40代の転職を成功させるカギとは？今の転職事情から徹底検証！

『コラム40』～お仕事探しに役立つ情報発信中！～

2017年11月28日

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40代で転職を考えるとき、心に浮かぶのは「40代で転職できるのか」ではないでしょうか。

十分な収入が見込めて、やりがいもある…そんな仕事が探せるのか否かも大きな問題ですね。

自分のキャリアやライフスタイルに合った転職先を見つけるために、そんな40代の気になる転職事情や成功させるコツを、さまざまなデータを検証しながら見ていきましょう。

40代の転職事情を知ろう！
転職成功へのカギは「企業とのミスマッチをなくすこと」
40代こそ転職に有利！ビジネスパーソンとしての5つの魅力
しっかり自己アピールして転職を成功させよう！

40代50代におすすめの転職サービス

40代50代におすすめの転職サービスを紹介します。

サービスによって求人の内容が異なりますので、様々な転職サービスに登録することをおすすめします。
良い求人が見つからなかった、紹介されなかった場合はすぐに退会しても問題ありません。

転職サービス	こんな方におすすめ	特徴
レバテックキャリア	40代のITエンジニア経験者	ITエンジニア経験者向けに特化した転職エージェント年収600万円以上のハイクラスなIT求人が多数レバテックサービス利用者数20万人以上原則オンライン面談に対応
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40代の転職事情を知ろう！

まずは今の40代の転職事情を検証していきましょう。

◆40代の平均年収
40代男性の転職理由として多いのが、給与への不満です。
平成27年民間給与実態統計調査（国税庁調べ）によると、40代前半の平均年収は567万円、40代後半は626万円となっています。

ただし注意したいのは、この計算にはケタ違いの高所得者も含まれているということです。
それによって平均給与額が引っ張り上げられている可能性が高く、実際には平均値よりも年収が低い人が多数派であると考えられます。

さらにそこから税金や保険料などが差し引かれ…。
そう考えると、一家を支える立場としては、不満をもつ人が多いのもうなずけます。

◆40代の転職成功者は増加傾向にあり
こうした中で、転職者の平均年齢は上昇し、40代の転職成功者も年々増える傾向にあります。

転職成功者の年齢調査（2016年上半期DODA調べ）によると、40代の転職成功者は2007年の調査時はわずか2.5％だったのが、2016年には15.1％にジャンプアップしています。

即戦力となるミドル人材を、企業も積極的に求めるようになっていることがうかがえます。

転職成功へのカギは「企業とのミスマッチをなくすこと」

転職成功者は増えているにも関わらず、40代の転職はハードルが高いといわれるのはなぜなのでしょう。
それには次のような理由が考えられます。

◆「求める人材がなかなか見当たらない」
平成23年入職初期のキャリア形成と世代間コミュニケーションに関する調査（「独立行政法人労働政策研究・研修機構」調べ）によると、企業側が考える「中途採用の課題」の第1位は、「求める人材がなかなか見当たらない」です。

複数回答ながらも6割近い企業が、欲しい人材を確保するのに苦労している現状が浮かび上がっています。

角度を変えると、企業に対して転職希望者が自分の能力をうまく伝えられておらず、結果的にマッチングができていないとも考えられます。

◆転職時にお役立ち！履歴書と職務経歴書の書き方
こうしたミスマッチを解消するために、転職希望者にできることがあります。

それは、あなたの人となりや能力を的確に伝える履歴書と職務経歴書の作成です。

履歴書は、あなたがどんな人物であるかを伝える概略書です。
そして職務経歴書は、キャリアや実績など、いわば仕事面でのプロフィールとなるものです。

いずれも、企業側に「この人に会って話を聞きたい」「仕事を任せてみたい」と思わせるための重要なツールです。

履歴書・職務経歴書の作成については以下の記事に詳細を紹介しています。
ぜひ参考にして、企業に“響く”履歴書・職務経歴書を書き上げてください。

40代50代の仕事探しを成功に近づける「履歴書」と「職務経歴書」の書き方

40代こそ転職に有利！ビジネスパーソンとしての5つの魅力

では次に、転職に有利になる40代ビジネスパーソンの魅力をご紹介します。
まだ自分の魅力に気がついていない人は、ぜひ参考にしてくださいね。

1　自ら考えて行動できる
先ほども紹介した「入職初期のキャリア形成と世代間コミュニケーションに関する調査」では、今の40代以上は、入社初期から「自ら考えて行動できる世代」であると見ている企業が多いようです。

そこからさらに経験を積んだ現在の40代は、自発的に行動できる力が増しているはずです。
評価が高い世代としての強みもアピールしましょう。

2　マネジメント能力がある
社会に出て約20年のキャリアを持つ40代は、管理職やチームリーダーとして部下・後輩を指導したり、いろんな面に目を配って調整を図ったりしながら、仕事を動かす経験を積んできています。

そうしたキャリアの中で身についたマネジメント能力こそ、多くの企業が40代に求めるものです。

3　短期間でプラスαの能力が発揮できる
脳は年々老化して物覚えが悪くなる、などと言われますが、40代はまだまださびつくような年齢ではありません。

それどころか、積み重ねてきた豊富な経験から得た知恵や知識は、若い世代の比ではありません。

物事の本筋をすばやく見抜き、効率よく仕事を進める迅速性や広い視野があってこそ提案できるアイデアなど、プラスαが発揮できるのも、40代ビジネスマンの魅力です。

4　社外の人脈が広い
40代は社外の人物とも積極的にコミュニケーションを図り、信頼関係を結ぶことに努めてきている世代です。

広い人脈は、万が一問題が発生したときに力を貸してくれたり、判断力の偏りに気づかせてくれたりと、ビジネスのさまざまな面で生きるものです。

40代ならではの人脈の広さをアピールして、評価アップにつなげましょう。

5　企業への帰属意識が高い
2000年代以降に成人または社会人となった、いわゆる「ミレニアル世代」は世界的に帰属意識が低く、日本でも半数以上が近く離職を考えているという調査結果があります。
「2016年　デロイト　ミレニアル年次調査」（調べ）より

人材流出を食い止めたい企業としては、これはゆゆしき問題です。
そのことを念頭に置き、40代でなぜその企業を志望したかを忘れず、企業への高い帰属意識を表すことも大切です。