40代の介護資格取得を効率的にする!転職に役立つ学校選びのコツ

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少子高齢化の影響から活況が続き、今後ますます成長が見込まれている介護業界への転職は、関連資格を持っている方が有利になると言われています。

転職検討中の40代の中にも、あらかじめ関連資格を取得したうえで、介護業界に挑戦しようと考えている人は多いでしょう。

そこで今回は、アラフォー以上歓迎求人を専門に扱う私たち「FROM40」が、転職に役立つとされる介護関係資格を取るための学校について解説。

あわせて、数多ある選択肢のなかから自分にあった学校を選ぶためのポイントや、40代での転職成功に役立つ4つの介護系資格についても、具体的にご紹介しています。

介護業界への転職に際して資格取得を考えている、またそのための学習方法について悩んでいるなら、ぜひ最後まで目を通し参考にしてくださいね。

目次

介護の資格や実践的なスキルを、学べる学校がある!

介護の学校 イメージ

介護に必要な知識・スキルを教える学校としては、大学や短期大学の介護・福祉系の学部や学科の他、介護系の高校や専門学校などがあります。

このうち年齢を問わず入学と学習をしやすく、かつ介護系資格の取得や実践的なスキルを短期間で習得しやすいのは、専門学校です。

◆介護系の専門学校、どんなことを学べるの?
一般的な介護系の専門学校では、1~4年の課程で以下のような内容の学習をします。

《介護・福祉に関する制度や法律について》
介護の現場で、介護・福祉に関する法律知識を直接問われるシーンは少ないかもしれません。

しかし要介護者や、その家族から現状や希望する介護サービスについての相談を受けた場合に、介護・福祉制度にのっとったアドバイスができれば非常に喜ばれます。

このため専門学校では、介護の現場で働くうえで必要な介護保険制度や福祉制度の仕組み・法律に関する基本的な知識について学びます。

《介護に関係する基本的な医療知識について》
介護現場では、介護を必要とする高齢者・障がい者に対し、直接体に触れて介助サービスを提供します。

要介護者の状況にあわせ必要なケアを提供し、かつ不適切な対応をとらないために、介護の専門学校では介護にかかわる医療知識についても学習します。

《介護する側、される側の心について》
介護職は、人間を相手にして行うサービス業の一種です。

このため専門学校では介護される要介護者本人、そして要介護者の家族の気持ちを理解した介護者になれるよう「介護の心」を学ぶ授業も用意されているのです。

先述の介護・福祉制度や医療知識を主に座学として学ぶのに対し、介護の心は学内の施設や、提携する介護施設などでの現場実習を通して行います。

学生が介護する側・される側に分かれてロールプレイをしたり、実習先で本物の高齢者・障がい者の人と接することで、経験から介護の心を学んでいくのです。

【合わせて読みたい】
もっと知ってほしい!需要が高まり続ける介護業界への転職を解説

◆40代転職者が介護系専門学校を利用することのメリット
資格取得と転職成功をめざす40代が、専門学校で介護について学ぶことのメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

《卒業後に現場の即戦力となる、実践的な知識・スキルを得られる》
大学や短期大学に比べ、卒業後に介護現場の即戦力として活躍できるような実践的な知識・スキルを短期間で学べるのが介護系専門学校の特徴です。

この点は介護について学習後、または関連資格の取得後に速やかな就職を望む40代転職者にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

《カリキュラムの一環として、介護系資格試験を受けられることがある》
専門学校によっては、学校に通うなかで特定の介護系資格を受験・取得できる仕組みになっているところもあります。

実践的な知識・スキルを習得しつつ、介護業界への就職に役立つ資格を取得していけるのは、40代転職者にとってありがたい制度ですよね。

《学校を卒業することで、特定の介護系資格の受験資格を満たせる場合がある》
介護系資格のなかには、一定の条件を満たさないと受験できないものもあります。

しかし専門学校の種類によっては、一部または全部の受験資格を、所定のカリキュラムを経て卒業することで免除されるところもあるのです。

介護資格の取得は、なぜ40代転職を有利にするのか?

介護系資格の優位性 イメージ

ここからは、介護の資格を取得することで40代の転職が有利になる理由と、取得を検討すべき代表的な4つの介護系資格を見ていきましょう。

◆資格取得が、40代の介護業界への転職を有利にする理由
求人を出す施設・企業側と求職者側、両者の目線から見る「介護資格の取得で転職が有利になる理由」は、以下の通りです。

《求人を出す施設・企業側の立場から見ると…》
・その人の即戦力性・将来性が見えやすくなるから
資格を持っていることは、その人が介護の仕事・業界についてある程度理解していることの客観的な証明となります。

また、介護資格のなかには前段階の資格保有が受験資格になっているものもあります。

このため初歩的な資格でも、持っているだけで介護職そのものや、将来的なキャリアアップへの意欲をアピールできる、有力な材料となり得るのです。

・利用者が、勤務先施設を信頼する根拠となるから
介護職の求人を出す施設・企業のなかには、利用者である要介護者とその家族から信頼を獲得するための根拠の1つとして、有資格職員数を公表しているところがあります。

このため採用選考においても、より利用者の信頼を集められるよう、有資格者を優先的に採ろうとする傾向が見られます。

《転職活動中の40代求職者の立場から見ると…》
・資格手当として、給与の上乗せが期待できるから
介護施設では、業務に関係する資格を持つ職員に「資格手当」として、数千~15,000円程度給与を上乗せするところも少なくありません。

資格取得は、介護業界に挑戦する40代転職者の収入下落を防ぐための保険となるのです。

【合わせて読みたい】
40代転職の年収下落は防げる!転職後の年収をダウンさせないコツ
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・応募先の選択肢を広げてくれるから
有資格者を優先的に採用する傾向から、介護関係の施設・企業の求人には「特定の介護資格を有していること」を応募条件としているものも多いです。

資格を持っていることが、20代・30代に比べ少ないとされる40代向け応募先の選択肢を増やしてくれるでしょう。

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40代から介護職へ!キャリアアップの方法&使える求人サイト6つ

◆40代転職を有利にする!代表的な介護系資格4選
ここからは40代の介護業界への転職を有利にしてくれる代表的な4つの介護系資格を、難易度順に簡単なものからご紹介していきます。

《1》介護職員初任者研修
介護をするうえで知っておくべき、基本的な知識・スキルを身に着けられる資格です。
介護関係の資格のなかでも最も初歩的なもので、受験資格なしで誰でも受けられます。

合計130時間の学習・研修を修了し、筆記試験に合格することで取得できますが、取得による給与の上乗せ額は数千円が目安です。

なお地域によっては、過去に介護施設での実務経験がある人は研修内容の一部が免除されることもあります。詳しくは試験を運営する団体に確認してくださいね。

【合わせて読みたい】
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《2》介護福祉士実務者研修
初任者研修の上位資格です。

また、所定の学校に通わず実務経験から後述する介護福祉士資格の取得をめざす場合の受験資格であり、サービス提供責任者となるための必須資格でもあります。

《サービス提供責任者とは…》
通称「サ責」と呼ばれ、訪問介護事業所に1人以上置くことが義務付けられているポジションです。

具体的には訪問介護計画の立案や、他のヘルパーの管理や指導を担当します。



業務中の課題の把握や解決をできるような、より実践的な介護の知識・スキルの習得を目的としており、受験資格なしで誰でも受験できます。

このため初任者研修を修了していなくても受験できますが、初任者研修を修了している場合には、一部の研修が免除されます。

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《3》介護福祉士
介護業界で唯一と言われる国家資格です。
取得するには、まず以下いずれかのルートでまず受験資格を得なければなりません。

福祉系の高校を
卒業するルート
・国が認める福祉系高校を卒業する
・国が認める特例高校を卒業し、かつ現場で9か月以上の実務経験と介護技術講習を受ける
養成施設を
卒業するルート
・国が認める介護福祉士養成施設を卒業する
・福祉系の大学、または保育士・社会福祉士養成施設などを卒業し、かつ国が認める介護福祉士養成施設を卒業する
学校を介さず
実務経験を積むルート
・現場で3年以上、従事日数にして540日以上の実務経験を積む
・介護福祉士実務者研修を修了する


初任者研修、実務者研修に比べて難易度が高く取得に時間のかかる資格ですが、取得できれば高額の資格手当の付与も期待できるのが特徴です。

なお資格試験では筆記と実技がありますが、専門学校等で介護技術講習を受けている場合は、実技試験が免除されます。

【合わせて読みたい】
40代で介護福祉士になる!受験資格と取得のためのルートは?
40代で転職するなら「人のためになる」国家資格・介護福祉士を目指そう!

《4》ケアマネジャー
正式名称は「介護専門員」で、取得すれば介護現場から一歩引いたコーディネーターのような立場から、介護を必要とする人と介護施設をつなぐ役割を担えるようになります。

介護福祉士など、特定の国家資格を保有して5年以上実務経験を積み、かつ相談補助業務を5年以上経験することで、初めて受験資格を得られる難関資格です。

【合わせて読みたい】
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《資格取得で、国の補助制度を利用できることも!》
介護従事者を少しでも多く獲得するため、一部の介護系資格の取得にかかる費用を、政府や自治体が負担してくれることがあります。

お住まいの地域の規定や、資格にかかわる制度をよく確認して、費用を抑えて賢く資格取得をめざしましょう。



40代が介護資格を取るための学校の「探し方」

介護の学校探しをする女性

40代転職における介護資格の優位性と、学校で資格や介護の知識・スキルについて学ぶメリットについて理解したら、次は実際に学校を探してみましょう。

◆専門学校を探す方法は、主に3通り
介護資格の取得をめざせる専門学校の探し方としては、以下の3通りが挙げられます。

《1》インターネットで検索する
《2》進学関連、または介護関連の冊子から探す
《3》行政の仕事紹介、または自治体の窓口で相談する


いずれの方法でも専門学校を探すことはできますが、冊子の購入や窓口での相談には、費用がかかることや時間の都合が合わないなどのデメリットもあります。

転職準備のために、スキマ時間で介護の専門学校を探したいなら、まずは時間と場所を選ばず気軽に検索できるインターネットの利用が便利でしょう。

次項からは、インターネット検索での介護の専門学校の探し方について解説します。

◆インターネットで介護の専門学校を探す2ステップ
《ステップ1》学校への条件から検索キーワードを設定する
まずは何を基準に検索するのか、以下を参考にあなたの希望に沿って決定しましょう。

・介護関係の資格のうち、まずはどの資格の取得をめざすのか
・通信講座が良いのか、通学するかたちが良いのか
・通学する場合、学校に通う時間帯は昼間と夜間、どちらが良いのか
・通学する場合、学校の立地はどのあたりが希望なのか
・専門学校で学ぶ期間は何年間を想定しているのか
・学費としてかけられる予算はどれくらいか   など


できるだけ具体的に、勉強している期間の生活スタイルまでイメージして条件を考えてみるのが、効率よい検索のコツです。

例えば「夜間に2年間ほど学校に通い、介護福祉士実務者研修を取得したい」という希望条件が決まっている場合なら、以下のように検索キーワードを設定できます。

例)「介護 専門学校 夜間 介護福祉士実務者研修 2年間」

なおイマイチこだわりがなく、具体的な希望条件が浮かばない場合は、予算や勉強にかけられる時間など、現状から推測できる事実をもとに条件を設定してください。

取得する資格の種類や学びのスタイルを、現実的な条件から絞り込んでから後付けで決めるのも、1つの方法ですよ。

《ステップ2》設定したキーワードに基づき、検索をかけて学校を探す
自分のなかの条件がはっきりしたら、キーワードを用いて検索してみましょう。

インターネット検索で専門学校を探す方法としては、検索窓に条件を当てはめて検索するか、専門学校を検索できるサイトを利用する2通りの方法が考えられます。

おすすめは、より効率的に専門学校の情報だけを検索できる専門サイトの利用です。
具体的には、以下のようなサイトが該当します。

マイナビ進学
就職や転職を支援する株式会社マイナビが運営する、進路情報のポータルサイト。

基本的には若年者向けのつくりだが、通いたいエリアやなりたい職種、キーワードや各校の特徴から全国の専門学校情報を絞り込める。

さんぽう進学ネット
進路選択を支援し、学生と企業のマッチングをサポートする株式会社さんぽうが運営する進学情報を発信するサイト。

学びたい内容や得たい資格名、学校名、住所から条件に合った学校を検索できる。

JS日本の学校
進学情報や学校資料などを発信・作成する株式会社JSコーポレーションが運営する学校情報サイト。

通いたいエリア、得たい資格、初年度に納入すべき学費の目安など具体的な条件から、専門学校の情報を抽出できる。

上記のような学校情報だけを集めたサイトを併用すれば、あなたの条件にあった介護系の専門学校が、複数上がってくるでしょう。

あとはその中から、最もあなたの条件に合う学校を選べば良いだけです。

40代が介護資格を取るための学校の「選び方」

介護の学校選び

あなたの条件に合った介護の専門学校の候補は、見つかりましたか?

ここからは複数の候補から選抜し、自分に合った一校を選ぶためのポイントをご紹介していきます。学校選びの決め手に迷ったら、参考にしてください。

◆まずは「通学の場所・予算・期間」が条件に見合っているかで選ぶ
《介護の専門学校選びで、40代が場所を重視すべき理由》
学校学習を通して得たいスキル・資格によっては、座学や通信講座だけでなく、校内や介護施設での実習が必要になることもあります。

そのとき、他の都道府県や地方にわざわざ出向かなければならないとなると、時間的にも経済的にも実現は難しいですよね。

このため通学を希望する場合はもちろん、通信講座による学習を希望する場合も、実習のために無理なく通える場所の専門学校を選ぶべきなのです。

《介護の専門学校選びで、40代が予算を重視すべき理由》
学習にかかる期間が長くなるほど、また難易度の高い資格を取得できる学習コースほど、学費も高額になります。

自分自身の、そして家族の生活を支えていることもある40代にとって、転職のための専門学校の費用は痛い出費です。

より良い未来のための投資が、いまの自分と家族の生活を圧迫しては、元も子もありません。

生活を圧迫しない範囲で、無理なく学習して資格を取れるよう、自分の経済状況にあった専門学校と学習コースを選んでください。

《介護の専門学校選びで、40代が期間を重視すべき理由》
一般的に、転職の成功は求職者の年齢が上がるほど難しくなると言われています。

このため40代が転職のために専門学校に通う場合には、学習にかかる期間と卒業・資格取得時の年齢も、考慮に入れる必要があるのです。

自身の年齢とキャリアを鑑みて、どの専門学校で学習すべきが考えてみましょう。

◆3~5校にまで絞り込んだら、各校から資料請求をする
最も重要視すべき場所・予算・期間の条件から3~5校くらいにまで候補が絞り込めたら、次は各校から希望するコースの資料を請求しましょう。

各校が準備する資料には、インターネット上に掲載されていない制度や、お得な料金キャンペーンなどの情報も記載されています。

各校の特徴と現状を比較しながら、より自分の条件に近い1校を探してください。

◆どうしても1校に決められないときは、口コミとフィーリングに頼ろう
取り寄せた資料を読んでもどうしても決めきれないときは、自分の直感的な印象と、候補となっている学校利用者の口コミに頼ってみましょう。

学校利用者の口コミは、宣伝ではない個人の感想です。
なかには学校を利用した感想だけでなく、入学するに至った経緯や学校選びの決め手など、いまのあなたの参考になる実体験を書いてくれている人もいます。

年齢・境遇の近い人の意見なら、あなたの学校選びの助けになってくれるかもしれません。

人と人、人と企業がそうであるように、人と学校にも相性があります。

ここまで深く調べて比較・検討したなら、あとはあなたの直感と先輩の口コミを頼りに、相性が良さそうと思える学校を選べば良いですよ。

《5年後、10年後のキャリアプランから考えるのもおすすめ》
将来的にさらに資格を取得し、介護業界でキャリアアップしていきたいと考えているなら、将来像を踏まえて学校選びをするのも1つの方法です。

資格取得のために再び通学したいと考えている場合は、学習の継続や再入学を支援してくれる制度のある専門学校を探してみてくださいね。



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40代に合った学校で介護資格を取り、転職に活かそう

40代転職のために介護資格を取ろう

40代の転職では、20代・30代の頃に比べ即戦力性を重視されます。

一般的に「資格を持っている方が有利」とされる介護業界への転職ですが、特に40代の転職活動においては、即戦力性の証明としての効力を発揮するのです。

介護資格の取得は独学でも可能ですが、実践的な介護の知識・スキルとあわせて試験対策をしてくれる専門学校を利用すれば、より効率的な学習が可能になります。

ひとくちに介護の専門学校と言っても、その施設内容や学習コース、プランはさまざまです。
平日の夜間のみ講座を受けるものもあれば、土曜日の昼間のみ通学するコースなどもあります。

どのような内容・予算の学習コースがあるのかは、取得したい資格や学習内容の難易度、学校の立地などの条件から、自宅にいながらインターネットで検索することができます。

資格の勉強を始めるのに、年齢は関係ありません。遅すぎるということはないのです。

40代で介護業界への挑戦を考えているなら、転職成功とより良いキャリア構築のために、体力・予算の許す範囲で専門学校の利用も検討してみてください。

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