40代からのキャリアアップ!人事の転職に役立つ資格はコレ!

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人事は、どの企業にも不可欠な「人材」に関わる重要な仕事です。
その仕事内容は、採用や人員配置、教育や制度の改善など多岐に渡ります。

時代とともに変化していく人事としてステップアップしていくために、どんなスキルや資格が必要かご存知でしょうか?

人事の仕事で重要なのは経験です。
その経験を活かしてステップアップするには、資格取得もひとつの方法です。

また人事としての経験がなくても、これから人事へのキャリアチェンジを考えている人にとっても、資格は転職成功のカギとなります。

今回は人事のキャリアアップに役立つ資格について、詳しく解説しています。
40代から人事としてのキャリアを活用してステップアップを目指してみませんか?

最後まで目を通して、あなたのスキルや経験を活かすための資格を見つけてくださいね。

目次

40歳の転職!人事で活かせる資格とは?

人事に役立つ資格

人事の業務は多岐に渡ります。
まずは、人事の仕事内容について、さらに業務に携わる上で役立つ資格はどんなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

◆人事の仕事
・採用業務
人事と聞いてまず思い浮かぶのは、採用業務ではないでしょうか。
採用計画を立て、それに基づいて必要な人材を確保するための採用活動を行います。

新卒者の採用はもちろん、中途採用や再雇用などもあり、それぞれ採用方法も異なります。

現在は労働力不足の影響もあり、会社にとって良い人材を確保できるかどうかは重要になっているため、採用担当者の役割は大きいと言えます。

・人事や採用の企画や立案
企業の経営方針や目標に合わせた人員の配置や部署の構成などをもとに採用計画を立てます。

全社員が個々の能力を最大限発揮できるような仕組み作りや、いかに社内で効率よく業務を進めていけるかを考える上でも重要な役割を担っています。

どういう組織編制にするのか、そこにどんな能力や経験を持った人員を配属させるかなど、人事としての手腕を発揮することができる業務と言えます。

・人材の教育
入社した社員の育成も人事の仕事です。
新卒の社員には社会人としての心構えや基本的なビジネスマナーを教える研修の計画を立て、実施します。

既存社員向けのスキルアップのための研修や、管理職に昇格した社員のマネジメント研修といった、社員の経験や段階に合わせた研修などの計画や運営も行います。

研修の内容によっては外部企業に委託したり、外部から講師を招いたり、コーディネート役を務めることもあります。

・評価制度の構築
会社の利益に応じて成果を還元する報酬の制度や、社員の評価制度の構築も人事が行います。

個人的な私情にとらわれて評価することのないよう、公平性や透明性も求められます。
報酬や評価は社員の士気に関わる重要な業務のため、慎重かつ客観的な視点も必要となります。

・労務関連業務
社会保険の手続きや社員の勤怠管理、給与の計算や健康診断、福利厚生などさまざまな労務関連の業務を行います。

書類作成や手続きなどの地味な作業が多い業務ですが、社員が安心して働くために必要不可欠な仕事と言えます。

・メンタルケア
最近では勤務形態や労働時間、あるいは上司や同僚などからのハラスメントなどが原因で、体調に体調不良になる人も増えていると言われています。

まずは会社内でのストレスの原因を突き止め、早い段階で予防したり、体調不良になったら早期に発見して適切な処置を行うことが肝心です。

もし休暇を取る場合は、復帰後の支援なども必要になります。

人事の仕事では、目に見える採用や労務などの業務のほかにも、目に見えない部分のメンタルケアなどの業務も求められています。

◆人事のやりがい、大変さ
次に人事としてのやりがいや大変な部分も見ておきましょう。

《大変さ》
人事の業務は、社員の評価や昇格、転勤や給与などを扱うことがあるため、人に決して言えない情報を知る立場になります。

そのため、他の社員とはある程度の距離を取る必要があります。
特に人事異動などの時期には、自分だけが先に情報を知っている可能性が高いため、うっかり情報を漏らしてしまわないよう気をつけなければいけません。

親しい友人や知人でも、具体的な仕事内容の相談はできないため、孤独な役回りとも言えます。

会社を裏から支える人事は、評価を得にくい仕事でもあります。
表立って成果が見えにくく、「何をしているのかわからない」などといった批判を受ける場合もあります。

また異動や転勤において、すべての社員が満足する人事はあり得ません。
納得のいかない配置や転勤などを課せられた社員から嫌われる可能性もあります。

批判にさらされても自分の判断が会社の利益につながると信じて、よりよい環境を整備していくことが重要です。

《やりがい》
一方、人事の仕事は企業に不可欠な人材を採用、育成していくため、組織を支えているという実感が味わえます。

優秀な人材を採用して育成し、その人が社内で活躍してくれる姿を見ることは人事の醍醐味とも言えます。

また、人事の仕事は常に人が相手です。
同じ会社で勤務している社員でも、一人ひとり考え方や価値観は違います。

同じ職種の人でも、そのキャリアプランや働き方に対する意識も異なります。
そのため、正解というものがない仕事でもあります。

答えのない業務をするのは、一見難しいと思うかもしれませんが、その都度考えて適正な答えを探し求める仕事は達成感もあります。

たくさんの人に関わることで、あなた自身の成長も実感できるでしょう。

◆人事で活かせる資格
人事の仕事内容に関わる上で活かすことができる資格を見ていきましょう。

・社会保険労務士
各種社会保険や労働基準法、36協定や就業規則といった会社内の取り決めなど、人事で必要とされる知識が問われる資格です。

社会保険労務士の資格を持っているだけで、即戦力になれる人材と認められるため、人事で働く人の多くが目指す資格と言えます。

・キャリアコンサルタント
2016年にできた国家資格で、社員一人ひとりの個性やスキル、経験などから適切な業務の割り振りや研修を行うことができます。

大人数で人事の業務も役割分担が決まっている大企業では、研修担当の社員がこの資格を持っている割合が高いでしょう。

・メンタルヘルス・マネジメント検定
会社内でのさまざまなストレスが原因で、体調不良やうつ病などになる人を減らすため、メンタルヘルスは多くの企業で重要視されています。

ストレスやメンタルヘルスに関する知識や、職場環境改善の方法、さらに社員一人ひとりに対する配慮の仕方などが学べる民間の資格です。

・マイナンバー検定
マイナンバーの知識や管理するための方法などが学べる民間の資格です。

比較的新しい資格のため、これから人事の仕事に就きたいなら取得しておくと役立つ資格と言えます。

・衛生管理者
労働者である社員が健康を損なわないように職場の環境を整えるために、労働安全衛生法によって定められている国家資格です。

社員数が50人以上の企業には社内に一人選任しなければならず、中小企業やベンチャー企業を転職先として考えるなら、この資格を取得していると有利になる可能性があります。

・年金アドバイザー
年金や公的保険に関する相談や指導をするための専門的な知識が身につく民間の資格です。
社会保険労務士の資格を持っている人がスキルアップに取得することも多い傾向にあります。

最近では65歳を過ぎても活躍する人が増えてきているため、高齢者を雇用する場合の人事制度の構築にも役立つと言えます。

・ビジネス・キャリア検定
社会人としての基本的な知識を学ぶ公的の資格です。

人事や経理、マーケティングングや法務など、内容は多岐に渡り、広く浅くさまざまな分野の知識が身につきます。

人事の知識だけではなく、広い領域の知識をつけておくのも人事として役に立つでしょう。

◆人事のキャリアパス
経験に加えてこうした資格をプラスすることで、人事のプロフェッショナルを目指すことができます。

大企業では人事の中でも、採用担当、教育担当、労務担当など役割が細分化されている場合が多く、ひとつの業務を突き詰めてエキスパートを目指す道があります。

また中小企業などではすべての業務に携わる場合もあります。
幅広い領域での経験を積むことができ、人事としてのスキルアップになります。

また、人事としての実務経験や資格取得したり、経営戦略などについてのスキルを身につけて企業のコンサルタントとして独立を目指す人もいます。

ただし独立するには経験やスキルが不可欠で、企業内で働くより厳しい成果を求められることを覚悟しておかなければいけません。

人事のキャリアパスとして、あなたにぴったりな道を見つけることが重要です。

人事の仕事に転職するために役立つ資格をご紹介しました。
次に、上記の中から特に有利になる可能性の高い資格について、詳しく見ていきましょう。

▼合わせて読みたい!
40代転職【人事の仕事】やりがいと大変さ&オススメ資格3選
人事の転職を成功させる!ミドルが持つキャリアとスキルの生かし方

社会保険労務士とは?

社会保険労務士の仕事

まずは、人事で働く人の多くが取得を目指すといわれている、社会保険労務士の資格について詳しく見ていきましょう。

社会保険労務士(社労士)とは、企業の採用や人材の育成、労務や社会保険に関するエキスパートとして活躍が期待できる資格です。

労働力不足の昨今では優秀な人材の確保や育成、人材の流出を避けるためにさまざまな取り組みが必要とされています。

また働き方改革を積極的に導入する企業も増加傾向にあり、多様化する勤務形態やリモートワークなど、臨機応変に対応していかなければいけません。

《受験資格》
社会保険労務士試験を受けるためには受験資格が必要です。
学歴、実務経験、厚生労働省が認めた国家試験合格のいずれかをクリアしなければいけません。

学歴では、大学、短大、高専卒業者などが必要です。

実務経験では、国や地方公共団体の行政事務で3年以上の経験があることや労働社会保険諸法の実施事務の経験が3年以上などがあります。

社会保険労務士試験以外の国家試験で、厚生労働大臣が認めている国家試験に合格している場合は受験資格を持っています。

例えば、司法試験や行政書士の有資格者があげられます。

《資格取得のメリット》
社会保険や各種手続きに関する業務や就業規則の作成など、社会保険労務士でなければできない独占業務があります。

そのため企業内の社会保険労務士として勤務する道を選べば、人事や総務などの部署でそのスキルを発揮することができます。

また、経験を積んで将来は独立開業も目指すことができます。
働きながら勉強し、資格取得を目指すこともできるため、実務経験とともに資格取得を目指す人もいます。

社会保険労務士の試験内容は多岐に渡るため、仕事だけではなく自分のライフプランを考え直すこともでき、実生活でも役に立ちます。

《年収》
社会保険労務士の年収は、平均で450万円~800万円程度です。

企業内で働く場合は、資格手当が支給される場合があり、通常の収入にプラスされるため、収入アップを見込むことができます。

《向いている人》
社会保険や労務に関する業務に携わるため、計算や数字が苦にならない人が向いているでしょう。

書類仕事もあるため、地道にコツコツ作業ができる人が求められる傾向にあります。

また、企業の経営に関する情報や、社員の移動や転勤、その他の個人情報などを扱うため、口の堅さも必要です。

こうした仕事を通して会社に貢献したいという人は、企業内での勤務が向いていると言えます。

《将来性》
時代とともに社会保険労務士の業務内容も変化しています。
法の改正や労働環境の改善など、企業に求められるものも変わりつつあります。

一方でICTを導入して給与計算がスムーズにできるようになるなど、以前ほど時間がかからなくなる業務も増える可能性があります。

インターネットで何でも検索できる時代だからこそ、専門知識だけではなく企業の課題を解決できるスキルを持った社会保険労務士が重宝されると言えます。

キャリアコンサルタントとは?

キャリアコンサルタントとして働く女性

キャリアコンサルタントとは、2016年4月から創設された国家資格です。

労働者一人ひとりの適性や経験に合わせて職業設計を行い、職業の選択や能力開発などのアドバイスをする専門家です。

企業の人事や大学のキャリアセンター、人材紹介の会社などで活躍の場があります。

《資格取得のメリット》
ワークライフバランスや仕事への価値観が多様化している現代では、自分のキャリアに不安や悩みを抱える人も少なくありません。

そのため、今後キャリアコンサルタントの活躍の場は広がっていくでしょう。

企業にとらわれることなく、自分の能力を発揮できるため、自分のキャリアアップとしてもプラスになる可能性があります。

また直接相談を受けてアドバイスをし、その人が自分の道を見つけて活躍する姿を見ることもできます。

人の人生に関わる責任ある仕事ですが、だからこそやりがいにもつながります。

《年収》
正社員はもちろん、契約社員やパートなど幅広い雇用形態がある職種のため、一概には言えませんが、正社員の場合は平均で300万円~500万円程度です。

パートなどの場合は時給1500円~1800円程度となっています。

国家資格とは言え新しい資格のため、現状ではまだ優遇されているケースは少ないかもしれませんが、今後、価値が高くなる可能性が見込まれます。

《向いている人》
人が相手のキャリアコンサルタントの仕事では、誰かの役に立ちたい人に向いていると言えます。

相談や悩みはなかなか言い出しにくいこともありますが、親しみやすく話しやすい雰囲気を持っている人も、この仕事に向いている人の特徴と言えます。

また、自分が仕事やキャリアで悩んだ経験のある人も、相手の気持ちを理解できます。

《将来性》
厚生労働省は労働環境が変化していく中で経済成長を持続するためにも、労働者一人ひとりが自分のキャリアについて考えることができる環境の整備を重視しています。

定期的にキャリアコンサルティングを受ける機会、セルフ・キャリアドックの導入も進んでいます。

このようにキャリアコンサルタントの育成に力を入れていることから、今後重要視される可能性が高いと言えます。

メンタルヘルス・マネジメント検定とは?

メンタルヘルス対策を行う人の手

これは精神的な健康を管理する能力を証明するための検定です。

メンタルヘルスと聞くと、うつ病などのネガティブなイメージが強いかもしれませんが、メンタルヘルス・マネジメント検定では、より実用的な知識を得ることができます。

《種類》
対象者別に3種類の試験があります。

・Ⅰ種マスターコース
人事の業務に従事する人や経営者層に向けた、難易度の高いコース。

社内でのメンタルヘルス対策の推進を目的としており、企業の人事戦略や方針などに合わせたメンタルヘルスケアの計画立案、産業保健スタッフや専門機関との連携、社員への教育や研修などの企画から立案、実施できます。

・Ⅱ種ラインケアコース
管理職を対象にした中程度の難易度のコース。

部署内や部下のメンタルヘルス対策の推進を目的としており、普段から部下の不調に配慮したり、不調になった時には安全配慮義務に則った対応を行います。

・Ⅲ種セルフケアコース
一般社員を対象にした難易度の低いコース。

組織での自分のメンタルヘルス対策の推進を目的としており、自分のストレスの状況を把握して早期に不調に気づき、自らケアをします。

《資格取得のメリット》
Ⅲ種のセルフケアコースは試験の難易度も低く、メンタルヘルスやストレスについての基本的な知識を学ぶことができます。

Ⅱ種ラインケアコースでは、労働に関する法律について学ぶことができ、一般社員の残業や労働環境などを管理する管理職としての知識を学ぶことができます。

対象は管理職ですが、労働する側に関する知識のため、一般社員が受けても損はありません。

Ⅰ種マスターコースでは、企業におけるメンタルヘルス対策の重要性や人事部の役割、教育や研修などを実施して労働環境の改善を促す知識を学ぶことができます。

個人や部署単位ではなく会社単位となるため、人事で働く人が資格取得を目指して損はありません。

《年収》
この検定を取得したからといって、すぐに収入につながる可能性は少ないかもしれません。
しかし企業内での人事担当としてはスキルアップになります。

専門的な知識を駆使し、社内のメンタルヘルス対策を進めていくことができれば、あなたの評価も上がる可能性があります。

《向いている人》
自分だけではなく周りの人を守るためにサポートしたいという人に向いています。

社員一人ひとりの精神的・肉体的な健康を守るために、自ら考えて行動する能力が求められます。

《将来性》
精神的な不調は、いつ誰に起きるかわかりません。
もしかしたら、明日、あなたの身や友人や家族が不調になる可能性も十分にあります。

2015年12月から始まったストレスチェック制度も義務化されており、今後メンタルヘルス対策は企業の中でも重要視されていくでしょう。

人事としてのキャリアアップや転職の際の強い武器になる可能性があります。

まとめ

人事を目指す人にとって、資格取得はひとつのアピール材料として有益です。
しかし、資格があれば必ずしも転職に成功するわけではないことを心に留めておかなければいけません。

特に人事への転職で求められるのは、採用や労務などの経験と、その経験を活かしてどんな貢献ができるのかです。

あなたのこれまでの経験やスキルを踏まえた上で、プラスαとしての資格取得を目指すことをおすすめします。

また、人事では高いコミュニケーション能力や情報収集能力、企画力なども求められます。
人事担当として働く上で、自分にいかに適性があるのかをアピールできる経験や具体的なエピソードも用意しておくといいでしょう。

人事としての勤務経験がなく、これから人事へのキャリアチェンジを検討している人にとっては、資格取得はひとつの武器になります。

人事では経験が重視される傾向にありますが、他の職種での経験も活かすことができる仕事です。

そこへ資格が加われば、転職の際に有利になる可能性があります。

40代という年齢から転職するには、経験はもちろんキャリアプランを明確にしておく必要があります。

人事としてその企業でどんな活躍ができるのか、将来のキャリアをどう描いているのか、さらに今後ますます多様化する働き方や労働者のために常に精進し続ける姿勢があるのかが転職成功のカギとなるでしょう。

資格取得はそのひとつの手段として有効です。
今回の記事を参考にして、あなたのキャリアプランに合った資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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