注目度上昇中!?仕事を探す50代が知っておくべき現状と選択肢

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かつては、20代で入社した会社に60歳で定年退職を迎えるまで勤めあげることが、企業と労働者の両方にとって美徳であり、当たり前とされてきました。

しかし近年では、勤め先の業績悪化や家庭環境の変化、自分や家族の心身問題から、50代になってから仕事を探す人も少なくありません。

そこで今回は、それぞれの事情から50代になって仕事探しをする方に向けて、仕事探しをする各方法やメリット・デメリットなどを解説。

また、50代での転職を成功させるために持っておきたい視点と起業という選択肢についても、転職市場で50代求職者が注目されている理由とあわせてご紹介していきます。

50代であるあなたが、納得できるかたちで後悔なく転職を成功させ、未来への一歩を踏み出すのに役立つ情報を集めているので、仕事探しの参考にしてくださいね。

目次

どんな方法がある?50代、仕事探しの選択肢

転職の成功をめざす50代 イメージ

ここからは、転職を考える50代が仕事を探すために利用する6つの方法を、それぞれの方法のメリット・デメリットとあわせて解説します。

◆インターネット上の求人サイト・転職サイトを利用する
パソコンやスマートフォンを使って、インターネット上に存在するたくさんの求人サイト・転職サイトから求人情報を探し、応募する方法です。

《メリット》
・場所や時間を問わず、スキマ時間を使っていつでも仕事探しができる
・サイトごとにさまざまな特徴・傾向があるので、自分に合う求人情報を選べる
・更新頻度の高い媒体なので、限られた時間でも多くの媒体に触れられる
・求人情報と一緒に、サイトから転職成功のためのノウハウを得られる場合がある

【合わせて読みたい】
40代・50代向け求人をメインに掲載!ミドル向け転職サイト「FROM40」
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《デメリット》
・たくさんのサイトがあるので、自分に合ったところを見つけるのが大変
・情報収集が細切れになってしまい、結局応募できないままになる可能性がある
・情報更新の頻度が高いため、気に入った仕事がすぐになくなってしまう
・得られる情報が多すぎて、自分に合っているか判断できなくなる場合がある

◆地元密着のタウン情報誌・折り込み求人に目を利用する
ポストに投函される地元密着の無料冊子や新聞の求人広告欄、チラシに折り込まれている求人などから、仕事を探す方法です。

《メリット》
・こちらから動かなくても、向こうから情報が入ってきてくれる
・紙媒体なので、インターネットよりも親しみがあり読みやすい
・近隣の求人情報に特化しているので、地元の仕事を探しやすい
・日常生活を送っているだけで、仕事探しできる

《デメリット》
・基本的に、徒歩や自転車通勤圏内の求人情報しか入ってこない
・日常生活に密着した媒体であるがゆえに、確認せず流してしまいがち
・情報更新の頻度が低いため、毎日は新しい仕事情報に出会えない
・新聞やチラシなど他の情報から、その箇所を探さないと確認できない

◆駅などに設置の無料求人誌を利用する
地域・地方単位の仕事が掲載された、駅構内やコンビニ、スーパーなどに設置されている無料の求人情報誌を利用して、仕事を探す方法です。

《メリット》
・特に意識しなくても、日常生活のなかで無料で求人情報に触れられる
・タウン情報誌に比べると、市や県単位の広範囲の求人情報を得られる
・紙媒体なので、インターネットよりも親しみがあり読みやすい
・Webサイトと連携しているケースも多く、情報更新頻度が比較的高い

《デメリット》
・基本的には市や県単位の情報に特化しているため、求人が重複しがち
・日常生活に密着した媒体であるがゆえに、確認せず流してしまいがち
・外出先から持ち帰る仕組みのため、持ち運びの荷物としてかさばりやすい
・遠方の仕事まで探したい場合には、適切な求人情報に出会えない

◆就職・転職エージェントに登録して利用する
求人情報を掲載するサイトのうち、転職活動のサポートや仕事の紹介までしてくれる、エージェントサービスに登録・利用する方法です。

《メリット》
・自分では目を付けなかったような、魅力的な求人との出会いが期待できる
・忙しくて仕事探しの時間が取れないときも、求人を探してもらえる
・仕事探しだけでなく、応募後の日程調整・選考に関するアドバイスももらえる
・自己流の転職活動のやり方に対し、第三者の目線からアドバイスがもらえる

【合わせて読みたい】
40代転職成功への近道!エージェントを味方にする上手な使い方とは?

《デメリット》
・担当者の質や求職者との相性によって、仕事探しの成果が左右されやすい
・パートナーができるため、自分のペースでの仕事探しが難しくなる
・「やってもらえる」という安心感から、転職活動が人任せになってしまいがち
・経歴から選んだ仕事が紹介されるため、希望する職種が紹介されないこともある

◆知人・友人などからの紹介を受ける
自分で各媒体から求人情報を探すのではなく、あなたを知る友人・知人から、従業員を探している会社や店舗へ紹介してもらって仕事を得る方法です。

《メリット》
・自分から行動しなくても、仕事に就ける可能性がある
・あなたと紹介先を良く知る人物からの紹介なら、適性のある仕事に就ける可能性が高い
・紹介された人材ということで、好条件・好待遇で就業できることがある

《デメリット》
・知人・友人の顔をたてるために、紹介を断ったり退職したりしにくい
・紹介先の条件や待遇について、よく確認しないまま就業を決めてしまいがち
・紹介された人材ということで、他の職員と区別される可能性がある

◆近隣店舗の募集張り紙を探して応募する
自分の足で近隣を歩き、生活圏内にある会社・店舗の張り紙から求人情報を得て、仕事を得る方法です。

《メリット》
・仕事や家事の合間に、仕事探しを両立させやすい
・普段から親しみ、良く知る店舗・会社・エリアで働ける仕事がみつかる
・こちらから動かなくても、生活するだけで向こうから情報が入ってきてくれる

《デメリット》
・更新頻度の低い、限られた数件の求人情報しか得られない
・基本的に、徒歩や自転車通勤圏内の求人情報しか入ってこない
・日常生活に密着した媒体であるがゆえに、確認せず流してしまいがち

近年では、50代男女のほとんどが問題なくスマホやパソコンを操作できます。
このため、スキマ時間に利用しやすく現職や家事と両立させやすい、インターネット上の求人・転職サイトやエージェントを利用するのが、一般的な方法となっています。

労働市場で、仕事を探す50代が注目されている理由

注目される50代

近年、転職市場で仕事を探す50代が注目されているのは、企業側にとって50代が「即戦力として雇いやすく、コスパの良い労働力」と認識されているためです。

以下からは、50代転職者が企業から「即戦力として雇いやすく、コスパの良い労働力」と認識される理由を5つ、解説していきます。

◆年齢を重ねた分、豊富な仕事経験を持っているから
30年以上にわたり社会人として働いてきた50代は、年齢とともにさまざまなシーンで通用するビジネスマナーや、特定の業界・職種での仕事経験を積んできました。

50代の持つ仕事への専門的な知識・技術は、求職者にとっては強力な武器となり、企業にとっては即戦力として得たい財産になるのです。

◆経験豊富なため、若手に比べて教育コストがかからないから
50代は、30年のキャリアのなかでビジネスシーンに適した振る舞いやマナーを、一通り習得しています。

このため、新卒や20代の若手を採用したときに必要な教育コストが不要になるため、50代はコスパの良い人材と評価されているのです。

◆仕事するなかで積み上げてきた人脈が期待できるから
特に営業職や取締役を経験したことのある50代に対して、企業側がキャリアのなかで培ってきた人脈を自社で活かしてもらいたい、と期待することがあります。

このような人脈は、若手には獲得し得ない50代人材ならではの魅力と言えるでしょう。

◆高いコミュニケーション能力が期待できるから
長く働くなかで得た、さまざまな年齢・立場の人とも適切な接し方ができるコミュニケーション能力は、人生経験から培われる立派なスキルです。

高いコミュニケーション能力や臨機応変な対応力は、社会人経験の少ない主婦にとってもアピールポイントとなる、50代の魅力です。

◆子育て世代よりも、働く時間の融通が利きやすいから
20~40代までの子育て世代は、子どもの急病や幼稚園・保育園・学校関係行事などで、どうしても勤務可能な日数や時間帯が制限されやすくなります。

その点、子育てがひと段落ついていることの多い50代は時間の融通が利きやすく、正規・非正規の両方で雇用しやすい人材と認識されるのです。

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50代が転職先に求めるべき条件と、仕事探しにおけるリスク

仕事探しの落とし穴に陥った50代

転職先を探すにあたって重視する条件は、人によってそれぞれ異なります。
でも、設定した条件を完璧に満たす求人なんて、そうそう見つかるものではありません。

そこで、ここからは転職にあたって50代が求めるべき条件と、仕事探しにあたって知っておくべきリスクについて、ご紹介します。

◆収入に関する条件
転職に際しては、無収入の期間ができたり、一時的に収入が減ることは大いにあり得ます。

だからこそ、家族の稼ぎ頭としての責任を負っていることも多い50代の転職では、転職後どのくらいの収入が必要なのかを考えて、条件に加えておく必要があるのです。

いま現在の収入と支出、そして似たような年齢・業界・職種の平均年収から自分の市場価値を換算し、収入の条件を以下3つのうちどれに設定するか決めてください。

・いまの職場よりも、高い収入を求める
・いまの職場と、同じくらいの収入を維持したい
・生活に支障が出ない範囲の減額は受け入れ、一定以上あればOKとする


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◆待遇に関する条件
休日・休暇の日数や有休の取得状況、残業時間の目安、ボーナスの有無や評価制度など働くうえでの待遇のうち、あなたが譲れない希望は何でしょうか。

以下に、いくつか待遇に関する条件の具体例を挙げておくので、あなたにとって譲れないものを3つまで選んで、自分の希望を整理しておきましょう。

・夏季休暇や冬期休暇など、まとまった休暇が年に何回かとれる
・有休消化率が高く、仕事に支障が出ないように休める風土がある
・残業がない、または少ない、ノー残業デーがある
・「月に〇時間程度」など、許容できる残業時間が決まっているかどうか
・自身の病気や家族の介護・看病のために、働き方を調整できる制度がある
・昇進や昇給に関する評価制度が、客観的にもわかるよう組まれている
・時短勤務や正規・非正規雇用への切り替えなど、柔軟な働き方に対応している
・定年の年齢や退職金、定年後の再雇用実績の有無


◆仕事内容に関する条件
日々行う業務に何を求めるかも、人によって異なりますよね。

50代であれば、過去に培ってきた経験・スキルを活かせる仕事内容を選ぶのが転職成功の近道ではありますが、他の条件としては以下のような選択肢があります。

・これまでに身に着けてきた経験やスキルを活かせる仕事内容が良い
・これまでに経験はないが、興味がある新しい分野の仕事内容に挑戦したい
・これまでの経験を活かせる近しい分野で、新しい仕事内容に挑戦したい
・これまでの経験と関係なくていいので、長く働けそうな仕事内容が良い
・とにかくやりがい重視で、楽しんでできる仕事が良い


◆通勤環境に関する条件
50代になると、家庭で占める役割の大きさや自身の体力にも個人差が出てくるため、転職を機に通勤に関する条件を見直したいという人もいます。

どのような通勤環境を条件として求めるのか、以下を参考に考えておきましょう。

・自宅からできるだけ近く、徒歩や自転車で通えるところが良い
・電車で1本、〇分以内など、自宅から一定の距離感で電車で通えるところが良い
・自宅から一定の距離があり、駐車場完備で車通勤できるところが良い
・通勤に1時間以上かかってもかまわない


50代の仕事探しでは上記4項目のうち1つずつ、またはあなたの中での条件すべてのうち上位3つまでを譲れない条件として設定し、求人探しの軸にすると良いでしょう。

◆求人内容を鵜吞みにして、安易に飛びつくのは非常に危険
50代を対象とした求人のなかには、人材を安くたくさん確保しようと良いことばかりを主張したり、嘘の待遇・条件を記載したものがあるのも事実です。

このため、求人内容が設定条件にぴったり合っているからと言って、安易に募集・入社を決めることには、転職失敗のリスクが伴います。

良すぎると感じるような好条件の求人は、まず疑って求人を出している企業のサイトや、転職会議Vorkersなどで実情を調べるべきと心得てくださいね。

50代で仕事環境を変えるなら、転職でなく起業の選択もアリ

50代と起業 イメージ

ここまでで見てきたように、雇用の流動化によって教育コスパが低く即戦力性の高い50代への転職市場での注目度は、高まりと見せています。

しかし、慣れ親しんだ環境を離れ世代の違う上司・同僚と新しく関係を築いていく50代での転職は、求職者本人にとってストレスフルであることに変わりありません。

転職を控える50代が懸念する要素としては、以下のような項目が考えられます。

「いまから転職活動をしたとして、本当にしたい仕事がみつかるだろうか」
「したい仕事や応募したい求人が見つかっても、50代という年齢を理由に切られるのでは」
「自分には大した市場価値がないように感じるのに、本当に需要があるのか」
「年下の上司のもとで、自分が謙虚な態度で働けるのか心配だ」
「娘や息子ほど年の違う同僚のなかで、転職してもなじめるのだろうか」


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そんなとき、豊富な経験と人脈を持つ50代だからこそ選べる転職以外の選択肢として、起業があります。

どうせ新しい環境に身を置き、さまざまな世代・背景を持つ人とイチから人間関係を築くのならば、あなたが中心となって動ける会社を設立してしまう方法もあるのです。

50代が起業する場合の業務の具体例としては、以下が挙げられます。

《50代で行う「起業」の具体例》
・これまで培ってきた専門知識を生かし、コンサルティング会社を立ち上げる
・営業や接客経験を活かして、ビジネスマナー教室を開く
・事務職で培ったパソコンスキルで、パソコン教室を開く
・会社員時代に趣味で続けてきた、料理を教える教室を開く
・ハンドメイドの趣味を活かして、ネットショップを立ち上げる
・自宅を改装して、FC加盟店として飲食業や小売店として開業する
・人脈を生かし、フリーランスの営業やアドバイザーとして活動する など



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起業する場合の業務内容は、あなたがこれまでに磨いてきた仕事上のスキルや経験の他、豊富な人脈を活かしたものや、趣味としていたことでも構いません。

法人としての起業ではなく、フリーランスとして活動するのでも良いでしょう。

若手の頃に憧れていてもできなかった起業も、豊富な経験・人脈・資金のある50代のあなたなら、成功させられる可能性は大いにあります。

50代の仕事探しには、選択肢の1つとして起業も検討してみてくださいね。

きちんと軸を持ち、50代のあなたに合う職種・仕事の仕方を探して

軸を持って仕事を探す50代

かつては「人員削減の対象者」や「早期退職者」など、マイナスなイメージを持たれて、企業側から敬遠されがちだった50代での転職や仕事探し。

しかし雇用の流動化が進んだ近年、仕事の経験豊富で若手より教育コストのかからない50代の転職者は、即戦力性の高い人材として企業から注目されています。

したがって、リスクと自分が転職先に求める条件をきちんと理解し、明確な軸を持って仕事探しを行う50代ならば、必ずや転職活動を成功させられるでしょう。

また、転職によって身を置く環境や人間関係が大きく変わることを危惧する50代には、自分が変化の中心となれるよう起業してしまう、という選択肢もあります。

若手の頃には難しかった起業が、年齢と経験を重ねたことで、うまくいくかもしれません。

50代で仕事を探す・変えることを選びたいなら、まずは自己分析して自分の気持ちや仕事観と向き合い、あらゆる方面からあなたに合う仕事を見つける努力としてくださいね。

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