女性の大型トラックドライバーは増えている!転職のコツや給与を解説

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トラックドライバーの中でも花形と言われる、大型トラックドライバーに転職しようと思ったことはありませんか?

ひと昔前は男性がほとんどの業界でしたが、今は女性が歓迎されている職種のひとつ。
労働力不足もあり、国をあげて女性の活躍が進められている業界と言えます。

女性の活躍が後押しされているとは言っても、女性の少ない環境で働くのは不安も多いのではないでしょうか。

今回は、女性が大型トラックドライバーに転職する上で役立つ情報をお届けします。

女性が採用されやすい求人の探し方のコツから、女性が転職するメリット、さらに平均年収や収入アップを目指すコツまで詳しく解説しています。

最後まで目を通して、女性がトラックドライバーとして活躍する道を探す参考にしてみてくださいね。

目次

女性が大型ドライバーに転職する方法

トラックが並んでいる風景

トラックドライバーは文字通り、トラックを運転して目的地まで荷物を安全かつ確実に配達する仕事です。

その中でも大型といわれるトラックには、種類があります。
まずはトラックの種類を見ていきましょう。

◆トラックドライバーの種類
・バン、ウィング
トラックの中では最も多い種類で、雑貨屋製造業の製品、冷凍車などがあります。
中~長距離を走ることが多く、1週間以上の長距離を走ることもあります。

部品を運ぶ部品便では中型より給与が高めに設定されていることが多く、冷凍車であれば長距離便が多くなります。

全国各地へ配送することもあり、いろんな地域をドライブ気分で走ることも魅力のひとつと言えます。

・平ボディ
中型と同様に鉄鋼業者の荷物を配送することが多く、工場はもちろん直接現場へ配送することもあり、配送先はさまざまです。

冷凍車のような長距離移動は少なく、自宅に帰る時間も比較的多く確保することができます。

・タンクローリー
大型のタンクローリーは燃料輸送が主な仕事です。
指定の場所で燃料を補給し、ガソリンスタンドなどに輸送しながら帰社します。

中距離での配送が多く、冬が繁忙期となります。

・キャリアカー
乗用車を何台もまとめて輸送するキャリアカーは、車社会の日本に欠かせない存在です。

主に港から自動車を積み込み、自動車ディーラーに納車したり、オークション会場から輸送したりします。

さまざまな自動車を輸送するため、車好きな人におすすめの仕事です。
大手の自動車メーカーの子会社となっている企業が多く、待遇面では比較的良い水準の場合が多いと言えます。

◆女性トラックドライバーの現状
《人材不足のトラック業界は女性も引く手あまた!》
今、トラック業界は人手不足が深刻化しています。

ドライバーの確保が難しくなっており、40代や50代の未経験者でも歓迎という企業が増えてきています。

こうした労働力不足を解消するため、国土交通省は「トラガール促進プロジェクト」として、女性ドライバーを増やす取り組みに着手し、トラック業界での女性の活躍を推進しています。

こうした取り組みもあり、今女性のトラックドライバーへの転職は後押しされていると言えます。
未経験からでも採用の可能性があり、女性が働きやすい環境が整えられています。

《免許取得支援制度のある企業を探す》
小型トラックや宅配トラックなどは普通免許で運転できるものもありますが、大型トラックとなると大型自動車免許が必要になります。

しかし、普通免許があれば、入社後に大型自動車免許の取得支援をしてくれる企業も増えており、転職前に大型自動車免許を取得していなくても転職は可能です。

その際は、免許取得の支援制度がある企業を探すとよいでしょう。

《フォークリフト免許があれば有利》
大型トラックドライバーでの荷物の積み下ろしは、小型や中型トラックと違って手作業で行うことがほとんどありません。

大きな荷物や燃料などがほとんどのため、荷物の積み下ろし作業にはフォークリフトが使われます。

そのため、フォークリフトの免許を持っていれば、転職が有利になるでしょう。
大型自動車免許と同様、取得を支援している企業もあります。

◆女性が大型トラックドライバーに転職する方法
次に、女性が大型トラックドライバーに転職する方法を見ていきましょう。
《求人サイトから探す》
効率よくトラックドライバーの仕事を探すなら、求人サイトで検索するのが一番早い方法です。
女性向けの求人サイトやトラックドライバーに特化したサイトがおすすめです。

大手サイトは情報量もより多く集めることができますが、広告料が高いため、中小企業の求人はあまり掲載されていません。

成果型で広告掲載ができる求人サイトで、女性やトラックドライバーに特化したサイトは、最初の掲載には費用がかからないため、多くの企業が掲載している可能性が高くなります。

時間があれば、どちらのサイトでも検索してみることをおすすめします。

《ハローワークから探す》
ハローワークの求人サイトや、ハローワークに直接足を運んで求人票をチェックするのもおすすめです。

ハローワークはより多くの求人が集まっており、急募の案件などは直接貼りだされていることもあります。

急募となっている企業なら、面接される可能性が高いため、転職の可能性も高くなります。

《求人誌から探す》
新聞の求人欄や折り込みチラシ、求人誌などの紙媒体も時間があればチェックするとよいでしょう。
自分では検索しなかった企業の求人を発見できる可能性もあります。

勤務地を絞り込んで探したい場合などは、新聞の求人欄や折り込みチラシが探しやすい場合があります。

◆女性ドライバーが活躍できる求人を探すコツ
《既存の女性ドライバーがいる企業を探す》
これが一番手っ取り早いかもしれません。
すでに女性のドライバーが活躍している企業なら、今後あなたが活躍する場も開けやすいでしょう。

既存の女性ドライバーがいれば制度や環境も整えられていることが多く、働きやすさも得られる可能性が高くなります。

《「女性が活躍中」の文言を探す》
求人の広告では、男女に対する雇用の呼びかけができません。
企業は女性ドライバーを募集したくても「女性募集!」とは書けないのです。

そのため、女性を採用したい場合は「女性が活躍中」という表現を使うことが多々あります。
このような表現を使っている企業なら、女性の採用率が高いため狙い目と言えます。

《産休・育休制度の取得実績のある企業を探す》
最近では女性ならではの気配りや丁寧な対応が高く評価され、個人宅への宅配や企業間の配達に女性が重宝されています。

まだまだ大型トラックドライバーの仕事に女性は少ないのが現状です。
しかし今後はさらに「女性だから」といった性差による職種の壁はなくなっていくでしょう。

だからこそ、産休や育休といった女性のライフイベントに関わる休暇や、時短勤務といった制度をしっかりと充実させている企業を選びたいところです。

運送会社ではドライバーは男性が多く、女性はほとんどが事務職という場合も多いでしょう。
ドライバーという仕事上、時短勤務は難しいと思われるかもしれません。

しかし女性のライフイベントに合わせた休みや働き方のフォローができない企業では、女性が働きやすいとは言えない場合があります。

求人票では福利厚生や休暇制度に着目し、そういった制度の有無を確認しておくことをおすすめします。

《女性用のトイレや更衣室のある企業を探す》
女性が働きやすい職場と言えば、トイレや更衣室の整備が大きい要素と言えます。
求人票で確認できない場合は、企業のホームページやパンフレットなどもチェックしておきたいところです。

それでも確認できない場合は、面接などで会社に行った時に確認しておくようにしましょう。

もし女性に配慮した環境がなかったり、今後も用意するつもりがないといった企業であれば、入社後も働きにくい職場環境の可能性が高くなります。

一日の長い時間を過ごす職場の環境は、大切です。

例え長距離運転で長くとどまらない事務所であっても、そうした配慮をしてもらえない場合は、女性が活躍できる職場とは言えません。

本当にあなたが働きたいと思える環境がある企業を探すことが、転職成功の近道となります。

女性の大型ドライバーは多い?

女性のトラックドライバー

年々増加傾向にある女性のトラックドライバー。
その現状や向いている仕事、仕事のやりがいなどを詳しく見ていきましょう。

◆女性トラックドライバーの数
総務省の労働力調査によれば、2019年のトラックドライバーの数は前年より6万人減少しています。

しかし男女別に見てみると、男性が9万人減少していますが、女性の数は3万人増加しています。

前述した国土交通省の「トラガール促進プロジェクト」のように、国をあげて女性トラックドライバーは後押しされている現状もあり、今後も女性が活躍できる業界のひとつとなっていくでしょう。

また現役女性ドライバーの意見をもとに、職場の環境改善も進められています。

◆女性ドライバーに向いている仕事
トラックの運転や荷物の積み下ろし、目的地までの配送など、男女問わずトラックドライバーの仕事はある程度の体力が求められる仕事です。

・女性には厳しい?個人宅への配送の仕事
女性には意外と厳しいと言われるのが、大きな荷物の積み下ろしをする配送の仕事です。

小さな荷物なら台車などを使えば、力もそれほど必要ではなく運びやすい荷物もありますが、仲には重い荷物もあります。

こうした個人宅への宅配では、荷物の積み下ろしを手作業で行わなければいけません。
配送先が女性の場合は、女性の宅配便が喜ばれますが、こうした厳しい一面もあることを理解しておく必要があります。

・女性にも向いているのは中型以上の配送
中型トラックのゲート車での配送や、大型トラックやトレーラーなどは、代車のままトラックの荷台に積み込んだり、フォークリフトで積み込んだりするため、荷物の積み下ろしが比較的楽に行えるため女性に向いていると言えます。

ただしフォークリフトの免許が必要になる場合もあります。
企業によってはフォークリフトの免許がなくてもいいという場合もあるため、転職の際に確認するようにしてくださいね。

◆大型トラックドライバーのやりがい
次に、大型トラックドライバーの仕事のやりがいを見ていきましょう。

・社会貢献度の高い仕事
トラックドライバーは、日本の物流を支える重要な仕事です。

雑貨や食品などの小型・中型トラックでの配送はもちろんですが、大型トラックが活躍する、燃料や大きな製造部品、自動車など私たちの生活に欠かせないものばかりです。

トラックでの配送がなければ、物流が滞り、生活に大きな影響が出てしまいます。
こうした社会を支える担い手になれるのも、大型トラックドライバーのやりがいのひとつと言えます。

・車や運転好きには楽しい仕事
1日中車を運転し、長距離を走る大型トラックドライバーの仕事は、運転が好きな人や、車でいろんなところへ行くのが好きな人にはぴったりの仕事です。

大型トラックで自動車を輸送する仕事なら、さまざまな種類の車に携わることができ、車好きな人には毎日の仕事がやりがいにつながると言えます。

・1人で過ごす人にぴったり
大型トラックで長距離を走る仕事に携わると、1人で仕事をする時間がほとんどになります。
荷物の積み下ろしの際には人と接することもありますが、長い移動や休憩も、1人で過ごします。

そのため、大勢の人と関わるのが苦手な人や、1人で過ごすことが好きな人に向いていると言えます。

▼合わせて読みたい!
40代転職・今注目の女性トラックドライバー!タイプ別の働き方&やりがい

女性が大型ドライバーに転職するメリットは?

トラックの前でガッツポーズする女性

次に、女性が大型トラックドライバーに転職するメリットとデメリットを見ていきましょう。
本当にあなたに合っている仕事かどうかの参考にしてくださいね。

◆女性がトラックドライバーになるメリット
ひと昔前は男性がほとんどの業界でしたが、今は女性ドライバーも増加傾向にあります。
ここでは、女性ならではのメリットを見ていきましょう。

・女性ならではの気配りが重宝される
トラックドライバーの仕事は人と関わることの少ない職種ですが、荷物を下ろす時は取引先の人と接することになります。

そこで気持ちのよい挨拶やコミュニケーションなどで好印象を与えることは、自社の利益にもつながります。

・キレイ好きを活かすことができる
個人差はありますが、男性に比べると女性の方がキレイ好きや整理整頓するのが上手な人が多いと言えます。

必然的にトラックもキレイに掃除したり、運転席もキレイに片付いていたりします。
配送業を営む企業にとって、トラックは会社の顔とも言えます。

トラックが汚れていれば、取引先での印象もよくありません。
そのためトラックはいつもキレイにしておくように指導する企業が多いものです。

女性目線での清掃や整った車内は、会社の利益にもつながるでしょう。

・制服が貸与されることが多い
企業の上着や制服を貸与される場合が多いため、出勤の際は好きな服装で行くことができるでしょう。

制服だから作業中の汚れを気にすることなく仕事に集中することができ、自前の服が仕事で汚れることもないでしょう。

◆女性がトラックドライバーになるデメリット
ここではデメリットも見ておきましょう。

・体力的に厳しい
荷物の積み下ろしなどの力仕事は不要でも、やはり長距離を運転し続けるには、それなりの体力が求められます。

休憩や睡眠も不規則になりがちで、体力面でのデメリットの可能性はあります。

・トイレ問題
女性が働きやすい環境が整いつつあるとは言っても、すべての場所で改善されているとはいきません。

全国的に見るとまだまだ整っていない場所もある可能性はあります。
自分の通るルートにあるトイレを事前にチェックするなどしておく方がいいかもしれません。

・まだまだ男性社会
女性ドライバーが増えてきたとは言っても、まだまだトラック業界は男性社会です。

働きやすい環境や女性が歓迎される企業も増えてきていますが、すべての現場でそうなっているわけではないかもしれません。

そのことは心に留めておいた方がいいでしょう。

女性大型ドライバーは男性と給与は違う?

男女とお金

次に、女性ドライバーと男性ドライバーの給与を見ていきましょう。

◆女性大型トラックドライバーの給与
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」のトラックドライバーの平均年収を見てみると、以下のようになっています。

《男女別の平均年収》
男性のトラックドライバー:456万円
女性のトラックドライバー:326万円

男女別で比較してみると、圧倒的に男性ドライバーの方が高い年収金額になっています。

しかしその理由としては、女性だから年収が低く設定されているというわけではなく、長年勤務しているドライバーに男性が多いことが挙げられます。

さらに出産や育児のため時短勤務などで働く女性がいるといったことが、女性ドライバーの年収が低くなっている要因になっていると考えられます。

《年齢別の平均年収》
年齢別に平均年収を比べてみましょう。

20代:220万円~280万円
30代:230万円~350万円
40代:270万円~440万円
50代:360万円~460万円
60代:230万円~460万円


40代、50代が最も高く、60代になると仕事をセーブする人も増える年代のため、低めになっています。

《業種別の平均年収》
次に業種別の平均年収を見ていきましょう。

大手宅配や引っ越しなどの大型トラックドライバー:840万円
コンテナなどの牽引トレーラードライバー:770万円
大手倉庫やメーカー提携の大型トラックドライバー:665万円
工業系倉庫や物流専門の大型トラックドライバー:650万円
建設建材や石油化学、物流などのトラックドライバー:600万円


大手の宅配や引っ越しなどの大型ドライバーが比較的高くなっていますが、全体的に小型や中型トラックと比べると大型トラックの年収は高めと言えます。

《企業規模別の平均年収》
次に、企業の規模別の平均年収を見ていきましょう。

大規模企業のドライバー:455万円
中規模企業のドライバー:377万円
小規模企業のドライバー:340万円


企業規模で比較してみると、やはり大企業のドライバーの方が安定した収入を得ることができるようです。

◆収入アップのコツ
勤務先の企業規模や運転するトラック、業種によってトラックドライバーの年収は異なります。

ここでは、ドライバーの収入を上げるコツを解説していきます。

《安定した収入を得るコツ》
トラックドライバーとして働く方法は3つあります。
企業に雇用されて働く方法と、独立して自前のトラックを所有して仕事を受注する方法、そして歩合制で働く方法です。

独立の方が自分の裁量で仕事をすることができますが、収入が安定しているのは、やはり企業に雇用される方法です。

雇用されて専属になれば安定した仕事があり、また福利厚生や保証などもあるため長く働く上では安心できるでしょう。

歩合制を導入している企業も多く、長距離トラックで往復の荷物を運ぶことができれば、効率よく収入を得ることができます。

やる気さえあれば、頑張った分だけ収入がアップするやりがいのある仕事です。

中でも安定しているのが、主に建設業の資材を運ぶ、コンテナや台車による積み込みと積み下ろしを含めたルート運送です。

《さらに収入アップを目指すコツ》 大型トラックだけではなく、けん引免許が必要とされる大型トレーラーのドライバーの場合は、収入が高くなる可能性があります。

トラックドライバーの中でも特殊な免許が必要な大型トラックドライバーはもちろんですが、やはりプラスの免許を取得していれば収入アップにつながる可能性があります。

資格を取得した上で、大手の企業と提携している運送会社に勤めるのが、安定し、かつ年収を上げるコツと言えます。

《特殊な免許を取得する》
大型トラックドライバーを運転するには、大型自動車免許が必要です。

それだけではなく、フォークリフト免許などの資格を持っていれば、収入アップにつながる可能性があります。

最近では資格取得の支援制度を設けている企業も増えているため、転職後にステップアップしたい人はこうした支援制度がある企業を探すことをおすすめします。

《経験を積んで転職して年収アップを狙う》
労働力不足のトラック業界では、経験者の転職希望者は引く手あまたとも言われています。

大型自動車免許を持ち、トラックドライバーとしての実務経験を持っていれば、転職を機に収入アップを目指すことも可能です。

面接などの際に前職の給与額を伝え、少し上回る額で採用してもらえるよう交渉する余地は十分にあります。

前職でどんなトラックや業種に携わっていたか、働き方なども合わせて経験をアピールしてみてくださいね。

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まとめ

今、増加傾向にある女性のトラックドライバー。
業界でも大型トラックを運転する女性は増えています。

国の後押しもあり、女性トラックドライバーが働きやすい制度や環境が整えられています。
今後ますます女性が活躍できる業界のひとつになっていくでしょう。

労働力不足もあり、大型自動車免許を取得している経験者なら転職先も多く、40代や50代でも採用したいという企業は多々あります。

男女の性差なく、未経験から転職しやすい職種と言えます。
しかしその求人の探し方や、あなたに合った働きやすい企業を見分けるにはコツが必要です。

転職に成功するために、今回の記事をよく読んで参考にしてくださいね。

また今後のキャリアアップを検討している方は、収入アップのコツを参考にしてあなたのステップアップに活かしていただければ嬉しいです。

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