20年間近く真面目に勤務してきたことを高く評価されました。

以前働いていた会社は、ブライダル・冠婚葬祭の業種に分類される会社でした。そこでブライダルサービス関連職に就いていました。ブライダル業界というと、結婚式のプランを考えることもあるため、華やかなイメージを持つ人が少なくありません。しかし、当然ながら希望する部署に配属されなかったり、ノルマがあったりということもありました。

転職を考えるきっかけになったのは、希望した部署に配属されなかったことが最も大きな理由です。ブライダル業界は競争率が高いです。努力して入社したものの、40代になっても希望した部署への配属がされなかったため、転職を決意しました。

40代になってからの転職だったため、簡単には行かない可能性も考慮して、いくつもの求人サイトに登録しました。40代ということで不安でしたが、実際には前職を評価してもらえたり、スカウトをもらえたりすることもありました。また、求人サイトで自力で探すだけでなく、転職エージェントを使用したのです。

私の場合、現在の職業への転職のきっかけになったのは、転職エージェントの紹介でした。紹介してもらった企業についても積極的に行動を起こすように心掛けていたからこそ、良い結果に繋がったのだと思います。

40代で転職することに不安を抱えている人は少なくないと思います。しかし、40代ということは、これまでに社会経験を十分に積んでいるという見方もできます。事実、私の場合はブライダル・冠婚葬祭という業種で、20年近く真面目に勤務してきたことが、面接官に高く評価されました。同じ企業に20年近く勤めていたことで信頼を得ることができたのです。

もし入社当時、希望された部署に配属されなかったという理由ですぐに辞めていれば、40代の時にこれほどスムーズに転職はできなかったでしょう。転職活動中の人は、これまでに働いてきた自分に自信を持ち、面接に臨むと良いです。

現在は、外食・レストラン・フードサービスの業種で、ファーストフード・ファミリーレストラン(店長・店長候補)という職種に就いています。しばらくすれば、店長になれる予定ですが、実質店長のような仕事を今もしています。異業種への転職でしたが、ファミリーレストランの店長としての仕事に前職の経験を活かせる場面も多々ありました。例えば、大勢のアルバイトやパートを監督することは、40代の社員としてブライダル業で部下を持っていた経験が十分に活かせたのです。転職して、今度は自分のやりたい仕事に就けたので満足しています。