施工管理転職を有利に進めたい!取得すべき資格の条件、難易度は?

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2020年08月27日
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工事現場のすべてを任される施工管理になるのに、特定の資格は必要ありません。

ただ、施工管理としてキャリアを積んでいくために、また自身の施工管理としての能力証明のために、資格は多いに役立ちます。

今回は施工管理としての転職を検討中の40代に向け、アラフォー以上歓迎求人に特化した私たち「FROM40」が、施工管理転職を有利にしてくれる資格について解説。

それぞれの資格の難易度や試験内容、階級による違いについても分かりやすく紹介します。

施工管理への40代転職を希望していて、キャリアアップのため関連資格の取得を考えているなら、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

目次

40代50代におすすめの転職サービス

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施工管理転職に役立つのは「施工管理技士」資格!

施工管理技士の男女 イメージ

施工管理として転職するうえで、まず取得を検討すべき資格は施工管理技士です。

施工管理技士とは、施工管理技術者検定に合格することで取得できる国家資格。

難易度によって1級・2級の階級があり、より難易度の高い1級資格を取得している方が、転職市場において評価されます。

以下からは、施工管理を雇用する建築・建設業界でなぜ施工管理技士資格が重宝されるのか、その理由を探っていきましょう。

◆実務経験がないと取得できない資格だから
資格のなかには、特定の学部・学科の学校を卒業することで取得できるものもあります。

しかし施工管理技士資格は、建築・建設現場で一定の実務経験を積まないと受験資格を得られません。

つまり1級・2級それぞれの施工管理技士資格保有者は、施工管理として相応年数の経験を積んできた「頼れる施工管理」の証明ともなるのです。

◆保有者の少ない、希少価値の高い資格だから
取得に一定期間の実務経験が必要なこと、また、近年の建築・建設業界の人材不足により、施工管理技士資格を持つ人材は貴重になっています。

このため、数少ない施工管理技士資格保有者は引く手あまたで、年齢にかかわらず転職市場で高く評価されます。

◆会社に審査が入る際、有資格者がいるだけで加点対象になるから
建築・建設関係企業が公共事業の受注をする際、会社に対して審査が入ります。

この審査の際、保有設備・機器などに加え、施工管理技士が在籍しているかどうかも加点対象となるのです。

1級の施工管理技士が在籍しているだけで、その企業は5点の加点を受けられます。

また、施工管理技士資格を持っていれば一般建設業、および特定建設業の営業所に1人以上必要な「専任技術者」になることもできます。

つまり、建築・建設業界で企業が有利に工事案件を獲得し仕事を進めるうえで、施工管理技士資格保有者は非常に有益な存在なのです。

◆1級保有者になら、どんな規模の現場も任せられるから
施工管理技士は1級と2級、どちらを保有しているかで扱える工事規模が変わってきます。

例えば建築施工管理技士の場合、1級・2級資格保有者が扱える工事の規模は、それぞれ以下の通りです。

1級建築施工管理技士の場合 4,000万円以上規模の工事を請け負える
2級建築施工管理技士の場合 4,000万円未満、建築一式工事の場合は6,000万円未満規模の工事まで請け負える


つまり、1級建築施工管理技士の資格保有者にはどんな規模の工事も任せられるというわけですね。

多大な利益が見込める大規模案件を複数受注するためにも、特に1級施工管理技士資格保有者の確保は重要課題と言えます。

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どんな資格、試験なの?施工管理技術検定を解説

施工管理技術検定のイメージ

施工管理として転職するうえでの施工管理技士資格の重要性がわかったところで、ここからは、施工管理技士資格取得のための試験について解説していきます。

◆施工管理技術検定とは
建設業法第27条に基づき、国土交通大臣から指定試験機関の指定を受けた団体が実施している国家資格試験。

◆種目は全部で7種類
施工管理技術検定の種目は建築、電気工事、土木、管工事、電気通信工事、造園、舗装の7分野あります。

それぞれの分野において資格試験が実施される目的は、以下の通りです。

《建築施工管理技術検定》
建築工事一式を施工するにあたり、その計画や施工図作成、工事の行程・品質・安全管理を的確に行うための知識・技術があるかを検定します。

1級は学科3科目、実地1科目のみですが、2級検定では学科3科目に加え実地も建築・躯体・仕上げの3種目に分けて試験が行われます。

《電気工事施工管理技術検定》
電気工事実施にあたり、施工計画や施工図の作成、工程・品質・安全管理を的確に行うための知識・技術があるかを検定します。

《土木施工管理技術検定》
河川の堤防や護岸などの造成や修復、ダムや橋、道路など私たちの生活に欠かせない構造物工事施工を、工程・品質・安全に配慮しながら的確に管理できるかを検定します。

《管工事施工管理技術検定》 建築・構造物をつくる際、ガスや上水・下水などが通る配管設備の工事施行を、工程・品質・安全に配慮しながら的確に管理できるかを検定します。

《電気通信施工管理技術検定》
オフィス機器など、通信を要する電化製品のためのネットワーク環境の構築、配線工事を工程・品質・安全に配慮しながら管理・施工する能力を検定します。

《造園施工管理技術検定》
庭園・公園のための整地、植樹、景石の設置などを含む造園工事を、適切な工程で安全・品質に配慮しながら施工する能力を検定します。

《舗装施工管理技術検定》
主に道路の地盤をアスファルト、砂利、コンクリートなど適切な材料を用いて舗装する工事を、適切な工程で安全・品質に配慮しながら施工する能力を検定します。

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上記7分野で、それぞれ1級・2級の施工管理技士資格試験が設定されています。

◆施工管理技術者検定の試験内容
施工管理技術者検定では、実技試験はありません。

マークシートでの選択問題をメインとする「学科試験」または「一般試験」、そして記述回答をメインとする「実地試験」または「応用試験」合格で取得できます。

つまり、それぞれ2回のテストに合格すれば施工管理技術者資格を取得できるということですね。

これは階級、また7つの種目にかかわらず、施工管理技術者検定の共通ルールとなります。

以下に、各種目の施工管理技術者検定のおおまかな内容を一覧表にまとめましたので、試験内容の理解にお役立てください。

1級建築施工管理技士の試験内容 【学科試験】建築学等、施工管理法、法規の3科目
【実地試験】施工管理法の1科目
2級建築施工管理技士の試験内容 【学科試験】建築学等、施工管理法、法規の3科目
【実地試験】建築施工管理法、躯体施工管理法、仕上げ施工管理法の3科目


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1級電気工事施工管理技士の試験内容 【学科試験】電気工学等、施工管理法、法規の3科目
【実地試験】施工管理法の1科目
2級電気工事施工管理技士の試験内容 【学科試験】電気工学等、施工管理法、法規の3科目
【実地試験】施工管理法の1科目


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1級土木施工管理技士の試験内容 【学科試験】土木工学、施工管理法、法規の3科目
【実地試験】施工管理法の1科目
2級土木施工管理技士の試験内容 【学科試験】土木、鋼構造物、薬液注入の3種別に分かれる
・土木…土木工学等、施工管理法、法規の3科目
・鋼構造物…土木工学等、鋼構造物塗装施工管理法、法規の3科目
・薬液注入…土木工学等、薬液注入施工管理法、法規の3科目
【実地試験】土木、鋼構造物、薬液注入の3種別に分かれる
・土木…施工管理法の1科目
・鋼構造物…鋼構造物塗装施工管理法の1科目
・薬液注入…薬液注入施工管理法の1科目


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1級管工事施工管理技士の試験内容 【学科試験】機械工学等、施工管理法、法規の3科目
【実地試験】施工管理法の1科目
2級管工事施工管理技士の試験内容 【学科試験】機械工学等、施工管理法、法規の3科目
【実地試験】施工管理法の1科目


1級電気通工事信施工管理技士の試験内容 【学科試験】電気通信工学等、施工管理法、法規の3科目
【実地試験】施工管理法の1科目
2級電気通信工事施工管理技士の試験内容 【学科試験】電気通信工学等、施工管理法、法規の3科目
【実地試験】施工管理法の1科目


1級造園施工管理技士の試験内容 【学科試験】土木工学等、施工管理法、法規の3科目
【実地試験】施工管理法の1科目
2級造園施工管理技士の試験内容 【学科試験】土木工学等、施工管理法、法規の3科目
【実地試験】施工管理法の1科目


1級舗装施工管理技士の試験内容 【一般試験】土木工学、舗装工学、施工管理、関連法規の4科目
【応用試験】設計、材料、施工、補修についての工事内容・工事概要・課題・対策・結果について
2級舗装施工管理技士の試験内容 【一般試験】土木工学、舗装工学、施工管理、関連法規の4科目
【応用試験】設計、材料、施工、補修についての工事内容・工事概要・課題・対策・結果について


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◆受験のおおまかな流れ
《1級の場合》
書面、またはWebで受験申し込み⇒1日で学科試験、実地試験の両方を受験⇒合格発表⇒合格証明書交付申請⇒合格証明書交付

《2級の場合》
書面、またはWebで受験申し込み⇒学科試験⇒学科試験合格発表⇒学科試験合格者のみ、実地試験申し込み⇒実地試験⇒合格発表⇒合格証明書交付申請⇒合格証明書交付

種目によって差はありますが、多くが2級では学科・実地を1日で行い、より上位資格である1級は学科試験合格後、改めて申し込みをして実地試験に臨むかたちになります。

種目により、また階級により試験スケジュールが変わることは覚えておきましょう。

◆受験料

建築施工管理技術者検定 ・原則9,400円
・学科または実地、いずれかのみの場合は4,700円
電気工事施工管理技術者検定 ・原則11,800円
・学科または実地、いずれかのみの場合は5,900円
土木施工管理技術者検定 ・原則8,200円
・学科または実地、いずれかのみの場合は4,100円
管工事施工管理技術者検定 ・原則8,500円
・学科または実地、いずれかのみの場合は4,250円
電気通信工事施工管理技術者検定 ・原則13,000円
・学科または実地、いずれかのみの場合は6,500円
造園施工管理技術者検定 ・原則10,400円
・学科または実地、いずれかのみの場合は5,200円
舗装施工管理技術者検定 ・1級は原則15,000円、応用試験の実の場合は7,500円
・2級は原則8,000円、応用試験の実の場合は4,000円

※受験料は変更になる可能性があります。詳しくは申し込み前に、資格試験の運営団体に確認してください。

◆試験の難易度、合格率
各種目の施工管理技術者検定の難易度、合格率の目安は以下の通りです。

建築施工管理技術者検定 ・学科では35~50%、実地試験では40%前後
・資格そのものの合格率は20~30%
電気工事施工管理技術者検定 ・学科では40~50%、実地試験では50%前後
・資格そのものの合格率は40~70%
土木施工管理技術者検定 ・学科では50~60%、実地試験では40%前後
・資格そのものの合格率は50~60%
管工事施工管理技術者検定 ・学科では40~50%、実地試験では60%前後
・資格そのものの合格率は50~60%
電気通信工事施工管理技術者検定 ・学科では40~50%、実地試験では50%前後
・資格そのものの合格率は50~60%
造園施工管理技術者検定 ・学科では40%前後、実地試験では30~40%
・資格そのものの合格率は50%前後
・施工管理技士資格のなかでも、近年では最難関とされる
舗装施工管理技術者検定 ・学科では20~30%、実地試験では40%前後
・資格そのものの合格率は20~30%
・技術進歩に対応するため、5年に1度の更新が求められる


施工管理転職に役立つ資格、取得のための条件は?

施工管理の実務経験 イメージ

あなたの経歴・キャリアプランに合う施工管理技士資格の種目は、みつかりましたか?

ここからは、施工管理技術検定を受けるための受験資格について、経歴による実務経験年数・試験科目の免除にも触れながら、説明していきます。

◆施工管理技術検定の受験資格を左右するもの
国家資格である施工管理技術検定の受験資格は、規定された学歴、また学歴に応じた年数の実務経験を各工事分野で積むことで得られます。

学歴・受験種目にかかわらず最低でも1年以上、建築施工管理なら建築の、土木施工管理から土木工事など各種目に応じた工事分野での職務経験を積まなければなりません。

ただし、必要な実務経験の年数は受験者の最終学科、また国土交通省が定める学科で単位を取得したかどうかにより変わってきます。

以下に、施工管理技術検定の受験にあたり必要になる実務経験年数を、最終学歴ごとにまとめましたので、確認してくださいね。

《1級施工管理技士受験に必要な実務経験年数》

大学、高度専門士の専門学校卒業生の場合 【指定学科卒業生】3年以上
【指定学科以外の卒業生】4年6か月以上
短期大学、高等専門学校、専門士の専門学校卒業生の場合 【指定学科卒業生】5年以上
【指定学科以外の卒業生】7年6か月以上
高校、中学校、高度専門士・専門士を除く専門学校卒業生の場合 【指定学科卒業生】10年以上
【指定学科以外の卒業生】11年6か月以上
その他 15年以上


《2級施工管理技士受験に必要な実務経験年数》

大学、高度専門士の専門学校卒業生の場合 【指定学科卒業生】1年以上
【指定学科以外の卒業生】1年6か月以上
短期大学、高等専門学校、専門士の専門学校卒業生の場合 【指定学科卒業生】2年以上
【指定学科以外の卒業生】3年以上
高校、中学校、高度専門士・専門士を除く専門学校卒業生の場合 【指定学科卒業生】3年以上
【指定学科以外の卒業生】4年6か月以上
その他 8年以上


なおいずれも、実務経験のなかに1年以上の「指導監督的実務経験年数」、つまり施工管理や現場監督として働いた経験が含まれることを前提としています。

【1級からでも施工管理技士資格は取得可能】
各受験資格を満たしてさえいれば、施工管理技士資格は1級からでも取得できます。

必ずしも2級から段階を踏んで取得する必要はありません。覚えておきましょう。



◆施工管理技術検定の受験資格を免除する要素
特定の資格を保有している場合は、施工管理技術検定を受験するための実務経験年数、または試験が一部免除されます。

以下に、種目別に施工管理技術検定の受験資格・試験内容が一部免除になる条件を記載するので、参考にしてくださいね。

《建築施工管理技士》
・一級建築士
1級・2級ともに、所定の実務経験を満たせば学科試験は免除、実地試験のみの合格で資格を取得できる。

・二級建築士
合格後5年以上の実務経験を積むことで、1級の受験資格を得られる。

《電気工事施工管理技士》
・第一種電気工事士
免状交付を受けていれば、実務経験にかかわらず1級・2級いずれも受験できる。

・第二種電気工事士
免状交付を受けていれば、1年以上の実務経験のみで2級の受験が可能になる。

・電気主任技術者
第一種、第二種、第三種の免状交付を受けていれば、6年以上の実務経験で1級を、1年以上の実務経験で2級の受験資格を得られる。

《土木施工管理技士》
・技術士資格
建設、上下水道、農業、森林、水産、総合技術管理の各部門の第二次試験、技術部門に合格し、所定の実務経験年数を満たせば1級・2級の学科試験が免除される。

《管工事施工管理技士》
・技術士資格
以下いずれか部門の技術士試験合格者は、1級・2級それぞれ所定の実務経験を満たせば、学科試験が免除される。

〇機械、上下水道、衛生工学または総合技術管理の各部門の第二次試験のうち技術部門の合格者

〇技術紫峰施行規則の一部改正前の二次試験のうち機械、水道、衛生工学または総合技術管理部門合格者


《電気通信工事施工管理技士》
特になし

《造園施工管理技士》
・技術士資格
建設、農業、林業及び森林、総合技術管理の各部門の第二次試験、技術部門に合格し、所定の実務経験年数を満たせば1級・2級の学科試験が免除される。

《舗装施工管理技士》
・技術士資格
建設部門の二次試験合格者は、1年以上の指導監督的実務経験があれば受験可能となる。

・1級土木施工管理技士
合格者は1年以上の指導監督的実務経験があれば、受験可能となる。

・1級建設機械施工技師
合格者は1年以上の指導監督的実務経験があれば、受験可能となる。

【実務経験は「実務経験証明書」で証明する】
施工管理技術検定の受験時には、願書と一緒に実務経験証明書を提出します。

この受験資格証明書への記入内容をもって、受験者が受験資格をきちんと満たしているかが厳密にチェックされるのです。



◆詳細は、各試験の運営団体に確認を
受験資格や免除条件、受験料や試験内容などの詳細は、試験を運営する各団体のサイトで確認しましょう。

建設、電気工事施工管理技術検定の運営団体 一般社団法人 建設業振興基金試験研修本部
土木、管工事、電気通信工事、造園施工管理技術検定の運営団体 一般社団法人 全国建設研修センター
舗装施工管理技術検定の運営団体 一般社団法人 日本道路建設業協会


施工管理技士の資格、1級と2級の違いは?

施工管理技士 階級の比較

1級と2級の施工管理技士資格の大きな違いは、以下の通りです。

1級施工管理技士 ・特定建設業の許可が必要な工事現場に必要な「管理技術者」になれる
・外注総額4,000万円以上、建築一式では6,000万円以上規模の工事を扱えるようになる
2級施工管理技士 ・規模にかかわらず、工事現場に配置すべき「主任技術者」になれる
・外注総額4,000万円未満の工事施工管理として活躍できる


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1級を取得すればどんな規模の工事も請け負えるようになりますが、実務経験が1級の受験資格に満たないようなら、まずは2級の取得をめざしましょう。

主任技術者、管理技術者として働けるようになれば、より良い待遇・条件での転職成功も期待できます。

計画的な施工管理技士資格取得で、転職活動を有利に!

施工管理技士資格 有利な転職

国家資格である施工管理技士の取得には、最低でも1年、経歴や階級によっては15年以上もの時間が必要です。

しかしその分希少価値も高く、保有者の人材価値を向上させる大きな武器ともなってくれます。

40代で施工管理としての転職を考えているなら、計画的に施工管理技士資格を取得し、より良いかたちでの成功をめざしましょう。

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