40代未経験から福祉の仕事に転職するには?必要な資格&求人の探し方

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社会福祉の仕事に興味を持ったことはありませんか?

「福祉」とは、幸せや豊かさを意味する言葉であり、社会福祉の仕事は人々が安定した生活を送れるよう支援などを行うことです。

経済的に困っている人を支援したり、心身に障害のある人や高齢者のサポートを行う大切な仕事です。

その分野は介護やメンタルケア、保育など多岐に渡ります。
進みたい分野によって、業務内容も必要な知識も異なります。

今回は社会福祉の仕事について、詳しく解説していきます。

40代から未経験でもキャリアチェンジできるのかどうか、役立つ資格はどんなものがあるのかなどをご紹介します。

これから社会福祉で活躍したいと思っている人が知りたい情報が満載です。
最後まで目を通して、転職の参考にしてくださいね。

目次

福祉にはどんな仕事がある?

サポートする人の手

まずは、福祉の仕事にはどんなものがあるので、種類や仕事内容を詳しく見ていきましょう。

《福祉関連の仕事》
・介護福祉士
心身に障害のある人や高齢者を対象に、食事の世話や入浴、外出や身の回りのお世話などのサポートを行います。

主な勤務先は介護施設や事業所、病院などです。

介護福祉士は介護系の中で唯一の国家資格で、資格取得には実務経験などが求められます。
資格を取得していれば介護の仕事の幅も広がり、キャリアアップにもつながります。

・ケアマネージャー
高齢者やその家族の介護相談に乗り、必要なケアプランの作成や要介護認定の書類作成代行などを行います。

相談の依頼は利用者や家族からくることもあれば、地域包括支援センターなどからくる場合もあります。

主な勤務先は居宅介護支援事業所や介護施設になります。

・訪問介護員(ホームヘルパー)
心身に障害のある人や高齢者を対象に、日常生活の援助やケアを行います。

ケアマネージャーが作成したケアプランに基づいて、利用者宅へ訪問し、介護サービスを提供します。

資格がなくても働くことはできますが、無資格の場合は在宅での身体介護ができません。

そのため、介護に必要な基本的知識・技術を備えていることを証明する資格「介護職員初任者研修」を受講する人がほとんどです。

・社会福祉士
心身に障害があり日常生活に支障をきたした人や高齢者、子どもや生活困窮者などを対象に、福祉に関するさまざまな相談に乗ります。

勤務先は福祉施設や医療機関、行政機関、独立型社会福祉士事務所などがあり、勤務先によってサポートする人の年齢や立場は変わります。

一人ひとり抱えている悩みは異なるため、必要に応じて他の介護系・医療系の専門スタッフとも連携し、それぞれに合った福祉サービスを提供します。

・医療ソーシャルワーカー
入院患者やその家族が抱える経済的、心理的、社会的問題を解決したり調整したりして、社会復帰のサポートを行います。

主な勤務先は病院の福祉相談室や保健所、介護施設などがあります。

特に必要とされる資格はありませんが、社会福祉士の資格を採用条件としていることが多いため、取得しておいた方が採用の可能性は高くなります。

・心理カウンセラー
ひきこもり、不登校、摂食障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)といった心に問題を抱える人を対象に、心理面からサポートを行います。

勤務先は学校や病院、企業や福祉施設などで、その人が抱える心の問題をカウンセリングを中心にサポートしていきます。

心理学の専門知識が必要になりますが、臨床心理士の資格取得を目指す人もいます。

他にも民間の資格は多数あり、勤務先によっては特定の資格を持っていることが採用の条件になる場合もあります。

・精神保健福祉士
精神上の障害がある人やその家族から相談を受け、日常生活の訓練をする施設を紹介したり、就職のアドバイスなどを行います。

主な勤務先は医療機関や行政機関、精神障碍者施設などで、医師や臨床心理士と連携したり、行政で手続きを行ったりします。

国家資格である精神保健福祉士の資格がなくても働くことはできますが、資格取得を採用条件にしている勤務先がほとんどです。

・手話通訳士
手話を用いて聴覚障害者のコミュニケーションをサポートします。

主な勤務先は福祉関係の施設や公的機関になりますが、手話通訳士としての求人は少なく、一般の仕事と兼務しながら手話の技術を活かして仕事をする人がほとんどです。

ボランティアで活動する人もいますが、銀行や一般企業で働く人もいます。

手話のスキルがあれば誰でもできる仕事で資格も公的なものから民間まで多数ありますが、厚生労働省が認定する手話通訳士の資格が最も難易度が高いと言われています。

・児童相談員
児童福祉施設で生活する0歳から18歳までの子どもを、保護者に変わって日常生活でのしつけから学習指導、生活上でのアドバイスなどを行います。

主な勤務先は児童養護施設や児童家庭支援センター、医療型児童発達支援センター、乳児院などになります。

児童相談所や学校と連携を取ったり、子どもの保護者と面接を行うのも自動相談員の仕事です。

児童相談員として働くには、児童相談員の任用資格を取得する必要があります。

養成施設の卒業や2年以上の実務経験などの方法がありますが、社会福祉士や精神保健福祉士の資格を持つ人にも児童相談員の任用資格が与えられます。

任用資格を得た上で、希望する施設の児童指導員採用試験を受け、採用、任命されることで児童相談員として働くことができます。

・生活指導員
介護施設の利用者の受け入れの際の面談や契約といった各種手続きを行います。

主な勤務先は特別養護老人ホームや指定介護老人福祉施設などがあります。

これらの介護施設では営業時間内に1名以上の生活指導員を配置することが義務付けられています。

必要な資格は都道府県によって異なりますが、社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉主事任用資格のいずれかの資格を求められることが一般的です。

・ケースワーカー
心身の理由から日常生活が困難な人の相談援助業務を行います。
その相談内容は、生活困窮者から高齢者、不登校の児童など多岐に渡ります。

主な勤務先は福祉事務所や児童相談所、老人福祉施設や病院で相談員として働く人もいます。

社会福祉系の大学を卒業するか、厚生労働大臣指定の養成機関や講習を修了することで、社会福祉主事の任用資格を得ることができます。

任用資格を取得し、各自治体の地方公務員試験を受験し、採用されることでケースワーカーとして働くことができます。

・母子支援員
経済的に生活が困難な母子家庭の支援や自立をサポートします。
主な勤務先は母子生活支援施設で、母親への就労支援や子育てに関する相談に乗ります。

福祉事務所や児童相談所、学校などと連携を取り、母子の自立へ向けたサポートを行います。

保育士、社会福祉士、精神保健福祉士のいずれかの資格を持っているか、厚生労働大臣が指定する養成機関を卒業するなどの条件があります。

このように、福祉関係の仕事は多岐に渡ります。
対象となる人や必要な資格も異なります。

《福祉の仕事のやりがい》
福祉の仕事は厳しい面もあります。

しかし、子どもから高齢者まで、日常生活が困難な人を支援したり自立へと導いたりする、社会貢献度の高い仕事です。

また人に感謝される仕事でもあります。
利用者やその家族から直接感謝の言葉を伝えてもらう瞬間は、何にも代えがたいものです。

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〈40代・無資格・未経験〉でも福祉の仕事はできる?

福祉の仕事をする人

福祉の仕事はさまざまありますが、ここでは40代で無資格、未経験からでも転職できるのかどうかを見ていきましょう。

《無資格でもできる仕事》
・訪問介護員(ホームヘルパー)
・医療ソーシャルワーカー
・心理カウンセラー
・精神保健福祉士
・手話通訳士

上記の職種は資格がなくても働くことができますが、採用の条件として国家資格や民間資格を条件にしている企業がほとんどです。

資格取得支援をしている場合もあるため、無資格・未経験から入社し、実務経験を積みながら資格取得を目指すこともできます。

《無資格からステップアップに成功した事例》
無資格、未経験から訪問介護員に転職した人がステップアップした事例をご紹介します。

・パートで採用
無資格、未経験で正社員採用が難しかったため、まずはパートからスタート。
先輩や上司から介護の基礎的な知識や技術を学ぶ。

・2ヵ月目
先輩や上司に同行して、実際の介護業務に従事。
資格取得のための勉強も始める。

・3ヵ月目
何とかひとりで業務につく。業務にも少し慣れ、利用者とのコミュニケーションも取れるようになる。

・6ヵ月目
業務を効率よくこなせるようになり、仕事にもやりがいが出てくる。
勤務先から打診を受けて正社員にステップアップ。
将来は介護福祉士の資格を取得して、さらなるキャリアアップを狙う。

職種によってはスタート時点では無資格でも、経験を積みながら資格取得を目指すことは可能です。

希望する職種に資格が必要な場合は、まず資格取得を目指して頑張りましょう。

福祉の仕事の給与はどれくらい?

給与明細を見る人

ここでは、福祉関係の仕事の給与を見ていきましょう。

介護福祉士:年収250万~400万円程度
ケアマネージャー:年収300万~400万円程度
訪問介護員(ホームヘルパー):年収250万~350万円程度
社会福祉士:年収380万円~500万円程度
医療ソーシャルワーカー:年収400万~420万円程度
心理カウンセラー:年収350万~460万円程度
精神保健福祉士:年収300万~500万円程度
手話通訳士:年収240万~280万円程度
児童相談員:年収420万~460万円程度
生活指導員:年収300万~430万円程度
ケースワーカー:年収400万~500万円程度
母子支援員:年収230万~400万円程度

福祉関係の仕事は勤務先や経験によっても異なります。
最初は低い年収でも、資格取得や経験を積むことによって上げていくことは可能です。

また、年収では低いと感じる職種もあるかもしれませんが、パートや派遣などの時給で働く場合は高めに設定されていることが多く、あえてパート勤務を選ぶ人もいます。

ほかの施設と掛け持ちで働く人もいて、雇用形態の選択肢は幅広いと言えます。

福祉の仕事に転職する方法

仕事を探す人のパソコン

40代未経験、無資格でも福祉の仕事に転職することは可能です。
ここでは転職成功する方法を見ていきましょう。

◆転職する方法
・資格取得してから転職先を探す
福祉関係の仕事では、資格取得が採用条件になっている場合が多いため、資格取得後に転職先を探す方法があります。

養成施設や講習を受けて資格を取得し、基本的な知識を身につけて希望する転職先を見つけましょう。

・働きながら経験を積む
資格取得に実務経験が必要な場合もあるため、まずは正社員ではなくても派遣やパートといった雇用形態で働きながら、正社員へのステップアップを目指す方法もあります。

・福祉に特化した求人サイトで探す
求人を探す方法はさまざまありますが、福祉に特化した求人サイトを活用すると、効率よく探すことができます。

さまざまな職種が掲載されたサイトは求人件数も豊富ですが、未経験から転職を狙うには福祉を専門に扱うサイトの方がおすすめです。

福祉に詳しいプロのアドバイザーに希望条件や資格の取得などについても相談することができます。

また求人の紹介はもちろん、応募書類の書き方や面接の同行、待遇面の交渉などのサポートを受けることができます。

◆福祉の仕事に向いている人
次に、福祉の仕事に向いている人の特徴を見ていきましょう。

・コミュニケーション能力の高い人
福祉の仕事は、さまざまな人と接する仕事です。
困っている人から相談を受け、一人ひとりの悩みに合わせた支援を提供します。

他の施設や病院、行政と連携を取ることも多く、高いコミュニケーション能力が求められます。

・調整能力のある人
福祉の業務は多岐に渡ります。
困っている人の相談に乗るだけではなく、関係各所との連携や調整などもしなければいけません。

また職種や勤務先によって異なりますが、担当する件数も1件や2件だけではありません。
複数の案件を担当し、スムーズに進めていく調整能力も必要です。

・人の役に立つのが好きな人
家族や友達の相談に乗ったり、悩みを解決するために行動したりするのが好きな人には向いている仕事と言えます。

まとめ

福祉関係の仕事に転職するには、無資格で未経験でもチャレンジすることは可能です。

しかし資格取得を採用条件にしている場合も多く、職種によっては資格取得からスタートしなければならない仕事もあります。

無資格でも始められる職種であれば、働きながら実務経験を積んで資格取得を目指し、キャリアアップを狙う道もあります。

福祉の仕事は、40代という年齢も豊富な社会経験を武器にできる業界です。
新たなキャリアチェンジの選択肢のひとつとして、検討してみてはいかがでしょうか。

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