運転免許以外にもある!大型ドライバーの転職を有利にする必要資格

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通信販売が一般化した現代、トラックドライバーへの人材需要は高まりを続けています。

なかでも大型トラックを操るトラックドライバーは、運送業界のなかでも花形であり、小型・中型ドライバーに比べて稼げる仕事だと言われているのです。

今回は大型ドライバーへの転職をめざす40代に向けて、アラフォー以上歓迎求人を扱う「FROM40」が、転職成功のためにどのような資格を取得すべきかを解説。

最低限持っておくべき資格から、段階的に取得をめざすべき資格、そして将来的なキャリアアップのために取得を検討すべき資格まで幅広くご紹介していきます。

転職を機に取得した資格は、その後のあなたの人生を助ける武器となってくれるでしょう。

この記事を最後まで読み、大型ドライバーとしてのあなたに必要な資格を知るとともに、取得の優先順位付けに役立ててくださいね。

目次

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大型ドライバーへの転職前に知っておくべき資格リスト

大型ドライバー関連の資格

まずは、大型ドライバーへの転職時に取得を検討すべき資格の概要を、ざっくりと理解していきましょう。

以下に、大型ドライバーへの転職時に保有していることが求められる、または転職活動を有利にしてくれる計10の資格とその概要をまとめました。

◆大型ドライバーへの転職時に、必要となる資格
《1》普通自動車免許
一般的な自動車を運転するための免許で、俗に運転免許と呼ばれる資格。AT車限定のもの、AT・MT車の両方を対象とするものがある。

《2》準中型自動車運転免許
車両総重量3.5トン以上7.5トン未満であり、最大積載量2トン以上4.5トン未満の自動車の運転が可能になる資格。

《3》中型自動車免許
大型自動車に該当しないもので、かつ、車両総重量7.5トン以上11トン未満、最大積載量が4.5トン以上6.5トン未満の中型自動車の運転が可能になる資格。

《4》大型自動車免許
車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上の車を運転できるようになる資格。なお大型自動車免許を持っていれば、小型・中型車も運転できる。

【小型・中型・大型トラックの区分や特徴】
一般的に、トラックの小型・中型・大型トラックは以下のようにも呼ばれます。

・小型トラック…別名「2トン車」。小回りが利くのが特徴。
・中型トラック…別名「4トン車」。短距離に加えて中・長距離も走れる。
・大型トラック…「10トン車」と呼ばれることも。主に中・長距離を走る。


それぞれのトラックの別称を覚えておくと、だいたいどのくらいの大きさなのかの想像や理解をしやすくなります。参考にしてくださいね。



◆大型ドライバーへの転職を、有利にしてくれる資格
《1》玉掛作業者
人力では持ち上げられないような重いものを、クレーンのフックに引っ掛けてトラックに積み込む作業を行えるようになる資格。

《2》フォークリフト運転技能者
フォークリフトと呼ばれる車両を運転できるようになる資格。特に段ボール箱など、小口の荷物を板のうえで一塊にした「パレット」を積み込み・積み下ろすときに役立つ。

《3》危険物取扱者
燃料や化学薬品など、俗に危険物と呼ばれるものを扱うための知識を持つことを証明する資格。3段階あり、持っている資格によって扱えるものが変わってくるのが特徴。

《4》けん引免許
車や、大きなコンテナなどをトラックの後ろに接続し、引っ張って運ぶための運転技術・知識を有することを証明する資格。持っていると、けん引輸送ができるようになる。

《5》運行管理者資格
ドライバーが安心して乗務に専念できるよう、事業用の車両や人員を配置・管理するための資格。

《6》整備管理者
事業用の車両が業務に耐え、安全に走行できる状態に整備・管理するための資格。

次項からは、それぞれの資格の詳細や大型ドライバーに転職するにあたって取得すべき理由について、順に述べていきます。

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大型ドライバー転職に最低限必要な「車両運転」の資格について

トラックの運転に関する資格 イメージ

まずは、大型ドライバーへの転職に最低限必要な2つの資格について解説します。

「普通運転免許」と「大型自動車免許」、仕事に使う大型トラックの運転に必要なこれらの資格がないと、大型ドライバーとして就業することはできません。

◆普通自動車運転免許の詳細

資格取得の条件 ・満18歳以上であること
資格取得の方法 ・指定教習所などで教習・試験を受ける
この資格で運転できる車両の種類 ・2007年6月1日以前に取得した場合は、車両総重量8トン未満の普通車・小型トラック・一部の中型トラック
・2007年6月1日以降に取得した場合は、車両総重量5トン未満までの普通車・小型トラック
その他 ・AT限定と、AT・MTの両方を運転できる区分がある


◆大型自動車免許の詳細

資格取得の条件 ・満21歳以上であること
・普通自動車、または大型特殊免許を3年以上保持していること
※「大型特殊免許」については玉掛け作業者の項目で後述します。
資格取得の方法 ・指定教習所などで教習・試験を受ける
この資格で運転できる車両の種類 ・車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上のトラック
・ほぼすべての車種、車両を運転できるようになる
その他 ・大型車両は凶器ともなるため、資格取得の難易度は他の自動差糞店免許よりも高い


大型ドライバーになるには、MTも運転可能な普通自動車免許を取り、3年以上保持したうえで大型自動車免許も取得しておくのが、最低条件ということになります。

【トラックは大きくなるほど、MT車が一般的になる】
普通自動車においては、近年、アクセルとブレーキ、ギアのみで運転できるAT(オートマ)社が一般的になっていますよね。

しかしトラックでは、大型になればなるほどMT(ミッション)車が主流で、AT車が製造されていないことも多いです。

大型ドライバーになるならMT車も運転できる普通自動車免許を取得しているか、再度教習を受けて運転免許証のAT限定を解除する必要があります。



◆準中型、中型自動車免許とは?取得の必要はある?
中型自動車免許は2007年、準中型自動車免許は2017年の免許制度改正により設けられた免許制度です。

過去、普通自動車免許証の取得のみで運転が可能だった小型・中型トラックで事故が多発したこと、そして若年層の職業選択の幅を広げるために新設されました。

準中型、週型自動車免許の詳細はそれぞれ以下の通りです。

《準中型自動車免許の詳細》

資格取得の条件 ・満18歳以上であること
資格取得の方法 ・指定教習所などで教習・試験を受ける
この資格で運転できる車両の種類 ・車両総重量7.5トン未満、最大積載量4.5トン未満までの車
・普通自動車、ならびに小型の2トントラックまで運転可能になる


《中型自動車免許の詳細》

資格取得の条件 ・満20歳以上であること
・普通、準中型、大型特殊のいずれかの免許を2年以上保持している
資格取得の方法 ・指定教習所などで教習・試験を受ける
この資格で運転できる車両の種類 ・車両総重量11トン未満、最大積載量6.5トン未満までの車
・普通自動車、4トン車と呼ばれる中型トラックまでは運転可能になる


なお、それぞれの免許を制度の改正以前に取得している場合は、準中型・中型免許を持っていなくても小型・中型トラックを運転できる場合があります。

既に普通自動車免許証を取得している40代転職者の場合、小型・準中型・中型トラックを運転可能な免許証を持っている可能性が高いです。

詳しくは最寄りの免許センターや警察署、転職を検討している運送会社などに確認してもらい、自分の運転免許証で操作できる車両について理解しましょう。

そのうえで、運転できる車両のサイズを段階的に上げていきたいのであれば準中型・中型免許の取得をめざしてください。

ただ受験資格を満たしているなら、普通自動車免許と合わせて大型自動車免許の取得をするのが、大型ドライバー転職成功への近道になりますよ。

【合わせて読みたい】
運転好き40代に一生ものの仕事を!大型ドライバーへの転職を解説

大型ドライバー転職を有利にする「特殊車両」の免許について

特殊車両関係の免許 イメージ

大型ドライバーとして働くうえで、基本的な運転技術を証明する免許の他、荷物の取り扱いや積み込み・積み下ろしに関する資格を持っていると転職が有利に進みます。

例えば先述した玉掛け作業者、フォークリフト運転技能者は、特に大型トラックで運ぶ荷物の積み込み・積み下ろしに役立つ資格です。

◆玉掛け作業者の詳細

資格取得の条件 ・満18歳以上であること
資格取得の方法 ・指定教習所などで教習・試験を受ける
試験内容と合格率の目安 ・一般講習と実技演習を受講のうえ、修了試験に合格すること
・合格率は9割前後
この資格でできるようになること ・人力で持ち上げられないような重さ、大きさ、長さの荷物をクレーンで吊り上げてトラックに積み込み、または積み下ろしできる
・特に鉄鋼業、建設業者からの依頼による、大型トラックを使った荷物の運搬
その他 ・クレーンが大型特殊車両に分類されるため、取得すれば大型特殊免許保持者になれる
・ブルドーザー、ショベルカー、トラクター、除雪車など他の大型特殊車両の運転も可能になる


なお玉掛作業者に近く、運送業界で活かせるクレーン関係の資格としては「移動式クレーン運転士」も挙げられます。

こちらも受験資格ナシ、試験に合格すれことで満18歳以上であれば免許の交付を受けられますので、興味のある人は合わせて取得を検討してください。

◆フォークリフト運転技能者の詳細

資格取得の条件 ・満18歳以上であること
資格取得の方法 ・指定教習所などで教習・試験を受ける
試験内容と合格率の目安 ・35時間のフォークリフト運転技能講習を受講
・講習をすべて修了すれば、免許交付を受けられる
この資格でできるようになること ・フォークリフトを運転し、パレット単位の荷物を楽にトラックに積み込み、積み下ろしできるようになる
その他 ・特に食品や小さな部品、製品を大量に運ぶ大型ドライバーの転職を有利にする


そして危険物取扱者、けん引免許は、大型ドライバーとして運送に対応できる荷物の幅をひろげてくれます。

◆危険物取扱者の詳細

資格取得の条件 ・乙種、丙種は年齢などに受験資格ナシ
・甲種のみ、特定の学歴や乙種免許を持っていることなど受験資格アリ
資格取得の方法 ・資格の段階に応じ、それぞれ3科目について試験を受ける
試験内容と合格率の目安 ・合格率は3~4割
この資格でできるようになること ・タンクローリーを使った、燃料や化学薬品の運搬・取り扱い
その他 ・難易度が低いものから丙種、乙種、甲種の3段階ある
・大手燃料メーカーなどと取引する運送会社への大型ドライバーの転職を有利にする


【合わせて読みたい】
40代転職でオススメの資格!危険物取扱者乙種第4類の資格とは

◆けん引免許の詳細

資格取得の条件 ・満18歳以上であること
・普通自動車、中型自動車、大型自動車、大型特殊免許のいずれかを所持していること
資格取得の方法 ・技能講習を受けてから、技能試験を受けるのが一般的
試験内容と合格率の目安 ・合格率は8割程度
この資格でできるようになること ・トラックでコンテナやトレーラーを引っ張る、超大量輸送が可能になる
その他 ・第一種、第二種、小型トレーラー限定の3種類がある
・大型ドライバーとして転職をめざすなら、けん引第一種免許を取得しよう


幅広い貨物を運ぶことのできる大型ドライバーは、運送会社にとって喉から手が出るほど欲しい人材です。

運送や積み込み・積み下ろしに対応できる荷物の種類が増えれば、その分、大型ドライバーとしての価値が高まり、転職活動や条件面での交渉を有利に進められるでしょう。

◆特殊車両免許の有無で、扱える車両や働き方も変わってくる
大型トラックには、おおまかに以下のような4つのタイプがあります。

《1》平ボディ
一般的にイメージされる、上部が開放された荷台のトラック。大型の場合、軽トラをそのまま大きくしたような見た目をしている。

上部が開放されているので、玉掛での積み込み・積み下ろしが必要な重いもの、長いものの工事や建築現場への運搬によく使われる。中距離を走ることが多い。

《2》バン・ウイング
箱型の荷台のあるトラックのこと。両サイドから荷台が開き、荷物の積み込み・積み下ろしできる仕組みのものが多い。

主に人力、フォークリフトで積み込むような小口、パレット単位の荷物の運搬に使われる。内容は食品や製品、衣類、部品などさまざま。何日もかけて長距離を走ることも。

《3》タンクローリー
荷台部分に大きなタンクを積んだ、液体を運ぶことに特化したトラック。主にガソリンや化学薬品の運搬に使われるが、牛乳などを運ぶこともある。

中距離輸送が多く、繁忙期以外は運搬にかかる時間や本数の見通しを立てやすいとされる。

《4》キャリアカー
短い運転席部分の後ろに、けん引設備を搭載したトラック。荷台はコンテナ、または車などの大きなものを乗せられるよう、台になっていることが多い。

中・長距離を運ぶが、大型トラックの中でも特に運転が難しいとされている。

大型トラックの車両タイプにより、携われる荷主の業界や荷物の内容、そしてそれに合わせて働き方や1回あたりの勤務時間の目安も変わってきます。

大型自動車免許に合わせ、特殊車両の免許取得をめざすときは、自分が望む働き方やかかわりたい業界を軸に、種類を決めても良いでしょう。

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キャリアアップをめざすなら「管理者」の資格も取ろう

管理者関係の資格 イメージ

ここまでは、より良い条件で大型ドライバーとして転職・就業するために、必要な運転関係の資格について紹介してきました。

大型ドライバーとして転職成功した後、将来的なキャリアアップやキャリアチェンジのために取得を検討してほしい資格が各「管理者」の資格です。

具体的には、以下の運行管理者ないし整備管理者の資格取得を検討してみてください。

◆運行管理者資格の詳細
トラックなど、事業用の車両をドライバーが安全かつ安心して乗務できるよう管理・配車するために必要な国家資格です。

資格取得の条件 ・事業用自動車の運行管理に関し、1年以上の実務経験があること
・実務経験が5年以上で、かつ、運行管理に関する講習を5回以上受講している
・年齢制限はないが、実務経験が必要なため成年を対象とする
資格取得の方法 ・受験資格を満たしたうえで、試験に合格する
・ただし、一定の条件を満たせば無試験で合格できることも
試験内容と合格率の目安 ・毎年3月、または8月に行われる試験に合格すればOK
・合格率は6~7割
この資格でできるようになること ・1人あたり29台まで、トラックを管理・配車できるようになる
その他 ・貨物、一般乗合旅客、一般貸切旅客、一般乗用旅客、特定旅客の5種類ある
・運送業界で求められるのは、このうち「貨物」分野の資格


◆整備管理者資格の詳細
事業で使うトラックなどの車両を、安全に走行できるよう管理・点検・整備を行う責任者に必要な資格です。

資格取得の条件 ・トラックなど、今後実務で扱う車種を点検・整備した実務経験が2年以上ある
・整備の実務経験を証明する書類を用意でき、整備管理者選任前研修を修了する
・実務経験はないが、何らかの自動車整備し資格を持っている
・年齢制限はないが、実務経験が必要なため成年を対象とする
資格取得の方法 ・担当したい車種の実務経験を積んだうえで、研修を修了する
試験内容と合格率の目安 ・各地域の運輸支局が年に数回開催している研修会に参加する
・修了すれば選任を受けられるため、基本的に不合格はない
この資格でできるようになること ・その運送会社の整備責任者として、車両の点検や整備を管理できる
その他 ・1人で管理できる車両台数に制限はないが、現実的に可能な範囲で対応すべし
・複数の事業所、営業所で兼任することはできない


上記はいずれも、大型ドライバーとして勤務した経験を活かしながら、運送会社などで内勤をするために必要になります。

運送会社では、ドライバーの数に対し配車や人員の管理、車両の点検・整備を行える内勤者、運行管理者・整備管理者が慢性的に不足しているのです。

体力仕事であるドライバーとしての勤務は、年齢を重ねるごとに辛くなってきます。

大型ドライバーを続けることが難しい年齢になったとき、経験を活かして運行管理者や整備管理者の資格を持っていれば、キャリアアップやキャリアチェンジに役立ちます。

社内での昇進・昇任や、別の運送会社へ内勤者として転職する道も選べるでしょう。

◆運行管理者、整備管理者を取得して自身の運送会社を持つ道も
新しく運送会社を起こすには、会社のある地域を管轄する運輸局に運行管理者、整備管理者を届け出のうえ、登録しなければなりません。

運送会社には、規模に応じて運行管理者と整備管理者を1名以上ずつ置くことが義務付けられています。逆に言えば、この2つの資格さえあれば開業もめざせるわけです。

大型ドライバーをめざすなら、将来的なキャリアアップ・開業も視野に入れて、早い段階から管理者の資格を取る計画も立てておきましょう。

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◆運行管理者、整備管理者以外に内勤のために役立つ資格
管理者以外に、内勤への転職や開業に役立つ資格としては、以下3つが挙げられます。

《1》運行管理補助者
運行管理者をアシストし、ともに事業車両の配車や管理を行う仕事です。

資格がなくとも就業できますが、正式に運行管理補助者を名乗るには貨物分野の「運行管理者基礎講習」を修了する必要があります。

段階的に運行管理者をめざすなら、実務経験を積むのと並行して修了すると良いでしょう。

《2》衛生管理者
従業員が労災に見舞われることなく健康的に就業できるよう、事業所内の衛生環境を管理する立場です。

国家資格であり、50人以上が所属する事業所では1人以上の選任が義務付けられています。

第一種、第二種がありますが、運送会社では第一種衛生管理者が求められます。取得するなら、定期的に安全衛生技術センターで開催される試験を受けましょう。

《3》消防設備士
事業所に設置する、消化器を点検するのに必要な国家資格です。甲種と乙種の2種類ありますが、運送会社での消化器点検では乙種があればOK。

持っていれば、管理者や内勤として働くための助けになるかもしれません。

将来も見据えて、大型ドライバー関連資格を取っていこう

キャリアを描く大型ドライバーの女性

普通自動車免許と大型自動車免許、最低限この2つがあれば、大型ドライバーへの転職は可能です。

しかし、他の特殊車両や管理者の免許があれば、働き方やキャリアアップの選択肢は広がります。転職時の資格取得は、長期的なキャリアプランのもと計画的に行ってくださいね。

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