大型ドライバーの転職を成功へ!求人の見方から必要な資格まで解説

『コラム40』~お仕事探しに役立つ情報発信中!~
このエントリーをはてなブックマークに追加
Banner column01

大型ドライバーへの転職では、どこに気をつけるべきかご存知でしょうか?
今トラックドライバーの需要は増加傾向にあり、求人も多くなっています。

数ある求人の中からどの会社が自分に合っているかを見極めるには、ポイントを押さえておく必要があります。

今回は求人の種類や求人票の見方、必要な資格まで、大型ドライバーへの転職を成功させるための情報をまとめてお届けします。

最後には転職前に確認しておきたいポイントも詳しく解説しています。
これからトラック業界でキャリアを築いていきたい人は必見です!

最後まで目を通して、転職を成功させてくださいね。

目次

《大型ドライバーに転職》求人を見るコツ

大型トラック

大型ドライバーへの転職を目指す際に、どんな企業に応募するかは重要になります。
数ある求人の中から何を基準に選べばいいのでしょうか。

ここでは、求人を見るコツを見ていきましょう。

◆求人はココを見る!3つのコツ
《給与》
・給与形態の種類
求人を見る上で欠かせない収入の項目は、給与形態によって記載の仕方が異なります。

固定給:変動がなく毎月支払われる給与のこと。一律で支払われる手当が含まれています。

日給月給:日給換算の給与を毎月一度まとめて支払う給与形態のこと。欠勤、遅刻、早退などは控除されます。

基本給:ベースとなる給与の金額で、諸手当は含まれていません。

年俸:年単位の給与のこと。支払いは毎月一度になります。年俸制の場合は一年間に支払われる給与金額が決まっていますが、月給制の場合は賞与額が会社の業績や個人の査定によって変動します。

・給与に幅がある場合
「月給30万円~50万円」など給与に幅のある求人をよく見かけるかと思います。
低い金額の給与に個人のスキルや経験を上乗せして給与が決められることがほとんどです。

つまり、給与額の幅は個人のスキル・経験の幅となります。
ただし再下限の給与金額からのスタートが多いと思っておきましょう。

また、記載されている給与は額面で記載されているため、そこから社会保険の金額が引かれます。
大体額面の20%くらいは差し引かれた金額が手取りになると思って給与をチェックしてくださいね。

・残業代
企業によっては固定残業代(みなし残業)を設定している場合もあります。
その際には給与欄のところに固定残業代の金額や時間が記載されています。

記載にある時間を超えた残業がなくても支払われる残業手当です。
みなし残業を超過した場合は追加で残業代が支払われます。

《勤務時間》
大型ドライバーの場合は勤務時間が不規則になりがちのため、勤務時間はどのようなものがしっかり確認しておく必要があります。

長距離での運転の場合、休憩時間や翌日の勤務時間がどのように設定されているのかを見ておきましょう。

またライフスタイルや希望に合わせて柔軟に対応してくれるかどうかも確認しておきたいところです。

《休日》
休日欄では、「完全週休二日制」や「週休二日制」などが多いでしょう。

この違いは、1週間のうち必ず2日休めるのが「完全週休二日制」で、月に1回以上2日の休みがある週があり、他の週は1日以上の休みがあるのが「週休二日制」です。

休日がどれくらい取れるかは、長く働く上で重要です。
休日の曜日が固定なのかシフトによって変動するのかも確認しておきましょう。

合わせて産休・育休・介護休暇や有給休暇の取得実績もチェックしておくとよいでしょう。

《年齢や性別に関する表現》
求人の中で年齢や性別に関する表現は基本的に不可となっています。

しかし「女性活躍中」や「40代活躍中」など「活躍中」という表現を使っている場合は、その年代や性別の人を求めているということです。

もし「活躍中」という表現があれば、そこで自分に合っているかどうかの目安になります。
あまりにかけ離れている場合は応募しても書類で通らないことが多いと思っておきましょう。

◆こんな求人は要注意!
次に、求人に記載されている文言で注意しておきたい表現を見ておきましょう。

・高収入をアピールしている求人
「月収50万円以上も可能」「年収1000万円以上も目指せる」など、高収入をアピールする求人は注意が必要です。

それだけ高額を稼ぐには、かなりハードに働かなければ難しいからです。

もちろんそれだけの高収入を稼ぐことも不可能ではないと思いますが、収入だけではなく働き方や休日、待遇なども考慮してあなたに合った働き方ができるかどうかを重視してくださいね。

・曖昧な表現が多い
給与や待遇はしっかり明記する必要がありますが、社内の雰囲気や仕事内容などの表現が曖昧だったりよくわからないような企業は避けておいた方がいいでしょう。

仕事内容ひとつとっても、ドライバーの仕事はただ運転するだけではありません。
荷物の積み下ろしや検品、事務などさまざまな業務を行います。

どんな業務があるのかを明確に書かれていなければ、入社後に「思っていた企業と違っていた」ということになりかねません。

・トラックの整備、安全に関する表記がない
ドライバーの仕事は運転することです。

毎日運転するトラックの整備や安全のためのドライブレコーダーが付いているか、どんな車種のトラックがあるのかなどの記載がない企業は注意が必要です。

毎日使用するトラックのことを大切にしない企業は、そこで働く社員も大切にしてくれない可能性があります。

求人票に記載がなければ企業のホームページを見るなどして確認しておきましょう。

▼合わせて読みたい!
大型ドライバーのお仕事!ブラック求人の見抜き方と探し方のコツ

大型ドライバーと言っても様々!求人の種類は?

大型トラックを運転するドライバー

次に、トラックドライバーの中でも花形といわれる大型ドライバーの求人の種類を見ていきましょう。

◆大型ドライバーの仕事の種類
《バン・ウィングの仕事》
小型から大型まで、最も数の多いトラックです。
トラックドライバーにとってもなじみのあるトラックで、部品や雑貨、冷凍庫などの配送によく使われます。

荷台がアルミ製の箱のような形をしており、積み荷を雨や風から守ることができます。

フォークリフトなどで荷物の積み下ろしができないため、ドライバーが自分で荷物を積み下ろしを行うことが多くなります。

中長距離の配送が求められ、時には1週間以上かけて運転することもあります。

部品便の場合、大手部品メーカーが親会社のことが多く、安定して働くことができるでしょう。
全国さまざまな土地に行くことができ、旅行気分を味わうことができる場合もあります。

《平ボディーの仕事》
トラックの歴史上最初の形状と言われるトラックです。

荷台がフラットになっているため荷物が下ろしやすく、積み荷のサイズや積み下ろしの方法に制限がないため、さまざまな荷物に対応が可能です。

ただし壁や屋根がないため、積み荷を守るためのシートをかけるなどの作業が必要になります。

鉄鋼業者が荷主になっている場合が多く、製造工場間での配送が多くなります。
直接現場に配送する場合もあり、納品場所が変わることも多々あります。

長距離便は比較的少なく、家に帰る時間も多く取ることができるでしょう。

《タンクローリーの仕事》
大型タンクローリーの配送は主に燃料輸送です。
指定の基地で輸送用の燃料を補給し、ガソリンスタンドなどに輸送しながら帰社します。

中距離便での配送が多く、場合によっては半日で仕事が終わる場合もあります。
しかし冬場は繁忙期のため、忙しくなるでしょう。

《キャリアカーの仕事》
大型キャリアカーは主に港で自動車を積み、ディーラーに納車したり、中古車オークション会場から輸送したりします。

さまざまな車に触れることができ、車好きにとっては楽しい仕事と言えます。
部品便と同様に大手自動車メーカーの子会社が多く、安定していて待遇面でも比較的優良な会社が多いでしょう。

《トレーラーの仕事》
重量のある荷物を運搬するトレーラーの仕事は、長距離輸送がほとんどです。
給与の水準も高めに設定されていることが多く、ドライバーの中でも魅力的なトラックと言えます。

このようにトラックの種類によって、仕事内容や運転する距離などはさまざまあります。

◆大型ドライバーの雇用形態
次に、ドライバーの雇用形態について詳しく見ていきましょう。
ドライバーの雇用形態は会社によってさまざまです。

しっかり確認して、あなたに合う雇用形態を見つけてくださいね。

《正社員》
会社で定められた就労時間にフルタイムで勤務する正社員は、最も安定している雇用形態と言えます。

給与は高めに設定されており、福利厚生や待遇も非正規雇用より優遇されていることがほとんどで、安定して働くことができます。

ほとんどの人は正社員での雇用を希望するでしょう。

《契約社員》
正社員と違って雇用期間が決められており、雇用期間が終了した時点で契約更新がなければ、仕事を続けることができなくなります。

契約社員の契約期間は最長で3年間ですが、専門的知識を持っていたり60歳以上であれば最長5年が認められています。

就労時間を契約ごとに設定することができ、正社員に比べると働き方の自由度が高いと言えます。
ただし正社員と同様の福利厚生や待遇、各種手当などが受けられない場合があります。

《派遣社員》
派遣会社と雇用契約を結び、各企業に派遣される働き方です。

給与は時給制のため高めに設定されることが多い反面、交通費が時給に含まれているところは派遣社員のデメリットのひとつでもあります。

派遣会社が勤務先企業を紹介してくれ、勤務条件などの交渉も行ってくれ、派遣後のフォローなどのサポートも受けることができます。

《アルバイト・パート》
時給換算で働く雇用形態で、有給休暇や社会保険の加入も可能です。
指定された業務のみに携わり、比較的自由度が高い働き方と言えます。

保証などが薄く、安定した働き方とは言えません。
大型トラックでは免許取得に時間がかかるため、働きながら免許取得をする間はアルバイトの形態で働く人もいます。

《業務委託》
請け負った案件ごとに報酬を得る業務委託で働く人もいます。
請け負うには配送会社とのつながりやトラックも必要になります。

スキルが身につき、配送会社との信頼関係が築けていれば、委託で高収入を稼いでいる人もいます。

《大型ドライバーに転職》求められる資格と素養

大型トラックの前に立つ人

あなたに合う雇用形態は見つかりましたか?
ここでは大型ドライバーに求められる資格や素養について解説していきます。

◆大型ドライバーに求められる資格
・普通自動車運転免許
大型トラックの免許取得には必須の資格です。

最近ではトラックもオートマ車が多くなっていますが、マニュアル車の会社もあるため、マニュアルでの免許がある方がいいでしょう。

・大型免許
普通自動車や中型では運転できない積載量や車両総重量の制限なく運転することができます。

取得するためには難易度も上がるため、大型ドライバーとしてのキャリアを築いていきたい人には必要な資格です。

・けん引免許
普通自動車、大型・大型特殊免許を持っている18歳以上なら受験資格がある、けん引免許は、大量輸送の際に重要になる免許です。

トレーラーのけん引には高い運転スキルが必要となるため、大型免許を取得後にこの免許を取得する人が多いと言われています。

・玉掛作業者
18歳以上なら受験資格があるため、トラックドライバーなら誰でも取得が可能な免許です。

鉄鋼業界や建設業界での仕事をする際に、荷物の積み下ろしをクレーンで行うことが多く、玉掛の免許が求められることがあります。

取得しやすく他業界でも活用できる可能性があるため、取得しておいて損はない資格です。

・フォークリフト運転技能者
こちらも玉掛の免許と同様に、運転以外にあると活用できる資格のひとつです。

運送会社では荷物の積み下ろしにフォークリフトを使うことが多いため、大型免許と一緒にフォークリフトの免許も持っていると優遇される可能性があります。

・危険物取扱者
丙種・乙種・甲種の3種類があり、難易度が異なります。
トラックドライバーでは主に燃料輸送の仕事に役立ちます。

大手燃料メーカーの子会社では特に資格取得が推奨されています。
そのためあらかじめ取得しておくと有利になるでしょう。

・運行管理者
トラックドライバーとして働く間は直接関係ない資格ですが、将来ドライバーから管理者へのステップアップを考えているなら取得しておくとよいでしょう。

受験するには一定期間の実務経験が必要ですが、比較的取得しやすい資格です。

◆大型ドライバーに必要な素養
大型ドライバーに求められる資格が把握できたところで、次にドライバーに必要な素養を見ていきましょう。

・運転スキル
仕事で毎日運転するため、車の運転を得意な人が求められます。
普通自動車と違って大型トラックには免許のほかにも高い運転スキルが必要になります。

もちろん研修や指導も行われますが、長く働くには、自分の運転スキルを磨くことにやりがいを感じられることが大切です。

・責任感
大型ドライバーはただ荷物を運べばいいというわけではありません。
荷物もトラックもドライバー自身も安全で正確に、そして納期を守ること。

たとえ小さな事故でも、お客様に迷惑をかけてしまうだけではなく会社の信用も損なってしまうおそれがあるため、プロとして仕事を任せられる人物かどうかが求められます。

・コミュニケーション能力
基本的にドライバーは一人で運転し、食事や休憩時間も一人で過ごすことがほとんどです。
しかし配送先では荷物の積み下ろしやチェックなどで社外の人ともやり取りする機会はあります。

営業や接客のように話し上手である必要はありませんが、円滑に業務を進めたり信頼関係を築くためのコミュニケーション能力は必要です。

◆トラックドライバーに向いている人
次に、具体的にどんな人がドライバーに向いているか見ていきましょう。

・体力に自信のある人
大型ドライバーは中・長距離の配送が多い職種です。
長く時間同じ姿勢で運転したり、車内で休憩を取ったり、拘束時間が長くなる場合もあります。

ある程度の体力がなければ長く続かない仕事のため、体力に自信がある人に向いています。

・自己管理ができる人
一日のほとんどを一人で過ごすことが多いため、休憩時間や体調管理ができなければいけません。

あれこれ人に指示されて動くのではなく、自分の考えで仕事に取り組める人に向いている仕事と言えます。

・社会貢献したい人
今の社会にドライバーの仕事は不可欠です。
大きなものから小さなものまで、人々の暮らしを支える役割を担っています。

誰かの役に立ちたい、社会貢献したいという気持ちを持った人はドライバーの仕事に向いています。

《大型ドライバーの求人》転職前に徹底調査

会社の選び方イメージ

大型ドライバーへの転職を成功させるには、自分に合う会社の求人を見つけることです。
そのためには、応募する前にある程度会社について調べることも必要になります。

ここでは求人からわかる会社選びや、事前に確認しておきたいポイントを詳しく解説します。

◆求人で見ておきたいポイント
・給与
未経験でも高すぎる給与が記載されている場合は、なぜそんなに高いのかを確認する必要があります。

もしあなたが大型免許や他の免許を保有しており、実務経験もあるなら高い給与でも採用してくれる会社はあります。

経験の有無によって給与額は差異があるため、あなたの保有資格や経験から見極める必要があります。

・福利厚生
福利厚生は会社によって異なりますが、自分の希望する待遇が得られるかどうかも確認しておきたいところです。

家族がいる人なら家族手当や子ども手当、住宅手当や寮完備など、希望するものから探してみてもいいでしょう。

・労働環境
勤務時間や休日などの労働環境は重要なチェックポイントです。
まだ残業についての記載も必ず見ておきましょう。

平均残業時間や残業代の支払いについてなど、丁寧に記載している会社は信頼できると言えます。

◆事前に確認しておくべきポイント
求人に掲載されていなくても、事前に確認しておきたいポイントがあります。

・最新の車両があるかどうか
今ある最新のトラックは安全装備が充実しています。
安全装備を意識している会社は、社員の安全をしっかり考えてくれる会社という目安になります。

また最新の車両を導入できるということは、それだけ資金があるという判断材料にもなります。
古い型でも、後付けで安全装備が整っているかを確認しておきましょう。

・車両台数やドライバーの数
会社が保有する車両台数やドライバーの数は、企業規模を知る上で大切な情報です。
しかしそれは企業規模だけではなく、あなたが働く上でも重要です。

例えば保有台数が多い場合、「予備車」と呼ばれる車両も多くなります。

もし自分が主に乗っている車両に不具合が生じた場合でも「予備車」があれば仕事を休むことなく働くことができます。

日給月給の給与形態であれば、仕事ができないと収入に影響します。
この「予備車」があれば、こうした不測の事態でも仕事をすることができます。

・何次請けの会社か
大手メーカーの子会社であればある程度安定していると言えますが、さまざまな取引先を持つ運送会社なら、何次請けの案件が多いのかも知っておきたいところです。

二次請けや三次請けが多い場合は比較的安心していいかもしれませんが、それ以下の案件が多いと一案件での会社の利益が少なく、ひいては個人の給与も低くなる可能性があります。

・トラックの清掃が行き届いているか
直接の業務や収入には関係ないと思われるかもしれませんが、トラックの清掃が行き届いているかは実は意外と重要です。

会社の顔とも言うべきトラックが汚れていては、配送先でいい印象を持ってもらえません。
トラックが整備されていないと、扱う荷物も管理がずさんと思われる可能性もあります。

またトラックを清掃する時間が取れないほど忙しい会社という場合もあります。
求人に掲載されている写真や、会社のホームページなどで確認しておきましょう。

▼合わせて読みたい!
40代の大型ドライバー転職を成功へ導く!口コミの収集&活用方法

◆自分で調べられない人は転職エージェントもおすすめ!
求人や企業のホームページで確認する暇がない!という人もいるかもしれません。
そんな時は、転職エージェントを活用することをおすすめします。

転職エージェントは登録すれば転職活動のサポートをしてくれます。
求人の紹介はもちろん、その企業の詳しい情報や業界についても教えてもらうことができます。

今後の自分のキャリアプランについてプロの意見を求めたり、一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえる可能性もあります。

また企業から直接オファーが届くスカウト機能を併用することもできます。
企業からのオファーのほとんどは面接が確約されているため、応募する手間も省けます。

初回の登録には少し時間がかかりますが、転職活動を円滑に進めるために便利なツールと思って賢く活用してみるのも転職成功の近道と言えます。

▼合わせて読みたい!
大型ドライバーへの転職成功に役立つ!優良な運送会社の見分け方
運転免許以外にもある!大型ドライバーの転職を有利にする必要資格

まとめ

いかがでしょうか。
大型ドライバーへの転職を成功させるには、求人情報から自分に合うかどうかを見極めることが大切です。

また大型ドライバーと一言で言っても、トラックの種類、仕事の内容は会社によって異なります。

数ある求人の中からどの仕事をしたいのか、今回の記事を参考に検討してみてくださいね。

Banner neo column 01

新着記事

関連する記事