建築の派遣・バイトへの40代転職!求人や給与の特徴と成功の心得

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比較的高収入が期待でき、かつ頻繁に求人が行われていることから、過去に建築関係の仕事に就いた経験のある40代男女は、少なくありません。

このため40代になってから、特に男性の転職先または転職までのつなぎの仕事として、建築関係職の派遣やバイトとなるケースも多いのです。

そこで今回は、40代向けの求人に特化した転職サイト「FROM40」が、40代で建築関係の派遣・バイトとして働く場合の給与やメリット・デメリットを解説。

さらに、建築関係職の基本的な仕事内容や、現場でうまく仕事をすすめるためのポイントも、建築業界未経験者でもわかりやすいようご紹介していきます。

40代で再び、または初めて建築業界の派遣・バイトに挑戦したいと考えているなら、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

目次

建築業界の40代派遣・バイトの仕事内容とは

建築現場で働く40代

まずは、40代が派遣またはバイトとして建築関係の仕事に就く場合に想定される基本的な仕事内容と、知っておくべきタブーや注意点についてご紹介していきます。

◆基本の仕事は、現場の清掃と職人の補助
一般的に「建築関係での派遣・バイトの仕事」と言うと、現場監督や施工管理責任者の指示に従い、建築現場で比較的単純な肉体労働をすることです。

具体的には、以下のような仕事が建築現場での派遣・バイト職員の担当となります。

現場の清掃 ・土嚢袋に、不要なコンクリート片をまとめて捨てる「ガラ出し」
・必要な資材、または不要な資材・ゴミの現場外への運搬・積み下ろし
・その他、現場をほうきで掃くなど建築現場全体の清掃
職人の補助 ・荷物の積み降ろし、職人のいるところへの必要資材の運搬作業
・職人が塗装をするために必要な「養生」作業
・職人がボード貼りの作業をしやすくするための「ボード持ち」
・建築に不要なもの、または解体した不用品の回収・運搬
・作業する以外の場所に汚れ、破損が出ないようにするための「養生」作業


建物の骨組みや内装など、建築するうえで重要な部分は、基本的には専門知識と持ち業界での経験を培ってきた「職人」が行います。

このため、建築現場で働く40代の派遣・バイトの多くは、現場監督や施工管理者、職人本人からの指示に従って円滑に建築作業がすすむよう補助する仕事がメインとなるのです。

また、これらの仕事内容に建築中の高層マンション・ビルの足場での、高所作業が含まれていることも、建築現場の派遣・バイトを志す40代が知っておくべき点でしょう。

なお、建築現場で働く40代が派遣・バイトとして赴く可能性のある建築現場の具体例としては、以下のような複数のパターンが考えられます。

建物の基礎を作る現場、建物の骨組み・内装を作る現場、建物の外装・外壁を作る現場、建物を解体・改装する現場  など



◆建築業界でのキャリアがある人は、高収入派遣になれるケースも
基本的には、職人の補助や軽作業がメイン業務となる建築現場での派遣・バイトですが、建築業界でキャリアを積んできた40代は例外です。

近年、建築現場の進行や安全、品質の管理を行う「現場監督」「施工管理」の仕事に就ける技術・経験を持つ人材は、不足していると言われています。

このため、これまで建築業界で現場監督や施工管理を経験した40代なら、即戦力として好待遇で派遣雇用される可能性もあります。

この場合、派遣雇用でありながら正社員よりも高収入となり、かつ労働環境などの待遇まで劇的に改善されることも少なくありません。

建築業界でのキャリアが長い40代は、派遣社員として現場監督や施工管理の仕事に就くことも、検討してみると良いでしょう。

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40代、建築関係の派遣・バイトの給与相場

建築の派遣・バイトの給与 イメージ

仕事内容を理解できたところで、ここからは40代で建築関係の派遣・バイトになって受け取れる給与の相場について、ご説明していきます。

◆目安は時給にして1000~1300円、日給なら9000円くらい
勤務先や派遣会社の規定によっても異なりますが、基本的には時給にして1000~1300円、8時間拘束の場合の日給にして6000~9000円くらいが相場とされます。

◆建築現場の派遣・バイトの給与額を左右する条件
先述した建築現場の派遣・バイトの給与に数千円の幅があるのは、以下のような各種の条件により、建築現場職員の派遣・バイトの時給や日給は変動するためです。

・勤務先や派遣会社の規定、独自のルール
・拘束時間の想定や、拘束される時間帯の違い
・働く本人が居住、または勤務する地域の違い
・働く本人が持つ経験、資格の違い


例えば、勤務する時間帯が昼間と夜間の場合では、夜勤扱いとなる夜間の現場作業の方が、同じ作業内容でも時給が高くなってきます。

また、最低賃金や最低限の生活にかかる費用に差がある都市部と地方では、時給にして200~300円、日給にして数千円の賃金格差が出てくるとされています。

詳しくは応募予定の派遣会社・勤務先に確認する必要がありますが、大まかに大都市とそれ以外の地方都市で、以下のような金額が相場と考えておきましょう。

東京・大阪・名古屋・福岡などの大都市 【時給】1100~1300円
【日給】1日8時間拘束(昼間)で8000~10000円
その他の地方都市 【時給】1000円~1300円
【日給】1日8時間拘束(昼間)で6000~8000円


《建築関係の派遣・バイトとして給与を高くする方法は?》
40代が建築現場で派遣・バイトとして働く上で、給与額を高くする方法としては、以下2つのパターンが考えられます。

【1】複数の現場で働き、少しずつ経験と実績を積んでいく
【2】建築に関係する資格を取得し、特殊技能・有資格者が求められる現場で働く


自身が建築業界未経験の場合、40代が建築現場での派遣・バイトとしての給与を最も確実にアップさせていけるのは、地道に経験を積んでいく【1】の方法です。

ただ、これまでにある程度建築現場で働いた経験があり、自身のスキルアップにもつながるかたちで給与アップをめざしたい40代には【2】の方法をおすすめします。

前項でご紹介した「過去の経験を活かし、現場監督や施工管理として好待遇の派遣職員になる」というのも【2】の方法の成功例の1つですね。

自身が保有するスキルの証明として、以下のような資格を取得して有資格者となれば、高時給で特殊な現場に招集してもらえる可能性も高くなってきます。

玉掛け技能講習 修了することで、1t以上の荷物をクレーンなどで持ち上げる際、荷物をクレーンのワイヤロープやチェーンに接続する作業「玉掛け」を行えるようになる技能講習。
移動式クレーン運転士 普通運転免許とあわせて取得すれば、つり上げ荷重が1t以上の移動式クレーンの運転ができるようになる、国家資格。
車両系建設機械運転者 修了することで、建設現場で使われることの多いパワーショベルやブルドーザーなどの車両を運転できるようになる技能講習のこと。


時給アップとキャリアアップのために、ぜひ前向きに検討してみましょう。

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◆40代、建築現場での派遣・バイトへの一般的な給与支払い方法
一般的な月給制(月払い)ではなく、当日や1週間ごとに働いた時間数・日数分の給与を支払ってくれる日払い、週払いのシステムを採用しているところが多いです。

支払い方法としては銀行振り込みの他、その日の勤務終了後に手渡しで給与を受け取れるところも、決して少なくありません。

残業代だけは別日に支給というところもありますが、建築現場での派遣・バイトの基本の時給・日給は、当日または1週間以内に支払ってもらえると理解しておきましょう。

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40代が建築現場の派遣・バイトになるメリット&デメリット

建築現場の40代の派遣・アルバイト男性

どんな仕事でも、働く上でのメリットとデメリットはあります。

ここからは、建築現場の派遣・バイトとして働く上で想定されるメリットとデメリットを、特に40代労働者に注目しながら解説していきます。

実際に派遣やバイトとして建築現場で働く前に、しっかり確認しておいてくださいね。

◆40代が建築現場の派遣・バイトとして働くことのメリット
《基本的に日雇いなので、1日単位で仕事と収入を得られる》
建築現場での派遣・バイトの仕事は、基本的には1日単位での雇用となります。

このため、転職活動中のちょっとしたスキマ時間に、最短で面接した翌日や当日から、希望にあわせて1日単位で働かせてもらえる柔軟性の高い仕事なのです。

また、給与も手渡しでの日払い・週払いなどが多いため、金銭的にひっ迫していて「とにかくすぐに収入が欲しい」という人にも、非常にありがたいシステムになっています。

自身や家族の生活を支える立場であることも多い40代にとって、1日単位で臨機応変に働けてすぐ収入を得られるのは、この仕事の大きなメリットと言えるでしょう。

《常に求人があり、未経験者でもすぐに働ける雰囲気がある》
建築の現場・業界の経験者や、クレーンなど現場車両に関係する資格保有者でなくても、派遣・バイトの主業務である清掃や補助は問題なく対応できます。

このため、これまで建築業界にまったく関係のないキャリアを築いてきた未経験者でも、建築現場の派遣・バイトなら、すぐに挑戦することができるのです。

また、外国人観光客の増加や建物の老朽化を受けて、建物の新築や解体・リフォーム、補強工事などの件数は全国的に増えてきていると言います。

多少の地域差はあるでしょうが、建築関係の派遣・バイトの求人は常に複数件見られます。

現場や業界での経験の有無や年齢にかかわらず、個人の都合にあわせて求人に応募できる建築現場の派遣・バイトは、40代にとって非常に便利なお仕事なのです。

《1つの現場で複数の工程に携わると、大きな達成感を得られる》
建築現場での仕事は、自身の仕事の成果が目に見えてわかりやすい仕事と言えます。

例えば、建物の新築やリフォームの現場なら勤務するごとに建物が出来上がってきますし、解体の現場なら日に日に建物がなくなり、更地になる様子を見ることができます。

一般的に、単純な物資の運搬や他者の補助業務だけでは、収入以外の仕事の成果・やりがいが見えにくくなるものです。

しかし建築現場での派遣・バイトなら、たとえ業界未経験の40代でも、自身の仕事が現場の進捗に大きくかかわっていると、目に見えて実感できるでしょう。

《基本的には残業が少なく、予定より早く終業できることもある》
建築現場での作業は近隣の住民の生活に配慮するため、夜間作業の必要やよほどの緊急性がある場合を除き、基本的には夕方5時6時には終了します。

このため、クライアントからの急な要望がない限りは残業がなく、残業が発生しても1日あたり2時間以内となることが一般的です。

また稀ではあるものの、現場の進捗がスムーズにいけば早めに作業が終了し、8時間拘束分の日給を満額受け取ったうえで、5時間業務で帰宅できることもあります。

基本的に残業がなく、場合によっては早めに終業できる点は、余暇時間で転職活動をしたいと考える40代にとっては、非常に魅力的なメリットと言えるでしょう。

《仕事を通して、心身を鍛えられる》
建築現場の仕事は基本的に体力仕事であり、派遣・バイトがガラ出しや資材運搬のために、20~30kgもの荷物を持ち上げることも多いです。

このため、ジムなどに通って特別な運動や筋トレを行わなくても、建築現場の派遣・バイトとして勤務するだけで、自然と体力と筋力が鍛えられていきます。

また建築現場の職人や監督には、いまだに気難しい職人気質の人も少なくありません。

指示や注意の声が大きい人も多いので、働くうちに大きな声での指示や職人気質の人とのコミュニケーションに慣れ、メンタル面が鍛えられていくでしょう。

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◆40代が建築現場の派遣・バイトとして働くことのデメリット
《勤務開始の時間帯が早朝になることが多い》
建築現場は全国にあり、基本的には朝の8~9時に始業し夕方の5~6時には終業します。

働くには始業時間に間に合うよう現場に到着しておく必要がありますが、派遣やバイトとして働く場合、他府県の事務所に集合してから現場に向かうケースが多くなります。

このため、その日の現場によっては集合時間が朝の5時や6時になるケースもどうしても出てくるため、建設現場での派遣・バイトは朝が早くなりがちです。

もともと朝型の人には良いですが、朝が苦手な人には苦痛となるでしょう。

《危険が伴うため、働ける人の条件が限られてくる》
高いところまで高層マンションの建設に必要な足場を組み立てる、ガレキが落ちてくる現場で建物を壊す、重い物を運ぶなど、建築現場の仕事には危険がつきものです。

これは「やりがいが目に見えやすく」「心身が鍛えられる」と考えればメリットですが、言い換えれば、就業できる人を限定するデメリットともなり得るポイントです。

建築現場の派遣・バイトとして働くには、性別・年齢にかかわらず業務に耐えうる体力と筋力、そして高所など危険な環境下で働くための覚悟が必要になります。

特に、以下のような条件に当てはまる人は建築現場での派遣・バイトに向いていると言えるでしょう。

・高いところや狭いところ、ほこりっぽいところでもあまり不快さを感じない人
・体を動かすことが好きで、趣味や部活で運動や重い物の運搬に慣れている人
・どちらかと言えば体が強く、通年を通してあまり体調を崩した原因のない人
・じっとして考えるよりも、体や手を動かしている方が落ち着く人


逆に、以下のような特性に当てはまる人は建築現場の派遣・バイトとして働くのに適さないと考えられますので、注意してくださいね。

・高所や狭いところなど、特定の条件・環境に強い恐怖を感じる人
・どちらかと言うと体が弱く、酷暑や寒さで体を壊しやすい人
・筋力が弱く、重いものを運ぶなどの作業が昔から苦手な人


《現場によっては、ケガにつながるほどの重労働があることも》
お伝えしてきたように、基本的に肉体労働である建築現場の派遣・バイトでは重いものを持ったまま階段を上り下りするなど、体を酷使する業務が多くなります。

実際に、現場で体力や経験に見合っていないような重労働を請け負ったためにケガや体調不良を起こし、派遣・バイトを続けられなくなる人も少なくありません。

もちろん、自分に不適格だと思われる作業内容の指示を断ることもできますが、業務命令に従おうとしてケガをしてしまうリスクは常にあります。

建築現場での派遣・バイトは、デスクワークなど室内作業がメインのオフィスワークと比べると、どうしてもケガのリスクが上がることは承知しておくべきでしょう。

《天候により、労働の時間・日数や収入が左右される》
基本的に屋外となる建築現場での仕事は、その有無や進捗が天候に大きく左右されます。

このため、地震や台風、大雪など局地的・大規模な気候の変動や自然災害に見舞われると、現場がストップし強制的に休業状態となってしまいます。

現場が休業となると、当然その日の収入は0円になります。
どんなに本人にやる気やひっ迫した経済状況があっても、自然や天候の関係で現場がストップしてしまえば、仕事も収入も確保できません。

収入や働き方、勤務日数が自然や天候に左右されるところは、建築現場の派遣・バイトとして働く上で知っておくべき、重大なリスクなのです。

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40代、建築現場の派遣・バイトとしての心得3つ

建築現場で仲間と働く40代

ここからは、実際に建築現場の派遣・バイトとして働く40代が、現場で円滑に業務をすすめるために知っておくべき心得を3つ、ご紹介します。

これらを意識するだけで、現場での振る舞いが変わってくるので、覚えておいてくださいね。

◆遅刻・体調不良・ケガの3大タブーに気を付けるべし
集合や始業の時間に遅れる、または体調不良やケガのために現場に入れなくなってしまうのは、現場全体の進捗に大きな悪影響を及ぼすため非常に嫌悪されます。

時間と体調を管理するのは社会人として当たり前のことですが、特に建築現場では1人は入れないだけで始業できなくなるケースもあり、重要視されているのです。

以下のポイントに常に留意し、入っている現場に迷惑をかけないよう心がけてくださいね。

・集合や始業時間の15~30分前には、指定の場所に到着できるよう行動する
・夏場だけでなく冬場も、熱中症対策のために水分や塩分をこまめに補給する
・インフルエンザや感染症が流行る冬場には、指先を中心に体を温めるようにする
・事故やケガの原因となるため、睡眠不足や体調不良が現場に入るのは極力避ける
・ケガや事故が自分1人の問題ではなく、現場全体の問題となると自覚する


◆まずは1週間以上続けて、経験を積むべし
40代から未経験で建築現場の派遣・バイトとして働く場合、はじめは慣れない専門用語や指示の仕方、身体的なしんどさに辛い想いをするかと思います。

何よりも経験がものを言う建築現場において、不満が出るのは当然と言えるでしょう。

しかし、このような経験不足からくる不満は、働く期間が長くなり建築現場での経験を積んでいく中で、少しずつ確実に解消されていきます。

建築現場での派遣・バイトの仕事は、きつくても最低1週間は連続して現場に出てみることで、見える景色が変わってきますよ。

◆現場のルールと先輩の助言をもとに、安全第一で勤務すべし
ケガや、体調不良による現場のストップが何よりもタブー視される建築現場では、安全で迅速な作業のために、独自のルールが設定されている場合があります。

また現場で働く先輩から、自らの経験と現場の特性から、派遣・バイトに安全に働くためのアドバイスをもらえることもあるでしょう。

建築現場は、1人ではなく複数の作業員の動きで成り立っているものです。

現場では適度に上司・同僚と声をかけあい、自分1人の独断ではなく、周囲と協力して安全に作業を進めるという意識を忘れないようにしてくださいね。

40代でも働きやすい!建築現場の派遣・バイトに挑戦しよう

建築の派遣・バイトに挑戦する40代女性

建築現場の派遣・バイトの仕事は、体力のある40代であれば経験にかかわらず働ける、挑戦しやすいお仕事です。

1日単位の雇用で、かつ給与も日払い・週払いと早めに受け取れる建築現場での仕事は、生活や転職活動中のつなぎとしては、メリットが多いと言えます。

一方で、肉体労働であるため体力的にきつく、ケガや事故のリスクと隣り合わせなのも事実です。

40代で建築現場の派遣・バイトとして働くことを検討しているなら、メリット・デメリットをきちんと理解したうえで、あなたに合った現場から挑戦してくださいね。

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