職種未経験の40代人事転職を、成功へ導く!必見のコツ&資格7選

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人事は、会社・組織の財産である人を採用・教育し、ともに働く人の労働環境や人生の満足度を向上させることのできる、やりがいのある仕事です。

このため、年齢とともに養ってきた「人を見る目」や「教育スキル」などを活かし、職種未経験ながら、40代で人事への転職を考える人も多いと言われています。

そこで今回は、アラフォー以上歓迎求人のみ扱う私たち「FROM40」が、40代未経験から人事への転職成功をめざす人が知っておくべきことをまとめてご紹介!

人事の仕事内容から就業に役立つ資格、未経験から人事職の採用を勝ち取るための求人応募や履歴書の書き方、業界選びのコツまで解説していきます。

40代未経験から人事への挑戦を考えているなら、具体的な転職活動を始める前に読んで、ぜひ役立ててくださいね。

目次

人事の仕事内容とは?給与ややりがいと一緒におさらい

人事 採用の仕事イメージ

40代未経験からの人事転職成功のコツをご紹介する前に、まずは人事の仕事内容を、給与事情ややりがいなどとあわせて確認していきましょう。

◆人事の仕事は「人で会社・組織を発展させること」
会社・組織の運営と発展に欠かせない人材は、お金や商品と並び経営の根幹を担う存在です。

人事担当者には、会社・組織の運営と発展に必要な人材の「企画」「採用」「教育」「管理」「評価」が一任されています。

具体的な人事の仕事内容としては、以下の通りです。

《人材を採用・教育・配置するための「企画」》
「人事企画」と呼ばれる工程で、まずは経営陣が設定した会社・組織の目標を達成するために、どのような人材の採用や配置換えが必要かを会議し計画を立てます。

このとき、既存の従業員が最大限に能力を発揮するにはどうすれば良いか、また新たに採用すべき人材像について具体的に考えていきます。

《企画に基づいた会社・組織に必要な人材の「採用」》
人事企画に基づき、理想的な人材を雇用できるよう採用活動を行います。

採用活動には、獲得したい人材像に基づいた求人原稿の作成や転職サイトなどとの折衝、書類選考や面接の実施も含まれています。

《採用した人材を自社に必要な人材に育てるための「教育」》
採用した人材に対し、その人が可能な限り早く自社の戦力として活躍することができるように、必要な教育や研修を行います。

配属予定や年齢、新卒入社か中途入社かなど、採用した人材にあわせて適切な教育・研修内容を考え、提供するのも人事の仕事です。

《人材の労働意欲を高めるための「管理」「評価」制度の整備》
採用した人材に、少しでも労働意欲が高い状態で長く働き続けてもらうために、労働環境や評価制度を作ったり、定期的に整えます。

また出勤や退勤、給与計算、社会保険制度等への手続き、入社・退職手続きなど「労務管理」と呼ばれる事務作業も、基本的には人事の仕事となります。

ただし会社によっては、人事企画と採用・教育・評価制度などを構築する人事部と別に、労務管理をメインとする人事事務という部署を設けていることもあります。

◆知っておきたい!人事の仕事の給与ややりがい
ここからは、人事転職に際し仕事内容とあわせて知っておきたい平均的な給与額や、やりがいについても見て行きましょう。

《人事のお仕事、平均的な時給・月収・年収》

時給 1,500円前後
月収 22~23万円程度
年収 300~320万円程度


《人事のお仕事、期待できるやりがい》
・従業員や求職者など「人」を相手にするため、臨機応変さと試行錯誤が必要なところ
・採用や教育、労務管理を通して会社・組織経営の根幹にかかわることができる
・仕事を通して、一緒に働く上司や同僚の人生や、働く幸せをアシストできる
・年金制度や給与計算などの業務を通して、労務関係の知識を身に着けられる


人事の仕事内容や魅力がわかったら、次項からは、40代未経験での転職成功に必要な資格や知っておくべきコツについて、見ていきましょう。

40代未経験での人事転職の成功に、役立つ資格7選

人事転職に役立つ資格 イメージ

人事は資格職ではないため、転職に際し絶対に必要な資格はありません。

しかし、20~30代に比べ即戦力性が重視される40代が職種未経験での転職成功をめざす場合には、人事職で活かせる資格を取っておいた方が良いでしょう。

そこで、企画から採用、教育、入社後の労務管理まで幅広い業務を行う人事転職に役立つ、7つの資格をご紹介していきます。

それぞれ合格までにかかるおおよその期間や金額、お役立ち度や難易度まで解説していますので、資格取得の検討材料にしてくださいね。

◆社会保険労務士

資格の種類 国家資格
実務へのお役立ち度 5(5段階中)
難易度 資格の合格率は5~10%
取得までにかかる期間 半年~1年以上
取得までにかかる金額 8~10万円以上
(ただし、受験料は9,000円)

参考:社会保険労務士試験オフィシャルサイト

特に人事の労務管理分野で必要な、年金や医療、雇用保険制度などの幅広い専門知識があることを証明する資格です。難易度が高いため、スクールに通っての取得がおすすめ。

◆キャリアコンサルタント

資格の種類 国家資格
実務へのお役立ち度 4.5(5段階中)
難易度 資格の合格率は50%以上
取得までにかかる期間 半年~1年以上
取得までにかかる金額 30~40万円程度
(ただし、受験料は学科が8,900円、実技が29,900円)

参考:国家資格 キャリアコンサルタント試験 公式ウェブサイト

2016年から創設された、比較的新しい国家資格。1人1人の人材の個性や適性を見極め、最適なキャリアプランや研修内容を提案できることの証明となります。

合格率は高いですが、実際の面談を想定した実技試験も行われるため、実技試験対策を受けられるスクールを利用した方が良いでしょう。

◆メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種

資格の種類 民間資格
実務へのお役立ち度 4(5段階中)
難易度 資格の合格率は50%以上
取得までにかかる期間 3か月~半年
取得までにかかる金額 30,000円程度
(ただし、受験料は6,480円)

参考:受験要項 | メンタルヘルス・マネジメント検定試験

人事部の仕事内容には、うつなどメンタルヘルスに不調が起きた従業員への対応も含まれます。このため近年、注目が高まっている資格です。

通信講座などを使って勉強した場合、かかる費用なおよそ30,000円。上司の立場で部下のメンタルヘルスを考える試験内容なので、管理職の転職にも有利に働きます。

◆マイナンバー実務検定2級

資格の種類 民間資格
実務へのお役立ち度 4(5段階中)
難易度 資格の合格率は50%以上
取得までにかかる期間 3か月~半年
取得までにかかる金額 15,000円程度
(ただし、受験料は8,000円)

参考:マイナンバー・マイナンバー制度を理解する-マイナンバー検定試験

労務管理上、人事部は従業員の重要な個人情報である「マイナンバー」を取り扱います。
マイナンバー実務検定は、マイナンバーとは何か、またその取扱い方法について正しく理解できているかを問う検定試験です。

1級・2級・3級の3段階がありますが、いずれも受験資格などは特にありません。人事部への転職に役立てるなら、2級の取得をめざすと良いでしょう。

◆年金アドバイザー2級

資格の種類 民間資格
実務へのお役立ち度 3.5(5段階中)
難易度 資格の合格率は60%以上
取得までにかかる期間 3か月~半年
取得までにかかる金額 10,000円程度
(ただし、受験料は2級で6,480円)

参考:年金アドバイザー2級|経済法令研究会

2~3年ごとに制度や法律が変わる年金、またこれに関する手続きへの正しい知識を持っているか、その習熟度とあわせて測ります。

金融機関に勤める人や社会保険労務士に人気の資格ですが、労務管理の一環で年金手続きも行う人事への転職においても、持っているだけで非常に重宝されます。

◆ビジネス・キャリア検定

資格の種類 公的資格
実務へのお役立ち度 3.5(5段階中)
難易度 資格の合格率は60%以上
取得までにかかる期間 3か月~半年
取得までにかかる金額 10,000円程度
(ただし受験料は1級で11,000円、2級で7,700円、3級で6,200円、BASIC級3,300円)

参考:ビジネス・キャリア検定試験とは : 中央職業能力開発協会(JAVADA)

人材開発や労務管理など人事的な分野をはじめ、経理や財務、経営やマーケティング、生産管理など、日ごろの実務に必要な知識を幅広く学べる資格です。

1級・2級・3級・BASIC級の4段階がありますが、40代からの人事転職に役立てる目的で取得するなら、まずはBASIC級を取得しましょう。

◆人事総務検定の2級または3級

資格の種類 検定試験
実務へのお役立ち度 3.5(5段階中)
難易度 認定講座の修了と確認テストで、ほぼ100%資格取得できる
取得までにかかる期間 3か月~半年
取得までにかかる金額 5~18万円程度
(通学、または通信による講座費用と登録料)

参考:人事総務検定|LEC東京リーガルマインド

年金や雇用保険、労災、労働基準法など、労働にかかわる各種法律の知識を学べる資格です。

1級・2級・3級の3段階がありますが、担当者レベルの3級と主任レベルの2級であれば、試験を受けなくても認定講座を修了するだけで資格と知識が手に入ります。

費用はかかりますが、まずは確実に幅広く人事・労務管理にまつわる知識を身に着けたいという40代には、おすすめです。

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人事未経験の40代向け!履歴書の書き方のコツ

40代未経験、人事志望の履歴書書き方のコツ

ここからは、実務未経験の40代が人事への転職を勝ち取るために知っておくべき、履歴書の書き方のコツを具体的な例文と一緒にご紹介します。

◆実務未経験の40代が、人事への求人応募で注力すべきは「志望動機」
履歴書の志望動機欄は、求職者から応募先へ「なぜ応募先企業を転職先として志望しているのか」と「応募先への熱意とアピール」を伝える項目です。

人事としての実務経験がなく、アピールできる具体的な実績が少ない40代転職者は、志望動機欄にこそ力を入れて履歴書を作成しましょう。

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◆人事未経験40代、履歴書の志望動機作成のコツ
過去に人事としての実務経験がない40代が、履歴書に記載する志望動機を考えるにあたって意識すべきコツは、以下の通りです。

《求人記載の理想の人物像と、自分との合致点を探す》
人事としての実務経験がなくても、応募先の求める人物像に合致する経験・実績があれば、それらはあなたの転職活動の武器となります。

例えば、管理職や店長として人材の採用・育成に取り組んだ経験は、応募先からの「自社の人事としても、即戦力として活躍してくれそう」という見立てにつながります。

志望動機では自身の経験から人事職、または応募先が求める人物像に合致するポイントを探して、積極的にアピールしましょう。

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《自身の良いところや保有スキルを、人事の仕事に結びつけて書く》
人材の採用・育成にかかわった経験が思い当たらない場合は、人事の仕事に役立ちそうな自身の経験や長所、保有スキルなどをアピールしましょう。

以下のように、人事の仕事とアピールポイントを結び付けて書くと効果的です。

例)
・企画職についていた
⇒さまざまな立場の人とのコミュニケーションや、経営戦略に基づいた長期計画が得意なので、人事企画や評価制度の構築・整備に役立てられる

・総務や事務として働いていた
⇒業務の一環として年金や入社・退職にかかわる手続きも行っていたので、労務管理と人事事務については即戦力性がある  など



《どのように応募先に貢献できると考えているか、将来像を伝える》
選考の中で、採用担当者に入社後一緒に働くイメージを具体的に抱かせられるかどうかは、転職の成否を分ける重要なポイントとなります。

仮に人事職として応募先に採用された場合、自身が過去の経験を活かしどのように貢献できるのか、具体的な将来像を語ることでポジティブな印象をのこすことができます。

《汎用性の高い書き方は避け、可能な限り具体的な内容にする》
即戦力性が強く求められる40代転職では、その人がどのような能力を持っていて、自社にどのように貢献してくれるのかがシビアに査定されます。

このため「○○したいと思っている」「△△では誰にも負けない自信がある」など、汎用性が高く漠然とした内容では、選考を突破できません。

40代転職の履歴書では、応募先のどのような部分に魅力を感じて応募したのか、自分には何ができて何ができないのか、数値などを使って具体的に書く必要があります。

◆人事未経験の40代向け、志望動機例文2選
上記を踏まえ、ここからは人事職の実務経験がない40代が人事求人に応募する場合の志望動機の例文を2つご紹介します。

あなたの状況に近いケースに当てはめて、志望動機作成の参考にしてくださいね。

《例文1:人事未経験で管理職経験のある40代の場合》
前職までは営業職として勤務し、直近の3年間はチームリーダーとして若手の育成や数値管理も担当しておりました。そのなかで若い人材を育て、彼らが成長し評価されていく様子を見ることに大きな喜びを感じるようになり、もっと教育に重きを置いた業務に携わりたいと転職を決意いたしました。貴社は、新卒はもちろん中途採用に対しても研修・教育に時間と予算をかけることを惜しまない、独自の体制を作っておられると伺っています。その精度の中に、私が経験から培った教育ノウハウを加えてさらに良いものとし、貴社と貴社従業員の皆様に貢献できればと思い、志望いたしました。



《例文2:人事未経験で事務・企画経験のある40代の場合》
私はこれまで事務・総務、そして企画室での補佐として経験を積んでまいりました。事務と総務では限られた時間内に正確に事務処理することの重要性を、企画室では企画のイロハや、さまざまな人と一緒に仕事を進めることの難しさと楽しさを学べたと感じています。これらの仕事経験を通して、私は一緒に働く人の労働環境やモチベーション向上のために何ができるか、何をすべきかを頻繁に考えるようになり、人事職への転職を志望するに至りました。時流に合わせ、従業員様の労働環境や評価制度に常に変革を加えている貴社にて、私の事務と企画スキルを持って、微力ながら貢献していきたいと考えております。



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40代未経験者が、人事転職しやすい業界はある?

業界選択に悩む人たち

人事として働いたことのない40代が、人事職への転職を成功させやすい業界の特徴としては、以下2つが挙げられます。

◆人材の流動性が高く、採用を重視している業界
社内の人事評価制度が確立されていて、一旦入社すると退職されることの少ない会社・組織では、人事に求められる仕事は労務管理をメインとした限られた内容となります。

しかし人材の流動性が高い企業では、優秀な人材の流出防止や新しい人材採用のために労務管理だけでなく人事企画や採用まで、幅広い対応が人事に求められます。

このため、過去の経験にかかわらず人事担当者の増員のために新しく中途採用をしたり、新しい発想を求めて人事未経験者を採用する可能性も高いというわけです。

例えば、以下のような業界は人材の流動性が高く、実務未経験の40代でも人事として採用される可能性が高いでしょう。

・飲食業界
・ホテルや結婚式場、葬儀会社など冠婚葬祭業界
・IT関連事業  など


上記のような業界の人事として転生できれば、人事企画から採用、労務管理や労働環境改善のための仕組み作りまで、幅広い経験を積めると期待できます。

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◆全体として、未経験者の参入を歓迎している業界
人事に限らず、求人全体に「未経験者歓迎」の気風がある業界は、人事部門においても未経験者の中途採用に積極的な傾向が見られます。

具体的には、以下のような業界が未経験者歓迎求人を多く出しているとされます。

・運輸、物流、倉庫業界
・配送会社やタクシーなどを含む、交通業界
・現場作業員などが働く建築、警備業界
・フードや特定の商材を扱う飲食、サービス業界
・金融、保険業界
・不動産業界
・IT業界
・商社  など


業界によって、慣習や常識とされることはさまざまです。

過去に経験のある業界でなら、直接の仕事内容以外の部分での即戦力性が評価され、未経験職種である人事担当者として採用される可能性も高いでしょう。

過去に経験した業界の人事求人が見つからない、どの業界の人事求人を狙うべきかわからなくなったら、上記を参考にしてください。

◆未経験でも、興味のある求人には積極的に応募すべし!
40代が20~30代に比べて、転職で即戦力性を重視されているのは事実です。

しかし人事職の経験がなくても、履歴書で目を引いたり、面接で応募先の社風との相性が良いことや人柄の良さが伝われば、採用される可能性は十分にあります。

未経験者歓迎の業界・求人を中心に、「ぜひここで働いてみたい!」という会社・組織の求人があるなら、積極的に応募してみましょう。

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人事の仕事内容やその魅力、実務未経験の40代が転職成功をめざすうえで知っておくべき資格、履歴書の書き方、狙うべき業界について理解できましたか?

即戦力性が重視される40代転職ですが、人を見る目やコミュニケーション能力など、人生で培ってきたことすべてが活かせる人事なら、未経験での転職も可能です。

この記事を参考に、あなたの40代での人事転職成功に必要なことを見極め、十分に準備をしてから転職活動に臨んでください。

あなたの転職活動が、納得のいくかたちで成功することを祈っています。

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