30代はキャリアのわかれ道!30代から転職成功するポイントを解説

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2019年12月31日
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労働力不足と言われる今、30代は転職市場でも価値の高い人材と言えます。

ある程度の経験やスキルを持ち、初期のマナー研修などの教育の手間が省ける上、ゆくゆくは企業でも中堅層としてけん引していく年代であるため、30代を積極採用している企業も増えています。

30代の人は、今が転職のチャンスと言えるかもしれません。
転職を機に収入アップや、さらにやりがいのあるポジションを狙うことも不可能ではありません。

今回は30代転職希望者が必見の転職成功ポイントをまとめて解説しています。
最後まで目を通して、30代の転職を成功させてくださいね。

目次

《30代で求人応募》採用担当が見ているところは?

30代転職活動で面接を受ける男性

30代の転職は、今や市場では引く手あまたと言ってもいいかもしれません。
社会人経験があり、即戦力として企業の中堅になり得る人材は企業としても欲しい人材と言えます。

だからといって、転職活動に際して心構えや準備をしておいた方がいいことは多々あります。

まずは、中途採用の面接で企業の採用担当が重視しているポイントから見ていきましょう。

◆採用担当が重視するポイント
・第一印象
最も重視されるのは第一印象です。

クライアントと直接やり取りする営業職や接客などの職種はもちろん、建築・土木の施工管理やエンジニアといった職種でも、まず重視されているのが第一印象です。

受け答えの印象や身だしなみといった書類上では判断できないポイントが、面接ではチェックされています。

面接に限らず、電話やメールでのやり取りでも印象は違ってきます。
失礼な受け答えになっていないか、正しい日本語が使えているかなど、十分確認することをおすすめします。

・コミュニケーション能力
どんな職種でも誰とも接することなく一人で作業する仕事はありません。
少なからず誰かと接して業務を進めていきます。

接する相手が社内の少数の人であっても、業務を円滑に進めるためにはコミュニケーション能力は欠かせないため、どの企業でも重要視しています。

・応募書類に書いていないこと
中途採用では経験やスキルが重要です。
しかしそれは応募書類でそれまでの経歴や職務内容を見れば、大体把握できます。

面接で採用担当と直接話ができる絶好の機会に、応募書類と同じことを話してもあまりアピールにはなりません。

書類上ではわからないエピソードや、成長を実感したことなどをアピールすることをおすすめします。

・仕事への熱意
転職活動で複数応募している場合でも、「御社にぜひ入社したい」という熱意を見せることは必要です。

採用担当も、「ここじゃなくてもいいのか」という印象を抱くような応募者は採用したいと思いません。

ここであなたが発揮できることや、その会社に貢献できることなど具体的な要素を交えながら思いを伝えるとよいでしょう。

◆意外と重視されていないポイント
・企業への質問
面接の最後に「何か質問はありませんか」と聞かれることが多いでしょう。

この企業への逆質問を活用するべき、という意見もありますが、それまでのやり取りで疑問や知りたかったことなどを引き出せていれば質問はなくてもOKです。

採用担当としても「念のため聞いておこう」くらいのことが多く、「質問をしなければ」と無理やり質問をする必要はありません。

疑問がない場合は正直に「これまでのお話で十分理解できたと思います」と伝えておきましょう。

こうした率直に意見が言えるところもアピール材料になり得ます。

《30代の求人応募》成功のために事前に準備しておく項目

転職活動の応募書類

次に、転職成功のために事前に準備しておきたいことを詳しく見ていきましょう。

◆応募書類
《事前準備》
転職希望者と採用企業とのファーストコンタクトとなる応募書類は重要です。
まずは採用担当官が読みやすい書類を整えることに注力しましょう。

・職務経歴書の形態
サイズはA4サイズがベスト。
枚数は1~2枚程度におさまるように仕上げます。

履歴書と違って職務経歴書では時系列ではなくキャリア形式でまとめる場合もありますが、できれば時系列でまとめることをおすすめします。

時系列ならキャリアアップの段階が伝わりやすいからです。
ただし経歴が多職種に渡っている場合はキャリア形式の方が見やすい場合もあります。

・写真
写真はカラーの証明写真を使用するようにしましょう。
同じ写真を繰り返し使うのではなく、転職活動中でも2~3ヵ月おきくらいに撮り直すことをおすすめします。

また証明写真ではなく、時間があればカメラマンに撮ってもらうと、より印象がよくなります。

・レイアウト
履歴書も職務経歴書も、さほど大きな変化はない書類ですが、レイアウトは見やすさを重視しましょう。

採用担当官は時に数十という書類に目を通すこともあります。
手書きでもパソコンでも、どちらでもOKです。

見やすく読みやすいレイアウトを心がけることで、丁寧さや社会人経験をアピールすることができます。

《ここがポイント》
30代であれば即戦力を求めるため採用担当官は応募書類で簡単なスキルや経歴を確認しますが、やはり書類上ではわからないことの方が多いというのが本音でしょう。

採用人数が少ない場合や管理職やスペシャリストの採用でない限り、30代の応募者ならできるだけ多くの人と面接したいと思っている企業がほとんどです。

わかりやすく簡潔に、しかもちょっと興味を引くような箇所も織り交ぜることができれば、「一度会ってみよう」と思ってもらえる応募書類になります。

◆面接
応募書類が無事合格になれば、次は面接です。
ここでは面接対策で準備しておきたいことを見ていきましょう。

・仕事内容や待遇など
仕事内容を把握しておくことで、明確な志望動機を伝えることができるため、事前に必ず確認しておきましょう。

同じ職種でも会社が違えば業務内容が異なる場合もあります。
その違いを確認しておくことが重要です。

・マナー
すでに社会人経験がある30代なら必要ないと思われがちですが、細かいところも再度確認しておきましょう。

面接の5分前には入口に着いておくことは当たり前のマナーです。
遅刻は厳禁で、どうしても遅れる場合は必ず事前に連絡を入れておきましょう。

受付で採用担当者へ取り次いでもらう時の受け答えも、丁寧に行いましょう。
カバンは足元に置き、姿勢よく相手の目をしっかり見て受け答えをします。

こうした細かなマナーもチェックされている可能性があります。

30代の転職!求人票でチェックすべきポイント

求人票を確認する男性

30代の転職で後悔しないために、求人票でチェックするべきポイントを詳しく見ておきましょう。

・給与金額
最も重要な要素である月給。
しかし求人票に記載されている金額は手取りではありません。

実際にはそこから税金や保険料が差し引かれるため、手取り金額は記載の給与額より数万円ほど少なくなります

また、営業手当や残業手当など、固定金額が月給に含まれて記載されている場合もあります。

実は「基本給だけでは額が低すぎて応募がこないのでは…」という企業が、手当などを含んだ月給金額を記載する場合があります。

月給として高ければ気にならないかもしれませんが、手当などを差し引いた基本給は賞与に影響します。

例えば、月給金額が30万円で一律手当が4万円含まれている場合の基本給は26万円。
夏の賞与が2ヵ月分だった場合、60万円ではなく52万円となります。

賞与の金額は年収にも影響してきますので、手当が含まれている場合は確認しておきましょう。

・給与形態
給与形態には固定給、歩合給があり、固定プラス歩合給の場合もあります。
営業やドライバーなどの職種に多いのが、歩合給がプラスされる給与形態です。

完全歩合制は仕事をした分だけ給与になる形態で、高収入を望めますが成績が悪ければ収入が低くなる可能性もあります。

あなたのワークスタイルに合わせた給与形態を選んでくださいね。

・年間休日数
一般的な企業や業界であれば週休二日制がほとんどですが、会社規定で土曜出勤があったり祝日が出勤日だったりする場合もあります。

また年末年始や夏季休暇、特別休暇など会社によって異なるため、確認しておきましょう。

週休二日制という記載に惑わされずに、必ず年間休日数もチェックが必要です。 厚生労働省の「平成30年就労条件総合調査の概況」によると、一人当たりの年間休日数は平均で113.7日となっています。
113日がひとつの目安となるでしょう。
年間休日数が120日以上ならしっかりと休日が確保されていると言えます。

・福利厚生
正社員での採用なら社会保険の加入は義務付けられていますが、その他の会社が用意してる福利厚生や待遇面もチェックしておくとよいでしょう。

例えば子ども手当や地域手当、住宅手当といった諸手当があるかどうか、産休・育休制度が整っているか、そうした休暇の取得実績があるかどうかなど。

こうした待遇面が充実している企業は、社員に長く働いてほしいという思いがあるため、働きやすい職場である可能性が高くなります。

・研修制度の有無
スキルアップのための研修制度があるかどうかも見ておきたいところです。
研修は新卒や未経験だけのものではありません。

段階に応じた研修があり、リーダーやマネージャーなど管理職へステップアップする際にもマネジメント研修などを受けられる企業も多く、段階に合わせた研修が充実している企業ならキャリアアップができる可能性があります。

こうした項目をチェックして、あなたにぴったりの求人を見つけてくださいね。

◆30代におすすめ!転職サイト
次に、30代におすすめの転職サイトを厳選してご紹介します。

・ビズリーチ
30代のミドルマネジメントやエグゼクティブ求人が多数掲載されており、スキルにある程度自信のある人なら登録しておきたいサイトです。

外資系企業や大手商社などの求人もあり、転職を機に収入をアップさせたい人にはおすすめのサイトです。

・JACリクルートメント
30代向けの転職エージェントサイトです。
役職のあるポジションの求人や、800万円~1000万円などハイクラス求人も多数掲載されています。

・リクルートエージェント
30代の管理職や役員などハイクラス求人の多いサイトです。
年収650万円以上であればハイクラス専門のエクゼクティブエージェントがついて転職をサポートしてくれます。

・クライス&カンパニー
転職エージェントがキャリア相談や年収交渉など手厚くサポートしてくれます。
30代からのキャリアアップに役立つサイトと言えます。

30代の転職はキャリアにおいて重要な節目となります。
あなたに合った転職先を見つけるためにも、こうしたサイトを活用して情報収集しておきましょう。

▼合わせて読みたい!
30代向け求人はこう見る!転職を成功させるための探し方と視点
転職検討中の30代必見!成功のため知っておくべきポイントを解説

《30代の求人応募》最適な転職理由

笑顔で働く女性

次に、面接で転職理由を聞かれた時の最適な回答を見ておきましょう。
回答のポイントや例文をご紹介しますので、面接対策の参考にしてくださいね。

◆転職理由のポイント
転職理由で採用担当官が確認したいのは、「応募者が自社で活躍してくれそうかどうか」、「入社後にすぐやめてしまわないか」です。

・うその転職理由は言わない
面接で好印象を与えたいからと言ってうその転職理由を述べてはいけません。
30代で転職を志した以上、前職に何らかの不満があったことは採用担当官も理解しています。

どんな組織にもいい面と悪い面はあるものです。
不満があったことを隠す必要もありませんが、面接でのうそはNG。

前職での不満などはそこそこにして、自分のスキルを活かすことができる場を探していたなど前向きな理由を伝えるようにしておくことが重要です。

・言わないことを決めておく
うそは言わないことが原則ですが、言わなくていいことまで言う必要はありません。
例えば待遇や仕事内容への不満は、ポジティブな志望動機に変えることができますが、人間関係でのトラブルなどは言わない方がいいでしょう。

人間関係でのトラブルは、どちらにも非があると捉えられる可能性があるため注意が必要です。

・キャリアプランに一貫性を持たせる
経歴や転職理由に整合性が取れているかどうかも重要なポイントです。

20代の若い年代なら、まだキャリアプランがはっきりせず、働きながら探したいという人でも採用の可能性はありますが、30代での転職でまだ迷っている人はなかなか採用に至ることはないでしょう。

経歴が他業界や他職種に渡っている場合は、自分なりの道を見つけたための転職だと筋道を立てて説明できるように準備しておきましょう。

◆回答例
次に、シーン別の回答例をご紹介します。

《待遇に不満があった場合》
「前職では、毎日朝7時から夜12時までの勤務が常態化していました。上司や会社に対してアウトソーシングを提案したり、増員の要望を出したりしてきましたが、変化を好まない社風だったこともあり、受け入れてもらえませんでした。ワーク・ライフ・バランスを改善し、さらに質の高い業務に携わりたいと考え、転職を決意しました」

「給与水準が低く、経済的にゆとりがなかったため転職を決意しました。月収18万円程度でしたが先輩社員に聞くと、5年ほど経っても大幅な改善や昇格が見込めない状況でした。今後、私自身が家族を持つことを考えると、前職で働き続けるのは難しいと考えました。御社では成績に応じたインセンティブや評価制度が整っていると伺っております。御社で売り上げに貢献し、正しく評価していただいて収入を上げ、さらなるキャリアアップを目指したいと考えています」

《仕事内容に不満があった場合》
「前職では7年間、ノベルティグッズの営業を担当していました。営業の仕事を通して多くのお客様の生の声を聞いてきましたが、お客様が抱える課題やニーズを、営業の仕事だけでは応えることができない環境でした。もっとお客様から得た情報を活かし、商品開発の部署と連携を取りながら仕事に携わりたいという思いから、転職を決意しました。御社は常に新しい商品を生み出し続けており、営業も商品開発に意見が出せる環境だと伺いました。お客様のニーズを反映できる環境で働きたいと思い、応募しました」

「前職の会社は年功序列の風土があり、先輩から決められた商品を案内することが求められていました。顧客との信頼関係を築いて売り上げに貢献したいと思い、企画提案や新規開拓をしたいと伝えたのですが、そのチャンスを与えてもらうことができませんでした。もっと提案力を高めて、売り上げに貢献できる営業として活躍したいと考え、社員の意見にも耳を傾けていただける御社に応募しました」

「前職では受注登録と請求管理を中心に、ミスなくスケジュール通りに事務処理を行うことが求められていました。ミスを撲滅し納期を厳守するために、チェックツールと管理表を作成したところ、ミスだけでなく業務時間も短縮することができました。同僚社員たちにもそのやり方を進めたいと思いましたが、先輩社員からはよく思われず、会社のやり方に反していると批判されました。御社は効率を重視し、新しい業務フローや提案も取り入れると伺い、応募いたしました」

「営業がヒアリングしてきた顧客の要望や課題に合わせてシステムを構築していましたが、営業は営業、エンジニアはエンジニアの仕事だけという枠ができており、そのやり方を窮屈に感じて転職を決意しました。御社では職種の枠を超えた業務に携わり、チームで仕事をする社風だと伺い、応募いたしました」

回答のポイントとしては、前職での不満をポジティブな転職理由に変えているという点です。

ネガティブな要素を転職を機に前向きに変えていこうという姿勢を見せることが重要です。
次に、NGな志望理由例も見ておきましょう。

◆NG志望理由
・志望理由が曖昧
その企業に入社したいという熱意を伝えることは大切ですが、「なぜその会社に入りたいのか」が明確になっていない場合はNGです。

新卒や20代なら漠然とした理由でもポテンシャル採用されるかもしれませんが、30代の転職希望者で社会人経験もある人なら、「人に役立つ仕事がしたい」「会社に貢献したい」という思いだけではなく、どんな業務で役に立てるのか、どう会社に貢献できるのかを具体的に伝えなければ採用には至りません。

・転職して勉強したい
「研修制度が整っているから」「勉強したいと思ったから」といったアピールは、実は逆効果の場合があるため注意が必要です。

研修制度は重要ですが、会社は学校ではないため、働く人に学んでもらいたいわけではありません。

スキルを身につけ、会社に貢献してもらうための研修です。
研修制度が整っていて、スキルアップしてどう会社に貢献できるのかをしっかりとアピールすることが大切です。

・スキルを身につけて将来起業したい
自分では高い意欲をアピールするつもりが、「御社でスキルアップして、将来は起業を目指す」などと言ってしまうと、採用側としては会社に貢献してくれると思って育てても、辞めるつもりで入社するなら採用できないと思われてしまいます。

◆30代転職で採用を勝ち取るポイント
ある程度の経験やスキルを持った30代転職希望者が、面接で採用を勝ち取るためのポイントをまとめて見ておきましょう。

・採用するメリットがあると思わせる
面接する人は、人事の人もしくは募集している部門の責任者の場合がほとんどです。

部門の責任者は、自分のチームで活躍してくれるかを見極めようとします。
人事部門の人は企業の一員としてリーダーになり得る人物かどうかを判断します。

そのために、応募書類から欲しい経験やスキルを持つ人材を面接するわけですが、面接ではさらにそこから成長意欲があるかどうか、将来会社に売上をもたらしてくれる可能性があるかどうかを見られます。

採用のメリットを感じさせる要素は経験やスキルだけではありません。
30代であればポテンシャルも採用される要素のひとつに含まれます。

スキルアップして会社に貢献したいという意欲をアピールすることで採用のメリットがあると思わせることができるでしょう。

・一緒に働きたいと思わせる
採用担当官は、面接での受け答えや話し方、しぐさや表情などから、その人の雰囲気を見て自社のカラーに合うかどうかを見極めます。

周囲とのコミュニケーションも大切ですが、既存の社員とうまく人間関係を作ってやっていけるかどうかも重要です。

最も効果的にアピールできるのは、明るい対応や笑顔です。
話をしていて明るい笑顔で人を和ませることができる人や、明るい雰囲気にしてくれる人なら、一緒に働きたいと思ってもらえるでしょう。

採用担当官も人間です。
経験やスキルも重要ですが、毎日一緒に働く人は、長い時間過ごしても苦にならない人やいい刺激を与えてくれる人と働きたいと思うものです。

そういう意味では、面接を受けるあなた自身も、採用担当官と一緒に働きたいと思える面接にすることが、採用を勝ち取る一番の近道になるでしょう。

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まとめ

30代の転職で成功率を高めるためのポイントをご紹介してきました。

これまでの経験を活かしてステップアップしたり、実務経験が浅かったり未経験分野にチャレンジしたり、30代ならまだまだ可能性は広がっています。

今の職場や仕事内容に不満がある人、もっとスキルアップしたい意欲の高い人は、今回の記事を参考にして転職してみてはいかがでしょうか。

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