業界未経験でも採用可能性アリ!金融営業へのミドルの転職事情とは

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金融業界で営業として働いてみたいけど、年齢を理由に諦めていませんか?

実は、35歳以上のミドル世代を対象とした金融営業の求人は多くあり、その中には営業職または金融業界どちらかでの経験があれば転職できる、というものも含まれているのです。

今回は、金融営業としての転職を夢見るミドル世代に向けて、仕事内容や転職に必要な経験・資格まで、ミドルの金融営業への転職事情を解説していきます。

あわせて、金融営業への転職活動に役立つ転職・求人サイト6選もご紹介していますので、ぜひ最後まで読み、転職活動に役立ててくださいね。


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目次

ミドルは金融営業に転職できるのか?

優秀な金融営業マン イメージ

まずは、金融営業の具体的な仕事内容と、ミドル世代の金融営業への転職状況について、確認していきましょう。

◆そもそも「金融営業」とは?
ひと言で表すと「お金を扱う業界で、個人や法人に向けた営業を行う仕事」です。
最前線でお客様に接することから「フロントオフィス」とも呼ばれます。

ただし、金融業界と言っても、扱う商材によって、その分野は多岐にわたります。
具体的には、以下の分野が挙げられます。

・預金やローンなどを扱う「銀行」
・投資信託や株式、債券などを扱う「証券会社」
・生命保険をはじめ、各種保険を扱う「保険会社」
・企業や個人にカード利用を提案する「クレジットカード会社」  など


扱う商材や勤め先の方針によっても異なりますが、基本的には会社の課すノルマを達成できるよう、自社の商材をお客様に買っていただくのが金融営業の仕事になります。

実力主義の世界のため、頑張った成果が如実に数値と報酬に現れるのでやりがいは大きいですが、同時にノルマに苦戦する人が多い職業でもあります。

金融営業として長く活躍するためには、ノルマを達成するための強い精神力と体力、そして高い交渉能力が必要であることは、理解しておきましょう。

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◆ミドルの採用は業界・職種経験者or関連資格保有者が対象
35歳以上のミドル世代向けにも金融営業の求人は多くありますが、そのほとんどが何らかの金融機関での職務経験か、業務に関連する資格保持者を対象としたものです。

営業経験者ならOKという求人もありますが、扱う商材が高額な保険や有価証券などである以上、金融営業は顧客から信用されるだけの知識を有していなくてはいけません。

このため、まったくの未経験のミドルがいきなり金融営業として就職することは、かなり難しいと言えます。

どうしても未経験から金融営業に挑戦したい場合は、挑戦したい業界・職種についてあらかじめよく調べて、必要な資格や経験を習得することから始めてください。

金融の個人・法人営業の違いは?仕事と必要な経験&資格を解説

金融営業への転職を検討するミドル

金融営業の仕事内容とミドルの転職状況について、理解できましたか?

ここからは、実際にミドル向けに出されている金融営業の求人を参考に、【個人営業】【法人営業】それぞれの仕事内容や、転職に必要な経験・資格をご紹介していきます。

◆個人営業
個人の顧客に対して自社の商材の販売する仕事で、リテール営業とも呼ばれます。
分野ごとに、それぞれ以下のような商材を扱います。

銀行 預金、住宅・教育ローン・投資信託、保険 など
証券会社 株式、債券、投資信託、保険 など
保険会社 生命保険・損害保険・医療保険などの各種保険商品
カード会社 個人向けクレジットカード、付随の保険商品など

どの分野の金融営業になるかによっても異なりますが、ミドルが金融業界の個人営業に転職するための応募条件には、以下のような経験・資格が挙げられています。

《経験》
・3年以上の金融業界での勤務経験
・3年以上のリテールとしての実務経験
・金融機関経験者
・何らかの営業職の経験を3年以上

《資格》
税理士、公認会計士、CFPなどファイナンシャルプランナー資格、生命保険募集人資格、証券アナリスト  など

◆法人営業
法人の顧客に対して自社商材を販売したり、顧客の営業担当に対して、自社商品を販売・理解してもらうためのサポートなどを行います。

銀行 現金、ローン、貸出債権 など
証券会社 株式、社債、投資信託、保険 など
保険会社 生命保険・損害保険・医療保険・福利厚生など各種保険商品
カード会社 法人向けクレジットカード、付随の保険商品など

顧客として取引するのは企業経営者や地方銀行の塔踊りなど、お金の専門知識を持つ相手であることが多いため、専門的な知識を要します。

ミドルが金融業界の個人営業に転職するための応募条件には、以下のような経験・資格が挙げられています。

《経験》
・3年以上の金融業界での勤務経験
・3年以上での法人営業としての実務経験
・金融機関経験者
・新規開拓営業の経験がある人
・何らかの法人営業の経験を3年以上

《資格》
税理士、公認会計士、中小企業診断士、証券アナリスト、ビジネスレベルの英語力 など

金融業界の法人営業には、上記のほかに企業の統廃合を専門に扱う「M&A営業」や、法人向けの大型投資信託の販売や運用計画の提案を行う「RM」などもあります。

ミドルの金融営業転職に役立つ!おすすめサイト6選

金融営業の求人を探すミドル

最後に、ミドル世代の金融営業の求人探しにおすすめのサイトを6つご紹介します。

サイトの得意分野ごとに3つずつご紹介していきますので、参考にしてくださいね。

◆ミドルの年代に特化した金融営業求人を探すなら
・FROM40
ミドル世代を含む、アラフォー以上を対象とした求人に特化しています。
金融業界の分野の1つである、保険営業の求人が掲載されています。

・FROM40ネオ
FROM40の姉妹サイトで、登録した経歴を見た企業からのスカウトを受けられます。

・enミドルの転職
ミドル世代向けの求人に特化した転職サイトです。
個人営業から法人営業まで、さまざまな金融営業の求人情報が掲載されています。

【あわせて読みたい】
40代向け転職サイト「ミドルの転職」の評判から見る賢い活用法

◆とにかく金融業界に特化した金融営業求人だけを探すなら
・DODAファイナンス
銀行や証券会社など、金融業界の求人・転職情報に特化したサイトです。
求人検索はもちろん、業界選任のキャリアアドバイザーによる転職サポートも受けられます。

・ANTELOPE
銀行などの金融機関からコンサルティングファームまで、金融業界全体の求人情報を扱うサイトです。金融業界の転職に役立つコンテンツも多数掲載されています。

・WILLHEARTS
国内はもちろん海外・外資系の金融機関まで、金融業界全体の求人を検索できます。
希望者には、金融スペシャリスト向けの非公開求人を紹介してもらえる可能性もあります。

▼営業の求人一覧はこちら

金融営業は、厳しさもありますが、成果をあげただけ評価される魅力的な仕事です。
この記事を参考に、金融営業への転職を成功させてくださいね。

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