ケアマネージャーへ転職!仕事と介護福祉系求人サイト9選を解説

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少子高齢化の影響を受けて常に求人需要が高く、年齢・経験を問わず幅広い採用を行っている介護業界は、40代にとっても有力な転職先候補のひとつでしょう。

今回は介護業界の職種のうち、現場はもちろん、介護にかかわる保険制度なども熟知したうえで介護職員・被介護者の両方を支える「ケアマネージャー」を解説。

ケアマネージャーの基本的な仕事内容や求められる役割、就業に必要な資格をはじめ、混同しやすい介護福祉士との違いについても、わかりやすくまとめています。

最後に、アラフォー以上歓迎求人のみを扱う「FROM40」が厳選したケアマネージャーへの転職時に利用すべき転職・求人サイト9選も提示しているので、参考にしてくださいね。

目次

まずは確認!ケアマネージャーの仕事、役割とは?

ケアマネージャーの40代女性 イメージ

ケアマネージャーとして働くのに必要な資格や、転職について確認する前に、まずは基本的な仕事内容や介護業界での役割を理解していきましょう。

◆ケアマネージャーとは
別名を「介護支援専門員」、略称「ケアマネ」とも呼ばれる、介護業界の職種のひとつです。

介護保険について熟知し、その内容や適用に必要な条件などの知識を持ったうえで、介護を必要とする人たちが適切に介護保険サービスを受けられるようサポートします。

《介護保険制度とは》
40歳以上の日本国民に、健康保険や(国民)年金とあわせて加入が義務付けられている保険制度のこと。2000年から運用が開始された。

国民から少しずつ徴収したお金、そして税金を財源とし、介護を必要とする人が本来の1~3割の金額で介護を受けられるよう運用されている。

ただし、適用される範囲は介護を必要とする人の状況や要介護度、利用を希望する介護サービスの種類によっても異なるので、少々制度が複雑。

なお介護保険を利用するには、制度を運用する自治体に申し出のうえ、所定の手続きと審査を受けなければならない。



介護保険制度は、何の知識もないまま突然介護の必要を迫られた人にとっては、非常に複雑でわかりにくい仕組みです。

そこで、ケアマネージャーの介護・介護保険制度への知識が必要となります。

◆ケアマネージャーが、介護業界で求められる役割は?
介護業界において、ケアマネージャーという職種に求められる主な役割は以下の2つです。

《その1》介護を必要とする人、またその家族への多方面からの支援
介護を必要とする高齢者とその家族は、本人が介護の必要性を理解できなかったり、介護保険制度の知識がないために適切な介護サービスを受けられないケースがあります。

そんな高齢者と家族に対し、被介護者の状況や介護の必要性を客観的にアドバイスしたり、介護保険制度や介護サービス利用のための手助けをするのがケアマネージャーです。

なおケアマネージャーの支援の範囲は、介護保険制度にのみ留まるとは限りません。

高齢者の状況によっては、きちんと食事が摂れるよう配食事業の紹介や生活保護申請の補助、地域活動への参加を促す場合もあるのです。

《その2》介護サービスを提供する事業所と、介護が必要な人たちをつなぐ
厚生労働省発表資料「介護費用と保険料の推移」によると、介護保険制度の運用が開始された2000年以降、介護業界全体の市場規模はどんどん拡大しています。

介護の業界・市場規模の急速な拡大により、日本にはさまざまな運営媒体・規模の介護事業所が、混在する状態となりました。

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そんななかで、介護を必要とする高齢者本人やその家族が自分達にマッチした適切な介護事業所を自力で探し出し、利用するのは非常に困難でしょう。

このためケアマネージャーには、介護を必要とする高齢者・家族に保険制度を案内するとともに、その人たちの目的に合った介護事業所を紹介する役割も求められます。

介護を必要とする人たちを、適した介護サービスを提供してくれる事業所と引き合わせてあげることで、被介護者・介護事業所の両方にメリットをもたらすのです。

また万が一、紹介した介護事業所と被介護者の間にトラブルが発生したときは、両者の橋渡し役として間に入り、仲を取り持つこともあります。

◆ケアマネージャーの具体的な仕事内容
ケアマネージャーの具体的な仕事内容を箇条書きにすると、以下のようになります。

・被介護者が抱える問題点の分析と、介護による達成目標に基づくケアプランの作成
・ケアプランに合わせ、適切と思われる介護事業所を被介護者と家族にいくつか紹介
・定期的に、ケアプランに基づく介護が行われているか経過観察をし、現状を把握する
・介護保険サービスの規定に基づき、介護事業所に適切に介護給付費が支払われるよう書類手続きをする(給付管理)


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ケアマネージャーへの転職には資格が必要?

介護支援専門員資格について考える男性

ケアマネージャーとして就業するには、「介護支援専門員実務者研修受講試験」という民間資格に合格しなければなりません。

資格取得のための筆記試験は通常年に1回、各都道府県の運営団体が5~6月にかけて願書を受け付けたうえで、秋ごろに実施しています。

筆記試験の内容や受験にかかる費用の目安は、以下の通りです。

受験にかかる
費用の目安
試験を運営・実施する団体により異なるが、6,000~9,000が目安
介護支援専門員の
試験内容
・介護支援分野について25問、保健医療福祉サービス分野について35問 ・計60問のマークシート形式の問題に、120分で回答する ・難易度は毎年変わるが、介護支援分野25問のうち13問、保健医療福祉サービス分野35問のうち25問正解(正答率70%)が合格の目安となる


筆記試験に合格したら、別途数万円の受講料を支払って87時間の実務研修を修了し、介護支援専門員登録簿への登録申請を行います。

こうして登録が完了し、証書の交付を受けてはじめて「介護専門員」「ケアマネージャー」と名乗れるようになるのです。

◆ケアマネージャー試験の受験資格は?
ケアマネージャーの筆記試験は、以下いずれかの業務を通算して5年以上、かつ900日以上従事した人のみが、受けることができます。

《国家資格に基づく業務》
以下いずれかの国家資格を有し、資格本来の業務を規定年数・日数以上経験した者。

医療系の該当資格 医師、歯科医師、歯科衛生士、看護師、准看護士、薬剤師、保健師、助産師、作業療法士、理学療法士
介護福祉系の該当資格 社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、技師装具士、言語聴覚士、栄養士、管理栄養士、精神保健福祉士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師


《生活相談員としての業務》
以下いずれかの分野・施設で、規定の年数・日数以上を生活相談員として勤務した者。

特定施設入居者生活介護、地域密着型特性施設入居者生活介護、地域密着型介護老人福祉施設入居者介護、介護老人福祉施設、介護予防特性施設入居者生活介護 など

《支援相談員としての業務》
介護老人保健施設で、規定の年数・日数以上を支援相談員として勤務した者。

《相談支援専門員としての業務》
計画相談支援、障がい児相談支援のいずれかとして規定の年数・日数以上勤務した者。

《主任相談支援員としての業務》
生活困窮者自立相談支援事業などで、主任相談支援員として規定の年数・日数以上勤務した者。

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つまりケアマネージャー資格は医療、または介護業界での実務経験をある程度積むか、既に何らかの医療・介護・福祉系資格がないと取得できません。

このため、ケアマネージャーには介護専門員以外にも、複数の医療・介護・福祉系資格を持っている人が多いのです。

◆ケアマネージャー転職を有利にする、介護専門員以外の資格2つ
ここからは、ケアマネージャーとして転職する上で有利となる、介護専門員以外の資格を2つご紹介します。

転職までに、または転職後に介護専門員+αとなる資格の取得ルートを考える際に、参考にしてくださいね。

《その1》看護師
先述したように、ケアマネージャーには被介護者、その家族への幅広い支援が求められます。

ときには病気治療や、介護に悩む高齢者や家族の相談に乗ることもあるでしょう。

このため、介護専門員とあわせて医療業界で医師に次いで高く専門的な知識を有すること看護師の国家資格を取得しておくと、ケアマネージャーの仕事に役立ちます。

例えば病気の治療薬について、治療中の体調や発作への対処について相談を受けた時、看護師の資格と経験があれば、的確なアドバイスが可能です。

ケアマネージャーになるなら、医師までは難しくても看護師、准看護師、作業療法士、理学療法士などの医療系国家資格の取得は、検討しても良いでしょう。

《その2》福祉住環境コーディネーター
担当する被介護者宅に手すりを付けるなどの住宅改修が必要な場合、介護保険内で対応できる改修案を提案するのも、ケアマネージャーの業務の一環です。

このとき、介護専門員と合わせケアマネージャーが持っていると役に立つのが、民間資格の一種である「福祉住環境コーディネーター」。

福祉住環境コーディネーターは、医療・介護・福祉の視点から、住む人に合わせた住環境の整備方法を提案するプロフェッショナルです。

利用者から住宅改修について相談されたときに、介護専門員と福祉住環境コーディネーターの両資格を持っていれば、実用的な提案やアドバイスがスムーズに行えるでしょう。

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介護福祉士とケアマネージャー、資格や仕事内容の違い

デスクワークするケアマネージャー

ケアマネージャーと同じく、就業に資格が必要で混同されやすい介護系の職種として「介護福祉士」が挙げられます。

ここからは転職を検討しているなら知っておきたい、ケアマネージャーと介護福祉士の違いについて、解説していきます。

◆介護福祉士って、どんな仕事?
《介護福祉士の資格について》
介護福祉士資格は、介護現場での実務経験を3年以上積んだうえで、介護福祉士実務者研修を修了することで受験できるようになる、国家資格です。

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《介護福祉士に求められる役割》
介護現場において他の介護職員を指示・管理し、被介護者やその家族と接しながら、介護サービスに従事することが求められます。

このため、介護の現場においての現場監督や他の介護職員の指導員、被介護者とその家族の相談相手などの役割を担うことになるでしょう。

《介護福祉士の仕事内容》
介護福祉士に求められる具体的な仕事内容を書きだすと、以下のようになります。

・食事や排泄、入浴などの補助を、被介護者に触れて行う「身体介助」
・食事の準備や洗濯、掃除、買い物など、生活に必要な家事支援全般を行う「生活援助」
・無資格者や、経験の浅い介護職員に業務上の教育や指示を出す「人員の管理・指導」
・利用者側から介護や生活についての相談があった場合の「介護のアドバイス」


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◆ケアマネージャーと、介護福祉士の違い
ここまでに述べた内容から、介護福祉士とケアマネージャーの違いをまとめると、以下のようになります。

《資格の種類、制度上の違い》
介護福祉士資格が国家資格であるのに対し、ケアマネージャーになるための介護専門員は、都道府県が認定する民間資格です。

こう聞くと、一見ケアマネージャーよりも介護福祉士資格の方が上位資格のように感じられますが、受験資格はケアマネージャーの方がよりシビアに設定されています。

受験資格に設定されている実務期間ひとつ取っても、介護福祉士は3年ですが、ケアマネージャーは5年にわたります。

《介護の現場で働くか、プランを立てる立場かの違い》
介護福祉士が介護の現場で利用者に直接介護サービスを提供するのに対し、ケアマネージャーは介護現場の外でプランを立てるのが仕事です。

一旦、ケアプランの作成が終わってしまえばケアマネージャーが被介護者である利用者やその家族と会う機会は、ぐっと少なくなるのです。

介護費用を請求するための書類手続きもしなければならないため、デスクワークも多くなってくるでしょう。

一方で介護福祉士は、勤務する介護事業所から自らが派遣されるか、利用者が通所してくるかたちで、日常的に非介護者や家族と接することになります。

言い換えるなら、介護福祉士は現場監督であり、ケアマネージャーは統括責任者のようなもの。

利用者に合ったケアプランを作成し、マッチング度の高い介護事業所を紹介するには、介護現場での経験がものを言います。

現場を知らず、介護保険制度のみ熟知していても、利用者と介護事業者にとって適切なケアプランを提案することはできないでしょう。

だからこそ、国家資格である介護福祉士よりも、民間資格であるケアマネージャー・介護専門員資格の方が、より受験が難しい資格として位置づけられているのです。

《資格の難易度や仕事内容による、給与の違い》
介護福祉士とケアマネージャーでは勤務先の待遇面でも違いがあり、一般的にはケアマネージャーの方が給与が高くなると言われているのです。

その金額差は、勤務する事業所の規模や労働条件などによっても変わってきますが、月給にして30,000~50,000円ほど。

このため、介護福祉士がキャリアアップや給与アップのために働きながら介護専門員資格の取得をめざすことも珍しくありません。

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ケアマネージャーへの転職、おすすめ求人サイト9選

ケアマネージャーの優良求人 イメージ

最後に、ケアマネージャーへ転職する決意を固めた40代に向けて、ケアマネージャー転職の成功に役立つおすすめの求人サイトを9つご紹介します。

介護系求人に強いサイトを中心に、それぞれの特徴と一緒に解説していきますので、複数登録してあなたに合う求人を見つけてくださいね。

◆FROM40
30代後半から50代くらいまでのアラフォー、中高年向けの求人に特化したサイトです。

正社員から派遣、パートなどの非正規雇用まで、年齢や経験を問わない幅広い雇用形態の介護系求人がケアマネージャーを含め豊富に掲載されています。

転職にあたり、年齢を最大のネックと捉えている40代こそ、ぜひ利用してみてください。

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◆スマイルサポート介護
首都圏・都市部を中心に、豊富な求人件数を誇る介護業界に特化した求人サイト。

ケアマネージャーはもちろん、未経験OKの介護職員の募集も正社員、派遣社員、パートなど幅広い雇用形態で行われています。

登録すれば、無料で専任のコンサルタントによるサポートや非公開求人の紹介も受けられるので、1人での転職活動に不安を感じる40代におすすめです。

◆介護エイド
人間関係の良さに徹底してこだわり、介護系求人を収集・掲載し紹介してくれるサイト。

退職理由の上位である「人間関係の悪さ」に利用者が転職後に悩まないようにと、独自の基準で人間関係が良く、働きやすい職場だけを紹介することをめざしています。

過去に介護職経験があるが人間関係のトラブルで離職した、または転職にあたり人間関係が最も心配という人は、ぜひ利用してみましょう。

◆かいご畑
多様な施設、雇用形態、条件の介護系求人を豊富に扱っているサイト。介護系資格を持ち、介護業界を知るコーディネーターが、転職の支援をしてくれます。

自身の望む条件や、ケアマネージャーへの効率的なキャリアルートがわからないときには、まず登録して相談してみると良いかもしれません。

◆ジョブメドレー
介護系職種のなかでも、特にケアマネージャーの求人に強いと言われるサイト。

全国で約50,000件もの豊富な求人を有するため、さまざまな条件の求人と出会ったり、比較するのに非常に便利です。

既にケアマネージャーの資格を持っていて、キャリアアップやライフイベントのために転職を考えている40代はもちろん、未経験からの挑戦をめざす40代にもおすすめです。

◆スタッフサービス・メディカル
ケアマネを含め、さまざまな種類・雇用形態・条件の介護系求人に特化したサイト。

時短勤務や週3勤務、未経験や無資格の中高年も歓迎など、他のサイトでは難しい条件の求人でも、このサイトでなら見つかるかもしれません。

ケアマネージャーをめざして働きたいが条件に合う求人に出会えないという人も、まずは登録・相談して、幅広く求人を探してみましょう。

◆メドフィット
とにかく入職までのスピードにこだわり、早期の転職成功をサポートしてくれるサイト。

転職エージェントによるサポートの他、掲載・紹介する求人内容に嘘がないかを実際に現場に行って確認することで、転職後のミスマッチを防ぐ対策も取っています。

ケアマネージャーとして早く現場復帰したい、経済的な事情からとにかく早く転職先を決めたいという40代なら、必見です。

◆ベネッセMCM
ライフスタイルに特化した条件から、介護系求人を検索しやすいサイト。

大手、あるいは優良な事業所の求人や、土日休み、夜勤なし、1回の勤務当たり数時間のみなど、待遇面に配慮された求人を多く扱っています。

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被介護者とケアマネージャー

介護現場で培った知識・経験に加え、介護保険制度まで熟知したケアマネージャーは、被介護者・介護事業者の両方のために働く統括マネージャーのような存在です。

就業には、医療・介護・福祉いずれかに関係する仕事の実務経験と資格取得が必須で、40代未経験から挑戦する転職先としての難易度は高いかもしれません。

しかし同時に、介護制度・介護業界全体を理解して手に職を付け、社会貢献できる職種でもあります。

既に介護職の経験がある、未経験だけど40代からでもケアマネージャーをめざしたいという人は、具体的なキャリアプランを立ててみてはいかがでしょうか。

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