久しぶりの面接でも安心◎流れと面接官のチェックポイントを知り、実力を100%発揮しよう!
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中高年の転職現場では、書類審査を通って面接を受けるときに、「面接を受けるのは久しぶりで、何をどうすれば良いか分からない」「最近の面接事情はどうなっているんだろう?」と不安に思う方が多くいます。
面接という短い時間の中で、あなたのこれまでの経歴や良さを伝えるには、事前の準備と工夫が欠かせません。
今回は、面接を控え準備をしているあなたに、面接の流れや基本的な情報をお伝えします。また、面接官が最低限チェックしているポイントも合わせて紹介しますので、ぜひ最後まで読み役立ててくださいね。
面接の基本的な流れとは?
まず、面接の基本的な流れを見ていきましょう。【面接の基本的な流れ】
(1)面接場所の訪問・挨拶・待機
~面接開始~
(2)自己紹介
(3)志望動機
(4)過去の職務経歴についての説明
(5)質疑応答
~面接終了~
(6)御礼を言って退室
※面接官の指示に従ってください。
面接を受ける企業や面接官によって、順番や内容は変わることがありますが、大まかな流れとしては上記の通りです。 それでは、ここからはそれぞれの場面で気を付けるべきポイントについてご紹介します。
(1)面接場所の訪問・挨拶・待機
大切なことは、時間に遅れないということです。場所は事前に確認し、遅くとも5分前には到着するようにしましょう。
ただし、30分前や15分前に訪問するなど、あまり早すぎるのもNGです。早く行き過ぎると、面接場所が空いていなかったり、面接官の業務の手を止めてしまうなど、迷惑をかけてしまう場合があるからです。
また、面接は面接をしている間だけではなく、企業を訪問してから帰るまでずっと続いています。
面接官以外の人への接し方を見られていることも多いため、気を抜かず、誰に対しても丁寧に接するようにしてください。
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(2)(面接開始後)自己紹介
面接がはじまるとすぐに、自己紹介を求められるケースが多くあります。中途採用の場合は「自己紹介を兼ねて職務経歴を教えてください」と言われることもあるでしょう。
心がけておきべきは、
・聞き取りやすいようにハッキリと話すこと
・相手の目を見て話すこと
・正しい敬語を使うこと
・簡潔に話すこと
です。
応募先の企業の求める人物像によって、あなたのアピールすべきポイントは異なります。自己紹介で何をどのように話すかは、応募先企業別に事前に考え、まとめておきましょう。
下記のコラムも参考にしてください。
40代転職のコツ!面接での自己紹介を採用につなげるため例文
面接前の不安を解消!40代転職者向け自己紹介&自己PR文例集
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(3)志望動機
志望動機も事前に考えていきます。中高年の転職では特に、志望動機をハッキリさせておくことが大切です。
「前職での経験をどう活かすことができるのか」「なぜこの会社でなければいけないのか」「今後具体的にどう活躍していきたいか」など、応募先の企業のニーズや希望を捉えながら、しっかりと考えて臨んでください。
40代転職の志望動機の考え方と文例3選!面接での印象が良くなる
(4)過去の職務経歴についての説明
中途採用の場合、企業が欲しいのは「即戦力」です。そのため、これまでにどのようなことをしてきたのか、どのような実績があるのか、マネジメント経験はあるのかなど、面接官はあなたの過去の職務経歴を聞きたがっています。
先方の求めている能力・知識・経験をよく理解し、自分の貢献できる部分を余すことなくしっかりとアピールしてください。
(5)質疑応答
面接中にしたこれまでの話や、職務経歴書の内容などを元に、面接官から質問があります。聞かれたことに対しては、【簡潔にはっきりと】答えましょう。
また、「質問はありませんか?」と聞かれる場合も。質問をせずにいざ入社して「思っていたのとは違っていた」となっては困りますので、遠慮せずに疑問点や不安点があれば聞いておきましょう。
面接後、結果連絡がくるまでは長く感じてしまうもの。「返事はいつ頃どのような方法で連絡してもらえるのか」「今後の採用スケジュールはどのような予定なのか」など、これからのスケジュールについても聞いておくと安心です。
(6)(面接終了後)御礼を言って退室
面接が終われば、「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。よろしくお願いいたします」などと御礼を言って退室します。
退室してからも気を抜かず、途中ですれ違った人や受付の人などにも会釈やお辞儀をするなど、誰に対しても礼儀正しく接することが大切です。
面接官が最低限チェックしているポイントとは?
ここからは、面接官が最低限チェックしているポイントについて紹介します。ここだけは絶対に外さないようにしておきましょう!
【面接官が最低限チェックしているポイント】
・清潔感があるか
・適切な言葉使いができているか
・気持ちよく会話ができるか(一緒に仕事をしたいと思える人か)
・質問に対して的を得た返答ができるか
一説によると、「第一印象は7秒で決まる」と言われています。つまり、面接で初めて会って挨拶をした段階で、あなたの印象はもう決まっているということです。
その時点で「良い印象」を与えているのか、「嫌な(悪い)印象」を与えているのかでは、その後の面接の進み方が全く変わってしまいます。
そのため、最初に押さえておくべきは「見た目の清潔さ」です。
・体型に合った服を着る
・シミやシワのない清潔な服を着る
・髪型を整える
・(女性であれば)適度なメイクをする
など、いますぐできることはたくさんあります。自分はできているかどうか、今一度見直してみると良いでしょう。
他にも、
・はっきりと大きな声で話す
・背筋を伸ばし、姿勢よく座る(立つ・歩く)
・口角を上げ、穏やかで優しい表情で話す
・相手の目を見て話す
・あいづちを打つ
などのポイントに気を付けてください。
謙虚な姿勢を忘れずに
年齢を重ね、仕事の経験も積んでくると、知らぬ間に若い人に対して偉そうになったり、威圧的な態度になったりする人がいます。たとえ面接官が自分より年下であっても、入社すればあなたの上司になるかもしれない人です。どのような態度をとるべきかは、分かりますよね。
人として、社会人として、礼儀や謙虚さを大切にしながら、出会う人や会社との縁を深めていってください。
就職・転職活動の中で、面接は非常に大切なポイントです。あなたの良さやこれまでの経歴を余すところなく伝えられるよう、事前の準備をしっかりと行い、満足のいく面接にしてくださいね。
あなたの転職活動がうまくいきますように。
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