根気よく続けた先に明るい未来が待っています。

前職は飲食店に勤めており、店長を任されていました。仕事自体は楽しかったです。お客様から直接感謝の言葉をいただけることも、後輩スタッフが成長していく姿を見ることも私にとって大きなやりがいでした。しかし、30代中盤で妊娠し、出産。職場から離れざるを得ませんでした。育休を取得して職場復帰を果たしたかったのですが、その職場は子育てを支援する環境が十分に整備されておらず、職場復帰をするのであればフルタイムで勤務することを求められました。もちろん、飲食店なので夜遅くまでのシフトもあります。保育園に子どもを預けたとしても、迎えに行く時間が遅くなり家族に迷惑をかけてしまうため、転職することに決めました。

転職活動は、仕事と子育ての両立を軸に進めていました。ピッタリな職場がないかと考え抜いた先に出てきたのが一般事務です。勤務時間は固定で、早いところであれば5時に退社することができます。パソコンの操作に関しては、飲食店で売上管理のシステムを操作したり、本部との連絡時にメールを使用したりしていましたので、苦手意識はありませんでした。しかし、一般事務は人気の職種です。また、私自身、子育てにより若干のブランクがあります。選考は予想以上に困難を極めましたね。少しばかりパソコンが操作できたとしても、デスクワークの経験者と比べると見劣りしてしまいます。それでも根気よく続けていると、欠員が出た会社からスカウトが届き、有無を言わさず選考に参加。晴れて内定をいただくことができました。

志望する職種が明確だとしても、異業種からの転職や社会人ブランクがある場合は、なかなか良い結果に恵まれません。私も10社以上、半年にわたって転職活動を続けていました。一時期は、「望みすぎなのかなぁ…」と心が折れかけたときもありましたが、捨てる神あれば拾う神ありです。そんなときに頼りになったのが新着求人をすぐに確認できるサイトやスカウトメールが届くサイトでした。最新の情報がすぐに確認できるため、素早い応募を可能とします。私が内定をいただいた会社は急募だったので、「多少なりともパソコンの操作ができるのであれば大丈夫！」と言ってくださりました。根気よく続ければ必ず良い会社に巡り合える。これが私の転職活動におけるアドバイスです。

現在の会社は、子どもが発熱した場合は休んで病院に連れていかせてくれるなど、子育てにとても理解があります。また、定時退社が基本なので、時間に余裕を持って保育園に迎えに行くことができています。子どもと過ごす時間にまったく問題はないです。求めていた仕事と子育ての両立ができる環境があり、公私ともに充実した日々を過ごしています。