転職したい中高年男性が面接前に読んでおくべき【服装マニュアル完全版】
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面接にどのような服装で行けば良いのかとお悩みではありませんか?
中高年の男性の中には「面接を受けるのは久しぶり」という方や、「面接の服装について今さら誰にも聞けない」という方が多くいます。
そこで、中高年のための転職サイト「FROM40」を運営する私たちが、中高年の男性向けの面接時の服装ルールから面接官のチェックポイントまで、ひとつひとつ説明します。
服装は印象を決める大きな要素のひとつです。最後までよく読み、面接官に良い印象を与える面接時の服装について理解していきましょう。
目次
中高年の男性の面接時の服装って大切なの?
中高年の男性が面接を受ける場合、服装のマナーや身だしなみはどのくらい大切なのでしょうか?
人は、はじめて会う人に対して約15秒で第一印象を決めている、と言われています。
印象を決める要素には、
・話し方や口調、スピード
・声の響きや表情
・しぐさや動作
など色々なものがあります。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した【メラビアンの法則】によると、言語情報・聴覚情報・視覚情報のうち、話し手が聞き手に与える影響力の割合は下記の通りでした。
・視覚情報(見た目や表情、動作など) 55% ・聴覚情報(口調や話のスピードなど) 38% ・言語情報(話す内容) 7% |
この結果から、第一印象をよくするためには、表情や話し方や動作、服装や髪形などの見た目といった非言語コミュニケーションが重要だということが分かります。
面接は、15分~1時間程度の短い時間で、いかに「採用したい」と思ってもらえるかが肝心なので、第一印象を良くしておいて損はありません。
次項からは早速、面接にふさわしい服装や髪形などのルールについてお教えします。
《パーツ別》中高年の男性必見!面接時の服装ルール
(1)スーツ
スーツの色は、紺色か灰色がオススメです。
わざわざ新調する必要はありませんが、サイズ感や季節に合ったスーツを着用してください。
◆リクルートスーツには注意!
新卒など若い人向けのリクルートスーツを着ると、違和感が出る場合がありますので注意してください。
――――――――――――――
(2)ワイシャツ
どの業界や職種の面接でも間違いがないのは、清潔感のある白いシャツです。
応募する職種によっては薄いブルーやピンクでもかまいませんが、派手すぎる柄物やストライプは避けた方が良いでしょう。
シャツの下には白無地のアンダーシャツ、袖の長さは長袖がおすすめです。
昔着ていたスーツを着る場合は、 ・体型が変わっていないか ・汚れや色落ちはないか ・デザインが古臭くないか など、事前に試着して確認してください。
◆汚れやシワに注意!
襟や袖の汚れは非常に目立ちますし、面接官に不潔な印象を与えます。 また、ヨレヨレのスーツやシャツは、だらしない印象を与えることも。
必ず汚れを落とし、アイロンをかけたもの、または、クリーニングに出したものを準備しておきましょう。
――――――――――――――
(3)ネクタイ
ネクタイは、シンプルな色やデザインで、あなたに似合っているものを選びましょう。
顔回りが暗くなると疲れて見えたり、覇気が感じられなくなったりするため、顔色が明るく見える色もおすすめです。
◆悪目立ちに注意!
色やデザインで個性を出してもかまいませんが、応募する企業や業界に適切でないものや、冠婚葬祭用の真っ白や真っ黒のもの、派手すぎる原色のネクタイなどはやめておいた方が無難です。
ビジネスシーンにふさわしいネクタイを選びましょう。
(4)鞄
色は黒や茶色が基本です。
履歴書などの書類を持参する場合もあるので、A4サイズが余裕で入るサイズが便利です。
また、書類などをスムーズに出せる機能的なものや、床に鞄を置いても大丈夫なように自立するタイプがおすすめです。
◆傷や汚れ、色落ちに注意!
これまで仕事で使用していた鞄を面接に使ってもかまいませんが、あまりに傷や汚れ、色落ちが目立ったり、ヨレヨレの鞄だと、あなたの印象を悪くするかもしれませんので注意してください。
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(5)靴・靴下
足もとは、面接でよく見られるポイントのひとつです。
アパレル業界やデザイナーなど個性を出したい場合以外は、ビジネス用の靴や靴下で統一しておくことをおすすめします。
靴は、黒・茶色などのビジネス用の革靴で、スーツと合わせたときに違和感のないものにしましょう。
靴下は、黒・グレー・紺色などの暗い色合いのものがおすすめです。
くるぶしまでの短い靴下や、大きなポイントが入ったものは避けましょう。
◆汚れやキズに注意!
靴は出かける前によく磨き、手入れが必要な場合はしっかりと手入れをしておきます。
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(6)髪形・ひげ
髪の色は、黒色が好ましいでしょう。
40代50代となると白髪が目立つ人も少なくありません。もし、ご自身で気になるようだったり、疲れた印象を与えてしまうようであれば、染めても良いかもしれません。
無精ひげや生えかけのひげは、だらしない印象や不潔な印象を与えてしまいますので、必ず剃っておきましょう。
◆清潔感を出して!
髪形もひげも、見た目の印象に大きな影響を与えます。
清潔な印象を与えられるよう「寝グセはないか」「セットは崩れていないか」「ひげは生えていないか」など、出かける前はもちろん、面接前にもトイレなどでしっかりとチェックしておきましょう。
――――――――――――――
(7)時計や装飾品
中高年の男性の場合、基本的には時計と結婚指輪以外はつけないようにしてください。
時計は文字盤のシンプルな、落ちついた色のものを選ぶと良いでしょう。
◆派手にならないよう注意!
個性を出した方が良い業界や職種以外は、アクセサリー類は外しておく方が無難です。
面接官のチェックポイントと雇用形態による服装の違いとは?
面接官は、面接中にあなたの経歴や能力だけではなく
・一緒に働きたいと思える人物かどうか
・自社の社名や信頼を損なわない人物かどうか
などもチェックしています。
もし、あなたの経歴がどんなに素晴らしくても、よれよれのスーツやシミのついたシャツで面接に臨んだのであれば、残念な結果になる可能性は高いでしょう。
社会人として、みだしなみや見た目の清潔さは大切だからです。
服装はもちろんのこと、清潔さや姿勢、話し方などもチェックされていることも知っておいてくださいね。
◆正社員・契約社員・アルバイト…雇用形態で服装を変える必要はあるの?
最後に、応募する雇用形態によって服装を変えた方が良いかどうかについてみていきましょう。
大原則として、どの雇用形態であっても、応募企業から服装の指定がある場合はそれに従うと覚えておいてください。
服装の指定がない場合は、応募先企業や仕事の内容、面接官の考え方や社風によって求められる服装は異なります。
しかし、「面接にはスーツを着てくること」が最低限のマナーと考える面接官は存在しますし、スーツは誰に対しても相手への敬意を伝えることができるため、最も間違いがない服装だと言えます。
まとめ
面接のときに、服装や見た目でマイナスイメージを与えてしまうことは避けたいものです。
必ず事前に準備をして、当日はあなたの魅力や能力を十分に伝えることに専念できるようにしてくださいね。
あなたの転職活動がうまくいきますように。
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