40代50代で専門職の介護福祉士へ!転職に役立つ求人サイト8選
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介護福祉士とは、介護業界で唯一と言われる国家資格「介護福祉士資格」を所有し、介護の現場でプロフェッショナルとして働く人たちのことです。
国家資格が必須の職種であり、就業するには一定の期間がかかりますが、その分任せてもらえる仕事の幅は広く好条件での雇用が期待できます。
今回はアラフォー以上専門求人サイトの「FROM40」が、40代・50代が介護福祉士への転職をめざすことのメリットや、成功の可能性について解説。
あわせて、転職する前に知っておきたい年齢別の介護福祉士の給与の違いや、40代・50代が介護福祉士の求人を探しやすいおすすめのサイトも、具体的に紹介しています。
介護業界は、未経験の40代・50代の転職も積極的に受け入れている活況な業界です。
40代・50代での転職を絶対に成功させたいなら、本記事から介護福祉士・介護業界の魅力を理解し、ぜひ転職先の候補の1つに加えてみてくださいね。
- 介護福祉士への転職は、40代50代が有利!その理由は?
- 40代・50代が介護福祉士として働くメリットは?
- 転職前に知っておきたい!40代・50代の介護福祉士の給与
- 介護福祉士転職におすすめ!利用すべき求人サイト7選
- 40代・50代から専門職の介護福祉士をめざしてみよう
40代50代におすすめの転職サービス
40代50代におすすめの転職サービスを紹介します。
サービスによって求人の内容が異なりますので、様々な転職サービスに登録することをおすすめします。
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転職サービス | こんな方に おすすめ | 特徴 |
---|---|---|
レバテックキャリア |
40代のITエンジニア経験者 |
|
リクルートエージェント |
転職を考えているすべての方、正社員希望の方 |
|
リッチマン介護 |
介護職を希望の方 |
|
介護福祉士への転職は、40代50代が有利!その理由は?
介護福祉士は、他の職種・業界に比べ40代・50代が転職成功しやすいと言われています。
ここではまず、他の業界・職種に比べ40代・50代の介護福祉士への転職が有利に進むとされる理由について、考えていきましょう。
◆若さだけでなく、人生経験が求められる職種だから
一般的に転職市場では、業界を問わず35歳以下の若手を積極採用する傾向があります。
これは多くの企業が、若さゆえの物覚えの良さや将来性、素直さ、従順さを持ち、自社のカラーに染まってくれる人材を欲しているためです。
たしかに、若さゆえのはつらつさやポテンシャルが求められる業界・職種ならば、健康上のリスクが高くなる40代・50代よりも若手を採用する方が合理的かもしれません。
しかし重大なライフイベントにかかわる一部の業界・職種では、若さよりも人生経験から来る気遣いやマナーが必要とされます。
高齢者や障がい者、そしてその家族と接する介護の世界も、そんな業界の1つです。
若さよりも、年齢とともに培ってきた社会性や気遣いが活きる仕事だからこそ、若手よりも40代・50代の方が介護福祉士への転職を有利に進められます。
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◆40代・50代の未経験からの挑戦も、歓迎される業界だから
近年の少子高齢化により、介護業界での人材需要は高まりを続けています。
このため介護業界は常に人手不足で、経験・年齢を問わず幅広く求人・採用を行い、挑戦と学習の機会も提供しています。
先述したように、一般的には40代・50代の転職になると未経験職種への挑戦は難しくなりますが、介護業界は例外です。
介護業界なら、たとえ40代・50代の業界未経験者でも、将来的な介護福祉士へのステップアップを前提とした転職も歓迎されるでしょう。
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◆体力のある40代・50代の雇用実績が豊富だから
財団法人介護労働安定センターの「平成27年度介護労働実態調査」によると、介護業界全体で働く人の平均年齢は46.3歳でした。
また同調査では、介護施設などで働く介護福祉士を含む介護職員の年齢割合についても調査しており、40代・50代はそれぞれ以下の割合であったと報告されています。
40~49歳 | 23.5% |
50~59歳 | 19.3% |
上記の通り、介護業界では既に40代・50代を雇用した実績が多く存在します。
介護業界において、社会経験が豊富でまだまだ体力のある40代・50代が、十分に魅力的な人材であることは間違いありません。
介護福祉士、また将来の介護福祉士候補の採用にあたっても、40代・50代という年齢が不利に働くとは考えにくいでしょう。
40代・50代が介護福祉士として働くメリットは?
前項では、介護福祉士が40代・50代にとって比較的めざしやすい職種だということがわかりましたね。
ここからは、介護福祉士の仕事内容や働くことのメリットについて見ていきましょう。
介護業界のうち介護福祉士は、主に特別養護老人ホームや有料老人ホームなど、介護施設で勤務しながら以下のような業務を担当します。
身体介助 | ・高齢者や障がい者など、被介護者の体に直接触れて行う介護のこと ・具体的には着替えや入浴、排せつ、移動の手伝いなどが含まれる |
生活援助 | ・生活に必要な動作、仕事などを手伝う介護のこと ・具体的には食事やそのための準備、掃除や洗濯の援助などが含まれる |
メンタルケア | ・介護される人、またその家族の相談相手となり、精神面をサポートする |
他の介護職員への 指導やサポート |
・介護現場のリーダーとして、国家資格取得時に身に着けた知識や技術を共有する ・豊富な現場経験と医療、介護の知識を活かした後輩・同僚の教育やサポート |
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仕事内容を踏まえ、40代・50代が介護福祉士として働くことのメリットとしては、以下が挙げられるでしょう。
◆業界未経験でも、過去の経験を活かせる可能性が高い
介護福祉士の業務内容には、現場リーダーとしての教育や人材管理と言った、管理職のような役割も含まれます。
一般的に40代・50代なら、過去に管理職を経験したことのある人も多いですよね。
これはつまり、たとえ業界未経験の状態で転職したとしても、管理職経験があれば介護福祉士としての即戦力要素を1つ持っているということ。
また仮に管理職経験がなくても、年齢とともに培ってきた社会性やコミュニケーション能力、マナーが介護福祉士としての武器となることは変わりありません。
40代・50代で慣れない環境に飛び込むのは、非常に勇気が必要です。
介護福祉士となることを選ぶだけで、自分の過去を確実に武器にできるというのは、大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
◆40代・50代からでも、専門職としてキャリアアップする道が開ける
介護福祉士になるには、以下いずれかのルートで国家資格を取得する必要があります。
《1》国が認可する介護福祉系の高校を卒業のうえ、条件を満たし資格受験する
《2》国が認可する養成施設を卒業のうえ、条件を満たし資格受験する
《3》学歴などに関係なく、現場で実務経験を積み条件を満たし資格受験する
上記のうち、40代・50代になってから介護福祉士の国家資格をめざす場合の最も現実的なルートは《3》の「実務経験を積み資格受験する」ルートでしょう。
実務経験から介護福祉士の国家資格を取得するには、以下2つの受験資格を満たさなければなりません。
・介護施設など、介護の現場で3年以上実務経験を積むこと
・介護福祉士実務者研修を修了していること
上記の通り、介護福祉士の国家資格取得には最低でも3年の時間がかかります。
しかし逆に言えば、少し時間がかかっても介護現場での最上位資格である介護福祉士さえ取ってしまえば、40代・50代でも介護の専門職として活躍できるということです。
さらに介護福祉士を持っていることで、ケアマネージャーとも呼ばれる「介護支援専門員」など、他の介護系資格を取得し専門性を高める道も見えてきます。
保有資格が増え、介護職としての専門性が高まれば高まるほど、介護業界であなたが担える仕事の幅は広がり勤務先での待遇も良くなるでしょう。
介護福祉士となることは、40代・50代転職者が描けるキャリアプランを、より幅広いものにしてくれるのです。
介護福祉士を受験するための詳しい条件や、キャリアプランに応じた介護系資格の選び方については以下記事で詳しく解説しているので、あわせて確認してくださいね。
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介護・福祉業界への40代転職を有利にする!資格の種類と選び方
国家資格を有する介護のプロフェッショナルであり、現場のリーダーとして他の職員や被介護者、その家族を導き支えるのが介護福祉士です。
社会的意義が大きく、年齢を重ねたことの強みを活かしながら将来の可能性も広げてくれる介護福祉士への転職は、40代・50代にとって多大なメリットがあると言えるでしょう。
転職前に知っておきたい!40代・50代の介護福祉士の給与
自身や家族の生活を支える大黒柱になっていることの多い40代・50代の転職先選びでは、仕事内容や労働環境に並び、給与も重要な項目になってきますよね。
そこでここからは、20~60代までの年齢別に介護福祉士の給与の推移をご紹介します。
◆年齢別、介護福祉士の給与一覧表
20代 | 【年収】 315.6万円 【月収】 19.5万円 【ボーナス】78.9万円 |
30代 | 【年収】 400.7万円 【月収】 25万円 【ボーナス】100.15万円 |
40代 | 【年収】 444.15万円 【月収】 27.5万円 【ボーナス】111万円 |
50代 | 【年収】 370.5万円 【月収】 23万円 【ボーナス】92.6万円 |
60代 | 【年収】 306.2万円 【月収】 19万円 【ボーナス】76.5万円 |
参考:介護士の年収・年齢別年収推移や給与を解説!|平均年収.jp
上記から、介護福祉士の給与は40代が年収・月収・ボーナスともに最も高くなり、その後少しずつ低下していくことがわかります。
ただし、上記の金額には介護現場での経験や同職場での勤務年数は考慮されていません。
また勤務先の規定により、ボーナスの有無や資格・夜勤に対する手当の金額、初任給や基本給などの条件なども変わってきます。
40代・50代が介護業界未経験、介護福祉士などの資格を1つも持っていない状態で転職するなら、表よりも少ない給与額からのスタートになると考えるべきでしょう。
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◆40代・50代の介護福祉士の給与、もっと引き上げることはできる?
先述の表から、平均的な40代・50代介護福祉士の給与は年収にして370~450万円、月収では23~27万円程度であることがわかりましたね。
この結果を見て「思っていたよりも少ない」「これでは転職しても、自分と家族の生活費として不十分だ」と感じた人もいるのではないでしょうか。
実際、転職サイトdodaが実施した「平均年収ランキング 最新版(年齢別の平均年収)」では、40代・50代の平均年収はそれぞれ528万円、645万円と報告されています。
同年代の平均年収に比べると、40代・50代介護福祉士の給与額は、少ないと言わざるを得ません。
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40代・50代が介護業界へ転職し、給与額を引き上げる方法としては、以下が挙げられます。
《介護職員処遇改善加算を受けている介護施設を選ぶ》
介護施設の給与水準は、その施設がある地域の最低賃金や経済規模、介護への需要の他、「介護職員処遇改善加算」を受けている施設かによって左右されます。
介護職員処遇改善加算とは従業員のために研修・教育制度を整備し、労働環境や待遇改善のために努力していると認められた介護施設に対し、国が支給するお金です。
支給された介護職員処遇改善加算は、従業員の給与額引き上げのために使うことが許されています。
つまり介護職員処遇改善加算を受けている介護施設は、そうでない介護施設に比べ、単純に考えて給与水準が高いと予測できます。
転職先を選ぶとき、この介護職員処遇改善加算を受けている施設を選ぶだけでも、給与額アップに役立ちますよ。
《当座の収入を確保したいなら、夜勤を増やして手当を稼ぐ》
40代・50代未経験から介護職に就く場合、介護福祉士になるまでの期間で着実に給与を上げる方法としては、手当を稼ぐのが良いでしょう。
手当は勤務時間帯や勤務時間数、資格や役職の有無などにより加算される給与です。
転職後すぐに資格や役職手当を受け取るのは難しいですが、残業することによる時間外手当や、夜勤をすることによる夜勤手当ならすぐに得ることができます。
介護福祉士の受験資格を満たすまでの間に、当座の生活費として給与を増やしたいなら、夜勤のある24時間シフト制の介護施設を転職先に選ぶのがおすすめです。
ただし、長時間勤務や夜勤のために体を壊して退職に追い込まれては元も子もありません。
自身の体調、そして家族の意向と相談しつつ、体に無理のない範囲で働き方を考えてみてくださいね。
《長期的に考え、最短期間で確実に資格取得を重ねていく》
夜勤や残業手当よりも、資格を取得して資格手当をもらえるようにした方が、少しずつですが着実に給与を増やせます。
まずは、実務経験にかかわらず受験できる「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」を取得し、その後も最短期間で資格を取得し手当を増やしていくのが良いでしょう。
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介護福祉士転職におすすめ!利用すべき求人サイト7選
介護福祉士をめざし、介護業界に転職する覚悟は決まりましたか?
ここからは介護福祉士へ転職する40代・50代に向けて、ぜひ利用してほしい介護業界に強い求人サイトを7つご紹介します。
それぞれのサイトの特徴をまとめていますので、あなたがお住まいの地域や希望する職種、使い勝手に合うサイトを見つけてくださいね。
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40代以上歓迎の介護・福祉関係求人が1万件!FROM40で検索してみよう
◆マイナビ介護職
転職業界大手のマイナビグループが運営する、福祉・介護専門の求人だけを集めた転職サイトです。
質にこだわって求人を選別し、独自の基準で職員の定着率が低く離職率の高い介護・医療機関の求人は、掲載しない方針を取っているようです。
それでも保有求人数は、非公開案件もあわせると2万件以上にものぼると言われます。
また、希望者は無料で介護業界に精通したキャリアアドバイザーからの転職サポートを受けることも可能で、転職エージェントとしての一面も併せ持っています。
《こんな人におすすめ!》
・大手サイトならではの多様な求人のなかから、介護関係の転職先を探したい
・たくさんの候補のなかから職種や給与、地域から自分に合う求人を探し出したい
・転職活動が不安なので、効率的な方法や成功のポイントなど、プロからの助言が欲しい
◆スマイルSUPPORT介護
医療・介護業界の人材紹介や派遣を本業とするHITOWAキャリアサポートが、首都圏・関東を中心に、全国9万件以上の求人を掲載するサイトです。
非公開求人も約5万件保有しており、オンライン上の無料登録や、介護業界に詳しいキャリアコンサルタントのサポートを受けることで紹介してもらえます。
《こんな人におすすめ!》
・たくさんの候補のなかから職種や給与、地域から自分に合う求人を探し出したい
・業界に強いプロの立場から、介護職転職成功のための助言が欲しい
◆かいご畑
介護・福祉業界の教育事業を行う、ニッソーネット運営の転職サイトです。
関東や関西の都市圏を中心に、1万件前後の介護系求人を取り扱っています。
母体が教育事業を行っているため、介護業界未経験で無資格の人でも、働いて実務経験を積みながら資格の取得をめざせる仕組みがあります。
《こんな人におすすめ!》
・介護業界未経験、無資格の状態から転職成功と介護福祉士をめざしたい
・介護業界への未経験転職で、求人探しや就業に対しての不安が大きい
◆介護ワーク
人材サービス大手関連企業の株式会社セントメディアが運営する、日本全国のさまざまな雇用形態・条件・給与の支払い形態の求人を1万件近く掲載するサイトです。
正社員はもちろん派遣、紹介予定派遣、パートやアルバイトまで幅広い雇用形態を扱い、一部給与の前払いが可能な求人も保有しています。
《こんな人におすすめ!》
・業界未経験なので、まずは派遣求人などの紹介からチャレンジしたい
・転職先の雇用形態や働き方、給与の支払い方法などに譲れないこだわりがある
◆きらケア
専門職の転職に強いレバレジーズが運営する、介護・福祉系職種に特化した転職サイトです。
東京・愛知・大阪の首都圏とその周辺地域を中心に、九州や北海道などの地域に合計で5万件以上の求人を保有しています。アドバイザーによる転職サポート制度もアリ。
派遣事業も手掛けていることから、求人を出す各事業所の労働環境をある程度把握していること、高給与求人の紹介も受けられるのが強みと言えます。
《こんな人におすすめ!》
・転職にあたっては、できるだけ多くの応募先の情報が欲しい
・転職に当たり、勤務の日数や時間数、施設について譲れない条件がある
◆しろくま介護ナビ
福祉・教育業界の派遣事業をメインに行う、サクシードが運営する転職サイトです。
基本的に求人はすべて非公開で、利用者が自身で検索することはできず、コーディネーターの紹介でのみ閲覧できる完全エージェント型になります。
「ホワイトな企業」だけを厳選して紹介することを特徴として打ち出し、正社員や派遣の他、働く時間数・日数を限定した求人も取り扱っています。
《こんな人におすすめ!》
・過去に受けたパワハラや、ブラック企業での勤務経験がトラウマになっている
・介護業界への転職に際し、入社しないとわからない人間関係や労働環境が特に不安だ
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