業務や勤務先、有利な資格や魅力まで「医療事務とは」を丸ごと解説

医療事務の仕事に興味を持ったことはありませんか？

一般的な会社の事務に比べると、医療に関する専門的な知識が必要とされる職種ですが、やりがいのある仕事です。

今回は医療事務の仕事内容から多岐に渡る勤務先、あれば有利になる資格やスキルまで詳しく解説していきます。

また仕事の魅力も紹介していますので、自分に合っているかどうか見極める参考にしてみてくださいね。

• 医療事務の仕事とは
• あれば有利な資格やスキル
• 医療事務のやりがいや魅力
• 40代・50代以上の中高年の転職は【フロム40】＆【フロム40neo】

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医療事務の仕事とは

まずは、医療事務にはどんな業務があるのか、主な仕事内容から見ていきましょう。

【主な仕事内容】
・受付業務
来院した患者さんから診察券を受け取り、カルテの準備や初診なら保険証や問診などを行います。

・案内業務
診察室へ案内します。
小さなお子様やお年寄りの方なら手を貸すなどの配慮も必要です。

・診察データの入力
カルテから診療結果をパソコンへ入力する業務を行います。
医師が自分で入力する場合もあります。

・会計業務
カルテから治療費の計算をする業務です。
保険の種類や介護保険など、その人に合わせて正確で迅速な会計が必要となります。

・レセプト作成業務
初診料・診察料・検査費・注射や薬代など全ての医療費を点数に換算して計算し、国や国民健康保険組合に対して請求する診療報酬明細書を作成する業務です。

【勤務先と仕事内容】
・クリニック
歯科や内科なら看護助手、整形外科ならリハビリ助手など、勤務先によって医師や看護師のサポートをする場合もあります。

・総合病院
大きな総合病院では窓口業務、レセプト業務、公費医療担当など、業務が分業化されている場合があります。

患者数が多いため、自分の担当の業務を的確にこなさなければ他の業務へも支障が出てしまいます。

・薬局
通常の医療事務業務のほかに、薬を袋に詰めたり錠剤やカプセルを数えたり、調剤助手として薬剤師さんのサポート業務にあたることもあります。

あれば有利な資格やスキル

医療事務は事務の中でも専門的ですが、特別な資格は必要ありません。
でも未経験から挑戦する場合は、専門的な知識がある程度あった方が有利です。

ここでは、医療事務に転職する際に有利になる資格やスキルをご紹介します。

【資格】
・医療事務（医療事務検定試験）
・診療報酬請求事務能力認定試験
・医療事務技能審査試験（メディカルクラーク検定）
・医療事務管理士（R）技能認定試験
・調剤事務管理士　など

さらに医療事務関連の資格について知りたい場合は、こちらも参考にしてみてください。
医療事務の資格とは？資格取得における受験のノウハウを徹底解説
医療事務の試験の種類と合格率・難易度を知ろう
医療事務を独学で勉強するには？お薦めの本や過去問を総まとめ！

【スキル】
・パソコンスキル
パソコンは必須と言えるスキルで、迅速な入力や作業が要求されます。

・コミュニケーション能力
小さなお子様からお年寄りまで幅広い年齢層の人、また具合の悪い人が患者として来院するため、高いコミュニケーション能力が必要です。

・印象のよい身だしなみや話し方
病院の顔である受付業務なども行うため、好印象な話し方や身だしなみは必須です。

医療事務のやりがいや魅力

主な仕事内容や勤務先、有利になる資格などが分かったところで、医療事務のやりがいや魅力についてご紹介します。

◆一生もののスキルが身につく
医療事務の業務内容は、全国どこへいっても共通のため、長く続けることのできる仕事です。

◆就職先が探しやすい
厚生労働省による平成28年1月の医療施設動態調査によると、総合病院や一般のクリニック、歯科診療所なども含めた病院の数は17万8300施設となっています。

この数は、統計・データでみるスーパーマーケットによる、全国のスーパーマーケットよりもはるかに多く、全国どこでも就職先探しに困ることはありません。

◆人の役に立つことを実感できる
受付やレセプト、カルテの入力など、患者さんや医療スタッフを支える役割が大きく、感謝されることの多い仕事です。

◆ライフワークバランスがとりやすい
診療時間が決まっているため、残業もある程度予測ができて働きやすい職場です。

◆安定している
専門的な知識が必要なため、派遣やパートとしての給与は一般事務などに比べても高い場合が多く、大幅な昇給はないぶん安定しています。

さらに医療事務で働く人の本音や辞めたい理由について、こちらで詳しくご紹介しています。
参考にしてみてくださいね。

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