40代、未経験で施工管理になるには?転職成功に必要なものを解説
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責任者として工程や品質、人員の安全、近隣住民や官公庁との調整など、工事すべてを統括する施工管理の仕事。
やりがいの分、豊富な知識と経験を要する難しい仕事のように思えますが、40代で未経験から転職することはできるのでしょうか。
そこで今回は30代以上、アラフォー以上歓迎求人を扱う私たち「FROM40」が、実務未経験での施工管理転職について解説。
成功の是非はもちろん、未経験というマイナス面を補える資格やスキル、転職先選びのポイントに至るまでまとめて紹介していきます。
40代での転職を機に施工管理としてのキャリアをスタートさせたいなら、ぜひ最後まで目を通してくださいね。
- 未経験で転職可能?施工管理の仕事内容とは
- 未経験の施工管理転職を有利にしてくれる、資格は?
- 施工管理への転職、企業が未経験者に求めるスキル
- 未経験での施工管理転職、失敗しない会社選びのポイント
- 未経験転職なら、先々のキャリアも見据え施工管理になろう
40代50代におすすめの転職サービス
40代50代におすすめの転職サービスを紹介します。
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40代のITエンジニア経験者 |
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リクルートエージェント |
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リッチマン介護 |
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|
未経験で転職可能?施工管理の仕事内容とは
まずは未経験の人にもわかりやすいよう、施工管理の仕事内容や職種の概要を紹介します。
◆施工管理の仕事内容
《1》工程管理
スケジュール通りに工事を進め、期限を守って工事を終了させる仕事です。
あらかじめ決められている工程表をもとに重機、人員の手配、天候などの事情も考慮しながら作業を進めるペースをコントロールしていきます。
《2》安全管理
工事に携わる人員が安全に作業できるよう、環境や設備を整える仕事です。
具体的には手すりや消火設備、季節に応じた冷房・暖房機器の設置や、使用機材の安全点検などがこれに当たります。
《3》品質管理
設計図や仕様書をもとに顧客が指示する規格を満たしつつ、コストにも配慮して、安全かつ経済的な建物・構造物をつくるための業務です。
管理対象は建材の寸法や品質、完成時の建物の強度・密度に至るまで多岐にわたります。
《4》原価管理
材料費、人件費など工事にかかる原価を計算し、決められた予算内におさめる仕事です。
定期的に発生した経費学・予算との差異を確認するとともに、必要であれば分析して工程の改善を試みます。
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【現場監督と施工管理は、どう違うの?】
仕事内容における現場監督と施工管理の違いは、以下の通りです。
・現場監督…作業員への指示、工事進捗など工事現場での管理を中心に行う
・施工管理…工事現場だけでなく、周囲との調整も含め案件を統括して管理する
このため、現場や勤務先の考え方によっては混同・同一視されていることも多いです。
また、仕事内容以外では後述する「施工管理技士」という国家資格を持つ人だけを、施工管理と区別することもあります。
◆施工管理、職種の概要
年収の目安 | ・平均年収はおよそ440万円 ・ただし、年収には300~500万円台とは幅がある ・資格取得や手当の有無により変動する |
男女比 | ・施工管理として働く女性の比率は、全体のおよそ5% ・女性の就業も推進されているが、圧倒的に男性が多い職種 |
職種のやりがい | ・建物や構造物をつくるため、自分の仕事の成果を地図や歴史にのこせる ・たくさんの人と一緒に働き、信頼を築き、大きな仕事を成し遂げられる |
職種の魅力 | ・建設以外にも補修、建て替え工事が発生するため社会的需要が高い ・景気により多少左右されるが、社会に必要な仕事なのでなくならない |
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◆40代未経験でも、施工管理に転職は可能だが…
ここまで見てきたように、施工管理は工事現場はもちろん顧客、工事現場の近隣住民・官公庁との調整までトータルに担う責任者です。
このため、就業し活躍するには工事に関する幅広い知識、実務経験が必要になります。
40代未経験から転職することも可能でしょうが、実際のところ、工事作業員と現場監督としての実務経験がないと業務を遂行できないでしょう。
40代未経験から施工管理転職をめざすなら、まずは工事現場作業員、または将来的な施工管理候補として転職する必要があると理解してください。
未経験の施工管理転職を有利にしてくれる、資格は?
ここからは、経験の有無にかかわらず40代の施工管理転職を有利にしてくれる関係資格について紹介します。
◆高評価を受けるのは「施工管理技士」
施工管理への就職・転職において、企業側から最も高く評価されるのは施工管理技士です。
施工管理技士とは国土交通省管轄、省の指定期間が実施している国家資格のことで、計7つの種目に分類されています。
《施工理技士資格の分類》
・建築施工管理技士
主に建物をつくる、建築工事の施工管理技術を証明する国家資格。
・土木施工管理技士
橋やトンネル、ダムなどをつくる土木工事の施工管理技術を証明する国家資格。
・電気工事施工管理技士
変電や送電、配線に必要な電気設備工事の施工管理技術を証明する国家資格。
・管工事施工管理技士
空調やガス、上下水道など配管が必要な工事の施工管理技術を証明する国家資格。
・造園施工管理技士
公園、庭園の建設や整備、道路緑化工事などの施工管理技術を証明する国家資格。
・舗装施工管理技士
砂利やアスファルトなど、適切な素材で道路を舗装する工事に必要な施工管理技術を証明する国家資格。
・電気通信工事施工管理技士
オフィス機器など、電化製品やコンピューターを使うための配線工事に必要な施工管理技術を証明する国家資格。2019年に新設された新しい施工管理技士資格。
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◆各種目の施工管理技士、1級と2級の違い
先述した7種目の施工管理技士資格は、それぞれ1級・2級の段階があります。
1級と2級施工管理技士資格の大きな違いは、以下の2点です。
《1級施工管理技士資格について》
・保有していれば、特定建設業の許可を受けた元請け業者が総額4,000万円以上、建築一式では6,000万円以上の工事の下請け契約を行う際に配置が必要な「管理技術者」になれる
・保有する従業員がいる事業所が公共工事などを受注しようとする場合、経営事項審査において5点の加点対象となる
《2級施工管理技士資格について》
・保有していれば、元請けか下請けかにかかわらず総額4,000万円以下の工事に際し配置が必要な「主任技術者」になれる
・保有する従業員がいる事業所が公共工事などを受注しようとする場合、経営事項審査において2点の加点対象となる
つまり、2級より1級取得者の方が請け負える工事の規模が大きくなり、所属する事業所にとってありがたい存在になるわけですね。
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◆施工管理技士資格、試験の概要
施工管理技士資格を取得するための試験、施工管理技術者検定の概要は以下の通りです。
試験内容 | ・学科または一般と呼ばれる一次試験、実地試験と呼ばれる二次試験が行われる ・実技試験はなく、2階ともマークシート式または記述式による筆記試験である ・特定の点数を獲得できれば、試験者数や全体順位に関係なく合格扱いとなる ・学科では各分野の工事法について、実地では施工管理法について問われる |
受験の機会 | ・試験は1年に1回、または2回、指定機関によって実施される ・期日までに必要書類を揃え、書面またはWebで申し込みをし受験する |
受験料 | ・種目や階級、学科と実地の両方を受験するかによっても変わってくる ・目安は安いもので8,000円台、高いものでは15,000円程度 |
合格率 | ・試験によって大きく異なり、比較的難易度の低いものでは50%前後 ・難易度が高く、難関と呼ばれる種目では20~30%になることも |
ただし、上記は2020年8月時点で7種目すべてに共通するおおよその試験ルールです。
変更になる可能性もありますので、詳しくは各試験を実施する国土交通省指定機関に確認してくださいね。
◆施工管理技士資格は、実務経験がないと取れない!
保有者にとっても、雇用する事業所にとっても取得のメリットが大きい施工管理技士資格ですが、最終学歴に合わせた一定の実務経験がないと得られません。
1級・2級それぞれの施工管理技士の受験資格の目安は、以下の通りです。
《1級施工管理技士の受験資格》
大学卒業、または高度専門士資格を有する場合 | 指定学科なら3年以上、指定学科以外なら4年6か月以上の実務経験を積むこと |
短期大学、専門士資格保有、5年生高等学校卒業者の場合 | 指定学科なら5年以上、指定学科以外なら7年6か月以上の実務経験を積むこと |
高等学校、専門学校卒業者の場合 | 指定学科なら10年以上、指定学科以外なら11年6か月以上の実務経験を積むこと |
その他の最終学歴の場合 | 15年以上の実務経験を積むこと |
2級施工管理技士合格者の場合 | 合格後、5年以上の実務経験を積むこと |
《2級施工管理技士の受験資格》
大学卒業、または高度専門士資格を有する場合 | 指定学科なら1年以上、指定学科以外なら1年6か月以上の実務経験を積むこと |
短期大学、専門士資格保有、5年生高等学校卒業者の場合 | 指定学科なら2年以上、指定学科以外なら3年以上の実務経験を積むこと |
高等学校、専門学校卒業者の場合 | 指定学科なら3年以上、指定学科以外なら4年6か月以上の実務経験を積むこと |
その他の最終学歴の場合 | 8年以上の実務経験を積むこと |
このため40代、実務未経験の状態から施工管理技士の資格を取得した後、転職活動を開始することはできないのです。
まずは一作業員、または施工管理候補者として工事現場に入り、最低でも1年以上の実務経験を積んだ後に、やっと取得できるようになります。
【施工管理技士資格は、1級からでも取れる?】
受験資格さえ満たしていれば、2級を持っていなくても各分野の1級施工管理技士資格を取得することが可能です。
受験資格さえ満たしていれば、いきなり1級施工管理技士資格の取得も狙えます。
◆40代は、受験しやすい資格から取得をめざそう
施工管理としての転職を圧倒的有利にしてくれる施工管理技士の資格ですが、残念ながら、実務未経験の40代には取得がむずかしいのが現実です。
まずは工事作業員として転職し、働きながら比較的受験資格がゆるやかで、難易度が低い2級施工管理技士の取得をめざしましょう。
また、2級と同じく受験しやすい資格としては、建設機械を用いる建設現場においての施工管理技術を証明する「建設機械施工技師資格」が挙げられます。
2級施工管理技士資格と合わせ、こちらの取得も検討してくださいね。
施工管理への転職、企業が未経験者に求めるスキル
資格はすぐに取得出来なくても、施工管理に求められるスキルを、ある程度独学で身に付けることはできます。
以下に、施工管理として働く上で必要な適性と、企業側が未経験者に求めるスキルをそれぞれ紹介していきます。
自身に適性があるか、また、未経験から施工管理への転職成功を勝ち取るために獲得すべきスキルの見極めの参考にしてくださいね。
◆施工管理に必要な適性
《地道に、コツコツと仕事をこなせる》
チームを統率し、大きな建物・構造物をつくる施工管理の仕事ですが、その仕事の一つひとつは多様かつ地味なものです。
これら地味な仕事を数年、十数年の長期間にわたりコツコツと確実に積み重ねていく力が、工程・品質・安全への配慮が行き届いた成果物を生み出します。
《急なトラブルや変更への対応力》
日々の小さな仕事の積み重ねとともに、施工管理の仕事において重要になるのが、急なトラブルや予定変更への対応力です。
天候や建設機械の問題、工事に必要な調査の結果が芳しくなかったなど、工事中にはさまざまなトラブルが発生します。
そんななかで工期の遅れを最小限にとどめ、スケジュールを立て直しスムーズに工事を進めていくには、臨機応変に対応する力が求められます。
《案件全体を見て、統括できるマネジメント力》
工程から予算、人員、機械、現場の設備に至るまで施工管理は案件全体を隅々まで見まわし、工事を遂行しなければなりません。
このため、人員やプロジェクトの状況を適切に把握し、マネジメントする力がなければ務まらないでしょう。
◆施工管理をめざす未経験者が、持っておくべきスキル
《専門用語の理解》
どの業界にも、その業界・職種でしか使われていない専門用語があります。
未経験だからと言って、いざ現場に入ってから指示の意味がわからないのでは仕事になりません。最低でも以下の用語くらいは、意味を知っておきましょう。
積算 (せきさん) |
材料費、労務費など工事にかかわる予算=直接工事費を予測して算出すること |
測量 (そくりょう) |
距離、速度、高さの数値を求めて地形を調べ、その位置関係や数値を地図上に記すこと |
施工業務 (せこうぎょうむ) |
施工、すなわち工事の実施にかかるすべての業務を現す。施工管理の業務も含まれている |
地盤調査 (じばんちょうさ) |
地面の強度を調べること。地面の一部にロッドを打ち込んだり、ねじりながら採掘することで、建物や構造物を立てる場所の構造・強度を把握する |
《Word、Excel、CADの操作》
報告書の作成や計算、データ管理などのデスクワークも施工管理の仕事です。
ときには、図面を修正する必要に迫られるかもしれません。デスクワークのためのWordとExcel、そして図面作成に特化したCADの操作スキルはあって損はないでしょう。
《コミュニケーション能力》
施工管理は現場作業員から工事現場周辺の住民、官公庁や自治体の役人までさまざまな人とかかわりながら、円滑に工事を進めるのが仕事です。
コミュニケーションは作業員をはじめ、ともに工事を進める周囲の人たちとの信頼関係の要。
いろいろなタイプの人と人間関係を築けるよう、コミュニケーション能力も磨いておきましょう。
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未経験での施工管理転職、失敗しない会社選びのポイント
ただでさえ、転職先選びには不安がつきもの。
実務経験がなく、仕事内容への理解が十分でないなかでの施工管理転職では、大きな不安を感じるはずです。
そこでここからは、実務未経験の40代が施工管理への転職を失敗させないために知っておくべき、会社選びのポイントを解説します。
求人を検索するとき、転職先候補となる企業の良し悪しを見極める基準としてください。
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◆自分と企業との相性、価値観が合うかどうか
通常、30代以上の転職者の最大の武器になるのは「即戦力性」、つまりこれまで身に付けてきた知識や経験を活かし、仕事を通していかに転職先に貢献できるかが重視されます。
このため、転職先の企業探しにおいても転職者が持つ能力・スキルと、企業側が求める人物像がいかに合致するかが基準になることが多いです。
しかし未経験の職種・業界への転職の場合、過去に身に付けた能力やスキルは、即戦力として機能しないことも多いですよね。
そうなってくると能力・スキルではなく、転職者個人と企業との相性、仕事や働き方への考え方のマッチング度がいかに高いかが、転職先選びの大きな基準となってきます。
例えば施工管理の仕事の範疇への捉え方、適切な労働時間とそれに見合った給与の額、残業や社内の上下関係への考え方も個人・会社によりさまざまです。
どんな仕事に携わりたいのか。
残業はどのくらい許容できて、休日は年に何日くらい欲しいのか。
最低限必要な給与額はいくらか。上司・部下との上下関係はハッキリしている方がいいのか、それともフラットで風通しの良い環境で働きたいのか。
上記の点について、自身の価値観を洗い出し理解するとともに、転職先候補の企業の方針と比べてみてください。
あt
あなたとマッチング度が高く、施工管理として心地よく、長く働ける企業を見極める目安となるはずです。
《これで見極めよう!》
・求人がある転職サイトだけでなく、企業サイト上の経営方針も確認する
・転職候補先の社長インタビューなどがあれば、考え方を知るため目を通す
・口コミサイト、実際に働く友人・知人に実情を聞いてみる
・面接では気になる事項はとことん話し合い、見解をすり合わせる
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◆譲れない条件をきちんと満たしているか
転職を決める理由は人それぞれ。また、新しい職場を探すにあたって設定する条件も、個人により大きく異なるでしょう。
年齢が上がるほど「絶対に失敗したくない」という想いが強くなり、転職先に求める条件も多くなっていくもの。
しかし、あなたの掲げる条件をすべて満たす完璧な転職先はおそらく存在しません。
以下に転職に際して「条件」となるものを箇条書きにしましたので、あなたにとって絶対に譲れない、企業側に求める条件を3つ選んでください。
【転職に際し、条件に挙げられるもの】
・給与の金額、前職より高くなるかどうか
・勤務体制、シフト制かどうか
・労働時間、残業の有無や時間の目安
・保証されている休日、休暇の制度
・有休の取得実績、取得のしやすさ
・産休または育休、介護休暇の取得実績
・主な仕事内容が希望するものかどうか
・人間関係が良好か
・人事評価システムが、自身が納得できるものかどうか
・自身のスキルアップ、キャリアアップに役立つか
・雇用保険や社会保険への加入状況など、福利厚生はどうか
・経営方針は、自身の価値観に近いか など
また、逆に妥協できる条件も3つ考えてみてください。
他のこまごまとした条件が合致していなくても、譲れない3つの条件さえきちんと満たされていれば、仕事への満足度は上がり企業への不満は小さくなります。
また働く上で我慢できない、絶対に譲れない条件に当てはまっていなければ、再び転職を検討するほど仕事が嫌になる可能性も低いでしょう。
譲れない条件と妥協できる条件、この計6つの条件を軸に転職候補先を絞り込んでいくと、現実的かつ理想に近い求人・転職先企業が見えてくるはずです。
《これで見極めよう!》
・ハローワークや複数の求人サイトを調べ、幅広く企業情報を集める
・求人内容に虚偽がないか、転職エージェントや口コミサイトで調査
・破格の条件での「未経験者歓迎」には、裏があると疑い調べるべし
・面接で事務所、また採用担当から受けた印象・直観も大切にする
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40代転職成功の要!5分でできる、キャリアの棚卸し方法を解説!
未経験転職なら、先々のキャリアも見据え施工管理になろう
工事現場だけでなく、現場周辺の住民や役人、予算、工程、成果物の品質に至るまで工事案件をトータルに管理するのが施工管理の仕事です。
このため、それができるだけの知識を経験がなければ、施工管理にはなれません。
40代で実務未経験の状態から施工管理に転職するなら、まずは工事作業員として現場に入り、工事と現場管理について数年かけて学ぶ必要があります。
また施工管理として働くには、1級・2級の施工管理技士資格の取得が推奨されます。
あらかじめ施工管理技士資格の受験資格を調べ、自身の最終学歴に応じて必要な実務経験年数を理解したうえで、逆算して計画的に資格取得をめざしましょう。
そして最初の転職先には、今後長く、楽しく働けそうなあなたのキャリアプランや価値観に合った建設業者を選んでくださいね。
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