40代から設計・内装の仕事に転職成功するコツ&役立つ資格8選

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建設業界の中でも、設計や内装に関する仕事は、その建物を使う人に多大な影響を及ぼす大切な業務です。

内装は工事の中でも最後に行われるため、デザインや機能性が重要視されます。
設計に関する仕事なら、デザインのセンスや色彩感覚、空間の美意識などが求められます。

床や天井の仕上げ、壁の仕上げなどを請け負う内装工の仕事なら、ミリ単位のズレも許されません。

まさに職人の技で仕上がりを美しくします。

そんな設計や内装の仕事は、実績やスキルが大きくキャリアを左右します。
今回は設計・内装の仕事内容について、さらに仕事に役立つ資格を厳選してご紹介します。

さらに40代で転職成功するコツや年収アップの方法なども詳しく解説しています。
最後まで目を通して、転職やキャリアアップの参考にしてみてくださいね。

目次

土木施工の内装設計の仕事内容

建設業界で働く人の手

住宅やビル、商業施設などの建設には、内装工事が必要になります。
内装工事は大きく設計と施工の2つにわけることができ、それぞれ高い専門性が求められる仕事です。

まずは、内装の仕事について詳しく見ていきましょう。

◆設計の仕事内容
設計は、意匠設計、構造設計、設備設計の3つにわけることができます。

・意匠設計
建物のコンセプトに基づき、外観や内部空間のデザイン、用途やコストを考慮した機能デザインを設計します。

・構造設計
地震や風雨などの災害に耐えられる安全な建築物のために、骨組みとなる構造を設計します。

・設備設計
電気やインターネットなどの電気設備、空調・給排水などの配管設備といった建物の設備設計をします。

《仕事の流れ》
・建築主との打ち合わせ、現地調査
建築主と建物の使用目的や希望、予算を確認します。

その後、建築予定地の調査を行います。
道路付けや日照、周囲の建築物との距離や建築基準、景観などの条件を確認し、測定を行うこともあります。

さらに建築主の要望をヒアリングし、設計のコンセプトや基本構想を構築します。

・基本設計
設計コンセプトなどに合わせて、階層や外観意匠などを決めます。
デザインパースや平面図、天井伏図、展開図などの基本図を作成し、完成イメージを形にします。

これを使って依頼主へのプレゼンを行ったり、予算の見積もりを出したりします。

・実施設計
基本設計に基づいて検証を重ね、外観や内装、材質に関する意匠設計、耐震・荷重・風雨に耐える梁・柱の構造や材料を決定する構造設計、建物の機能を高めるための設備設計を行い、図面を起こします。

実施計画書をまとめ、建築主へ確認を行います。

・施工業者の選定
見積もりや実績を考慮し、施行工事をする業者の選定を行います。

・施工監理
自分が作成した図面通りに工事が進んでいるか監理をします。
工程や品質管理も行います。

《仕事に就くには》
設計の仕事に就くには、ゼネコンや設計事務所へ勤務するのが近道と言えます。
建築士などの資格を取得することでキャリアアップも目指すことができます。

◆施工の仕事内容
施行会社の仕事は、設計者が作成した図面に従って必要な工事の見積もりを出し、専門業者と工事を行っていきます。

内装工事の仕事は、下地作りや塗装、床や天井の仕上げなど多岐に渡ります。
まずは主な仕事から見ていきましょう。

・床仕上げ
床に基準線を引き、タイル・シート・じゅうたん・カーペット・クッションフロア・畳などを図面に合わせた素材を敷き込んでいきます。

・天井仕上げ
天井に石膏ボードを張って仕上げる作業です。
最近では吸音性の高いボードを使うことが多くなっています。

・ボード張り
天井や壁に下地の上から石膏ボードを張ります。
耐水や2枚張りなどを行うこともあり、クロスをキレイに張るために欠かせない作業です。

・クロス
ボードの上からビニールクロスや織物クロス、紙クロスなどの壁紙を張ります。
図面通りの場所にシワにならないよう張っていくには、熟練の技術が必要です。

・塗装仕上げ
壁やドア、天井などに塗装をしていきます。
材質に合った塗料を使い、ムラなく仕上げていく必要があります。

・鋼製下地組立
鉄骨材の骨組みの上に建材を張り、天井や壁の下地を作ります。

《仕事の流れ》
・専門業者や必要な資材の手配
工事を受注し、見積もりが決まったら、工事に必要な専門業者や資材の手配を行います。
どんな内装にするかで、専門業者が異なってきます。

・現場の管理
実際に工事が始まれば、スケジュール通りに進んでいるかの工程管理や品質管理、現場の作業員や近隣住民の安全管理などを行います。

・メンテナンス
竣工後も、契約通りに工事ができていない部分や傷、欠陥などがあれば、最低でも1年は工事を請け負った施工業者が責任を負う必要があります。

それ以外にも老朽化や什器が壊れた場合などのメンテナンスを行う場合もあります。

《仕事に就くには》
内装工事を請け負う企業で勤務しながら、技術や知識を身につけていくことができます。
内装仕上施工技能士検定などの資格を取得することで、キャリアアップを目指すことができます。

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内装設計に役立つ資格8選

図面と建築現場

内装の仕事内容は把握できたでしょうか。
次に、内装設計に必要な資格について詳しく見ていきましょう。

◆設計
・建築士
1級、2級、木造建築士の3種類があり、それぞれ扱える工事の規模が異なります。
住宅やビル、商業施設などの設計に携わることができ、1級ならより大規模な工事の仕事ができます。

キャリアアップを目指すなら、より上位の1級の資格取得がおすすめです。
インテリアデザイナーで2級建築士の資格を取得している人もいます。

・インテリアデザイナー
インテリアデザイナーの仕事に、必要な資格はありません。
何の資格もないままインテリアデザイナーとして仕事をしている人もいます。

しかし取得していれば有利になる資格です。

民間資格で、インテリアに関する商品知識や販売技術、表現力などが必要です。
すでにインテリアデザイナーとして働きながら資格取得を目指す人もいます。

・インテリアコーディネーター
家具やカーテンなどのコーディネートを行うための資格です。
主に住宅や店舗などの仕事に携わることが多くなります。

・カラーコーディネーター
色彩の特性を理解し、効果的な配色やデザインをするカラーコーディネーターの資格は、内装設計の仕事にも役立ちます。

インテリアデザイナーとして仕事をするなら、色彩のセンスや知識も必要になります。

資格があるから転職などに有利になるわけではありませんが、仕事に役立つ意味で、カラーコーディネーターの勉強をしておくのもおすすめです。

・空間ディスプレイデザイナー
住宅やビル、商業施設などの内装デザインや装飾、空間設計を行う空間デザイナーとして、持っておいてもいい資格のひとつです。

空間デザイナーとして働くために資格は必要ありませんが、スキルアップのために資格取得する人もいます。

◆施工
内装の施工を請け負う内装工は、資格がなくても腕と経験で仕事をすることができます。

しかし、転職などの際にどれくらいの技能を持っているか客観的に示すことができたり、プラスアルファの知識や技術として持っておくと役立つ資格を見ていきましょう。

・建築大工技能士
主に木造住宅の内装工事を請け負う大工に必要な資格はありませんが、建築大工技能士の資格は1級で7年以上、2級で2年以上、3級で6ヶ月以上の実務経験が必要となるため、技能をアピールできる材料のひとつになります。

・建築施工管理技士
現場の工程管理や安全管理、品質管理など、工事全体の進行の管理、監督を行うための資格です。

1級と2級があり、それぞれ扱える工事の規模が異なります。
キャリアアップを目指すなら、おすすめの資格と言えます。

・内装仕上げ施工技能士
床、壁、天井、カーテン・ブラインド工事の仕上げを行います。
資格があれば、建設業許可における内装仕上工事の専任技術者になることができます。

学科と実技試験があり、1級から3級まであります。
1級はより高度な実技試験が行われるため、技能を証明するために役立つ資格と言えます。

こうした資格を取得することで、スキルアップはもちろん、年収アップにつながる可能性もあります。

客観的に自分の技能を証明できるため、転職でキャリアアップする際にも有利になると言えます。

あなたの目指すキャリアに合った資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

40代で内装設計へ転職するコツ

内装を確認する人

次に、40代で内装設計の仕事への転職を成功させるコツを見ていきましょう。

◆主な勤務先
インテリアデザイナーや空間デザイナーといった、内装のデザインに関わる職種であれば、勤務先は内装の仕事を手掛けるハウスメーカーやデザイン事務所一般的です。

ハウスメーカーなら住宅やオフィス、ホテルやレストランなど幅広いジャンルの仕事に携わることができ、需要も高いと言えます。

デザイン事務所であれば、個人事務所も含めると大小さまざまな会社があり、事務所によって扱う案件も異なってきます。

自分がどんな建物のデザインに携わりたいのかによって、狙う会社も変わってきます。

建築士や設計に関わる仕事であれば、ゼネコンや設計事務所になります。
より大規模な工事に携わるなら、転職先となる企業も変わってきます。

また内装工であれば、内装を手掛ける施工会社になります。

40代での転職の場合、経験は大きな武器になります。
あなたの経験や今後のキャリアに合わせた転職先を探してくださいね。

◆転職成功のコツ
人手不足の建設業界と言っても、40代からの転職はやはりハードルが上がります。
ここでは転職を成功させるためのコツを見ていきましょう。

《求人探しのコツ》
まずは、自分のキャリアに合う求人を探すことは重要です。
求人の探し方はさまざまあります。

ここでは、それぞれのツールを使った求人探しのコツを詳しく見ていきましょう。

・転職サイトで探す
現在、数多い転職サイトがあり、大きく3種類にわけることができます。

1つ目は、大手の転職サイトです。
職種や勤務地もさまざまで、幅広い求人が多数掲載されているため情報収集には便利です。

しかし20代・30代向けの求人も多いため、せっかく希望条件に合う求人を見つけてもマッチングできない場合もあります。

そんな事態を避けるためにも、「40代活躍」「経験を活かす」といった文言をキーワードにして求人をチェックしてみましょう。

2つ目は、建設業界に特化した転職サイトです。
今や業界に特化したサイトも多数あり、建設業界に特化したサイトもあります。

業界に特化しているため探しやすいというメリットがあります。

また、掲載料金が高めの大手サイトに比べて、料金が低めに設定されていることが多いため、中小企業の求人も多く、さまざまな規模の企業の案件を探すことができます。

3つ目は、年齢に特化した転職サイトです。
20代向けのものから、40代や50代向けのサイトまで、年齢に特化したサイトもあります。

年齢でのミスマッチを防ぐこともでき、効率よく求人を探すことができます。

・新聞の求人欄、フリーペーパーなどで探す
今やネットに情報があふれているとはいえ、新聞の折込チラシやフリーペーパーも大切な情報源のひとつです。

例えば特定のエリアの情報が掲載されているため、自宅近くで働きたい場合は便利なツールと言えます。

また、ネット上の求人と違って応募には電話連絡や書類送付など最初のステップに手間がかかるため、20代や30代といった人はあまり使わない可能性があります。

掲載企業も、40代や50代をターゲットにしていることもあり、マッチングの可能性が高くなります。

40代の転職ではぜひチェックしておきたいところです。

・ハローワークで探す
求職者なら誰でも利用することができるハローワークも、定期的にチェックしておいて損はありません。

直接行けない場合はインターネットで検索することもできますが、ハローワークで見ておきたい求人のひとつは、掲示板に貼りだされている求人です。

その中には「急募」と記載されているものが多く、本当にすぐにも人が欲しいという企業からの案件のため、採用の確率が高くなります。

このように、今はさまざまなツールがありますが、それぞれのコツを押さえて賢く併用することをおすすめします。

《応募書類のコツ》
建築士やインテリアデザイナーなどの職種で重要なのが、ポートフォリオです。
これまで手掛けた仕事の詳細について見やすくまとめておきましょう。

転職では応募書類に履歴書と職務経歴書だけを指定してくる場合もあるかもしれませんが、ポートフォリオは強いアピール材料になります。

設計の仕事はミリ単位でのミスも許されません。
そのため、応募書類も丁寧に作ることを心がけましょう。

内装工でもそれまでに手掛けた実績は重要です。
ポートフォリオは必要ありませんが、職務経歴書にこれまでの実績をわかりやすくまとめておきましょう。

その際、専門用語ばかり使うのは避け、誰が見てもわかりやすい文章でまとめるのがコツです。

採用担当者が専門の職種についている人かどうかがわからないため、専門用語ばかりを羅列してしまうと、せっかくの実績も伝わらない可能性があります。

見やすくわかりやすい経歴書を作成することが大きなポイントです。

《面接のコツ》
面接で見られるのは第一印象と人柄です。
設計や内装といった仕事では、現場にも打ち合わせにもさまざまな人が関わります。

依頼主や他のスタッフ、外部の業者などと連携して作業を進めていくため、あらゆる人と円滑にコミュニケーションが取れるスキルが必要です。

仕事や人に対しても真摯に取り組む姿勢は、態度に表れるものです。
きちんと相手の目を見て話すこと、話しやすい雰囲気を出すことなどを心がけましょう。

また面接の際には清潔感のある服装で第一印象をアップさせてくださいね。

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内装設計の年収はどれくらい?

お金を運ぶミニチュアの人

内装設計の仕事内容や役立つ資格、さらに40代から転職成功するコツを見てきました。
ここでは、どれくらいの年収があるのかを見ていきましょう。

・建築士
2級建築士なら500万円ほど、1級建築士なら650万円ほどが一般的です。
独立する場合は案件ごとに収入が異なるため、自分次第で年収をアップさせることは可能です。

・インテリアデザイナー
平均的な年収は400万円ほどとなっています。
独立してフリーランスの道もあり、案件ごとに収入が異なるため、自分の頑張り次第で収入を上げることも可能です。

・インテリアコーディネーター
平均的な年収は400万円ほどとなっています。
インテリアコーディネーターや建築士などの資格を取得すれば、資格手当がプラスされる場合もあります。

またフリーランスとして活躍することもできるため、自分の頑張り次第で収入を上げていくことも可能です。

・インテリアプランナー
平均的な年収は500万円ほどとなっています。
勤務先の企業によっても年収に差があります。

経験を積み、インテリア関係の資格を取得することで資格手当がプラスされることがあります。

・空間デザイナー
平均的な年収は450万円ほどとなっています。
仕事で賞を受賞したり、クライアントから指名されるようになれば、さらに収入アップが見込めます。

実力次第で大きく収入を上げることができ、フリーランスで活躍する道もあります。

・大工
平均的な年収は380万円ほどとなっています。
経験を積むことで収入をアップさせることができ、ベテランになれば年収800万円という人もいます。

独立して個人で工務店を経営している人もいます。

・塗装工
平均的な年収は350万円ほどとなっています。
独立して案件ごとの収入があれば年収アップを目指すことができます。

◆実績や資格で年収アップ!
40代の転職では、実績を武器に収入をアップできる可能性があります。

関連する資格を取得していれば、さらに資格手当や上のポジションでの転職を目指すことができます。

またマネジメント経験があれば、より強い武器になります。

経験のある40代を求めている企業は増加傾向にあります。
自分の強みを明確にし、年収アップの材料にしてくださいね。

まとめ

◆働き方の多様化
今の時代、働き方や雇用形態はさまざまです。
企業に所属して正社員や契約社員として働くのもひとつですが、派遣社員やパートなどで働くのもひとつの道です。

非正規雇用でも、家庭の事情でフルタイムが難しい場合や資格取得を目指して勉強しながら経験を積むため、また複数の職場を掛け持ちして経験を積む人もいます。

さらに実績を積んで独立してフリーランスとして活躍する人もいます。

多様な働き方が選択できるからこそ、あなたにぴったりの働き方を見極めることが重要になります。

◆現場の多様化
現在、建設業界は人手不足と言われています。
そこに新たな人材として、外国人労働者の受け入れが始まっています。

今後は多様な国籍の労働者が増えることが見込まれています。
語学の壁だけではなく、国民性や環境、考え方の違いで業務がスムーズに進まないこともあるかもしれません。

そんな現場でもさまざまな人とコミュニケーションを取り、現場をうまくまとめることができる40代は貴重な人材になり得ます。

より大規模な工事現場では、さらに大人数の人が関わります。
依頼主の希望に沿ったものに仕上げるためにも、多様化する現場に対応できる能力は不可欠と言えます。

いかがでしょうか。
あなたのキャリアを叶える道は見つかったでしょうか。

今は働き方も業務内容も多様化しています。
そこにうまく対応していくことが必要です。

実績や資格をうまく活用して、転職を機にあなたのキャリアアップにつなげてみてはいかがでしょうか。

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