40代から建築業界で転職成功へ!仕事の種類や求人の探し方を解説

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住宅やオフィスビル、商業施設などを手掛ける建築業界の仕事は、常に大きなものづくりに関わることができる仕事と言えます。

タワーマンションや大型の商業施設ともなれば、数兆円規模のまちづくりに携わるチャンスもあります。

多岐に渡る建築業界で、新たなチャレンジをしようと思ったことはありませんか?

建築関係の仕事は仕事の幅も種類も広く、働き方もさまざまです。

40代になって、転職してキャリアアップを目指す人や仕事の幅を広げようと思っている人、さらに別業界からの転職を目指す人など、転職理由も人それぞれあります。

今回は建築業界の仕事の種類から、給与や待遇など気になる働く環境面まで、一から丁寧に解説していきます。

さらに持っているとキャリアにもつながる資格や、40代から転職するポイントまでご紹介しています。

すでに業界での経験がある人も必見の、お役立ち情報も満載です!
ぜひ最後まで目を通して、今後のキャリアの参考にしてみてくださいね。

目次

建築業界の仕事の種類

建設現場

建築業界での仕事はさまざまな種類のものがあります。
まずはそれぞれの仕事種類や内容について、改めて見ていきましょう。

【施工管理】
さまざまな工事現場で、安全、環境、工程、原価、品質などを中心に施工管理を行う仕事です。

主に建築・土木・設備の3つにわかれており、さまざまな専門技術や職を持つ工事事業者の進捗や工程管理、資材の手配や社内外の人との交渉など幅広い業務に携わります。

・建築
マンションやオフィスビル、医療関係や教育関係の施設など、さまざまな建築物に携わり、その設計から竣工後のメンテナンスまで、長期間に渡る施工全般の管理や運営を行います。

・土木
道路や鉄道、電力や港湾といった人々の暮らしに欠かせないインフラ整備に関わる工事の調整や管理などを行います。

現場の施工管理にはICTが導入されつつあり、業務の効率化や品質の向上にも取り組まれています。

・設備
建築した建物には電気やガス、給排水、空調といった設備が必要になります。
その建物を使うお客様の要望に合わせた設備を選び、各メーカーや専門の工事会社との連絡、工程管理などを行います。

完成後の設備の更新やメンテナンス、新しい設備の提案や施工なども重要な仕事になります。

【設計】
個人や企業などクライアントの要望を聞き、図面として形にしていくのが設計の仕事です。

大きく意匠設計、構造設計、設備設計の3つにわかれており、品質や技術、コスト面も考慮する必要があります。

・意匠設計
建物の構造や外観、間取りなど建築物に関わる企画から工程管理までを担当します。

工程の短縮化や、技術とデザインのバランスが取れるかなどを考慮して、建築物のデザインを行います。

・構造設計
建物自体の重さや設備の重力、地震や台風といった外的な負荷に耐えられるような骨格や土台を設計する仕事です。

建築基準法をクリアしつつ、クライアントのニーズにこたえて快適な空間づくりを行います。

・設備設計
建物には電気、ガス、給排水、空調といった設備が必要です。
自然環境や省エネに配慮しながら建物の設備を整え、設計していく仕事です。

【営業】
不動産会社や官公庁、病院など施主となるクライアントのニーズにこたえ、社内の各部署と連携を取りながら工事を受注する仕事です。

会社の顔として、クライアントに印象づける大切な職種です。

【事務】
経理や人事、総務、法務といった工事と直接関わりのない事務作業を担当します。
社内の業務を円滑に進めていく役割を担っています。

【システム情報】
社内でのさまざまな業務をシステム化し、管理、分析を行います。
経営数値による分析やマネジメントは、企業内でも重要視されています。

【安全】
施行現場での労働災害の防止や安全に対する社員教育など、安全を守り、職場環境の改善や管理を行います。

このように、建築業界での職種は多岐に渡ります。
中には建築業界での経験がなくても、同職種での経験が活かせる職種もあります。

建築関係の仕事の給与や待遇は?

建設現場で働く人

次に、建築関係の仕事の平均的な給与や待遇面をチェックしていきましょう。
まずは、業界大手と呼ばれる企業の40代の平均給与から見ていきましょう。

◆会社の規模別の平均給与
・大手企業
大手企業で40代と言えば、立場的には管理職にあたる人がほとんどです。
役職がついているため残業代は出ないことが多くなりますが、月給50万円~60万円前後が一般的です。

・中堅企業
中堅企業でも40代なら何かしらの役職についている人が多く、月給は40万円前後となります。

次に、下請けも含めた主な職種別での給与を見てみましょう。

◆職種別の平均給与
・施工管理
現場で工程管理や資材の手配、交渉などを行う施工管理の給与は35万円前後です。
20代の初任給でも30万円以上の場合もあり、建築業界でも高い職種と言えます。

・建築士
専門性が高く、国家資格でもある建築士の給与も、35万円前後と高い傾向にあります。
能力次第ではさらに高収入が得られる可能性もあります。

・設備工事関連
設備工事関連の仕事の給与は、25万円前後となります。
電気関係などの資格を取得すると収入アップが見込めます。

・土木工事関連
土木工事関連の仕事の給与は、25万円前後となります。
幅広い年代が活躍する職種であり、経験によっても給与は異なります。

・仕上げ工事関連
内装や什器の組み立てなどを行う仕上げ関連の仕事の給与は、25万円前後となります。
独立して委託で請け負う人も多く、腕があれば稼ぐことができます。

・営業
営業の給与は、成績によるインセンティブやボーナスによって個人差がありますが、平均すると35万円前後が一般的です。

営業でもトップセールスを誇る人なら年収1000万円も目指せますが、それはほんの一部の人だと心得ておきましょう。

・事務系
建築業界の事務の給与は、20万円前後と他の業界とあまり差はありません。

建築業界の給与は、勤務する会社や職種によっても大きく異なります。
また、大手企業が必ずしもいいというわけでもありません。

働き方改革関連法が施行される今、給与が高い企業がいいとも言えなくなっています。
給与はあくまでも参考程度にし、福利厚生や働きやすさといった面も重視することをおすすめします。

では次に、そうした待遇面について見ていきましょう。

◆建築業界の働きやすさ・待遇面は?
少子高齢化が進み、建築業界も労働力不足となっています。
そのため、労働力確保のためにも働き方改革が進んでいる業界でもあります。

・週休2日制が進んでいる!
建築現場は日払いで働く職人さんが多いことや天候に左右されやすいことなどから、休みは週に1日という現場が一般的でした。

しかし、次世代の働き手を増やす意味でも、週休2日制が推進されています。
他にも長時間労働の是正や待遇の向上など、現場レベルでの改革に業界全体で取り組みが進んでいます。

・ICTの導入が進んでいる!
技術革新が進む中、これまではすべて人が作業していた工程もロボットに任せることが増えてきています。

ICTを導入し、ゆくゆくは高所作業や危険な作業などをタブレットなどで操作することも増えてくるかもしれません。

これにより、リスクや体力的な厳しさといった面も改善され、より働きやすい環境になると言えます。

・福利厚生も充実!
週休2日やICTの導入などによって働き方の改善が進むのと同時に、保険や資格手当、休暇といった福利厚生も充実しています。

給与や待遇面でのキャリアアップや働きやすい企業を探すなら、難しい時代ではなくなってきていると言えます。

建築関係の仕事につくために持っておきたい資格

設計図

ここでは、建築関係の仕事に転職する際にもっておくと役立つ資格について見ていきましょう。

資格を取得していれば収入やキャリアアップにもつながります。
資格を持っていない人は、ぜひ検討してみてくださいね。

・建築士
建築業界では最もポピュラーな国家資格です。
建築士には3種類あります。

1級建築士:すべての構造、規模の建物
2級建築士:小規模な建物
木造建築士:小規模かつ2階建ての木造建築物

上記のように領域が定められています。

建築士の資格を取得するには、環境や設備などの建築法規などに関する学科試験と、課題に対して製図を作る設計図面試験の両方の合格が求められます。

また、受験資格に必要な条件は、学歴によって実務経験が異なります。

・建設整備士
空調や換気、電気などの建築設備全般の知識を有することを証明できる資格です。
設計や工事管理のアドバイスをすることができます。

特に複雑な建物に対応するには、経験や知識も豊富な建設整備士が求められます。
今後の仕事の幅を広げたい人にはおすすめの資格と言えます。

・土木施工管理技士
土木現場で主任技術者や監理技術者になるには必須の国家資格です。
舗装、橋、河川、港湾などの施工管理を行う土木施工のスペシャリストです。

1級はあらゆる土木工事での施工管理を行うことができ、2級は合格した専門分野で作業工程ごとの施工管理を行うことができます。

・建築施工管理技士
建築現場でそれぞれの専門工事をまとめ、管理する国家資格です。
1級と2級があり、それぞれ携わる現場の規模や種類が異なります。

受験資格は学歴や経験によって実務経験が異なります。

▼合わせて読みたい!
施工管理の仕事を解説!40代転職成功と求人応募のポイントとは?
土木・電気工事の施工管理とは?40代必見の転職サイト7選と紹介

・足場の組立て等作業主任者
つり足場、張出し足場または高さが5メートル以上の構造の足場の組立て、解体または変更の作業を行う際に必要とされる作業主任者です。

大きな工事現場では安全のため2人以上の作業主任者を配置する場合もあります。
受験資格には、足場作業での実務経験が必要となります。

・建築物等の鉄骨の組立て等作業主任
労働安全衛生法に定められた国家資格です。

建築物の5m以上の金属部分の組立て、解体または変更の作業を行う場合、労働災害の防止などを行う作業主任者です。

2日間程度の講習で資格取得できますが、学歴によっても異なりますが実務経験が必要となります。

・コンクリート造の工作物の解体等作業主任者
高さ5m以上のコンクリート造の工作物の解体、破壊などの作業の主任責任者として仕事をするために必要な資格です。

解体をする際には必要となるため、将来的にも需要は見込まれます。
資格取得には、年齢や経験によって異なりますが実務経験が必要です。

・基礎施工士
建築物にとって最も重要な基礎工事で、「場所打ちコンクリート杭工事」に関する技能を有する資格です。

日本基礎建設協会が認定する民間資格ですが、建築では欠かせない基礎工事の専門知識のため、キャリアアップにもなる可能性が高いと言えます。

学科試験と特別講習会の受講が必要です。
学歴によって異なりますが、受験資格には実務経験が必要となります。

・コンクリート技士・診断士
建築現場でセメントの扱いから品質までの業務を担う資格です。
ゼネコン業者はもちろん、建物の調査や診断をする企業でも求められる傾向にあります。

コンクリート技士もコンクリート診断士も民間資格になりますが、専門的な資格のため資格手当が発生する場合もあります。

受験資格は学歴や保有資格にとよって異なりますが、実務経験が必要となります。

・圧入施工技士
基礎工事で杭圧入引抜機を使って施工を行う、下水道工事に有効となる資格です。

厚生労働省によって杭圧入引抜機に対する取扱いや技術に対する技術認定がされており、質の高い基礎工事のためには建築現場で重要な役割を担う仕事です。

1級と2級があり、それぞれ受験資格には年齢や経験によって実務経験が必要となります。

・クレーン運転士
荷物の重さが5トン以上や5トン以下の運転ができるもの、無線で移動させるものや荷物をクレーンで引っ張るものなど、さまざまなクレーンがありますが、クレーンデリック運転士免許を取得すれば、ほぼすべてのクレーンを運転することができます。

大きな荷物を運ぶだけではなく繊細な作業もあり、建築現場では必要不可欠な仕事と言えます。

このように、建築関係の資格にはさまざまあります。

国家資格は難易度も高くなりますが、長い目で建築関係の仕事を続けていく上では有用な資格と言えます。

しかし他の資格も工事の現場では必要とされる資格であり、今後も需要があります。

どんな工事に関わりたいのか、自分のキャリアアップも含めて資格取得を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

40代で建築関係の業界で転職するポイント

建設現場でキャリアアップを目指す人

建築業界の仕事について、給与や待遇、役立つ資格などについて見てきました。

ここでは、40代で建築業界に転職成功するためのポイントを詳しくご紹介します。
まずは、転職成功した事例から見ていきましょう。

◆転職成功事例
・建築施工管理技士として同業務から転職し、年収アップ!
前職では働き方や待遇に不満を感じており、より働きやすい企業を希望して転職。大手転職サイトに複数登録し、企業情報をしっかり確認。実際に働いている社員の口コミなども検索してみて、あらゆる角度から企業をチェックして転職し、待遇や年収もアップ。

・施工管理の仕事で年収もやりがいもアップ!
中堅の企業で施工管理として働いていたが、もっと幅広い業務に携わってみたいと転職を決意。大手の転職サイトと建築業界に特化したサイトを併用して求人を探し、建築業界に特化したサイトで前職より規模の小さい企業の求人を見つける。企業規模は小さいが、さまざまな業務を任せてもらえるし、社長との距離が近く風通しもよい企業だったため転職を決意。収入もやりがいも上がった。

・退職後に資格取得して転職成功!
それまでは資格なしで仕事をしてきたがスキルアップを目指したくて前職を退職後、2級建築士の資格を取得。転職エージェントにキャリアなどの相談をしながら、経験と資格が活かせる転職先を探して、収入もキャリアアップも目指せる企業に転職。

成功事例では、転職サイトやエージェントを活用し、希望する条件を明確にして転職活動に臨んでいます。

今の時代、転職先を探す方法として、転職サイトの利用は不可欠と言えます。
次に、転職サイトの活用法をご紹介します。

◆おすすめ転職サイト
転職するにあたって、転職サイトを使う人は多いのではないでしょうか。
しかし転職サイトは数多くあり、どのサイトを使えばいいのか迷うこともあります。

転職サイトを賢く活用して転職を成功させるためには、大手転職サイトと建築業界専門の転職サイトを併用することをおすすめします。

《おすすめ大手転職サイト》
・リクナビNEXT
転職者の8割が登録しているという国内でも大手の転職サイトです。
幅広い職種や勤務地の求人が掲載されており、視野を広げて転職先を探すにはぴったりです。

自分に何が合っているのか迷っている人や新しい視点からの転職先を探してみたい人にもおすすめです。

また多くの求人案件が掲載されているため、現在転職市場で求められている職種や人物像、資格やスキルや待遇なども把握できるメリットがあります。

・マイナビ転職
リクナビNEXT同様、国内でも大手の転職サイトです。
求人案件も多数掲載されており、転職イベントの実施もあります。

興味のあるものや理想の現場・働き方からなど、求人検索の項目がさまざまあるのも特徴のひとつで、多様な働き方が求められている現状にマッチしています。

職種やスキルから選択することも可能ですが、理想の働き方から探してみることもおすすめです。

《建築業界に特化したサイト》
・建設転職ナビ
建設や不動産業界の技術職および専門職に特化した転職サイトです。

職種や資格、希望年収などから検索することができ、コンサルタントへの相談や建設業界の最新の情報などを得ることができます。

・A-worker
建築設計者のための求人サイトです。

正社員や契約社員はもちろん、アルバイトや業務委託まで幅広い雇用形態の求人が掲載されていて、自分のワークライフバランスに合った求人を探すことができます。

・建設転職.com!
建設業界の土木や鉄筋鉄骨、設備、大工など専門職に特化した求人サイトです。

建設業界での転職アドバイスなどの情報も掲載されており、希望の職種などが明確になっている人におすすめのサイトです。

・AIJIS(アイジス)
建築やインテリア、住宅業界に特化した求人サイトです。
設定や施工管理、内装のデザイナーといった職種の求人が多く掲載されています。

・職人さん.com
建設業界の職人や技術職に特化した求人サイトです。

仕事を探している職人が登録する「空き情報」もあり、人材を探している企業だけではなく、職人からのアプローチも可能です。

《40代に強いサイト》
・FROM40
40代や50代に特化した求人サイトです。
幅広い業界の求人が掲載されていますが、40代・50代向けのサイトのため、年齢で落ちることがありません。

また登録するだけで企業からオファーメールを受け取ることができるスカウト機能もついており、ミドル世代にはおすすめのサイトと言えます。

・キャリアカーバー
経験豊富なミドル世代のハイクラス求人に特化した転職サイトです。
年収も高めに設定されており、キャリアアップを目指す人におすすめのサイトです。

▼合わせて読みたい!
40代転職も可!建築設計の仕事内容とおすすめ求人サイト7選

◆40代からの転職成功ポイント
《転職サイトの活用がカギ》
多くの情報を集めるための大手転職サイトや建築業界に特化したサイトに加え、40代という年齢を考えてミドル世代に特化したサイトや求人からのオファーを受け取ることができる機能のあるサイトなども同時に活用すると、転職成功率はさらに上がります。

また、転職サイトは求人を探すだけではなく、転職希望者に役立つ情報が多々あります。
こうした情報やサービスを無料で活用できるのも、転職サイトのメリットです。

使える機能は最大限利用して、希望条件に合う転職先を見つけましょう。

《40代からの転職は遅くない!》
以前なら転職するなら30代までと言われていましたが、労働力不足の現在では40代の求人も増えています。

40代は社会人としてはもちろん実務経験も豊富な世代。

さらに後輩や部下の人材育成などをして経験を持つ人も多く、中堅としての人材を求める企業にとって貴重な存在です。

40代からの転職は遅くないと認識して、自信を持って転職活動することが成功への近道となるでしょう。

▼合わせて読みたい!
建築の派遣・バイトへの40代転職!求人や給与の特徴と成功の心得

まとめ

いかがでしょうか。

建築業界の仕事は、今後も需要拡大が見込まれています。
労働力不足でもあるため、経験豊富な40代の転職希望者の枠も広いと言えます。

現場で役立つ資格も多々あり、キャリアに合わせて資格取得をして転職するのもおすすめです。

これからは建築業界の現場もIT化が進んでいくため、ITをうまく使って業務を効率よく進めるスキルを持っておくことも必要です。

これからキャリアアップや収入アップなどを目指している人は、現職で希望を叶えるやり方もありますが、転職という道を選ぶのもひとつの方法です。

今回の記事を参考にして、転職を視野に入れたキャリアプランを築いてみてはいかがでしょうか。

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