要確認！タクシードライバーに必要な免許・資格とその試験とは？

タクシードライバーという仕事に就くには、必須の免許・資格があります。

今回は、タクシードライバーに必須の「二種免許」と、営業する地域によっては必要になる「地理試験」という資格についてご説明します。

資格についてはもちろん、試験内容に関する情報も掲載しています。

最後まで読み、タクシードライバーに必要な免許・資格について理解してくださいね。

• タクシードライバーに必須の免許は「二種免許」
• 知っておきたい！二種免許の試験内容とは？
• 持っておけば安心！地理試験の内容とは？
• 40代・50代以上の中高年の転職は【フロム40】＆【フロム40neo】

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タクシードライバーに必須の免許は「二種免許」

まずは、タクシードライバーに必須の「二種免許」について、詳しくご説明します。

◆「二種免許」とは?!
バスやタクシーなど、お客様からお金をもらい、目的地まで運転する仕事をするためには、通称「二種免許」と呼ばれる「普通自動車二種免許」が必要です。

二種免許を取得するには、普通自動車一種免許（普通免許）を取得してから最低3年以上経過していることが条件となります。

◆そのほかに必要な資格は？
「二種免許」以外に、タクシードライバーとして必要な資格は次の通りです。

【年齢は21歳以上】
普通免許取得のための年齢制限が18歳以上であることから、二種免許の取得条件である「一種免許取得から3年以上」の条件を満たすには、必然的に21歳以上がタクシードライバーとしての最低年齢になります。

【地理試験】
タクシードライバーとして営業する地域によっては、二種免許とあわせて「地理試験」という資格が必要になることもあります。

これは、東京・大阪・神奈川の一部地域を対象に、地理の基礎知識を試すものです。

タクシードライバーに必要な資格、免許は理解できましたか？
次項からは、ここまでで紹介した「二種免許」と「地理試験」の試験内容について、より詳しく解説していきます。

知っておきたい！二種免許の試験内容とは？

◆適性試験
まずは視力・色彩能力・深視力・聴力・運動能力など、身体能力が運転に支障のないものか、運転者としての適性を確認されます。

◆学科試験
マークシート方式となっています。90点以上の正解で合格となります。
一種免許の試験と比較すると応用問題が多いため、難易度は高くなっています。

◆技能試験
他の受験者を乗客として乗せて、運転技術の検査をします。
基本的には一種免許の試験と同じ要領ですが、乗客の命を預かって運転するための試験であるため、こちらも採点基準は一種試験に比べて厳しくなっています。

【二種免許は教習所に通っての取得が安心】
個人で取得しに行く方法もありますが、難易度が一種免許より高いため、教習所に通って学科から技能までを受講し、取得するほうがおすすめです。

持っておけば安心！地理試験の内容とは？

◆筆記試験
地理試験は筆記試験のみで、対象エリアの道路・駅・地名・著名な建造物や、名所・公園や目的地への最短ルートなどの知識を問う問題となっています。

一度取得すれば、エリア内のドライバー業務を続ける限り有効となります。

◆タクシーセンターへの申し込みが必要
地理試験の受験には「新規講習受験」と「一般受験」があり、「新規講習受験」はタクシー会社からの申し込みが必要です。

また、「一般受験」は予約制となっており、タクシーセンターへ申し込む必要があります。
各地のタクシーセンターでは、地理試験対策のための過去問も販売されています。

いかがでしたか。
二種免許の取得には、その金額などをタクシー会社が負担してくれるところも多いです。
この記事を参考に、タクシードライバーに必要な資格を取得してくださいね！

※この記事の情報は、2017年4月時点のものです。

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