中高年の転職!管理職の仕事内容と採用担当者が欲しい人材とは?
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管理職としてキャリアアップをしたいと思ったことはありませんか?
「決定」と「承認」の権限を会社から任されている管理職は、会社の運営全体に深く関わっていく仕事です。
今回は、管理職の主な仕事内容や待遇、大手企業と中小企業での違いなどを詳しくご紹介します。
転職してキャリアアップをする場合のアピールポイントや、アプローチ法は一読の価値アリです。
ぜひキャリアアップの転職に役立てて下さい。
40代50代におすすめの転職サービス
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管理職・マネージャーの仕事とは?
管理職といっても会社の規模や職務内容によって、名称が異なったり権限が異なったりします。
ここでは、管理職の仕事とはどんなものか、主な仕事内容から大手企業と中小企業の権限の違いなどを見ていきましょう。
【仕事内容】
◆承認や決済
部下の作成した書類や企画・提案などの承認や、顧客との取引内容に関しての最終決裁権を持ちます。
また、部下の勤怠状況や経費の管理を行い、支払い決済などの業務を行います。
◆事業方針や経営に関する会議の出席
管理職はそれぞれの部門の長になります。
会社の方針や経営状況に関する内容を把握し、部下に伝える役割を担います。
会社の方向性や経営の方向性に関する会議に出席することも、管理職の重要な仕事です。
◆部下の評価・査定など
出席した会議の内容を部下に咀嚼して伝え、部下が会社の方向性に従って最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートします。
同時に、部下の頑張りを評価・査定し、仕事への意欲アップと仕事に迷いがある部下の相談および指導などを行います。
大手企業と中小企業との違いとは
では次に、大手企業と中小企業での権限の違いや、どんな人が管理職に向いているかを見ていきましょう。
【大手企業と中小企業との違い】
◆権限の違い
・大手企業の特徴
組織が大きく従業員も多いため、すべての案件を役員や社長が決裁することは難しいのが大手企業の特徴です。
そのため、部長や課長などにそれぞれの部門の権限を与え、管理職が決裁を行います。
権限の内容が社長的な役割を持つため、権限に重みがある分、やりがいも大きいです。
・中小企業の特徴
従業員の規模も小さく社長と接する機会も多い中小企業では、社長に決裁権がある場合が多いです。
管理職が職務権限規定の範囲内での承認をしても社長の判断で変更になることもあり、実質的な権限の負担は少なく、その分さまざまな企画や提案を形にしやすいといえます。
【管理職に向いている人って?】
では次に、どんな人が管理職に向いているのか大手と中小企業にわけて見て行きましょう。
◆大手企業の管理職に向いている人
大手企業の場合は、組織のルールを外れてしまうと会社自体のルールが守られなくなります。
自分にどのような権限があるのかをしっかりと理解し、組織で決められた権限を守りながら判断や行動が出来る人や、責任の重さに耐えられる人が向いています。
また大勢の部下を統率できる管理能力のある人が向いています。
◆中小企業の管理職に向いている人
中小企業の場合、最終決裁は社長の判断になりがちですが、新たな発想や柔軟な対応のできる人が喜ばれる場合が多いです。
また、会社の規模が比較的小さいため、マネジメント専門というよりプレイヤーとしても活躍できる、プレイングマネージャーとして働ける人が向いています。
社長との距離も近くコミュニケーションが取りやすいため、経営者的な視点で仕事ができる人も向いているといえます。
知っておきたい「待遇」のこと
【勤務形態】
・正社員
【給与】
◆役職別給与
平成27年賃金構造基本統計調査(厚労省調べ)によると、役職別の平均給与は以下の通りです。
▼部長クラス
662万円 程度
▼課長クラス
529万円 程度
◆業種別平均給与
また、民間給与実態統計調査(国税庁調べ)によると、業種別の平均給与は以下のようになっています。
▼電気・ガス・熱供給・水道業
715万円 程度
▼金融業・保険業
639万円 程度
▼宿泊業・飲食・サービス業
236万円 程度
勤務先や業種によって、管理職の給与も違うことが予測されます。
また、どの企業でも管理職の残業手当はつかないことがほとんどです。
【勤務時間】
1日の平均労度時間は、8時間が目安です。
繁忙期などは残業もあります。
【休日】
会社の休みに準じます。
【福利厚生】
各種社会保険は完備されているところがほとんどです。
40代・50代に役立つ!管理職への転職成功ポイント
仕事内容や待遇がわかったところで、中高年で管理職として転職する際の有利なポイントやアピール方法、採用担当者からのアドバイスを見ていきましょう。
【あれば有利なスキルや資格】
◆管理職の経験
部下の育成や、部長・課長など管理職の経験は必要です。
特に上場企業での管理職経験は、他業種であっても歓迎している企業は多いため、有利になる場合があります。
【応募・面接時のアピール方法】
これまで関わってきた管理職の業務内容について具体的に説明し、どんな方法で何名の部下を抱えたチームを、どうまとめてどんな目標達成してきたかなど具体的に伝えましょう。
【採用担当者からのアドバイス】
「他業種で部下の人数が少なくても、マネジメント経験があれば問題ありません」
「目標達成させる能力があるかどうかが重要なので、言い訳をせず何が何でも達成できると言える人材がほしいです」
【アプローチ法】
通常の転職のほかに以下のようなアプローチ方法もあります。
1 エグゼクティブ求人サイトや人材紹介
役員や経営幹部、特定のスキルを持った人材募集を専門とするインターネットサイトを利用すれば、過去の経験やスキル、条件にあった求人を探すことが出来ます。
2 ヘッドハンティングや知人からの紹介
ヘッドハンティング会社からの引き抜きや、他社の社長や役員から、知人を介して転職する場合もあります。
また、ヘッドハンターが狙う「できる人」5つの共通点(ダイヤモンドオンライン参照)より、ヘッドハンティングされる人に共通する特徴をご紹介します。
1 仕事を人生のど真ん中に置いている
一所懸命仕事をしている人は人格が磨かれ、苦労もしますが、人間的な魅力が生まれます。
2 好奇心の強さ
好奇心旺盛で様々な場所に首を突っ込む人は、チャンスにも恵まれます。
3 明るく前向き
話が抜群に面白い人は「ぜひウチにきてほしい」と思わせます。
4 反応力
何歳になっても、すごい人のよいところを吸収しようと反応する人は成長します。
5 勇気
リスクはあっても他人と異なる決断できる人だけが得られるものは、大きな成功へのカギとなります。
管理職は責任も重く、業務内容も社長に近い立場になることが多いです。
部下の育成から評価まで責任ある仕事ではありますが、自己の力で会社の業績をアップさせたときの達成感はほかでは得がたいものです。
キャリアが確立されてくる40代・50代に、管理職としてのキャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか。
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