40代の平均年収は?年収をアップする方法を紹介!
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(※1)厚生労働省「人材サービス総合サイト」における無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2019年度実績)2020年6月時点
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一般的に働き盛りと言われる40代ですが、個々の年収はその人のキャリアや働き方により、大きく異なってきます。
そこで、今回はアラフォー以上歓迎求人をメインに扱う転職サイト「From40」が、気になるけれどなかなか他人に聞けない、40代の平均年収をさまざまな角度から紹介。
男女別、業種、職種別に分析するとともに、40代から平均年収を上げていくためにできることも解説していきます。
40代の自身の年収額に不満や疑問があるなら、ぜひ最後まで読んで同年代の平均年収との比較や、今後の年収アップにお役立てください。
40代50代におすすめの転職サービス
40代50代におすすめの転職サービスを紹介します。
サービスによって求人の内容が異なりますので、様々な転職サービスに登録することをおすすめします。
良い求人が見つからなかった、紹介されなかった場合はすぐに退会しても問題ありません。
転職サービス | こんな方に おすすめ | 特徴 |
---|---|---|
レバテックキャリア |
40代のITエンジニア経験者 |
|
リクルートエージェント |
転職を考えているすべての方、正社員希望の方 |
|
リッチマン介護 |
介護職を希望の方 |
|
40代の平均年収は?
まずは複数のデータをもとに、40代の平均年収男女別・学歴別にまとめて紹介します。
◆40代男女別の平均年収
厚生労働省による「賃金構造基本統計調査(令和元年分)」、大手転職サイト「doda」の発表によると、40代の男女別平均年収は以下の通りです。
《厚生労働省の発表によると…》
男性 |
・40代前半でおよそ432万円 ・40代後半でおよそ468万円 ・40代計でおよそ450万円 |
女性 | ・40代前半でおよそ322万円 ・40代後半でおよそ326万円 ・40代計でおよそ324万円 |
参考:「【2021年最新】40代の平均年収はいくら?男女別・職業別・学歴別に解説」
《転職サイトdoda発表によると…》
40代の男女別平均年収 | 【男性】573万円 【女性】403万円 |
40代、一歳刻みの男女別平均年収 | 【男性】 ・40歳…549万円 ・41歳…552万円 ・42歳…567万円 ・43歳…567万円 ・44歳…571万円 ・45歳…575万円 ・46歳…581万円 ・47歳…582万円 ・48歳…593万円 ・49歳…615万円 【女性】 ・40歳…399万円 ・41歳…401万円 ・42歳…402万円 ・43歳…397万円 ・44歳…406万円 ・45歳…405万円 ・46歳…403万円 ・47歳…406万円 ・48歳…403万円 ・49歳…415万円 |
参考:「【年代別・年齢別】平均年収ランキング 最新版 |転職ならdoda(デューダ)」
40代全般の平均年収を男女で比較すると、厚生労働省発表分でおよそ130万円、doda発表分で70万円もの差があり、男性の方が平均年収が高くなっています。
そこで、doda発表分のデータから40代の平男女別均年収を一歳刻みで見てみると、男性が40代後半に入ってからぐっと年収を上げていることがわかります。
40歳時点で500万円台半ばだった男性の平均年収は、49歳には600万円台にまで到達していますね。
40代と言えば社会人になってからおよそ20年が経ち、プレーヤーとしてはもちろん、若手を育成・管理する立場にもなる頃でしょう。
このため、40代後半に入ってからぐっと年収を上げる40代男性の多くは、昇進・昇給のチャンスに恵まれているものと考えられます。
対して女性は、40代代後半に入っても年収の伸びが緩やかです。
40歳時点と49歳時点の年収の上げ幅はわずか16万円で、9年もの月日が経ってもあまり年収が変わっていません。
このことから、男女別の40代年収について以下の事実が見えてきます。
・希望する働き方の違いからか、男女により40代の平均年収にはかなり開きがある
・40代男性の方が、40代の女性に比べ総じて平均年収が高く、稼いでいると言える
・家庭を優先する人が多いため、男性に比べ40代女性は多様な雇用形態、働き方を選択していると推測される
◆学歴で年収の違いが出てくる
続いては、学歴別に40代の平均年収の違いを紹介します。
前出の厚生労働省発表「賃金構造基本統計調査」の結果によると、40代男女の学歴別の平均年収はそれぞれ以下の通りです。
《40代男性の学歴別平均年収の比較》
【大学、大学院卒】 | ・40代前半でおよそ515万円 ・40代後半でおよそ571万円 ・40代計でおよそ543万円 |
【短大、高専卒】 | ・40代前半でおよそ392万円 ・40代後半でおよそ440万円 ・40代計でおよそ416万円 |
【高卒】 | ・40代前半でおよそ371万円 ・40代後半でおよそ401万円 ・40代計でおよそ386万円 |
《40代女性の学歴別平均年収の比較》
【大学、大学院卒】 | ・40代前半でおよそ408万円 ・40代後半でおよそ432万円 ・40代計でおよそ420万円 |
【短大、高専卒】 | ・40代前半でおよそ324万円 ・40代後半でおよそ338万円 ・40代計でおよそ331万円 |
【高卒】 | ・40代前半でおよそ265万円 ・40代後半でおよそ276万円 ・40代計でおよそ271万円 |
参考:「【2021年最新】40代の平均年収はいくら?男女別・職業別・学歴別に解説」、「40歳の平均年収・中央値!大卒が一番高い?30歳と50歳は?男性・女性の差も解説 | Career-Picks」
上記から男女とも、40代の平均年収が学歴によってかなり左右されているのがわかります。
男性は大卒以上が短大・高専卒に比べ年収が100万円以上高く、さらに高卒と短大・高専卒を比べてみても、30~40万円の開きが確認できます。
女性は男性に比べると差額が少ないものの、それでも大卒以上の年収は短大・高専卒より100万円以上多く、高卒よりも短大・高専卒の方が50万円ほど高くなっていますね。
この学歴による40代の平均年収の違いは、雇用形態別の平均年収にも現れています。
《雇用形態別、40代男女の平均年収比較》
男性 | 【正社員】およそ428万円 【正社員以外】およそ250万円 |
女性 | 【正社員】およそ350万円 【正社員以外】およそ233万円 |
参考:「【2021年最新】40代の平均年収はいくら?男女別・職業別・学歴別に解説」
雇用形態は本人の能力や意思、経歴に加え学歴によっても大きく左右されるもの。
40代の平均年収も他の年代と同じく、男女とも学歴に比例して高くなるものと理解しておきましょう。
40代の職種別、業種別の平均年収
前項までで性別・学歴により、40代の平均年収に最大200万円もの差が出ることがわかりましたね。
続いては職種・業種別に、40代の平均年収を分析していきましょう。
◆40代の年収・職種別
「【年代別・年齢別】平均年収ランキング 最新版 |転職ならdoda(デューダ)」によると、40代の職種別平均年収は以下の通りです。
《dodaの調査結果によると…》
専門職(コンサルティングファーム、専門事務所、監査法人) | 705万円 |
企画、管理系 | 631万円 |
技術系(IT、通信) | 615万円 |
営業系 | 582万円 |
技術系(電気、電子、機械) | 569万円 |
金融系専門職 | 555万円 |
技術系(建築、土木) | 516万円 |
技術系(メディカル、化学、食品) | 504万円 |
クリエイティブ系 | 486万円 |
販売、サービス系 | 405万円 |
事務、アシスタント系 | 369万円 |
最も40代の平均年収が高い職種は「専門職」「企画、管理系職種」「IT・通信系の技術職」という結果になりました。
いずれも、幅広い知識と高いスキルをもとに専門的な仕事に従事したり、他の人・企業へアドバイスを求められたりする立場ですね。
次にこの結果を、転職エージェントである「type転職エージェント」が登録者に対し行った職種別平均年収の調査結果と比べてみましょう。
《type転職エージェントによると…》
専門職 | 【全体】741万円 【男性】835万円 【女性】571万円 |
IT、Web、通信系エンジニア | 【全体】709万円 【男性】725万円 【女性】593万円 |
営業 | 【全体】646万円 【男性】674万円 【女性】541万円 |
管理、事務、企画 | 【全体】625万円 【男性】782万円 【女性】502万円 |
メディカル、化学 | 【全体】616万円 【男性】669万円 【女性】490万円 |
建築、土木 | 【全体】600万円 【男性】570万円 【女性】750万円 |
その他職種 | 【全体】599万円 【男性】587万円 【女性】617万円 |
電気、電子、機械 | 【全体】589万円 【男性】634万円 【女性】390万円 |
クリエイティブ | 【全体】574万円 【男性】628万円 【女性】491万円 |
販売、サービス | 【全体】460万円 【男性】517万円 【女性】382万円 |
参考:「平均年収ランキング一覧 〜年齢・業種・職種別モデルの金額をチェック| type転職エージェント」
dodaと同じく、こちらも「専門職」と「IT関係職種」のみが700万円を超える高い平均年収でした。
この事実から、特に40代が高い平均年収を得られる職種は経験からくる高い知識・スキルで活躍する何らかの専門職、または社会的需要の高いIT関係職だと推測できます。
◆40代の年収・業種別
以下からは2つの統計・調査結果をもとに、40代の平均年収を業種別に比べていきます。
《業種別、40代の平均年収比較》
IT、通信 | 599万円 |
金融 | 581万円 |
メーカー | 553万円 |
メディカル | 540万円 |
総合商社 | 538万円 |
専門商社 | 522万円 |
インターネット、広告、メディア | 518万円 |
建設、プラント、不動産 | 501万円 |
小売り、外食 | 449万円 |
サービス | 443万円 |
参考:「【年代別・年齢別】平均年収ランキング 最新版 |転職ならdoda(デューダ)」
40代で最も高い平均年収を稼げる業種は、IT・通信業界だということがわかりました。
次に別の統計・調査結果をもとに、40代男女の業種別平均年収をそれぞれ高いものからまとめていきます。
《男性の場合》
金融業、保険業 | およそ673万円 |
学術研究、専門技術サービス業 | およそ565万円 |
教育、学習支援業 | およそ562万円 |
情報通信業 | およそ545万円 |
卸売業、小売業 | およそ467万円 |
建設業 | およそ458万円 |
医療、福祉 | およそ440万円 |
製造業 | およそ425万円 |
生活関連サービス業、娯楽業 | およそ418万円 |
宿泊業、飲食サービス業 | およそ381万円 |
他に分類されないサービス業 | およそ380万円 |
運輸業、郵便業 | およそ376万円 |
《女性の場合》
教育、学習支援業 | およそ419万円 |
情報通信業 | およそ417万円 |
学術研究、専門技術サービス業 | およそ396万円 |
金融業、保険業 | およそ365万円 |
医療、福祉 | およそ334万円 |
卸売業、小売業 | およそ317万円 |
建設業 | およそ317万円 |
運輸業、郵便業 | およそ284万円 |
製造業 | およそ283万円 |
他に分類されないサービス業 | およそ283万円 |
生活関連サービス業、娯楽業 | およそ282万円 |
宿泊業、飲食サービス業 | およそ277万円 |
参考:「賃金構造基本統計調査」、「【2021年最新】40代の平均年収はいくら?男女別・職業別・学歴別に解説」
40代の平均年収を業種別に比べると、男性は金融・保険業が最も高く、女性は教育・学習支援事業が最も高額となっています。
この結果から、40代の時点で稼げる業種は性別によって異なることがわかりますね。
40代から稼げる業界へ転職したいなら、自身の性別も考慮したうえで計画的に知識とスキルと身に付け、専門職に就くことをめざしましょう。
40代、地域別の平均年収
ここからは居住地・勤務地による40代の平均年収額の違いをまとめて紹介します。
あわせて、40代従業員の平均年収が高い企業の社名・本社所在地も複数例示していきますので、確認してください。
◆都道府県別、40代の平均年収
まず年齢・性別によらず算出した、都道府県別の平均年収は以下の通りです。
《都道府県別の平均年収一覧》
北海道・東北 | 【福島県】386万円 【岩手県】377万円 【宮城県】373万円 【北海道】367万円 【秋田県】366万円 【青森県】366万円 【山形県】358万円 |
北信越 | 【福井県】384万円 【長野県】383万円 【石川県】383万円 【富山県】379万円 【新潟県】362万円 |
関東 | 【東京都】444万円 【神奈川県】430万円 【千葉県】412万円 【茨城県】408万円 【埼玉県】406万円 【栃木県】403万円 【山梨県】393万円 【群馬県】383万円 |
東海 | 【静岡県】405万円 【愛知県】402万円 【三重県】391万円 【岐阜県】386万円 |
関西 | 【兵庫県】401万円 【滋賀県】400万円 【奈良県】386万円 【大阪府】386万円 【和歌山県】380万円 【京都府】377万円 |
中国・四国 | 【山口県】391万円 【広島県】383万円 【香川県】379万円 【岡山県】379万円 【鳥取県】378万円 【徳島県】377万円 【島根県】374万円 【愛媛県】372万円 【高知県】370万円 |
九州・沖縄 | 【福岡県】372万円 【長崎県】370万円 【熊本県】370万円 【佐賀県】368万円 【大分県】367万円 【宮崎県】360万円 【鹿児島県】360万円 【沖縄県】348万円 |
参考:「【47都道府県・地方別】平均年収ランキング 最新版 |転職ならdoda(デューダ)」
年齢に限らず見ると、年収が高い都道府県トップ5までは東京都、神奈川県、千葉県、茨城県、埼玉県と関東が独占する結果となりました。
続いて、対象を40代に絞って算出した47都道府県の平均年収をまとめ、一覧にした表を見てみましょう。
《40代の都道府県別平均年収一覧》
北海道・東北 | 【福島県】457万円 【岩手県】404万円 【宮城県】417万円 【北海道】467万円 【秋田県】411万円 【青森県】348万円 【山形県】417万円 |
北信越 | 【福井県】482万円 【長野県】483万円 【石川県】495万円 【富山県】491万円 【新潟県】444万円 |
関東 | 【東京都】717万円 【神奈川県】619万円 【千葉県】544万円 【茨城県】542万円 【埼玉県】523万円 【栃木県】534万円 【山梨県】510万円 【群馬県】501万円 |
東海 | 【静岡県】549万円 【愛知県】609万円 【三重県】556万円 【岐阜県】508万円 |
関西 | 【兵庫県】531万円 【滋賀県】554万円 【奈良県】514万円 【大阪府】584万円 【和歌山県】471万円 【京都府】548万円 |
中国・四国 | 【山口県】471万円 【広島県】517万円 【香川県】487万円 【岡山県】493万円 【鳥取県】441万円 【徳島県】485万円 【島根県】439万円 【愛媛県】458万円 【高知県】418万円 |
九州・沖縄 | 【福岡県】509万円 【長崎県】436万円 【熊本県】448万円 【佐賀県】430万円 【大分県】459万円 【宮崎県】427万円 【鹿児島県】446万円 【沖縄県】384万円 |
参考:「都道府県の【東京・大阪・福岡等】平均年収・中央値|平均年収.jp」
40代のみ対象とした調査では東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、三重県が平均年収の高い都道府県トップ5となりました。
他の地域よりも大都市圏で居住・勤務する方が高い年収を得やすいのは、働く人の年齢によらない共通の傾向と言えそうです。
◆40代年収の高い企業
ダイヤモンド・オンラインの「40歳年収が高い企業トップ1000社ランキング【2020年版】」、東洋経済オンラインの「最新!「40歳年収」が高い500社全国ランキング」によると、40歳時点での推計年収が高い企業トップ3の社名・本社所在地は以下の通りです。
《ダイヤモンド・オンラインによると…》
第1位:株式会社キーエンス | ・センサや測定器、画像処理機器などあらゆる機器を開発・製造する企業 ・本社所在地:大阪府大阪市東淀川区中之島1-3-14 |
第2位:ヒューリック株式会社 | ・不動産業や保険販売、ホテルや商業施設のマネジメントなどを手掛ける企業 ・本社所在地:東京都中央区日本橋大伝馬町7番3号 |
第3位:株式会社三菱ケミカルHホールディングス | ・戦略策定、資源配分など、グループ全体の経営管理を担う企業 ・本社所在地:東京都千代田区丸の内1-1-1パレスビル |
《東洋経済オンラインによると…》
第1位:M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 | ・事業の譲渡や承継、業務の拡大などをサポートする企業 ・本社所在地:東京都千代田区丸の内1丁目9番1号 グラントウキョウノースタワー38階 |
第2位:株式会社キーエンス | ・センサや測定器、画像処理機器などあらゆる機器を開発・製造する企業 ・本社所在地:大阪府大阪市東淀川区中之島1-3-14 |
第3位:GCA株式会社 | ・どの資本系列にも属さない、完全独立型のM&Aアドバイザリーファーム ・本社所在地:東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内30階 |
いずれも大企業であり、入社し高い年収を得ようと思うと相応の経歴や専門知識が必要ですが、年収アップのため転職を希望しているなら参考にしてくださいね。
40代50代におすすめの転職サービス
40代50代におすすめの転職サービスを紹介します。
サービスによって求人の内容が異なりますので、様々な転職サービスに登録することをおすすめします。
良い求人が見つからなかった、紹介されなかった場合はすぐに退会しても問題ありません。
転職サービス | こんな方に おすすめ | 特徴 |
---|---|---|
レバテックキャリア |
40代のITエンジニア経験者 |
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リクルートエージェント |
転職を考えているすべての方、正社員希望の方 |
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リッチマン介護 |
介護職を希望の方 |
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40代が年収をアップする方法とは
居住する地域や所属する業界、職種の平均年収が低くても、自身のキャリアに合った資格やスキルと身に付け、高く評価してくれる企業へ移れば年収アップは可能です。
最後に、40代からあなたの年収をアップさせるためのテクニックを紹介していきますので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。
◆40代でも年収アップができる資格やスキル
年収アップを目的に40代から資格取得をめざすなら、いまの仕事に役立つものか、将来的な転職・独立につながる専門性の高いものを取得すべきです。
以下に、このいずれかの条件を満たす40代におすすめの資格をまとめていますので、参考にしてください。
《いまあるスキルの証明、向上に役立つ資格》
・2級以上の日商簿記検定
簿記に関する技能を証明する公的資格。取得すると、資格手当が付与される場合がある。
・TOEIC800点以上
国際コミュニケーション英語能力テストのこと。英語によるコミュニケーション能力、ビジネススキルと数値化してくれる資格。昇給、昇進、転職にも役立つ。
・キャリアコンサルティング技能士
近年になってから設定された国家検定。個人からの就業、転職の相談を受けて課題を見つけ、解決のためのプランを提案するための資格。人事に携わる人におすすめ。
《将来的な転職、独立と昇給に役立つ資格》
・介護関係資格
介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士、ケアマネジャーなど介護の現場で働いたり、サポートするために必要な資格。社会的需要の高い業種のため、転職に役立つ。
・ファイナンシャルプランナー
個人の生活や企業の状態に即した資金計画を立て、お金の知識でサポートするための資格。
民間資格と国家資格があり、国家資格である「ファイナンシャル・プランニング技能士」取得者の方が重宝される傾向がある。金融業、保険業、経理職への転職が有利になる。
・中小企業診断士
経営戦略を立案するなど、経営コンサルティングに必要な知識が身に付く国家資格。
難易度は高いが取得すれば専門職に就けるようになり、平均年収の高いコンサルティングファームへの転職成功も見えてくる。
まとめ
40代の平均年収は男性で450万円、女性で324万円が目安です。
ただし、40代の平均年収は学歴や雇用形態、居住・勤務する地域、職種、業種によっても数十~100万円単位で変わってきます。
このため、転職してあなたの人材としてのスキル・経験を高く評価してくれる企業へ移れば、40代からでも年収アップは十分可能でしょう。
いまの年収額に不満があるなら、年収アップのための資格取得や転職も不満を解決するための方法のひとつだと知っておいてくださいね。
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