売り手市場な40代向け薬剤師求人！その特徴と応募条件を解説

実務経験はないけど資格を活かして薬剤師になりたい、もっとよい条件下で働きたいなど、さまざまな理由から求人を探す40代の薬剤師の方は、多いのではないでしょうか。 今回は、40代を対象とした薬剤師の求人を探している方に向けて、40代向け求人の特徴や、応募条件について解説します。

最後に、40代以上の薬剤師の求人探しに役立つサイト6選もご紹介していますので、ぜひ最後まで読み、あなたの求人探しに活かしてくださいね。

• 40代向けの薬剤師求人！その現状とは
• 40代無資格から、薬剤師求人に挑戦することは可能か
• 40代向けの薬剤師求人探しにおすすめのサイト6選

40代50代におすすめの転職サービス

40代50代におすすめの転職サービスを紹介します。

サービスによって求人の内容が異なりますので、様々な転職サービスに登録することをおすすめします。
良い求人が見つからなかった、紹介されなかった場合はすぐに退会しても問題ありません。

転職サービス	こんな方に おすすめ	特徴
レバテックキャリア	40代のITエンジニア経験者	ITエンジニア経験者向けに特化した転職エージェント 年収600万円以上のハイクラスなIT求人が多数 レバテックサービス利用者数20万人以上 原則オンライン面談に対応
リクルートエージェント	転職を考えているすべての方、正社員希望の方	転職のプロであるキャリアアドバイザーによる充実したサポート 公開求人は約11万件、非公開求人は約15万件！（2021年3月時点） 電話やメール、アプリなどによる遠隔サポートで安全な転職活動
リッチマン介護	介護職を希望の方	介護の転職総合満足度No.1 ※2020年ソースイノベーション(株)調べ 給与UP成功率96％の『高給与専門』 業界に特化したアドバイザーが介護業界のノウハウやネットワークを活かして転職活動をサポートしてくれます

40代向けの薬剤師求人！その現状とは

国家資格を持ち、薬の専門家として処方箋に基づく薬の調剤や、医薬品に関する相談・販売をおこなう薬剤師の仕事。

ここではまず、薬剤師求人のなかでも40代を対象とした求人の現状をご説明していきます。

◆薬剤師は40代も転職しやすい
一般的に、40代になると転職が難しくなるとされていますが、薬剤師においては例外です。

20代30代の頃に比べて選べる求人の範囲が狭くなる傾向はあるものの、薬剤師求人には40代を対象としたものも多く出されています。

理由としては、薬剤師が国家資格を必要とする職業であること、それ故に、薬剤師の求人市場には人材が不足していることが挙げられます。

【あわせて読みたい】
40代で薬剤師に転職を成功させる為に大切なポイントとは？

◆40代向けの薬剤師求人、特徴は？
次に、40代向け薬剤師求人に見られる特徴をご紹介していきます。

《管理職経験があれば有利になる》
40代向けの薬剤師求人のなかには、薬局での管理職である「管理薬剤師」の求人もあります。

管理薬剤師は、薬剤師資格や実務経験に加え、管理職の経験があれば応募できる役職です。

薬事法で薬局一店舗に対して必ず1人設置しなければならないと決まっているので、管理薬剤師として勤務できれば、好待遇で転職できる可能性が高くなります。

《給与・待遇は比較的良い》
実務経験の有無によっても異なりますが、40代向けの薬剤師求人の給与目安は、正社員なら年収にして400～600万円、パートでも時給2000円以上が相場です。

最近では、託児所併設の病院もあるなど、働きやすさが増してきているのも特徴です。

◆40代を対象とした薬剤師求人、どんな応募先があるの？
薬剤師求人を出しているのは、主に製薬会社・病院・薬局・ドラッグストアの4つです。

いずれの求人も「薬剤師資格を持っていること」が応募の必須条件ですが、細かな条件はそれぞれの応募先によって異なります。

以下に、各応募先の求人に見られる特徴をまとめましたので、参考にしてください。

企業	・薬剤師求人自体が少なく狭き門 ・40代向けの求人には、管理職経験が求められる
病院	・体力的な理由から、40代向けの求人は少ない傾向がある
薬局	・実務経験者が優遇される傾向はある ・ただし有資格ならOKという求人が多く、実務経験ナシでも挑戦しやすい
ドラッグストア	・OTC求人と、調剤併設型求人がある ・OTC求人では、資格さえあれば経験は問われないケースが多い ・調剤併設型では、実務経験がある方が優遇される

※知っておきたい「調剤薬局求人」と「OTC求人」の違い
薬局業務には、処方箋に基づく医薬品の調剤・販売をメインに行う「調剤（保険）薬局」と処方箋なしで購入できる「OTC（一般用）医薬品販売」の2種類があります。

一般的に「薬局勤務」というと、調剤業務を指している場合がほとんどです。

このため、薬局からの求人であれば薬局内での調剤業務がメインの仕事となり、OTC求人であれば、ドラッグストアなどでの医薬品の説明・販売が主な業務となります。

《OTC医薬品とは？》
OTCは「Over the counter」の略で、処方箋なしで変える医薬品全般のことを指す。
市販の医薬品のなかには購入のために薬剤師の説明を聞かないといけないものもあるため、調剤を行わない「OTCのみの薬局」でも、薬剤師は必要とされる。

40代無資格から、薬剤師求人に挑戦することは可能か

前項で紹介した通り、40代が薬剤師求人に応募するときの必須条件は「薬剤師資格を持っていること」です。

法律上、無資格者が薬剤師として働くことは禁止されているため、薬剤師としての転職を目指すなら、年齢にかかわらず薬剤師の国家資格を取得しなくてはなりません。

薬剤師の資格を取るには、大学の薬学部を卒業の上、薬剤師の国家試験に合格する必要があります。

お金と時間、そして大変な労力はかかりますが、強い熱意と経済的余裕があるなら、資格取得からの挑戦も検討してみてください。

40代向けの薬剤師求人探しにおすすめのサイト6選

最後に、40代向けの薬剤師の求人探しに役立つ求人・転職サイトを6つご紹介します。
ぜひ確認して、自分にあう求人サイトをみつけてくださいね。

・薬剤師WORKER
40～70代の薬剤師に向けた求人を扱うサイトです。勤務日数が少ない、ブランクOKの求人も多数掲載されています。

・薬キャリ
派遣を含む、薬剤師の求人情報が検索できるサイトです。また、無料登録すれば薬剤師専門の転職エージェント3社からのサポートを受けられるサービスもあります。

・ヤクジョブ
薬剤師を専門とした転職・就職・派遣支援サービスです。豊富な勤務地・働き方・雇用形態のなかから、自分に合う求人の紹介を受けられます。

・ファルマスタッフ
日本調剤グループの派遣・転職支援会社のサイトです。全国の医療機関のなかから、専門のコンサルタントからの求人紹介が受けられます。

・ファーマキャリア
専門のコンサルタントによる「オーダーメイド求人」の紹介が受けられる、転職エージェントのサイトです。

・FROM40ネオ
経歴を登録しておけば、40代以上の人材を求める企業からのスカウトを受けられるサイトです。

国家資格を持ち、経験を積んだ40代薬剤師を求める求人情報は、たくさんあります。
この記事を参考に、40代の自分にあう薬剤師求人を探しだしてくださいね。