40代男性が未経験で介護職へ!転職成功のためのお役立ち情報

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2019年12月31日
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少子高齢化が進む中、介護職は未経験からチャレンジできる業界のひとつです。
しかし全く経験のない業界、職種に挑戦するには不安な要素もたくさんありますよね。

今回は転職の実態や平均給与、役立つ資格や事前に知っておきたいポイントなど、40代男性が未経験で介護職へキャリアチェンジする際に、知っておきたい情報をお届けします。

最後まで目を通して、転職活動の参考にしてくださいね。

目次

40代男性が未経験から介護職へ!転職実態をご紹介

介護の仕事をする男性スタッフ

40代男性が未経験から介護業界へ転職するなら、業界や職種内容について知っておきたいところです。

まずは介護業界の現状から、転職実態まで詳しく見ておきましょう。

◆介護業界の現状
2000年に介護保険制度がスタートし、民間企業による介護サービスが認められたことを機に、介護業界の規模は拡大しました。

厚生労働省の「介護給付と保険料の推移」によると、介護保険の総費用額は2000年度で3.6兆円、10年後の2010年度には7.8兆円と2倍以上になっており、年々増加しています。

今後も高齢化が進むため、さらに右肩上がりになることが予測されており、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年度の総費用額は21兆円と言われています。

事業拡大が進む中、新たな産業である介護業界には未経験からの転職者が増加し、結果的に定着率の悪化を招きました。

介護の仕事をよく知らずに未経験から転職して、仕事の厳しさや給与額に不満を抱いて早々に辞めていくという人が増えてしまったためです。

しかし人材の定着のためにも、職場環境の改善や給与の見直しなどを積極的に行う企業も増えてきています。

資格取得をしてキャリアアップを目指す意欲的な人もたくさんいます。

未経験で知識がないまま転職するよりも、現状や課題を知り、なぜ介護業界に転職したいのかを明確にしておくことで、介護業界の中でどのようにキャリアアップしていくのか、将来の道も見えやすくなります。

転職する前に、こうした予備知識も知っておきましょう。

◆人によってさまざま!介護業界の働き方
他の業界や職種同様、介護業界もさまざまな働き方が選べる業界です。
ここでは、雇用形態別の働き方を見ていきましょう。

《正社員》
最も多いのは正社員での転職を希望する人ではないでしょうか。

通常なら40代で未経験、無資格で正社員への転職は難しいかもしれませんが、介護業界では未経験でも募集をしている企業はあります。

まずは現場の介護スタッフからスタートし、働きながら資格取得したりスキルアップしてリーダーや施設長などへのキャリアアップを目指すことができます。

《契約社員》
一定期間での契約更新が行われる契約社員は、常勤と非常勤にわかれている場合があります。

常勤での勤務であれば月給制、非常勤の場合は日給や時給制であることが多くなります。
勤務先によっても異なりますが、即戦力が求められる場合があります。

《派遣社員》
派遣会社に登録し、勤務先へ派遣される派遣社員は時給制で働くことがほとんどです。

派遣会社に登録しているため社会保険や資格取得支援などを受けることはできますが、賞与はないでしょう。

契約社員や正社員のような待遇や福利厚生は望めませんが、週2~3日といった勤務を選ぶことができるほか、アルバイトやパートに比べて時給が高いというメリットがあります。

また紹介予定派遣の案件を選べば正社員登用を前提に雇ってもらうこともでき、働きながら経験を積むことができます。

《パート・アルバイト》
時給制で働くパート・アルバイトは、働く日数や時間が選びやすい働き方です。
給与や待遇に差はあるものの、自由度が高く掛け持ちで働く人もいます。

自由に働きたい人や、いろいろな施設で働き、ある程度施設や事業所などの仕事を経験した上で、自分に合った勤務先を選びたい人にはぴったりの雇用形態と言えます。

◆転職実態
次に、実際に未経験から転職した人の体験談をご紹介します。

・営業から未経験で正社員として転職
前職では新規営業がメインで体力的にも精神的にも、やりがいや目標を得ることができませんでした。介護業界では現場のスタッフからケアマネージャーや介護福祉士など、キャリアアップの道がさまざまあり、社会貢献度の高い仕事でやりがいを実感できるのではないかと思って転職を決意。実際には体力的にも厳しい仕事だと覚悟はしていましたが、休憩や休日などもしっかり取れることや、周囲のスタッフに相談もしやすい環境だったため、今は充実しています。
休みの日には介護の勉強も独学で進めており、実務経験を積んで介護福祉士の資格取得をしてキャリアアップを目指したいと思っています。

・製造業から未経験で派遣社員として転職
前職では工場のライン管理やパートさんのスケジュール管理などのリーダー職をしていましたが、3交代制の勤務形態が難しくなり、また社内でのキャリアアップも見えなくなったため転職。40代で未経験となれば転職先も難しくなるため、思い切って介護業界へ。当初は正社員ではなく派遣社員として勤務。施設勤務のため夜勤もありましたが、休みもきちんと取れて前職のように急な呼び出しなどもなく、思っていたより体力的には楽でした。利用者と直接接して感謝の言葉をもらうこともあり、誰かの役に立てていることが実感できて、やりがいがあります。この業界でやっていく決心がつき、正社員登用のある求人を紹介してもらって、正社員として勤務しています。

今後もさらに拡大傾向の介護業界だからこそ、自分に合った働き方を見つけることができます。

40代男性の介護職、給与はどれくらい?

介護職の平均給与

40代男性であれば、家族を養っている人も多い年代のため、介護職の給与はどれくらいなのか、転職するなら知っておきたいところですよね。

ここでは介護職の平均給与や、収入を上げるコツなどを見ていきましょう。

◆介護職の給与
《平均給与》
介護職の平均年収は、40代で430万円程度です。

介護業界は20代から40代まで上がっていく傾向にあり、50代や60代にかけて下がっていく傾向にあります。

50代や60代になると体力的に厳しくなり、雇用形態を変えたり夜勤のない勤務に変えたりすることも影響しているでしょう。

《生涯推定年収》
40年間勤務した場合の生涯年収は、1億2000万円ほどになるでしょう。
資格取得をすることで、さらに収入を上げることも可能です。

《都道府県別》
都道府県別に見てみると、東京や名古屋、大阪などの都心部では400万円から500万円前後となっており、その他エリアでは若干低い傾向にあります。

◆収入を上げるコツ
介護施設の収入源のほとんどが国から支給される介護報酬で賄われています。

介護報酬は利用者のサービス内容で設定されており、何割が人件費ということまで細かく設定されているため、一般の民間企業のように売上に応じた賞与といった社員への還元をすることができません

ではどうすれば収入を上げることができるのか、詳しく見ていきましょう。

《ケアマネージャーや相談員へキャリアアップする》
まずは、ケアマネージャーや相談員へキャリアアップする方法があります。
どちらの職種も専門性が高く、収入アップを目指すにはおすすめの仕事です。

・ケアマネージャーの仕事
介護を必要とする高齢者に対して、介護保険サービスを利用する際に必要なケアプランを作成します。

ケアプランの作成に当たっては利用者が抱える問題点を明確にし、自立した日常生活を送れるように支援します。

利用者と介護サービス事業所の間に立って調整する役割も求められます。

ケアマネージャーの資格取得は実務経験も必要になるためハードルが高くなりますが、その分付加価値は高くなります。

・相談員の仕事
生活相談員の仕事は、施設の窓口として利用者の入所や退所の手続き、利用者やその家族からの相談や支援業務、関連機関との調整などを行います。

特別養護老人ホームやデイサービス、ショートステイなどで働くことが多く、利用者と介護スタッフやケアマネージャー、主治医との調整役を担っています。

介護福祉士の資格で働ける場合もあれば、社会福祉士や精神保健福祉士、社会福祉主事任用資格のいずれかが必要な自治体もあります。

こうした付加価値の高い職種を目指すことで、希少性の高い人材になることができ、収入アップにつながる可能性があります。

《転職を機に給与交渉を行う》
キャリアアップ以外にも、転職を機に給与交渉を行い、前職よりも高い収入を得る方法があります。

前述の通り、介護業界では介護報酬により収入源が賄われているため、売上に伴う賞与や定期的な昇給での大幅な収入アップは見込めない場合があります。

同じ施設に働き続けて収入を上げる方法は、効率が悪いと言えます。

資格取得をしたりスキルアップしたりして、以前より高い給与を提示してくれる勤務先を探して転職する方が効率よく収入を上げることができます。

ただし、収入を上げるには即戦力となり得る経験や資格など、求められる資質も高くなります。

それを身につけられれば、転職を機に収入アップを目指してみましょう。

介護業界の年収は、他の業界と比べて決して高いとは言えませんが、収入を上げることは可能です。

また今後さらに働き方や制度、待遇などが整っていくことが見込まれる業界のため、キャリアチェンジするなら選択肢として検討しておいてもいいでしょう。

▼合わせて読みたい!
40代女性の介護転職!成功のコツと必要資格、給与の実態を解説!

40代男性が未経験から介護職へ!取っておくべき有利な資格

介護で取得するべき資格は

次に、40代男性で未経験から介護職へ転職する際に、取得しておくべき資格を見ていきましょう。

◆介護で取っておくべき資格
・介護職員初任者研修
介護の基礎知識やスキルがあることを証明する、介護業界の入門資格のようなものです。

介護の仕事は無資格でもできますが、介護職員初任者研修を取得していれば有利になったり、給与が優遇されたりする場合があります。

実務経験がなくても受けることができ、最短1ヵ月で取得できる資格のため、まず取得する資格としておすすめです。

勤務先によっては働きながら取得を支援してくれる場合もあるため、確認してもよいでしょう。

・介護福祉士実務者研修
介護職員初任者研修の上位にあたる資格です。
取得すればサービス提供責任者として働くことができます。

医療的なケアやたん吸引など実践的なスキルを身につけることができ、介護の幅が広がります。

介護福祉士の資格取得を目指すには必須となるため、介護業界でのキャリアアップを目指すなら取得しておきたい資格のひとつです。

・ケアマネージャー
介護保険制度に基づき、利用者の状況や生活環境などに応じて介護サービスを利用できるようにするためのケアプランを作成します。

その他、利用者と事業所の間に立って橋渡しをしたり、生活保護申請の補助や配食の紹介をするなど介護業務にとどまらず、多岐に渡ります。

今後の高齢化社会に向けて、ケアマネージャーはさらに必要とされる職種です。

・介護事務
介護保険に関する知識や経理業務の知識を身につけることができます。

資格にはいくつかの種類があり、民間団体によって学ぶ内容や試験は異なりますが大きな違いはないと言えます。

・介護福祉士
介護職で唯一の国家資格です。
介護職の最上位にあたり資格のため、取得の難易度は高めです。

未経験から取得するには実務経験を積み、介護福祉士実務者研修を修了しておく必要があります。

・レクリエーション介護士
高齢者のレクリエーションに特化した資格です。

高齢者とのコミュニケーション能力やレクリエーションの知識、それを実行するスキルを身につけることができます。

2014年にできた資格で、介護職で働く人が取得を目指す注目の資格です。
未経験からでも取得可能で、介護職員初任者研修と合わせて取っておくとよいでしょう。

・介護予防運動指導員
高齢者が自立した生活を送れるように、筋力トレーニングや運動を通して身体ケアを行うための資格です。

これからニーズの高まる資格と言えます。

また介護職だけではなく、高齢者向けの運動機器メーカーや介護用品メーカーなども転職先となり得るため、転職の幅が広がる可能性もあります。

介護職員初任者研修の修了や実務経験などが求められるため、ステップアップとして検討するのにおすすめの資格です。

・福祉用具専門相談員
利用者やその家族の希望に応じて、家庭環境や身体状況にあった福祉用具の選び方や使い方についてアドバイスをする資格です。

利用者の状況に応じて的確な福祉用具を選び、指導します。

未経験からでも講習を受講することができ、福祉用具を貸与する事業所には2名以上の専門相談員を配置することが決められているため、ニーズは増える資格と言えます。

また住宅の構造や環境に合わせて福祉用具を選ぶ必要があるため、福祉住環境コーディネーターの資格と合わせて取得すれば、さらに活躍の場は広がるでしょう。

・喀痰吸引等研修
医師の指示や看護師と連携し、口腔内、鼻腔内、気管カニューレ内部のたんの吸引と、胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養の経管栄養を行うことができる資格です。

第1号研修、第2号研修、第3号研修があり、第1号研修・第2号研修は老人ホーム、グループホーム、デイサービスセンターなどの介護関係施設や障害者支援施設で働くスタッフが対象となっています。

第3号研修は訪問介護員や特別支援学校の教員、保育士などが対象となっています。

高齢者の中には、たん吸引が必要な人や経管栄養が必要な人もいるため、さまざまな利用者に対応できるようになります。

介護系の資格には、講習を受講すれば修了できるものや、未経験から受講できるもの、実務経験がなければ受験できない国家資格までさまざまあります。

希少性の高い人材になるために、自分にしかないスキルや資格を身につけることを考えて、どの資格を取得するのかを検討してくださいね。

◆資格取得へのコツ
次に、資格を取得するコツを見ていきましょう。

・対策講座を受講する
民間のスクールなどで対策講座がありますが、こうした講座では試験対策から過去問、試験合格のポイントも教えてもらえるため、一発合格を目指すなら講座を受講することをおすすめします。

通学講座や、働きながら受講できる通信講座もあるため、自分のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

有料にはなりますが、未経験から転職して資格取得を目指す場合は、受講を検討してみてもいいのではないでしょうか。

・資格支援制度が充実している勤務先を選ぶ
働きながら資格取得をするなら、資格支援制度が充実している勤務先を選びましょう。
派遣社員として働くなら、派遣会社が資格支援をしてくれる場合もあります

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40代男性が未経験から介護職へ!事前にチェックしておくべきこと

介護職をする男性の手

40代での転職は、最後のチャンスと考える人も多いのではないでしょうか。

せっかくの転職を後悔しないために、事前にチェックしておくべきポイントを見ておきましょう。

◆チェックしておくべきポイント
・求人情報の条件
求人の条件面は細かくチェックしておきたいところです。
他の介護職の求人と比べて給与が良すぎる場合は、しっかり確認することをおすすめします。

月給の金額がよくても、固定残業代やその他手当が含まれていたりすると、昇給や賞与に影響が出てしまう場合もあります。

夜勤がある場合は、夜勤手当や休日などの項目もしっかり確認しておきましょう。

・募集人数や募集の頻度
事業所の従業員数と比べて募集人数が多すぎる求人も要注意です。

事業拡大や新しい事業所ができるといった明確な理由が記載されていれば納得できますが、特に理由もなく大量募集している場合は、離職率が高い職場の可能性もあります。

また募集頻度が高い求人も同様に離職率が高い可能性があります。

こういう求人の場合はすぐに応募せず、転職サイトならエージェントに相談してみたり、他のサイトで口コミなどをチェックしてみてもいいでしょう。

・働くスタッフや施設内の様子
求人票だけではわかりにくいかもしれませんが、面接などで職場を訪れた際には、採用担当の人だけではなく、働くスタッフの表情なども見ておきましょう。

表情に余裕がなかったり、利用者と接する時に笑顔がなかったりするなら、働きやすい環境とは言えません。
また利用者やその家族の様子や、施設内の清掃などもチェックしておきたいところです。

◆40代転職希望者に求められるものとは
未経験から転職しやすいと言われる介護業界ですが、誰でも転職成功できるわけではありません。

ここでは、40代に求められるスキルや特徴を見ていきましょう。

・落ち着いた人柄
20代にはない、豊富な社会経験を持つ40代だからこそ身についている落ち着いた人柄は、転職先でも評価される要素のひとつと言えます。

介護職のように、利用者やその家族と密に接する職種では、落ち着いて人の話をしっかり聞くことのできる人材は貴重です。

・コミュニケーション能力
利用者やその家族、関係機関との連携も必要な介護職では、高いコミュニケーション能力も求められます。

何に困っているのかをヒアリングし、本当に必要な介護サービスを提供できるように関わっていきます。

・マネジメント能力
40代なら何らかのマネジメント経験や後輩や部下の指導に携わった経験がある人が多いでしょう。

そうしたマネジメント経験は、業界が違っても役に立つスキルのひとつです。

未経験から転職すれば、最初は教えられる立場ですが、業務に慣れてくれば周囲の人間関係を円滑にしたり相談に乗ったりすることもできるでしょう。

ゆくゆくは施設長など、責任ある立場を目指すなら強い武器になります。

・素直さ
未経験の業界・職種へ転職するのだから、たとえ年下の上司や先輩であっても指導を受けることができる素直さは必要です。

また職場の雰囲気になじめるかどうかも大きなポイント。
新しい人材を採用しても、職場の雰囲気に合わなければお互いに働きにくくなります。

年齢やこれまでの経験などはいったん切り離して考え、素直に柔軟に対応することが大切です。

・自分で考えて動ける
40代という年齢から考えれば、それまでの社会人経験を活かして仕事に必要なことは何か、次に何が必要かなど、業界は違っても仕事をする上で必要なことは共通しています。

また自分で考えて動くことができ、働き方や仕事の学び方も心得ているところは企業としては業務について指導すればいいため、若い人に比べて手間も省けます。

40代未経験での転職は、決して簡単ではありませんが、転職成功の可能性は大いにあります。

まとめ

介護業界は、体力的な面や収入面でネガティブなイメージを持っている人もいまだに多い業界ですが、実は社会貢献度の高い仕事であり、将来のキャリアアップも目指せるやりがいのある仕事です。

あなたのキャリアプランに合わせてどのような資格を取得するのかも変わってくるため、方向性が決まればそれに向けたスキルアップや資格取得を目指しましょう。

介護業界では40代はまだまだ若手の人材と言われています。
50代はもちろん60代や70代で現役という人もいます。

今後の高齢化社会に向けて、ますますニーズが高くなり、待遇や職場環境も整っていくことが見込まれています。

今回の記事を参考に、未経験からの転職先の候補として、ぜひ検討してみてくださいね。

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