解説！40代の転職面接で聞かれる「長所」の正しい考え方・伝え方

転職面接で「長所」を聞かれて、困った経験はありませんか？

今回は40代が転職面接で長所を聞かれたときに、答えるべき長所の正しい考え方や、面接官の印象が良くなる長所の伝え方のコツをご紹介していきます。

「的確に長所を答えているつもりなのに、面接に落ちる」という人にはヒントになる内容となっていますので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

• 40代の転職面接でも、長所って聞かれるの？
• 【40代の転職面接用】長所の考え方
• 【40代の転職面接用】長所の伝え方

40代50代におすすめの転職サービス

40代50代におすすめの転職サービスを紹介します。

サービスによって求人の内容が異なりますので、様々な転職サービスに登録することをおすすめします。
良い求人が見つからなかった、紹介されなかった場合はすぐに退会しても問題ありません。

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40代の転職面接でも、長所って聞かれるの？

40代からの転職面接でも、新卒当時と同様、長所と短所を聞かれる可能性はあります。

ここではまず、40代の転職面接で面接官があなたの長所を聞いてくる場合に、相手がどんなことを知りたがっているのか、考えてみましょう。

◆転職面接で長所が聞かれる理由
応募先の企業風土や、面接官の人柄によって多少異なる可能性はありますが、一般的な企業は長所に関する質問から、以下のようなことを知りたがっています。

《長所の質問から、企業が応募者について知りたいこと》
・入社後の仕事に活かせる、即戦力になり得るような長所を持っているかどうか
・自社が求める人物像に近い長所を持っているかどうか
・その長所が、前職の経験を活かしたものであるかどうか　　など

「長所」とは、仕事面だけでなくその人の人柄において、良いところを表す言葉です。

しかし、40代の転職面接においてはたとえ人間性の長所であっても、それをいかに仕事や応募先が求める人物像に結び付けられるかが、重要なポイントになります。

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【40代の転職面接用】長所の考え方

ここからは、即戦力性が求められる40代の転職面接に役立つ、長所の考え方を解説していきます。面接に臨む前に、しっかりと確認しておいてくださいね。

《STEP1》これまでの経歴から、自分が得た長所をチェック
過去の経歴を洗い出し、自分がこれまでの仕事経験からどのようなスキルを得て、どんなことができるのか、仕事上の長所から洗い出してみましょう。

例えば、以下のようなことが「仕事上のあなたの長所」に当てはまります。

《40代転職者の、仕事上の長所の例》
・目標達成意欲が強いので、そのための分析能力が高くなった
・人材育成の経験から、人にわかりやすく説明するのが得意になった
・チームで仕事をしてきたので、スケジューリングや協調性には自信がある
・営業として働いてきたので、交渉力や粘り強さには自信がある　　など

《STEP2》自分の性格から、長所と言える部分をチェック
次は自分の人柄の部分に焦点を当てて、長所と言える特徴を探していきます。

これは、周りの人から「あなたの良いところ」として指摘されたポイントを、以下のようなかたちでリストアップしていけばOKです。

《40代転職者の、性格上の長所の例》
・細かいところまで気が付き、よく気が利く
・おおらかで、どんな人とも良い関係を築ける
・やさしくて思いやりがあり、口調が穏やか
・良い意味で負けず嫌いで、いつもやり切っている　　など

《STEP3》仕事と性格上の長所の両方から、応募先企業にあわせてピックアップ
最後に、仕事上・性格上の長所のリストから、応募先企業での業務に活かせそうなもの、または応募先が求める人物像に近い要素のものを、ピックアップして組み合わせます。

STEP1～2までは1度行えばOKですが、STEP3のピックアップの作業を応募先に合わせて毎回行うことで、面接官に響く長所を用意することができますよ。

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【40代の転職面接用】長所の伝え方

ここからは、前項で考えた40代転職者の長所を、面接で印象よく伝えるための伝え方のコツと例文をご紹介します。最後までしっかり確認して、面接に活かしてくださいね。

◆40代の長所、転職面接での伝え方のコツ3つ
・必ず毎回、応募先企業にあわせた長所を用意しておくこと！
・ただの自画自賛にならないよう、根拠や具体例を添えること！
・入社後、即戦力として働く姿をイメージさせられる内容なら、尚良し！

◆40代が転職面接で長所を伝える例文集
【例文1】

「私の長所としては、協調性の高さと粘り強さが挙げられると思います。前職では営業部所属の事務として働いていましたが、営業担当と協力し、私からは電話での顧客アプローチを続けて、契約を勝ち取ることもできました。契約時に先方から2人の熱意に負けた、と言っていただけたのは、私たちの連携と粘り強さあってのことだったと思います。」

【例文2】

「以前は人事兼総務部のリーダーとして勤務しており、たくさんの人を育成してきた経験から、私の長所は人当たりのやわらかさと教育スキルにあると思います。なかなか他部署でなじめず、複数の異動でうちの部署に来た若手社員が、私が退職するとき「○○さんの指導がやさしくわかりやすかったので、この部署では続けられた」と言ってくれたことは、非常に印象に残っています。」

【例文3】

「私の長所は、周囲と協調をとりながら、目標達成に向けて導いていけるところにあります。前職では営業として、成果を上げて数値目標を達成することに大きなやりがいを感じていました。最初は自分1人の成果で満足していましたが、次第に周囲のメンバーの成果状況にも目がいくようになり、退職前の2年間は社内で最も成果を上げられるチームに成長できました。」

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いかがでしたか？
どの面接でも長所を聞かれるのには、きちんとした理由があります。

この記事を参考に、あなたの長所を応募先にとって魅力的なものにして伝えてくださいね。