土木・電気工事の施工管理とは?40代必見の転職サイト7選と紹介

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建物や、港湾設備などインフラ整備のための工事現場において、工事が想定された工程・資材・安全基準ですすめられているかを管理する「施工管理」の仕事。

施工管理と呼ばれる仕事には、大きく分けて建築・土木・電機などの管工事・造園の4つの分野があり、それぞれ専門分野の知識・技能を持った人たちが活躍しています。

今回は、施工管理のうち土木・電気設備分野でのお仕事について、働くうえで必要な資格や、平均的な年収・給与額などを詳しく解説。

また、40代から土木・電気設備方面の施工管理に転職する場合の成功のコツや、求人探しで利用すべきおすすめの転職サイトもご紹介していきます。

最後まで目を通して、40代での土木・電気設備施工管理への転職に役立ててくださいね。

目次

土木・電気・設備分野の施工管理のお仕事を理解しよう

土木施工管理職の40代

まずは、現場監督とも呼ばれ工事現場を管理・指揮する施工管理のお仕事のうち、土木・電気設備方面のお仕事がどのようなものか、確認していきましょう。

◆土木施工管理のお仕事とは
施工管理のうち「土木施工管理」は、主に河川・港湾・上下水道・道路・鉄道などを新築、または改修する工事現場において、施工管理を担当します。

一般的に「インフラ」と呼ばれるような、人々の生活の安全・快適さに直結するような設備を計画・建築したり、きちんと使えるよう整備することが仕事です。

具体的には、以下のよう業務が土木施工管理の仕事内容に含まれます。

・土木工事を円滑に進めるための綿密な工事計画と、工事の進行・品質・安全管理
・円滑な土木工事に必要な、役所への書類手続きや、近隣住民への説明
・災害などにより使用不可になったインフラ設備等の、迅速な復旧工事



施工管理のなかでも、人々の安全、快適な生活に必要な土地や都市の環境を整備する土木施工管理は、非常に社会的貢献度の高い仕事を言えるでしょう。

◆電気設備施工管理のお仕事とは
施工管理のうち「電気工事施工管理」は、建物を建設・改修する際の電気配線を、正しく安全に行うための施工管理を担当します。

電気工事のスペシャリストであり、その建築物の設計や用途にあった電気配線を行えるよう、工事現場においてその工程・品質・安全の管理するのが主な仕事です。

現場のすべての電気系統工事の管理者として、照明から変電・発電設備、送配電線、非常用電源設備、さらに電車や信号の機内電気設備まで、多様な電気設備の整備に携わります。

具体的には、以下のような業務が電気設備施工管理の仕事内容に含まれます。

・建築物の電気設備を適切に配置できるよう、計画段階からの案件への参加
・電気工事を円滑にすすめるための現場周辺の調査や、申請書類の手続き
・現場での電気工事の指示と、工事の進行・品質・安全の管理



現代において、私たちの生活は電気設備がないと成り立ちません。

建物をはじめ、信号や電車などの工事においても施工管理する電気工事施工管理は、現場に欠かせない貴重な存在なのです。

◆土木・電気設備施工管理に必要なモノ
必要とされる専門の知識・技術は違うものの、土木・電気設備の施工管理者に共通して求められるスキルとしては、以下が挙げられます。

・自身が専門として任される工事分野への、確かな知識・技術と幅広い経験
・自身が携わる案件、建築対象にかかわる法律への理解
・職人や作業員に、現場で安全に働いてもらうために遵守すべき法律への理解
・自身が専門とする分野以外への、工事内容や施工管理への知識
・一緒に工事を進める設計者や職人、他分野の施工管理者、現場作業員と良好な関係を築けるコミュニケーション能力



土木施工管理も、電気工事施工管理も、1人の知識と能力だけでは工事を遂行できません。

施工管理に求められるのは、決して専門的な知識・技術だけというわけではなく、周囲と強調して現場を動かしていく力であることは、知っておいてくださいね。

【合わせて読みたい】
施工管理・建築・建設・土木に役立つ!建築施工管理技士の資格って?

土木・電気・設備の施工管理になるのに必要な資格

施工管理技士資格の勉強 イメージ

ときには計画段階から工事に携わり、現場での工程・品質・安全を管理する施工管理になるには、工事施工に関する深い知識が必要です。

このため、施工管理として働くには「施工管理技士」の国家資格を取得しているか、取得見込みであることが必須条件となります。

今回は、分野ごとに分けられている施工管理技士の資格うち、土木・電気設備の施工管理に必要な「土木施工管理技士」「電気工事施工管理技士」の2つをご紹介します。

◆「土木施工管理技士」資格とは
施工管理技士資格のうち、土木施工管理技士には1級と2級があり、それぞれ以下のように請け負える工事の内容・規模が変わってきます。

請け負える工事の種類 1級土木施工管理技士2級土木建築施工管理技士
土木工事業
とび・土木工事業
石工事業
塗装工事業
鋼構造物工事業
舗装工事業
しゅんせつ工事業
水道施設工事業


1級の方が2級よりも上位資格であり、より規模が大きい、または幅広い分野の工事現場において施工管理ができるようになるのが特徴です。

以下からは、1級・2級それぞれの土木施工管理技士資格の受験資格や合格率、試験内容などについて見ていきます。

《1級土木施工管理技士》
【受験資格】
1級土木施工管理技士の受験資格は、受験しようとする人の学歴や保有資格、専任の主任技術者としての経験の有無などにより、複雑に設定されています。

受験に必要な学歴や実務経験の内容・年数は、卒業している学校の区分や水準などによっても、大きく変わってくるのです。

このため、受験資格を正しく理解するのは非常に難しいですが、受験できるかどうかは以下を目安に考えると良いでしょう。

・2級土木施工管理技士資格を取得しているかどうか
・2級土木施工管理技士資格を取得して、5年以上経過しているかどうか
・専任の主任技術者としての経験が、1年以上あるかどうか
・学歴にかかわらず、15年以上の実務経験があるかどうか
・中卒、高卒、高専卒、専門学校卒で受験する場合、10年以上の実務経験があるかどうか
・卒業学科が、国土交通省が指定する土木科、農業土木科、森林土木科、鉱山土木科、砂防土木科、治山土木科、都市工学科、衛星工学科、交通工学科、建築科などであるか


※上記の実務経験には「指導的監督的実務経験を1年以上」含むことが前提です。

なお、1級土木施工管理技士の受験資格は定期的に変わる可能性もあるため、詳しくは受験申込の前に、必ず確認して下さいね。

試験内容 ・「学科試験」と、学科試験の通過者と免除者のみ受けられる「実地試験」の2部構成
・「学科試験」はマークシート式、午前2時間半、午後2時間の1日かけて行われる
・「実地試験」は記述形式、2時間45分で行われ、11問中7問を選択・回答する
合格率 学科は50~60%、実地は30~40%
資格取得で
得られるメリット
・4000万円以上規模の土木工事業、鋼構造物工事業、舗装工事業等の営業所の設置に必要な「専任の技術者」、および現場に1人以上配置の必要がある「監理技術者」になれる
・資格保有者がいることで、勤務先事業所が公共工事を受注する際の技術力として評価・加点される
・土木工事関係8業種の権利技術者になれる

参考:土木施工管理技士 1級・2級 資格試験ガイド|CIC日本建設情報センター

《2級土木施工管理技士》
【受験資格】
2級土木施工管理技士試験の受験資格は、学科試験のみを受験する場合と、学科と実地試験の両方の受験を希望する場合によって異なります。

学科試験のみ受験を希望する場合は、受験する年度に満17歳以上であればOKです。

一方、学科と実地試験の両方の受験を希望する場合は、以下いずれかの条件を満たしていなければなりません。

・高度専門士水準以上の大学、専門学校の指定学科を卒業後1年以上、指定外学科なら卒業後1年6か月以上実務経験を積んでいること

・専門士水準以上の短大、高専、専門学校の指定学科を卒業後2年以上、指定外学科なら卒業後3年以上実務経験を積んでいること

・高度専門士・専門士を除く中学、高校、専門学校の指定学科を卒業後3年以上、指定外学科なら卒業後4年6か月以上実務経験を積んでいること

・その他の学歴の場合、8年以上の実務経験を積んでいること

※上記の実務経験には「指導的監督的実務経験を1年以上」含むことが前提です。

なお、前年・当年度の学科試験を通過している場合など、一定の条件を満たしていれば実地試験のみを受けることも可能です。

2級の受験資格は1級に比べるとわかりやすいですが、それでも学歴・卒業学科によって必要な実務年数が設定されていますし、今後変わる可能性もあります。

土木施工管理技士2級の受験を希望する場合も、1級と同様に必ず受験申込前に確認するようにしましょう。

試験内容 ・「学科試験」と、学科試験の通過者と免除者のみ受けられる「実地試験」の2部構成
・「学科試験」はマークシート式、2時間10分かけて行われる
・「実地試験」は記述形式、2時間で行われ、9問中7問を選択・回答する
合格率 学科は50~60%、実地は30~40%
資格取得で
得られるメリット
・4000万円未満の規模の土木工事業、とび・土木工事業、鋼構造物工事業、舗装工事業、しゅんせつ工事業、水道施設工事業の営業所において「専任の技術者」になれる
・資格保有者がいることで、勤務先事業所が公共工事を受注する際の技術力として評価・加点される

参考:土木施工管理技士 1級・2級 資格試験ガイド|CIC日本建設情報センター

◆「電気工事施工管理技士」資格とは
土木施工管理技士と同様、電気工事施工管理技士資格にも1級と2級があり、それぞれ請け負える仕事の内容・規模に違いが出てきます。

こちらも、1級電気工事施工管理技士の方が2級よりも上位であり、1級まで取得することで大規模な電気工事を請け負えるようになるのが特徴です。

以下からは、1級・2級それぞれの土木施工管理技士資格の受験資格や合格率、試験内容などをご紹介します。

《1級電気工事施工管理技士》
【受験資格】
土木施工管理技士と同様、1級電気工事施工管理技士にも複雑な受験資格の規定がありますが、以下を目安に自身の受験資格を確認すると良いでしょう。

・高度専門士水準の大学を卒業後、実務経験を4年6か月以上積んでいるかどうか
・専門士水準の短大また高専、専門学校を卒業後、7年6か月以上実務経験を積んでいるかどうか
・その他の高校、専門学校を卒業後、実務経験を11年6か月以上積んでいるかどうか
・2級電気工事施工管理技士試験合格後、5年以上実務経験を積んでいるかどうか
・第一種、第二種、第三種電気主任技術者免状交付から6年以上実務経験を積んでいるかどうか
・第一種電気工事士免状の交付を受けているかどうか


※上記の実務経験には「指導的監督的実務経験を1年以上」含むことが前提です。

なお、前年・当年度の学科試験を通過している場合など、一定の条件を満たしていれば実地試験のみを受けることも可能です。

試験内容 ・「学科試験」と、学科試験の通過者と免除者のみ受けられる「実地試験」の2部構成
・「学科試験」はマークシート式、午前2時間半、午後2時間の1日かけて行われる
・「実地試験」は記述形式、3時間で行われ、5問中5問を選択・回答する
合格率 学科は35~50%、実地は約60%
資格取得で
得られるメリット
・3000万円以上規模の案件をあつかう電気工事を行う営業所に必要な「専任の技術者」、および電気工事の現場に必要な「監理技術者」になれる
・資格保有者がいることで、勤務先事業所が公共工事を受注する際の技術力として評価・加点される

参考:電気工事施工管理技士 1級・2級 資格試験情報|CIC日本建設情報センター【電気工事施工管理技士とは】資格概要と合格率・年収

《2級電気工事施工管理技士》
【受験資格】
2級の場合、学科試験のみを受験するなら受験年度で満17歳以上であればOKです。
学科と実地試験の両方の受験を希望する場合の受験資格の目安は、以下の通りです。

・高度専門士水準の大学、専門学校を卒業後、実務経験を1年6か月以上積んでいるじゃどうか
・専門士水準の短大、高専、専門学校を卒業後、実務経験を3年以上積んでいるかどうか
・高専の専門課程を卒業後、実務経験を4年6か月以上積んでいるかどうか
・通算で1年以上の実務経験があり、第一種、第二種、第三種電気主任技術者免状交付を受けているかどうか
・通算で1年以上の実務経験があり、第二種電気工事士免状の交付を受けているかどうか


※上記の実務経験には「指導的監督的実務経験を1年以上」含むことが前提です。

試験内容 ・「学科試験」と、学科試験の通過者と免除者のみ受けられる「実地試験」の2部構成
・「学科試験」はマークシート式、2時間半かけて行われる
・「実地試験」は記述形式、2時間で行われ、5問中5問を選択・回答する
合格率 学科は50~60%、実地は約40%
資格取得で
得られるメリット
・電気工事業の開業に必要な「専任の技術者」「主任技術者」になれる
・資格保有者がいることで、勤務先事業所が公共工事を受注する際の技術力として評価・加点される

参考:電気工事施工管理技士 1級・2級 資格試験情報|CIC日本建設情報センター【電気工事施工管理技士とは】資格概要と合格率・年収

土木・電気・設備など施工管理技士の年収や給与の目安は?

電気工事施工管理職の40代男性

ここからは、土木・電気設備分野の施工管理への転職を検討する40代なら知っておきたい、これらの職種の平均的な収入の目安について、見ていきましょう。

◆土木施工管理技士の収入の目安
主任技術者になれても監理技術者にはなれず、1級より少ない実務経験で資格取得できる2級土木施工管理技士は、年収300~350万円程度になることが多いです。

一方、長い実務期間を積んだうえで管理技術者の専任も受けられるようになる1級土木施工管理技士なら、資格手当の加算により最低でも400万円以上の年収が期待できます。

勤務先の規定・条件や、本人の能力次第では、600~700万円を超える年収を得られる可能性も見えてくるでしょう。

【合わせて読みたい】
40代転職の年収下落は防げる!転職後の年収をダウンさせないコツ

◆電気工事施工管理技士の収入の目安
2級の電気工事施工管理技士の資格を取得している場合、一般の従業員として施工管理を行うなら、年収にして300~400万円程度が目安でしょう。

一方、1級土木施工管理技士になっている場合は、400~500万円程度にまで年収があがってくることが多いようです。

なお、電気工事施工管理技士の1級・2級のどちらにも、主任技術者や監理技術者など、何らかの役職が与えられることが増えてきます。

勤務先の規定によっては、資格手当や役職手当などの加算で収入アップが見込めるでしょう。

なお、土木施工管理、電気工事施工管理のいずれも、勤務先や携わる案件の規模、独立開業するかどうかによっても、収入は大きく変わってくると理解しておいてくださいね。

【合わせて読みたい】
不安の先に転職成功がある!40代での転職、不安の原因と解消法

40代の土木・電気・設備施工管理技士への転職に役立つサイト7選

土木・電気工事の施工管理求人を探す40代

ここからは、土木・電気・設備の施工管理技士としての転職をめざす40代にぜひ利用してほしい、求人探しにおすすめのサイトを7つご紹介します。

◆施工管理という職種・分野に強いサイト
・施工管理転職ナビ
施工管理の求人に特化した転職サイト。
持っている施工管理技士資格の種類や勤務地、携わりたい現場の特徴などから、求人の絞り込みが可能です。

「施工管理」と言う職種への転職が譲れない第一条件なら、まずは確認してみましょう。

・施工管理.CAREERS
施工管理転職ナビと同様、施工管理の求人・転職情報に特化した転職サイト。
個人の条件に合った現場単位での紹介や、未経験歓迎の求人も豊富です。

・ビズリーチ
主に30代後半、40代以上の管理職求人に特化した転職サイト。
オフィスワークの管理職求人のイメージが強いですが、工事の計画段階から参加し、現場の管理を行う施工管理の求人も豊富です。

高い収入を得られる、ハイクラスな施工管理求人と出会いたい40代におすすめです。

◆定期的にチェックしたい、40代向けのサイト
・FROM40
アラフォー以上歓迎求人に特化した、転職サイトです。

40代歓迎の条件に合意した企業求人のみ掲載しているので、年齢で落とされる心配がなく、まざまな条件・雇用形態の建築業界求人との出会いが期待できます。

・FROM40スカウト
FROM40の姉妹サイトで、あらかじめ自身の経歴を登録しておき、企業の採用担当からの直接スカウトを待つ仕組みの転職サイト。

経歴次第では、思いがけない好条件で企業から声を掛けられる可能性もあります。

◆豊富な求人と頻回の更新が期待できる、大手サイト
・DODA
転職業界大手の求人サイトで、条件を指定すれば施工管理の仕事も検索可能です。

若年層向けの求人が中心ですが、求人の絶対数が多く更新頻度も高いので、40代のあなたに合った求人が出ていないか、定期的にチェックすべきでしょう。

・マイナビ転職
転職業界大手、幅広い地域・年齢を対象とした求人を扱う転職サイトです。

施工管理特化型に比べると件数こそ少ないものの、実務経験を積んできた40代以上の施工管理技士を求める求人も見られるので、確認してくださいね。

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施工管理への転職を決意した40代 イメージ

いかがでしたか?
道路や鉄道、河川や港湾など社会インフラを整備する土木施工管理や、建物や電車などの電気を適切に配線・整備する電気工事施工管理についてご紹介しました。

施工管理は、いずれの専門分野においても現場の進行に欠かせない存在であり、なにより人々の快適で安全な暮らしを支えるために必要な、社会的意義の高い仕事です。

さらに年齢にかかわらず、経験を積み国家資格を取得することで高収入も見込める仕事ですので、40代での転職を機にキャリアアップを図ることも可能です。

これまで建築関係の業界で経験を積んで来たなら、この記事を参考に土木・電気・設備施工管理転職の魅力を知り、転職を成功させてくださいね。

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