまでがトラックドライバーの仕事内容に含まれるのか、大型ドライバーにどの程度の距離の配送を求めるかは、事業者によっても異なります。

詳しい仕事内容は、転職を検討する運送会社・事業者に都度確認すべきと、覚えておいてくださいね。

大型ドライバーとして転職・活躍するのに必要な資格は?

フォークリフトの積み下ろし

大型ドライバーとして働くには、いくつかの資格が必要となります。

ここからは、大型ドライバーとして転職・活躍するために必要な資格を6つ、最低限必要なものと+αとなるものに分けて紹介していきます。

◆大型ドライバーになるために、最低限必要な資格
《普通自動車運転免許》
いわゆる運転免許のことで、自動車を運転するために最低限必要な資格です。
2020年1月現在、満18歳以上の人が指定教習所などで教習・試験を受けることで、誰でも取得できます。

なお、普通免許で運転できるトラックの大きさについては2007年に法改正が行われました。

・2007年6月1日以前に取得した免許で運転できるのは、車両総重量8トン未満まで
⇒つまり小型、または一部中型のトラックまで運転可能。


・2007年6月2日以降に取得した免許で運転できるのは、車両総重量5トン未満まで
⇒つまり中型は不可、積載量2トンくらいまでの小型トラックのみ運転可能。


あなたが持っている普通自動車運転免許証が2007年6月1日以前に取得したものなら、その資格だけで小型・中型トラックの運転ができます。

2007年6月2日以降に取得したものなら、その運転免許証で運転できるトラックは小型のみですので、注意が必要です。

【普通自動車免許証「AT限定」の方は要注意!】
昨今、普通自動車ではAT(オートマ)車が一般的になってきましたが、トラックにはMT(ミッション)車が多いです。

トラックのサイズが大きくなるほど、MT車のみ製造されていないケースも少なくありません。

トラックドライバーとしての転職をめざすなら、自身の運転免許証がMT車に対応しているかを確認しておく必要があります。



《大型自動車免許》
取得することで大型トラックを含む車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上、乗車定員30人以上の車両を運転できるようになる運転免許です。

さらに、大型以下のサイズの中型トラック、小型特殊車両まで運転できるようになります。

これさえ持っていれば、どんな大きさの車両でも荷物を運搬できる、トラックドライバーとして最上位の国家資格です。

取得するための条件は、資格を取ろうとする本人が満21歳以上であり、普通または大型特殊免許を3年以上保持していること。

【大型特殊免許とは】
クレーン、ブルドーザー、ショベルカーなどの工事用車両、トラクターやコンバインなど農業用車両、除雪車や路面清掃車など道路整備のための車両が大型特殊自動車です。

これらの大型特殊自動車を公道で運転するための免許を、大型特殊免許と呼びます。



つまり普通自動車運転免許、または大型特殊免許を取得してから最低でも3年以上経過していないと、受験資格を得られない運転免許なのです。

なお大型トラックは扱いにより、巨大な凶器ともなり得る危険な車両です。
このため、資格取得のための教習・試験も、他の車種に比べ難易度が高くなります。

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◆運べる荷物の幅が広がる!大型ドライバー+αの資格
《玉掛作業者》
重い物をクレーンでつり上げる必要があるとき、クレーンのフックに適切に荷を掛け外しする「玉かけ」作業に必要な資格です。満18歳以上なら取得可能です。

一見簡単に見える玉かけですが、もしつり上げた荷物は途中で外れて落下したら、多量の死傷者を出す重大な事故となってしまいますよね。

このため、工事現場や荷物の積み下ろし時に玉かけを行うには「玉掛作業者」の資格保有者が欠かせません。

特に鉄鋼業、建設業を荷主とする大型トラックのドライバーの必須資格と言えるでしょう。

《フォークリフト運転技能者》
トラックドライバーは、荷主から自力で車両への積み下ろしを要求されることも多いです。

かつては小さな部品・製品は箱単位で手積み下ろしすることが多かったのですが、近年ではパレット状態に梱包されたものを、フォークリフトで積み下ろすのが一般的です。

18歳以上なら取得が可能なので、トラックドライバーをめざすなら、取得して損はありませんよ。

《けん引免許》
最大で12メートルを超えるようなトレーラーを使い、大型トラックのドライバーが超大量輸送を行うのに必要な資格です。

受験資格は「普通・大型・大型特殊免許を所持する18歳以上」であること。
大型運転免許とあわせて取得すると、より多様な荷物の運搬に対応できるようになるので、運転手としての価値や競争力を高めたいなら取得を検討しましょう。

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《危険物取扱者》
特にタンクローリーでの燃料輸送に必要となる資格です。ドライバーとして大手燃料メーカーの燃料輸送を請け負うには、必須とされます。

難易度は丙種・乙種・甲種の3段階あるので、難易度が低いものから取得をめざしましょう。

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転職前に知りたい!大型ドライバーの年収目安

大型ドライバーの年収 イメージ

ここからは厚生労働省発表の「平成29年 賃金構造基本統計調査」をベースに、いろいろな角度から大型ドライバーの年収目安を探っていきましょう。

◆大型ドライバーの平均的な年収は?
月々の給与額の目安は35万3,200円、これに賞与を加えて換算した場合、大型トラックドライバーの年収は平均で454万円とされます。

《小型・中型ドライバーとの年収差》
一方で小型・中型トラックのドライバーの場合、月々の給与額の目安は31万9,600円で、賞与を含めた年収換算では415万円程度とされます。

この結果から、小型・中型ドライバーに比べ大型ドライバーの方が得られる年収金額が高い現状が見えてきます。

◆大型ドライバーの年収に、性別・年齢による違いはある?
《性別による年収差》

男性の大型ドライバー 456万円
女性の大型ドライバー 388万円


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《年齢による年収差》

25代後半 408万円
30代 【前半】439万円
【後半】454万円
40代 【前半】476万円
【後半】481万円
50代 【前半】471万円
【後半】456万円
60代前半 387万円


上記から、男性ドライバーに比べ女性ドライバーの方が全体的に低賃金であること、年代別に見ると40代が最も高収入になることがわかりますね。

しかし逆に言えば、大型免許を取得してさえいれば、男女とも大型ドライバーとして400万円ほどの年収を得ることは可能だと考えられます。

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◆他の産業に比べ、大型ドライバーの年収は高い?低い?
全産業を合計した平均年収が481万円であることをふまえると、大型ドライバーの平均年収454万円は、低いと言わざるを得ないでしょう。

ちなみに、物品ではなく乗客を運ぶタクシーやバスの運転手との収入を比較すると、以下の結果となりました。

タクシー運転手 332万円
バスの運転手 457万円


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【トラックドライバーは給与全体のうち、固定給以外の割合が高い】
一般的に給与は「基本給+職能給」の固定給に、いわゆる残業手当である「時間外手当+歩合給などの仕事給」を合わせた金額を指します。

つまり、そのときの業界全体の忙しさや走行距離などにかかわらず、会社から従業員に支払われる定額賃金が固定給ということになりますね。

固定給をどの程度受け取れるかが、生活を設計するうえで重要な基準となってきます。

給与のうち固定給が占める割合は、事務職なら8割程度、その他の運転職なら6割程度と言われていますが、大型ドライバーは4割程度です。

このため大型ドライバーの給与額は、本人の能力やそのときの業界全体の状況、会社側の都合により変動しやすいということになります。理解しておきましょう。



◆大型ドライバーの年収額を変動させる、要素は何?
ここまでに見てきた内容から、大型ドライバーの年収を変動させる要素は以下の3つだと考えられます。

・大型ドライバーとしての経験や、配送できる荷物の量・内容の違い
・ドライバー本人の勤続年数や性別、残業時間
・所属または勤務をする運送会社の規模


これを踏まえると、大型ドライバーとしての転職を成功させ、収入を高くしていくためには以下の対策が有効と言えるでしょう。

《まずは大型ドライバーとして、経験を積む》
未経験から大型ドライバーになるなら、まずは普通自動車運転免許に合わせ大型免許も取得してから、中小規模の運送会社へ転職をめざしましょう。

会社の指示に従い、はじめは小型・中型トラックの運転から始めて、大型ドライバーとしてさまざまな荷物を安全に運ぶ術を身に着けてください。

経験を重ねるごとに大量、または長距離の荷物の運搬を任せてもらえるようになります。

勤務先が多く扱う荷物の傾向に合わせ、玉掛作業者やフォークリフト、危険物取扱者などの資格も随時取得していくのがおすすめです。

転職して3~5年もすれば扱える車両や荷物の幅が広がり、長距離の運転もできるようになっているでしょう。

これで、年収を変動させる要素のうち1つ目と2つ目をカバーできるため、経験や業務の内容・時間に応じた収入の上昇が見込めるはずです。

《状況に応じ、大規模運送会社への転職を検討する》
普通自動車運転免許と大型免許に加え、玉掛作業者やフォークリフト、けん引、危険物取扱者などの補助資格を複数持つドライバーは決して多くありません。

また運送会社では、荷物配送への需要が高まる一方で慢性的にドライバー人材が不足しています。

複数の資格を持ち、実務経験もある大型ドライバーは、業界で引く手あまたなのです。

トラックドライバーを雇用する運送会社は、従業員数300人以下の中小企業がほとんどです。しかし少数ながら、従業員数1000人を超える大企業も存在します。

大規模な運送会社、または大企業の子会社として運営されている運送会社であれば、中小規模の運送会社に比べ給与や待遇が良い可能性が高いです。

より待遇の良い会社で大型ドライバーとして働きたいと望むなら、数年間経験を積んだ後に、業界内転職する道を模索しましょう。

大型ドライバーに転職するメリットとデメリット

大型ドライバー転職のメリット

最後に、大型ドライバーとして働くことのメリット・デメリットを考えてみましょう。

◆大型ドライバーに転職することのメリット
《運転が上手になる》
車体が大きな大型トラックの運転では、普通自動車の運転よりも厳重な安全確認や内輪差への意識付けが必要になります。

大型ドライバーとして安全運転できるということは、大型トラックよりも小さな中型・小型トラックや普通自動車を安全に運転するスキルも高いということです。

車の運転がうまくなりたい人、大きな機械や乗り物に興味のある人にとって、大型ドライバーはメリットの大きい仕事と言えるでしょう。

《全国へのドライブを楽しめる》
中・長距離を走る大型ドライバーは、担当する都道府県の隅から隅まで、または日本全国へのドライブ旅を楽しめる仕事でもあります。

特に長距離の場合には、高い確率で宿泊する必要も出てきます。
そうなれば、仕事の一環としてその地域の宿泊施設を利用し、特産品や名物を食べる機会にも恵まれるでしょう。

ドライブや移動、旅行が大好きな人が大型ドライバーになれば、毎日の仕事に新鮮さや楽しみを見出しながら続けることができるでしょう。

《地理や地図の見方に詳しくなれる》
大きな車体を扱う大型ドライバーは、車幅が広くて走りやすく、混雑しにくい道を理解し利用するよう運送会社から指導されます。

このため大型ドライバーとして働くだけで、担当エリアの地理や道路事情に詳しくなれます。

中型・小型ドライバーとして勤務する機会があるなら、大きな幹線道路だけでなく、街中の抜け道を探して通る楽しみも得られるかもしれません。

《資格と実務経験があれば、つぶしがきく》
国際的な輸出入が増え、個人間の商取引も増えていくと予想されるなかで、荷物を運ぶトラックドライバーへの需要は高まり続けています。

特に鉄骨など、大きな資材も運べる大型ドライバーへの需要は、よほど大きな技術革新がない限りなくならないでしょう。

そのうえ、先述したように複数の資格と実務経験を持つ大型ドライバーは、各運送会社にとってのどから手が出るほど欲しい人材です。

運転が好きで、つぶしのきく一生ものの仕事に就きたいなら、大型ドライバーは非常におすすめです。

【こんな人は大型ドライバー向き!】
・車や乗り物の運転、操作が大好き
・移動や旅行が大好きで、長時間のドライブでも苦にならない
・方向感覚や地図に強い、知らない土地や道を楽しめる
・得意な運転や地方への興味を活かし、一生ものの仕事に就きたい



◆大型ドライバーに転職することのデメリット
《長時間労働を強いられる可能性がある》
大型ドライバーは、預かった荷物を決められた期限までに指定の場所に安全かつ確実に送り届けるのが仕事です。

道路事情や天候の変化など、不足の事態でスケジュールに遅れが発生した場合であっても、当初の期限に間に合わせるため努力するよう求められます。

近年では、ドライバーの人権尊重や働き方改革の観点から無理な残業・長時間労働を強いる会社は減っています。

しかし予期せぬ事情から長時間の運転や徹夜、残業が発生する可能性は常に存在するのです。

他職種に比べ、仕事にかかる時間の見通しが立てにくい点は、デメリットと言えますね。

《年齢を重ねると続けられなくなる可能性がある》
安全管理に気を配りながら荷物を積み下ろし、長時間運転をする大型ドライバーは、体力仕事です。

このため、60歳を迎える頃には体力的な事情から安全に業務を行うことが難しくなり、続けられなくなる可能性が高いでしょう。

ドライバーを続けることが難しいなら、配車や運転手の管理を行う運行管理者として、内勤できる職種に移動する道もあります。

大型ドライバーに転職するなら、50代以降の自身のキャリアをどのように構築していきたいのか、早めに考えるようにしてくださいね。

【こんな人は大型ドライバーに不向きかも!】
・車の運転や地図を読むことが、あまり得意ではない
・仕事とプライベートは、はっきりと分けて生活したい
・家族と過ごす時間を第一に、生活時間を考えたい
・既に50代半ばを過ぎている



運転好きなら、大型ドライバーへの転職を検討してみて

大型トラックの女性ドライバー

大きな車体を操り、顧客の荷物を安全に運搬する大型ドライバーは、トラックドライバーのなかでも花形の職種です。

ネット通販の一般かに伴い、荷物を運搬してくれるドライバーへの需要は高まっています。

普通自動車運転免許に加え、大型免許があればすぐに転職できる大型ドライバーは、運転好きが楽しみながら続けられる一生ものの仕事と言えるでしょう。

本記事で大型ドライバーを魅力的と感じたなら、まずは求人検索のうえ資格取得の計画を立てて、転職成功に向け動き出してくださいね!

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