土木・建設業界で働く!道路舗装や内装工事に役立つ資格とは?

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土木・建設業界でキャリアアップをしたいと思ったことはありませんか?

土木や建設の仕事は多岐に渡ります。
現場を統括する施行監理の仕事から、建物や道路などの細部を仕上げる職人の仕事までさまざまあります。

手先の器用さが求められる仕事から、コミュニケーションスキルや専門性の高い技術が求められる仕事もあります。

この業界でキャリアを考えるなら、それらの職種の中で自分に合っている仕事はどんなものか、見極める必要があります。

また目指す職種によって、役立つ資格もさまざまあります。

今回は、土木、建設業界でキャリアを築きたいと思っている人に向けて、詳しい仕事内容から取得しておいて損はない資格まで、詳しく解説します。

最後まで目を通して、キャリアアップや転職の参考にしてくださいね。

目次

土木建築業界に転職したい!どんな仕事がある?

建設業界の仕事

土木や建築業界と言っても、その仕事は多岐に渡ります。
まずは、どんな仕事があるのかを詳しく見ていきましょう。

◆建築の仕事
住宅やマンション、大型ビルや商業施設、病院などの建築物を建てるのが建築の仕事です。

建築の依頼に沿って設計し、設計に沿った資材や人材の確保、工事現場の工程や品質、安全管理を行い、建物を完成させます。

◆土木の仕事
建設業の中でも、道路や橋、トンネルや舗装工事など、インフラや社会基盤に関わる建設をするのが土木の仕事です。

行政から請け負う仕事もあれば、民間から受ける仕事もあります。

◆具体的な仕事内容
次に、土木や建築にはどんな仕事があるのか、具体的な仕事内容を見ていきましょう。

・建築一式工事
建築一式工事は、総合的な企画、指導、調整のもとに建設物を建設する工事のことを言います。
例えば新築工事では、大工工事や内装工事、管工事や電気工事など複数の専門工事が必要です。

依頼を受けてこれらの専門工事を統括するには、建築一式工事の許可を受けていなければいけません。

また、内装工事だけを請け負う場合は、内装工事の許可が必要となるため、建築一式工事の許可では請け負うことができません。

・土木一式工事
土木一式工事は、総合的な企画、指導、調整のもとに土木工作物を建設する工事のことを言います。

例えば、橋梁、ダム、空港、トンネル、高速道路、鉄道軌道、区画整理、道路・団地等造成、公道下の下水道、農業・灌漑水道工事を一式として請負うものとされています。

複数の専門工事を組み合わせて施行する建設工事で、安全かつ工程通り進行するように土木現場で働く様々な業者を統括します。

また専門工事を請け負う場合は、その専門工事の許可が必要になります。
土木一式工事の許可を受けていても、とび・土工・コンクリートに該当する工事を請負うことはできません。

・土木大工
鉄筋コンクリートの建物の工事では、型枠の中にコンクリートを流し込む手順が必要になります。そのコンクリ−トが固まり型枠を外すまでが型枠大工の主な仕事内容です。

建物の規模によってその種類も異なりますが、土木大工は実際の作業を手掛ける職人と言えます。

・左官工事
左官工事とは、建物の壁や床、土堀などをコテを使って塗装を行う仕事です。

主にマンションやビルなどの建設現場で、ペンキやタイルの下地塗りから、コンクリートの土間打ち、階段の仕上げ塗りなど多岐に渡ります。

・とび・大工・コンクリ
建設現場に最初に入り、最後まで現場に残るのがとびの仕事です。

足場の組立て、機械器具・建設資材等の重量物の運搬配置、鉄筋等の組み立て、くい打ち、くい抜き及び場所打ちぐいを行う工事、土砂などの掘削、盛上げ、締固め等を行う工事、コンクリートにより工作物を築造する工事、その他基礎や準備など、業務は多岐に渡ります。

・電気工事
建設工事では、電気工作物などを設置し、各種電気設備を設営します。
図面をもとに、建物に電線を引き込み、配線や照明器具などの端末に電気を届ける仕事です。

電気を必要とする建物ならどこでも仕事があり、作業現場は高層ビルから商店、戸建住宅までさまざまな現場で必要とされます。

・鉄筋工事
設計図をもとに鉄筋の配置関係を把握し、現場に入ってくる鉄筋などの資材を設計図通りに組み立てる仕事です。

竣工時には組み立てた鉄筋はコンクリートに隠れて見えなくなりますが、建物の骨組みを作る重要な仕事です。

・塗装工事
建設物の外装や内装を塗装する仕事です。
クライアントの要望や設計図をもとに、塗装を施していきます。

戸建て住宅や会社、高層ビルの外壁など、さまざまな建設物で需要があり、壁の材質や状態などによって使用する塗料や塗装方法も異なります。

豊富な経験と技術が求められる仕事です。

・造園工事
造園工事は、住宅やマンション内の樹木の植栽や公共事業の公園づくり、竹垣・飛石・レンガ施工に至るまで、業務は多岐に渡ります。

道路や建築物の法面や壁面、屋上などの緑化、さらに植生の復元も仕事のひとつです。

◆土木・建築業界の将来性
2020年に東京オリンピックが決まってから、土木・建築の仕事は増加傾向にあります。
新しく建てる施設や建築物なども増え、そこに携わる人材も求められています。

建設業界への転職は、これからがチャンスと言えます。

◆土木・建築業界のキャリアアップ
未経験からスタートするなら、現場で作業や重機の運転などをしながら経験を積み、ゆくゆくは現場のリーダーや管理職などへのキャリアアップを目指すことが可能です。

ステップアップのためには経験のほか、国家資格の取得も有利となります。

建設業の組織、職種、仕事内容と役割とは

建設業界の組織など

建設業はその規模が大きくなればなるほど、関わる人の数も増える業界です。
現場には施主と直接契約している建設会社の人もいれば、職人や下請け業者の人もいます。

そのため持っている資格や職種、肩書も複数あり、個々の役割もさまざまです。
ここでは建設業界の組織や職種、仕事内容を見ていきましょう。

◆建設現場の組織
建設現場でのトップの役割を担っているのは「所長」という肩書を持つ人です。
所長は現場での責任者であり、最終的な決定権を持っています。

規模の大きな現場では何百人という人を統率していかなければいけません。

所長に次ぐ役割を担っているのは「工事長」と呼ばれる現場監督です。
主任や係員などの他の現場監督を指導したり仕事の割り振りを行います。

一般企業でいうところの中間管理職にあたります。

次に、実際に作業を行う職人さんや作業員と接する主任と係員がいます。
係員のうちは小さな仕事を任せられることが多く、経験を積んで主任にステップアップすることも可能です。

主任になれば係員よりも大きな仕事を任せてもらうことができ、さらに工事長へのステップアップも目指すことができます。

◆職種別・仕事内容
次に職種別の仕事内容を詳しく見ていきましょう。

・施工管理
建物を作る上で、現場全体を管理するのが施行監理です。
職人や作業員に指示を出したり工程や品質、安全管理を行います。

こうした現場の仕事に加えて、書類作成や契約などのデスクワークも求められます。

・設計
図面を作成する設計の仕事は、主に一級建築士や二級建築士などが行います。
設計は、構造設計、設備設計、意匠設計の3つに分けられます。

構造設計では、柱や梁などの位置を決めて建物の安全性を確保するための設計を行います。
目に見える部分ではありませんが、複雑なデザインの建物でも安全性が保たれています。

設備設計は、電気や配管などの設計を行います。
コンセントや水道などの位置を決め、それに合わせた配線や配管を通します。

建物を利用する人が快適に過ごすために欠かせない職種です。

意匠設計は、建物の外装や内装などのデザインを行います。
施主からの要望に合わせたデザインを設計し、住みやすさや使いやすさも考慮した間取りを考えることも必要です。

・営業職
建設業界の営業職は、官庁営業と民間営業の2つがあります。
官庁営業は公共工事を受注するための営業です。

公共工事は基本的に入札によって発注されるため、入札の情報を常にチェックする必要があります。

民間営業は一般企業が対象となります。
広い土地を所有している顧客にマンションの建設計画を提案したり、ハウスメーカーの場合は個人向けに新築住宅の営業などを行います。

また新築住宅だけではなく、改修工事やリフォームの営業を行うこともあります。

・大工職人
大工職人は主に建物の骨組みや下地などを作る仕事です。
屋根から外壁、内壁、床下まで大工職人の手が加わるため、重要な役割を担っています。

工事現場だけではなく、工務店内で木材の加工などを行うこともあります。
大まかな加工を施した木材を、現場で仕上げる場合もあるため、書こうと組み立ての両方の技術が求められます。

・左官職人
壁や床、塀などにコテを使って漆喰やモルタルなどを塗装する仕事です。

まっすぐ均一に塗装するには技術と経験が必要になるため、一人前になるにはある程度の機関が必要です。

・建具職人
建物にドアや戸、障子、ふすまなどを取り付ける仕事です。

以前は和室に取り付けるふすまや障子などを専門にする職人がほとんどでしたが、最近では洋建具を取り扱う建具職人も増えています。

取り付けだけではなく、建具そのものを作る建具職人もいます。

・とび職人
足場を組んだり鉄骨を組み立てたり、高所での作業を担当する仕事です。

どの建設現場でも必要とされる仕事ですが、特に大きなビルの建設現場において活躍のが場多いと言えます。

・事務職
現場で働く業務が多い業界ですが、建設業でも内勤を専門とする事務職もあります。
他の業界と同様に、伝票作成や備品チェック、問い合わせ対応などが主な仕事です。

一般的な事務職ではなく、経理業務となると、建設業界特有の処理方法があります。
何か月にもわたる工事の場合、その実情に即して売上や経費も進捗度合いに合わせて分割して計上します。

また、CADオペレーターを兼務する場合もあります。
CADオペレーターは、デザイナーが考えたデザインを図面や3Dのデータにする仕事です。

特殊な業務のため、経験者やCADの資格を取得していると有利になる場合があります。

このように、現場監督から職人、事務職まで建物を1つ作るには多くの職種の人が関わっています。

それぞれの役割をこなし、協力し合うことで建物を作り上げていくのが建設業界の仕事です。

内装工事に従事したい!仕事内容や資格は?

内装工事の仕事をする人

次に、建設現場で欠かせない内装工事に関わる仕事内容や、求められる資格を詳しく見ていきましょう。

◆仕事内容
内装工事の仕事は、天井や床、壁に壁紙を貼ったり塗装を施したりします。
建物の最終的な仕上げを行うのが内装工事です。

建物の中で見かける業務はほとんど内装工事によるものと言っても過言ではありません。

◆向いている人
内装の仕事は壁や床など、その建物を使う人の目につく場所のため、キレイに仕上げることが求められます。

ムラなくクロスを貼ったり、塗装をキレイに塗ったりするには手先の器用さや完成度にこだわる人に向いている仕事と言えます。

また、各工程で専門の職人が作業を分担して行うため、周りの人と連携を取ったり円滑なコミュニケーションを取ることも必要です。

納期のある仕事のため、スケジュール管理や自己管理能力も求められます。

◆役立つ資格
次に、内装工事に役立つ資格を見ていきましょう。

・内装仕上げ施工技能士
建物の内装を仕上げるために必要な技能を認定する国家資格です。
仕上げる対象によって分けられています。

・プラスチック系床仕上げ工事作業
床タイル及び床シートを張り付ける作業を行います。

・カーペット系床仕上げ工事作業
カーペットを裁断し手縫い作業を行ったものを、グリッパー工法により敷込む作業を行います。

・木質系床仕上げ工事作業
フローリングの張付け作業を行います。

・鋼製下地工事作業
天井は鋼製野縁、野縁受け、つりボルトなどを使用し、壁はスタッド、ランナ、スペーサ等を使用して鋼製下地作業を行います。

・ボード仕上げ工事作業
天井及び壁(平壁)のボード仕上げ作業を行います。

・カーテン工事作業
カーテンの採寸や種類、用途などから取り付けまでの作業を行います。

・化粧フィルム工事作業
化粧フィルムを貼り付ける作業を行います。

◆建設業の許可は必要?
内装工事だけを請け負うなら、資格がなくても仕事を受けることはできます。
しかし建築工事を請け負う場合は、建設業法に基づいた建設業の許可を受ける必要があります。

建設業の許可を受けるためには、経営業務の管理責任者と専任技術者が必要となります。
そのため、以下のような資格が役に立つでしょう。

・建築施工管理技士
工事現場を統括するのが建築施工管理技士の仕事です。

決められた工程で品質と安全性を保ちながら、設計通りの建物を建てるために必要不可欠な資格と言えます。

一級と二級があり、それぞれ扱える工事の規模が異なります。

・建築士
建築士法に基づいて、建築物の設計や工事監理などの業務を行う国家資格です。

クライアントの要望を聞き、デザインや使いやすさ、安全性などを考慮した設計を行い、工事が始まれば現場の進捗を確認したりします。

一級と二級、木造建築士の3種類あり、それぞれ扱える工事の規模が異なります。

さまざまな建築業務に携わるには、いずれかの資格を取得して建設業の許可を得ることをおすすめします。

しかし、1件あたり1500万円未満や延べ面積が150平方メートル未満の木造住宅工事といった軽微な建設工事であれば、許可がなくても仕事を請け負うことは可能です。

ただ、長くこの仕事を続けていくのであれば、ゆくゆくは資格を取得して、幅広い仕事を請け負う体制を整えておくことをおすすめします。

内装工事の仕事は資格がなくてもできますが、経験と技術が求められる仕事です。

誰もがわかる指標としての役割も果たしてくれる資格を取得しておくことで、仕事の幅も広がり、将来の安定にもつながると言えます。

住宅に関して言えば、最近では新築物件だけではなく、中古物件をリフォームやリノベーションする人も増えてきています。

そんな中で注目されているのが内装業界です。

新築物件に伴う工事も行いますが、中古物件をまるで新築のように生まれ変わらせることのできる仕事です。

そこにやりがいを見出す人も少なくありません。

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道路の舗装関係に従事したい!仕事内容や資格は?

道路工事をする人

建物ではなく、道路の舗装工事などの仕事に携わりたいという人に向けて、道路工事関連の仕事内容や求められる資格について、詳しく見ていきましょう。

◆道路工事関連の仕事内容
一般車両が通行する道路工事で最も多いのが、道路を舗装する工事での現場作業です。

道路を掘って、管を入れて埋めるという電気工事や、駐車場の舗装工事といったものが一般的です。

まず道路に切れ込みを入れて重機を用いて道路の表面をはがします。
そして電線ケーブル用の管を地中に設置し、穴を掘った場所に細かく砕いた石を入れます。

その後、ランマーを使って埋めた部分を叩いて表面を平らにし、アスファルトで舗装して道路を元通りにします。

道路を掘削すると細かいアスファルトのゴミが出るため、それを清掃車で掃除することも大切な仕事のひとつ。

清掃をしておかなければ、乳剤と呼ばれる接着剤がつきにくくなり、アスファルトの仕上がりに影響が出てしまいます。

アスファルトの熱が冷めれば舗装が完了します。

こうした作業は交通の妨げにならないように工事の間は交通規制を行ったり、時には交通量の少ない深夜に作業することもあります。

◆向いている人
道路舗装などの工事の仕事に向いているのは、細かい作業が得意な人です。

重機のメンテナンスや基本的な修理は自分たちで行うため、部品一つひとつも大切に扱い、修理できる緻密な性格の人に向いていると言えます。

また、道路舗装にはさまざまな業者が関わるため、周囲の人とのコミュニケーションが欠かせません。

また、外での作業がメインになるため、暑さや寒さにも対応できる人に向いています。
体力に自信のない人には不向きと言えます。

◆役立つ資格
・土木施工管理技士
施工管理技士の国家資格のひとつで、道路工事の施工管理の仕事に従事する上で有利となる資格です。

土木工事現場に配置される主任技術者や、監理技術者になるためには必須の資格といわれています。

・各種重機の資格
道路工事では大型免許のほかにも、重機の資格を取得していると有利になります。

・車両系建設機械運転者
ブルドーザー、トラクターショベル、スクレーパー、パワーショベル、ミニショベル、油圧ショベルといった車両系建設機械の運転が可能になります。

・締固め用機械運転者
ロードローラーやタイヤローラー、ハンドガイドローラー、振動ローラーといった重機から、道路舗装用の小型機にいたるすべての締固め用機械の運転ができます。

重機の資格には、扱う重機の重さによって区分が2つに分けられており、それぞれ取得方法が異なります。

技能講習と呼ばれる講習を受講すれば、すべての重機や建機の操作が可能となります。

特別教育という講習は、技能講習に比べて簡単に取得できますが、3トン未満のものまでしか運転できないという制限があるため、現場で役立つ資格を取りたいのであれば技能講習を受けることをおすすめします。

◆キャリアアップを目指すなら資格取得を!
道路工事に従事したいなら、特別な資格は必要ありません。

しかし、より専門的な工事や現場でもっと活躍したいという人であれば、資格取得を目指すことをおすすめします。

資格取得をすることで、さらなるキャリアアップや収入アップにつながるからです。

道路工事は新しい道路を作るだけではありません。
既存の道路のメンテナンス業務もあるため、需要は常にあり、建設業界の中でも比較的安定していると言えます。

前述の通り、資格や免許を取得すれば収入やキャリアにもつながるため、積極的に資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

今後ますます需要の高まる道路工事現場で活躍するための資格取得を検討してみてくださいね。

まとめ

建設業界は建物を建てたり道路や社会インフラを整えたり、貢献度も高くやりがいのある仕事がたくさんあります。

規模が大きいからこそ、そこに関わる人も多くなります。
一言で「建設業界で働きたい」と言っても、どの職種が自分に合っているのか、判断するのは難しいかもしれません。

しかしキャリアプランを考える上では、自分がどの分野でキャリアを積んでいきたいのかを明確にしておく必要があります。

それに合わせて資格取得を目指せば、さらに活躍できる可能性も高くなります。

今回の記事を参考にして、どんな職種に向いているのか、またどんな資格が役に立つのかを見極めて、転職を有利に進めてくださいね。

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